![懐かしのクルマ、タウンエース 懐かしのクルマ、タウンエース](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/027/001/401/27001401/p1m.jpg?ct=4bd4660ee3fc)
最近、シエンタのネタが続いたので、
今回は、懐かしのタウンエースの話題でも…
タウンエースが我が家にやってきたのは、1993年の7月、
僕がまだ3歳の頃でした。
弟が生まれて1年程経ち、それまで乗っていたスプリンターでは
手狭になったということが、購入のきっかけだったらしいです。
幼い頃の僕は、このクルマで本当に色々な場所へ連れて行ってもらいました。
週末のドライブ、年数回のキャンプ、道の駅巡り…
窓から眺めていた風景の数々は、今でも深く記憶の中に刻み込まれています。
このクルマと過ごした日々の思い出が、現在の僕にとって大きいものであることは間違いありません。
このように、とても思い入れの深いクルマなのですが、残念ながら写真は1枚も残っていません。
どうやら希少グレードのようで、ネットを探しても全く同じ外観のクルマの画像は出てきませんでした。
しかし、それに近いものは何枚か見つかったので、以下、懐かしのタウンエースを振り返っていこうと思います。
ちなみにグレードは、スーパーエクストラ 2000ディーゼルターボ スカイライトルーフ 4WD なのですが、
ボディーカラー、カラードドアミラー・ドアハンドル、フロントアームレストなどの設定が、
通常のスーパーエクストラとは異なっています。
おそらく、特別仕様車だと思うのですが、もしこのクルマについて、
何かご存知の方がいらっしゃいましたら、コメント頂けるとありがたいです。
まずは、最も雰囲気が似ている1台から…
違いは、スカイライトルーフではなく、ツインムーンルーフであるところ、
ドアバイザーが付いているところの2点だけです。
(厳密に言えば、でかいキャリアが付いているところもですが…笑)
この画像を見つけた時、思わず
「あぁ…懐かしい」
って、つぶやいてしまいました。
2枚目の写真で、保管場所標章が剥がれかけてますが、
確かうちのも剥がれてきていて、接着剤で止めてたんですよね。
今のクルマって、だいたい内側から貼られているので、こうしたことは起きません。
こういう細かいところに、目が行く僕はやっぱり変わり者です(笑)
次に、車内の様子を見ていきたいと思います。
このクルマには、クール & ホットボックス (氷も作れるらしい!) が付いていますが、
うちのクルマには、オプションのドリンクホルダーが付いていました。
違いは本当にそこだけで、後は、カセットプレーヤーの機種や、ハーフシートーカバーの柄まで一緒と
ほとんど奇跡的な1台です !!!
すみません、ちょっとテンション上がってしまいました…(笑)
次からは、また違うクルマの画像です。
メーターのデザインも懐かしい!
このクルマ、ターボが作動すると、下のところに緑色で
TURBO
って表示されるんですよね♪
幼心ながら、こうしたところがカッコ良いと思っていました(笑)
また、10万キロ到達と同時に、
T-BELT
と表示され、タイミングベルトの交換が促されるようになっています。
うちの場合、すでに9万キロ辺りで交換していたのですが、
どうやら、交換の有無に関わらず、自動的に表示されるようで、
後日ディーラーに行って消してもらいました。
シフトレバー周りの様子。
うちのクルマに付いてたのは、このドリンクホルダーですね。
外れかけているところも一緒(笑)
フロアマットも同じですね。
あと、今のミニバンでは珍しい
副変速機 が付いています!
1回砂浜で埋まりそうになった時、使っているのを見たことがあったような…
最低地上高もかなりありますし、走破性はちょっとしたクロカン並?かもしれませんね(笑)
2列目、3列目の様子です。
この手のクルマのお約束、
回転対座シート ですね!
確か、向きが変わっているのを見たのは、2、3度だけだったような気が…
でも、走行中に座ったら間違いなく
酔いますね(汗)
ただでさえ、排気ガスの匂い?で車内が臭い & 揺れが酷くて酔いやすいクルマなのに…
リヤの空調も完備。
さすがに、シエンタクラスには無い装備ですね。
このクルマの真骨頂、積載スペースです。
3列目を出していても、かなりの荷物が積めました。
さらに、3列目を跳ね上げれば、ご覧の通り!
キャンプ道具や、自転車3台くらいならラクラク飲み込みました。
さすが、商用ベースのキャブオーバー車♪
そして、最後に紹介するのはこれ!
スカイライトルーフです♪
当時は、こういうルーフが流行っていたらしいですね。
この型のタウンエースは、2、3列目の窓ガラスが右側はチルトのみ、
左側に至っては
ハメ殺し なので、
実は車内の換気をするのに、とても重宝しました。
もちろん、星とかも眺めたりしましたよ。
でも、一番楽しかったのは…
ドライブスルー洗車!
巨大なモップ?が前・横・上を通り過ぎていくのを見て、めっちゃハシャいでた記憶があります(笑)
このように、思い出がたくさん詰まったタウンエース、
お別れは、中学1年の秋でした。
ある日、学校から帰ってきたら、
「クルマ売ることにしたから」
と普通にあっさり言われ、
「えっ?」
ってなった記憶があります。
確かにその頃になると、普段乗りはほとんど、サブ所有のダイハツ・ミラでしたし、
週末のたまにしか動かさないタウンエースが家計の重荷になっていたのは、薄々勘付いていました…
それでも、知らされた当初はかなりショックでしたね。
当時はよく、洗車や車内清掃も喜んでやっていましたから…
タウンエースは、買取専門店で
5万円 もの値が付きました。
新車から10年、走行距離は12万キロ、外装はかなりベコベコと、普通のクルマなら値が付かない状態でしょう。
さすがは、耐久性に定評のあるトヨタ製のワンボックスカーだと思いました。
ある日、学校から帰ってきたら、もうタウンエースはいませんでした。
お別れというか、いつの間にかいなくなっていた感じです。
今でこそ、初マイカーの思い出がたくさん詰まったデミオというクルマがありますが、
タウンエースは、少年時代の家族との思い出が詰まったクルマとして、一生忘れられない1台になるでしょう。
ロシアへと旅立ったタウンエースが、今でも元気で走っていることを願っています。