いつからか抜けてしまったボルドールのリアショック。
路面のギャップやうねりでボッコンボッコン、フルボトム。
冬になったらオーバーホールに出そうかと思っていましたがいかんせんヒドいので早めにやってしまうことに。
リアショックのオーバーホールは特殊なので専門のショップに出します。
さてどこにしよう?と思っていたところ友人との会話で出てきたテクニクスというお店に決定。
以前お邪魔した
アオヤマでも名前を出したらおすすめされました。
お店同士近いそうですし。
そしてどうせならと・・・。
前後でやってしまうことにしました。
距離も28000kmとそこそこ走っていますしノーメンテですからね。
足を取り外された我がボルドール。
モノショック的な・・・。
外したショックを宅配便で送るのですがこれがまた大変でした^^;
フロントフォークが入るダンボールなんてなかなかないので・・・。
近くのスーパーに「とにかくデカいのください!」とお願いして譲ってもらいました。
ちなみに香りつきのトイレットペーパーの箱でしたw
傷つかぬよう丁寧に梱包して発送。
数日後テクニクスから現状確認の電話がきました。
残念ながら「前後とも少々サビが発生していますがどうしますか?」とのこと・・・。
リアショックはオイル漏れしているもののサビはなさそうでしたし標準的なオーバーホールで済むものかと思っていました・・・というか前もかよ。
少々悩んだ結果、フロントは研磨でオイルが漏れてしまっているリアは再メッキを選択。
フロントは漏れてはいないしもうひとつの選択肢がインナーチューブ交換で交換するとなるとだいぶ高価になってしまうので^^;
これはリアもですが研磨でサビの再発生の恐れはあれどすぐ漏れるということはそうそうないそうですし。
そして今回の田舎ポイント(?)。
せっかくなのでテクニクスが提供する史上最強らしいSKFフォークシールを組んでもらうことにしました。
低フリクション、高耐久性を実現し最近ではKTMの純正に採用されたらしい。
緑色・・・まぁ面白くていいかなと思いきや無難な黒も選択できるそうなので黒に(笑)
実は高性能、的な。
数週間後完成したとの連絡が入り仕上がったショックが送られてきました。
おほほ♪

とても丁寧な梱包で衝撃吸収材もぎっしり詰められています。
ちょっと驚いたのが元のセッティングのまま返品してくれるんですね!
そして注文せずともストロークセンサーが組んでありました。
作業内容。

このように明細も同梱されます。
それまでの状態に対するコメントもありましたが「リアショックはガスがほとんど入っていなかった」そうです。
オイルどころかガスまでということかな。
シール類はもちろんメタル類、ブッシュなども交換するフルメンテナンス。

廃棄部品まで同梱されます^^;
追記:これは恐らく交換したことの証明なんでしょうね。
いよいよ組み付け。

ツインショックの脱着は簡単で楽チン。
期待に胸を膨らませ試走ツーリングとして広域農道へ♪
倉庫から出そうとすると久しぶりのボルドールはかなり重く感じました^^;
道中、あじさいが咲いていました。
いいねぇ。
さてどんなもんでしょう。
先に言ってしまうと、それこそ見違えるまでの劇的な変化はありません・・・が、確実に変化はあります。
街乗りではほとんどわかりません。
しかしギャップやうねりではしっとりとし今までと違い確実にショックが効いています。
乗り心地がいい。
いよいよワインディング!
うーん・・・あれ、アンダー気味。
久しぶりというのもありますが思うラインより1、2本外へ行く感じ。
セッティングはそのままでもショックがリフレッシュされバランスが変わったのでしょうか。
良く言えば安定していてバンク中もピシっとするように。
あら、リアがフルボトムしている。

リアが沈みすぎか。
まぁどちらかというと路面がよくないというのが大きいのでしょうが^^;
減衰をいじってみるといい方向になりました。
フロント。

そういえばリアと違ってストローク長がわからないな。
こちらもいじろうとするも工具を忘れてしまい(汗)
試走もそこそこにおにぎりを。
うまい♪
林道ツーリングな方々もやってきた。

こういうのもいいな。
今度は高速道路を。

普通に走っただけですが結構ストロークしているもんなのですね。
そしてヤマへハシゴ。

ちょっとごぶさたなK田さんと待ち合わせしました。
ダベったのちこちらでも試走。
悪くないけどもう少し曲がったはず。
考えてみれば車載工具があるじゃないかと今度はフロントをセッティング。
するとさらにいい方向になってきました。

ぼちぼちストロークしているのかな。
せっかくリフレッシュしたのだからと基準に合わせてフロントフォークを組みましたがちょっと突き出ししてもよかったかも。
まぁせっかくのフォークシールですしもう少し動く方向にセッティングしてみましょう。
以上前後ショックのオーバーホールでした。
最後に気になるそのお値段を・・・。

結構いきましたね~^^;
しかし新品もしくは社外のショックを思えば。
内訳。

リアに関してはツインショックなのでお値段もツイン・・・。
再メッキがなければ"まぁまぁ"だったのですがこの機会ですからね。
これでまた+αを得られたハズ。
劇的ではなくとも結構変化があるためオイル漏れはなくとも距離を走っているのであればゼヒおすすめしたいメニューだと思います。
・・・再メッキで長引き危うく車検が切れてしまう事態になりそうだったのは内緒^^;
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CB1300SB | 日記
Posted at
2015/07/02 23:16:31