2011年12月28日
では…。体重。
65.8キロ/体脂肪率20.5%
※体脂肪率は参考値。
遂に66キロの壁をも超えました。
32Sのように自分も夢を叶えたいところです。
Posted at 2011/12/28 21:06:54 | |
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ジャーマン化計画 | 日記
2011年12月28日
ども。高丘です。
えー,今日の閉店後にやっと本格的に試乗することが出来ました。
ZC32Sに。
レモン「結論から言います。ZC31Sは勝ち目がありません」
そのとおり。まず乗る時から感触が違います。
外観はもう既にお話ししなくていいでしょう。賛否両論あるこのデザイン。ただ同じ戦法をプリウスが採用しています。そしてなにより外国ではこれくらい先代のデザイン残すなんて日常茶飯事。日本で少ないだけです。31Sオーナーの目線からとしてはリヤデザインの改善は大きいです。31Sのリアハッチ下の汚れやすさはイライラするものでした。32Sではここが改良されています。そして痛車の31Sオーナーへの朗報としてはウォッシャーノズルがボンネットにないことが挙げられます。これでラッピングのデザインに悩むことはありません。ぜひフルラッピングしちゃってください。
さて…では乗ることにしましょう。ドアをしめた時の音だけで内装の組み付けが面影がないほど頑丈になったことがわかります。HT系からZC系への以降の際は思いっきり世界戦略車へ方向転換するため,名前以外は全部変わりました。今回31Sから変わった部分で一番大きいところ。それが内装。スイフトは世界戦略車という中でも更に高級な車種へシフトアップした最大の証拠です。ハンドルには標準装備となったクルーズコントロールのスイッチ,液晶が組み込まれたメーター。どれも一昔前はこんなハッチバックにつける装備じゃありませんでした。つまりこの装備たちをガッチリ正確に組み付けなければ欧州で勝てないのです。そうでなければプライドごと分子レベルまで粉々にされて完敗してしまうのです。
安定性と快適さが増したシートからプッシュスタートを押して始動。個人的にはMTだったら回したい…という心がありますが,MT自体少ない少ない今はそんな贅沢なことは言えません…。始動するとやっぱりエンジン音は少なく感じます。内装も揺れることはありません。やはりこれくらい必要なのでしょう。
さて…欧州のクルマはファン・トゥ・ドライブに優れます。数字は二の字。トルク感と官能性を両立させるには数字を気にすれば,たちまち矛盾が生まれます。確実な加速をし,高回転域は精神を高ぶらせ,アクセルペダルから足を離せば的確なエンジンブレーキが返ってきて,しっかりと止まる。日本車が忘れていることです。なぜ80〜90年代後半の日本製2シーターは数字に見合った性能を見してくれたのか?乗った時の反応が素晴らしかったからです。バブル当時は100台の試作車を作り,1番良いものを選んで作ったといいます。今はそんなことはできません。試作車は作れません。そのかわりにコンピューターのシミュレーションを駆使します。実際にマツダ・ビアンテという試作車なしのクルマが実在し,それなりの成功を収めました。しかし,シミュレーションで人間の五感に勝てるかといえば否です。シミュレーションは時たま第六感しか必要ないクルマができます。それが市場に出てしまうのが日本車の世界。その第六感が必要なのは上層部が作る黒字決算の報告書のみ。クルマによっては,使う分には最高だけど乗る分には最低というものすらあります。乗る分もしっかりしなければ燃費にも安全にも大きな脅威となります。もちろん爽快感なんてありません。
では32Sでは?数字だけではわからない部分はどうか?
素晴らしかった…!
レモンのように2速発進でスタートしたのにもかかわらず,一切音を吐きません。喜んでと言わんばかりに回転を上げ3速を要求します。クラッチはスムーズ。31Sだと途中でコクリとなる反応が帰ってくることがありますが,それもありません。気づいたら切れています。クラッチに負けじとシフトフィーリングも格段に進化。気難しい2・3型の面影はなく,31Sで一番良かった1型よりもスムーズ。シフト自体の剛性感も上がっています。ギヤ比は適正。回転の上がり方は31Sよりも冬の雲一つない空のごとくスッキリしています。これはエンジンのインマニ樹脂化もいい効果を発揮しているんじゃないかと思います。
曲がり方はムチのよう。しなる感覚。重心は31Sよりも低いです。シートの目線が31Sより低いという演出も功を奏しています。コーナーは安定の高さからかスローモーションに感じ…たと思ったら気づけば曲がっています。当然31Sよりも思い通りのラインで。脱出は先程伝えた数々の好フィーリングタッチが全てをたすけてくれます。そして何よりどんなに曲っても疲れず安心して曲がれる。31Sのような重さもない。大きな進化です。
惜しむらくは5速へのシフトアップがちょっと気難しい点。これは恐らくバックギヤ投入に関する機構の問題でしょう。確かにノブを上げてバックに入れるこの操作は高級感を生みます。R34GT-Rのそれと全く同じなんですから…。ただ6速の日本市場投入経験が浅いスズキ。後の良い教訓にするだろうと期待をしておいた方のが気分的に良いでしょう。本当に不満はこれだけ。あとは全て素晴らしい。何度も言います。大きな進化です。
レモン「ということは2型後記狙いの方向でよろしいでしょうか?」
いやアンタは頑張ってくれないと困るんだがな…。
Posted at 2011/12/28 20:34:10 | |
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レモン→はらいそ号の話 | 日記