ども,高丘です。
もう7月です。
天の声「です」
6月の最後はガルパンとミニ四駆の2強で大いに盛り上がりました。いかがでしたでしょうか?
ミニ四駆の方は
やっぱり3番艦建造で動いています。元はローラ以外の制御がない超高速向けを考えていましたが,さすがにこれでは使いにくいので……
・オフセット大径ワンウェイの使用。
・車高余裕を生かしてマスダンパー容量を更に確保。
・瀬型初のブレーキシステム試験搭載。
という
某特車2課の3号機的な高コスト試験機に収まりそうです。特にマスダンパー容量はできうる限りの限界を目指す気です。三四郎と湯川のマスダンパー設計が概ね設計通りにいっているので,やるなら限界をというわけで……。とにかく制御を売りにしたいので頑張ります。
さて…ガルパンの方は……
天の声もといレモン「すいません」
何よ。
レモン「みんなオイラのこと忘れてませんよねえ?」
そんな声が成田の方角からするなあ…。というわけでレモンさんの話でもしましょうかねえ。
ご承知の通り,
レモンさんはトラストさんのターボキットプロトタイプ向けに貸し出されていおります。この
ターボキットが装着されたまま秩父に帰国してボディ修繕後にそのまま運用を開始することもお話しているとおりです。
詳しくはトラストさんのブログをご参照願いますが,
増量インジェクタによって210馬力に到達したところで新車以来何もしていなかったクラッチが殉職。強化クラッチへの換装が決まっています。
※ちなみに数値だけ考えるとリッター馬力的にBE5レガシィB4並みの高出力を得たことになります。
このことに戦々恐々としているのは運用する側であることは言うまでもありません。つまりはソフト面,高丘さん自身であります。
この高出力を持ってすれば,レモンさんを運用開始以来悩ませ続けた出力不足の問題に引導を渡すことができます。山間を貫通する秩父~豊郷間にこれほどまで適した車両が考えられないくらいになります。
しかしターボによる高出力を強化クラッチで扱うことにソフト側がまるで対応していません。それに今までM16Aの頑丈さに頼ってきた運転方法を捨て去る必要もあります。
そして現在の代車は例のアルトワークス。
正直な話,このクルマが代車だったのは正解でした。理由はいくらでもあります。
・ターボ車。いくら小さいとはいえターボラグもそれなりにあるため操縦訓練&想定用としては十分。
・当たり前ですが5速MT。シフトパターンも当然同じ
・4WD車のため,万が一シフトミスしてタイヤロックしても程度が最低限で済む。リカバリーも用意。
・もしも老朽化により4WD機能が微妙でもFFだから結局似てて大丈夫なハズwwww
・何しろ車検12月でこの低年式という都合上,万が一壊れても誰も大きな損をしないwww
・そんなクルマを『エアコンプーリーのサビ落としをするため』という名目で頻繁に乗るよう専務さんから頼まれているのでたくさん乗らないとミッション達成とならない。
こんな不順な動機により,いい具合に訓練車してくれています。このためだけにうちの会社に下取りされただろと突っ込みたくなるくらいに。
まあもちろん本当にこれでいいのかと思う理由もありますがね。
・そもそも車格が違いすぎる。パワーも段違いとかそういうレベルじゃない。
・スロットルがワイヤーのためレスポンスが違いすぎる。クラッチもワイヤーでフィーリングがいろいろ異なる。
・ペダル配置がレモンさんとは雲泥の差といえるほど極上のため,結局訓練になっていない気がする。
とはいえ藁にも縋らないと間違いなく死ぬので,この老将に全てを頼らざるを得ません。特に習得が必要なのは以下の事項。
・ポンピングアクセルによる発進。
・最低限のヒール&トゥ。
特に発進は最重要。ヒール&トゥはオマケですが,あっても損はないと考えて訓練……。信号発進は必ずポンピングアクセルを多用し,前後の車間を見てヒール&トゥを訓練しながら停車,停車中はシフトをニュートラルに入れてブレーキ踏みながらアクセル蒸す練習を空気読みながらやるというシュールな光景が繰り広げられています。
しかもクルマがまるで爺さんが乗ってそうな年季入ったアルトワークスなのがよりシュールさを演出しています。本当にシュールです。
ただおかげさまでこんな先天性運転素養障害者でもポンピングアクセルはどうにかなりそうです。ヒール&トゥは間に合いそうにありません。4→3は安定してきましたが,とても実用には耐えないレベル。3→2は想像にお任せしますが,まあそういうことです。
※ただ停車距離はヒール&トゥと差がそこまで無いと考えると,やっぱりレスポンスのある技能なんだなあと染み染み思います。
ちなみに『そんな仕様になるんだったらサーキット走行するんですよね?』とよく言われるんですが……
・まず素養がそもそも無いし,身につける気もそこまで起きないため。
・4号たん事故の影響で『エンジン付きの車両をヘルメットが必須となる環境下で運用すること』を無期限自粛しているため。
・本懐が"2つの地点の移動"である高丘レモン組の精神と技術が同じ所を周回し続けるサーキット走行に追いつけないため。
・サーキット走行1回の代金と整備コストを捻出するより,大洗・豊郷への燃料費&高速代を捻出したほうが高丘レモン組的なため。
この3点を考えて,
高丘さんの手でレモンさんをサーキットに出すということはしません。ただ信頼を置けるドライバーさんが安全に走らせることには抵抗がないので,
上手な誰かがサーキットをレモンさんで走っているという光景はおそらく今後見られるんじゃないかと思います。その際は暖かく見守っていただければ幸いです。
そして何より高丘さんはこの新しいレモンさんを大洗・豊郷・果ては九州の地へ走らせることにまず最優先に専念したいと思います。
1曲。なんでこの歌詞に批判が出るのでしょうね…。むしろこの歌詞を詠んで批判したことを反省していただきたいですねえ。自分はそれくらいいいと思います。誇りあれ。
椎名林檎で『NIPPON』
Posted at 2014/06/29 22:14:10 | |
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