前回のブログで、クルマのデザインについての
話題が出てきたので、今回はそのネタでいってみようと思います。
僕が本格的にクルマにハマりだしたのは、小学校高学年から中学校にかけて、ちょうど2000年代前半のこと。
当時は、家にインターネットなんてありませんから、販売店の折込チラシや新聞の中古車情報をチェックしたり、
親がディーラーに行く度に付いて行っては、カタログを貰って帰ってくるのが、とても楽しみでした。
初めて自動車雑誌を買ったのは、中学2年の春、

「月刊自家用車」 と
「最新ミニバン全モデル購入ガイド 2004」
の2冊でしたね(懐)
前年の秋に、親がタウンエースを手放したこともあって、
当時はミニバン関係の記事を読みあさっていた記憶があります(笑)
そんなこともあってか、僕の中でのクルマの基準って、どうしても2000年代前半になってしまうんですよね。
なので、当時デビューしたクルマがモデルチェンジしたりすると、そのデザインに違和感を覚えてならないのです。
今回は、そんな
「昔は良かったのにな~」
と感じるデザインのクルマを、新型の写真と比較しながら振り返っていきたいと思います。
ちなみに、僕が良いと感じるデザインの基準は、
①シンプルであること
②変に丸みを帯びていないこと
の2点です。
ここから先は、
個人的な主観 に基づいた話になりますので、異論・反論があって当然。
オーナーの皆様方には、予めお詫び申し上げておきます。
それでは、早速行ってみましょう!
まずは、
ミニバン部門 から…
・初代ノア前期 → 2代目ノア前期
まず、
フロントグリルがデカ過ぎ ですね(汗)
全体的に四角くてスッキリした感じだったのが、変に丸みを帯びてしまって残念です。
特に、サイドウインドウの形とか…
実は初代ノアは、タウンエースの後継ポジション的なクルマだったこともあり、
当時は色々調べたりして、かなりお気に入りのクルマだったんですよね。
それが、モデルチェンジでこんなスタイルになってしまい、かなりガックリきたのを覚えています…
個人的に、初代ノアと言えば、このCMが懐かしく感じますね♪
・2代目エスティマ後期 → 3代目エスティマ前期
2代目の美しいスタイルは一体どこへ…
個人的に2代目エスティマは、ミニバンの中で一番カッコ良いクルマだと思っています。
特に後期型になって、「
アエラス-S」が登場した時は、そのスタイルにかなり痺れましたね!
それが、現行型にモデルチェンジして唖然。
ちょび髭はあるは (オプションでしたが) 、内装は平凡な造形になるは、3列目シートは狭くなるは…
中期型、後期型と進むにつれ、だいぶ洗練されていったとは思いますが、
それでも、モデルチェンジ直後に、この姿を見た時のショックは忘れられません。
2代目エスティマと言ったら、やっぱりこの曲ですよね♪
・初代アルファード後期 → 2代目アルファード前期
全体的に悪くはないんですが、少し
ヌメっとした感じ になってしまいましたね。
特に、サイドのデザインが変に丸みを帯びてしまっていて残念です。
初代の直線的なデザインの方が、シャープな感じがして僕は好きですね。
キープコンセプトなので、言うほどの違いはありませんが…
初代アルファードと言えば、0:16~ の音楽が思い浮かぶのは僕だけでしょうか。
・初代ウィッシュ前期 → 2代目ウィッシュ前期
このクルマ、モデルチェンジ直後は、ヘッドライトに
すごい違和感 を覚えたのですが、
実車を見てみると、意外にそうでもないですね。 見慣れてしまったのでしょうか。
でも、テールランプ周りのデザインは、少々腰高な印象を受けます(汗)
初代ウィッシュは、後期よりも前期の方が、キリッとしてて好きですね。
そして何と言っても、前期はCMが最高でした!
『ピープルズ』篇
『天文台』篇
『ブリッジ』篇
『モナコ』篇
『ひまわり』篇
『Best of WISH』篇
正直、今の
EXILE より全然イイです♪
特に、『モナコ』篇は
グランツーリスモ4 で走ってたコースが実際に出てきて、すごく興奮しました(笑)
次は、
コンパクトカー部門 です。
・初代パッソ前期 → 2代目パッソ前期
個人的に2代目のデザインは、
完全にアウト です(汗)
初代の
「いかつカワイイ」 のコンセプトは、一体どこへ行ったのやら…
叔母が初代の前期に乗っているのですが、ライト周りがシャープで意外とカッコ良いんですよね!
後期は、変にニヤけた表情になってしまって、あまり好きではありませんが…
現行の「
でんでらりゅうば~」も良いですが、やはりパッソと言ったらこの曲だと思います♪
・初代bB前期 → 2代目bB前期
このクルマに関しては有名なので省きます(汗)
最後のクルマは、3世代続けてご覧下さい。
・初代ヴィッツ前期 → 2代目ヴィッツ前期 → 3代目ヴィッツ前期
初代の可愛らしさが段々薄れていく…
初代ヴィッツのイメージカラーである、
「ローズメタリックオパール」 (正確に言うと、初代前期は「ペールローズメタリックオパール」)
が代々設定されている訳ですが、3代目の似合わなさが半端ないです。
正直言って、怖い(汗)
あの、素晴らしかったヴィッツのデザインは、一体どこへ行ったのでしょうか…
「21世紀 My Car」 っていう辺りが、なんだか時代を感じますね。
以上、7車種を振り返ってみました。
改めて申し上げますが、今まで書いてきたことは完全に僕の主観であり、
決して、そのクルマに乗っているオーナー様を、侮辱しているつもりはありません。
クルマは見た目ではなく中身だというのも重々承知しております。
実際、最後に取り上げたヴィッツなんかは、2回のモデルチェンジで相当進化しているでしょうね…
今回、トヨタ車ばかりを取り上げたのは、別に恨みがあるからという訳ではありません。
家で代々トヨタ車を乗り継いでいることもあり、その関心の高さ故であると思っています。
また、今回もいくつか紹介しましたが、CMのイメージというのも大きいかもしれませんね。
当時流れていたCMって、意外と覚えているもので、自分でもびっくりしました。
タイトルに、「トヨタ編」と書きましたが、今後気が向けば、他社編も書くかもしれません…
おまけ
・7代目セリカ後期 & 86前期
全く違う車種なのですが、86がデビューした時、真っ先に思い浮かんだのが、7代目セリカだったんですよね。
駆動方式もコンセプトも違うのですが、何となくイメージが被るような気がして…
86のデザインも悪くありませんが、個人的に、セリカの近未来的なスタイルの方が好きだったりします。
だって、86より13年も前にこんなデザインのクルマが登場しているんですよ! 凄いと思いませんか♪