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今日も仕事を放り投げ、柴又参り

『あれ』は3階の控室から、2階の作業場へ移動していた

うぉお、取り掛かってくれるのかな・・・って思ったら

緊急修理のクルマに押しのけられて、しばしのお休み中・・・

でも、取り掛かるカウントダウンは始まったようで(^^)/

『あれ』を入庫させているショップから

英国へオーダーしていたブツが入荷したよ・・・って連絡があったので

行って来ました。柴又へ・・・

届いていたのは、クラッチ関係

チョイスしたのは、ツインプレートのメタルクラッチ

うーん、小さい、各部バランス取り効果と併せて、レスポンスは良いんだろうなあ

カバーは、オープンタイプ

裏側？表側？

カバーはオープンタイプでクラッチの削りカスが外へ排出されるもの

実物を手に取って、しげしげとみていると、涎が出そうな位の造形美

メカさんの話によると、踏力も軽くなるタイプらしい(^^)/

そして、加工に出ていた物も集まりつつあった

今回の水漏れ原因は、BDGブロックにロータスツインカムヘッドを

組み合わせるというイレギュラーに伴って生じた物

元々は同じkentエンジンからから発展したものとは言え

BDG→ベルト駆動の4バルブ

ロータスツインカム→チェーン駆動の2バルブ

と結構な違いがあり、そうすんなりとはスワップは出来ない

穴位置は、同じだけど穴形状が違うので修正が必要

だけどこのエンジンを組んだ奴は

ポン付けしたことで漏水しシリンダーが錆サビになっちまった

そこで、やむを得ず、こっちで修正

水路修正に必要な穴埋め加工されたヘッド

赤丸部分が穴埋めされた箇所、シリンダーと合体させて

水圧テストを掛け、漏れがなかったら(あったら再加工)

シリンダー側の穴形状に合わせて、開け直し

本当は、これを組んだ英国のレース屋がやるべきことだったのだが・・・

まあ、仕方ない英国人の民度はこんなもんと諦めるしかなさそうだ

こちらは、FT200のエンドプレート

発電機駆動をセカンダリーシャフトからプライマリーシャフトへ変更するにあたり

新規にエンドプレートをオーダーし、穴あけ加工を施したもの

わたしの『あれ』のミッションプレートを移設したら

番号が、判明(今更？(-_-;)

FT200/107

そして、悩みに悩んだステアリング

モトリタレーシングの12インチ(約31㎝)

グリップはスエード

取付穴はmomoピッチ

これは、47純正ボスをモモ用ボスに交換するため

モモ用ボスだったら、このステアリングに飽きても

いろんな奴に、とっかえひっかえ出来るからね(-_-;)

このモモ用ボスは日本国内には、無いとの事で

英国で探して、やっとこさ見つけた物

部品探しが楽しくて、作り込むのが楽しくて

これで出来上がっちゃったら

どーなるんだろうって、思うこの頃・・・

友人と会う序に、柴又参り

英国に注文していたエンジン関係の部品がパラパラと送られて来たとの事
今回は、これケントカム

カムプロファイルはL2です

このカムのおさらいをすると

Cam Lift      8.99mm(Inlet/Exhaust)

Duration      302Deg (Inlet/Exaust)

Full Lift        Inlet 102Deg ATDC

LTDC           3.10mm Inlet/3.22mm Exhaust

Timing         49/73  73/49

Valve Lift      8.73mm Inlet/Exhaust

Vc                0.25mm Inlet/Exhaust

こんな感じ、

競技用とは謳っているけど

吸排気のオーバーラップはさせていないし

バルブリフトも少ないな

まあ、街乗りメインで、たま～に峠、もっとたま～にFSWって使い方だから

こんな感じでも良いのかも

ロータスツインカムのチューニングとしては、L1カムが有名です

ご紹介すると

Cam Lift      10.36mm(Inlet/Exhaust)

Duration      306Deg (Inlet/Exaust)

Full Lift        Inlet 106Deg ATDC

LTDC           3.30mm Inlet/3.22mm Exhaust

Timing         47/79  71/55

Valve Lift      10.10mm Inlet/Exhaust

Vc                0.25mm Inlet/Exhaust

と、L2カムと比べると

吸排気カムはオーバーラップしているし

バルブリフトも大きい

回せば回すだけ、パワーモリモリのエンジンって感じかな

私は、常に回せていられるだけの腕はないので、L2で十分かな(十二分かも)

現在、諸問題を解決する為に

シリンダーもホーニング及びスリーブを入れ直していますが

出来上がり次第、このカムを組み込めばエンジンは終了(の筈)

ただ、ボディがな～

早く先客の47が終わらないかなあ～

今日も仕事を早終わりにして、柴又参り

エンジン担当のメカさんがこもっている、お部屋を訪ねると

これをバランス取りをしたとの事(赤丸内を注目してね)

アップ

このエンジンを組んだ英国のレース屋は、何もしなかった訳だ(怒)

請求書が怖いけど、ここは、当たり前の事をちゃんとやってくれるし

ちゃんと説明をしてくれる

このエンジンでレースをする訳じゃないから、ここまでやる必要があるのかは別として

ストレスなくシュンと綺麗に上まで回ってくれると、気持ちは良いよね

以前もアップしたけど、アルミ溶接されたウォーターポンプカバー

いつ見ても綺麗だなあ

此れを観ているだけで、時間を忘れる

そして、これ

赤いカムカバーとコスワースのエンジンプレート(ピンぼけでゴメン)

ロータス否ロータスツインカムって言ったら、これだよね

エンジン関係は、それなりに進んでいるらしいんだけど

ボディ関係は・・・

今は、別の47を仕上げ中で、まだ、手付かず(泣)

本日も、仕事を半日で切り上げ、柴又参り

オリジナルのロータスツインカムを売却するために
ヘッドを外して仕様をチェック
このエンジンは、私が『あれ』を購入したショップで組んだものじゃなく
前のオーナー氏が西日本のショップで組んだ物
前のオーナー氏に仕様を聞いても、詳しくは知らないとの事だった
訳の解らないエンジンを売る訳にはいかないので
チェックする羽目になってしまった
で、結果
排気量は、1598CC位、ノーマルより若干増えているだけ
ノーマルのビッグバルブより大きいバルブが入っていて
カムはQED420
ピストンメーカーは不明だけど鍛造品で、少し頭頂部が盛り上がっている
ヘッドは結構面研してあって、燃焼室は小さくなっている
また、燃焼室は手加工されている
これで判明したのは、
ちゃんと組んでいれば145～150馬力位出ていたエンジンだと言える

私が聞いていたのは、
ショートピンハイト＋ロングコンロッドで1700CC
私の聞き間違いかも知れない
柴又のメカさん曰く、
千葉方面のショップで作ったエンジンをバラしてみたら
説明されたものとは違う仕様のエンジンだったって事が有ったみたいだ
こんな事が、横行しているなんて、日本人も中〇人のようになってきたのかな
ま、英国のレース屋で作らせたエンジンも50歩100歩だけど・・・

話が脱線したので元に戻すと
『あれ』に搭載されていたロータスツインカムは
至って真面なチューニングがなされていた事