今年も、日本におけるホンダのプレリュードの残存台数について調査してみました。
ベースとなるE33ASNGSさんの情報では、過去データになりますが2010年9月末の国内の1st~3rdプレリュードの登録台数は以下の通りです。
1st Gen | 173 |
2nd Gen | 1,476 |
3rd Gen | 3,718 |
Total | 5,367 |
毎年発行される「初年度登録別自動車保有台数」という本を元にした、
赤い砂兎さんからの情報は以下の通りです。
※各年とも、3月末時点のデータです。
年度 普通車 小型車
2012年: 8,452、5,069
2013年: 7,208、4,942
2014年: 6,066、4,823
2015年: 5,332、4,753
2016年: 4,742、4,705
2017年: 4,297、4,658
2018年: 3,937、4,598
2019年: 3,653、4,547
2020年: 3,330、4,520
2021年: 3,091、4,494
2022年: 2,956、 4,488
2023年: 2,817、 4,482
4th/5thプレリュードの合計が「普通車登録」で、1st/2nd/3rdプレリュードの合計が「小型車登録」と考えられますので、前年比で4th/5thプレリュードは139台の減少、1st/2nd/3rdプレリュードは6台の減少でした。
ちなみに、2017年に1st/2nd/3rdプレの合計が、4th/5thプレリュードの合計を逆転しました。
4th/5thプレリュードは例年300台~500台/年のペースで減少していましたが、2022年から減少ペースが鈍化しました。数年のうち二桁台に落ちるのではないかと推測しています。そうなると、はっきり旧車の仲間入りですね。
また、2023年に発表されたプレリュードコンセプトは6代目として2025年頃に市販されると予想されるので、その後、普通車登録数は純増に転じると思います。
一方、1st/2nd/3rdプレリュードの方は、例年30~50台/年の減少ペースだったのですが、2022年から一桁台になりました。永年維持の覚悟を決めたオーナーが頑張っている状況でしょう。
単純な比例計算をすると、愛車の3rdプレリュードは2023年3月時点で3,105台がナンバー登録されていたと予想できます。
いずれにせよ、どの世代のプレリュードも、これ以上の台数は減らしたくないですね。
入手が困難な修理用部品の発掘や、他車部品からの流用情報が生命線だと思います。
尚、今回も117クーペ、ピアッツア、フェアレディZ(5ナンバー車)等、
一部の旧車のナンバー登録が前年を上回る現象が見られました。昨今の旧車ブームの盛り上がりを反映しているのかもしれません。
P.S.
Wikipediaによると、生産終了前月までのプレリュードの国内新車登録台数の累計は、以下の通りです。
1st: 4万1,190台 (SN型 1978-1982年)
2nd: 16万6,910台(AB/BA1型 1982-1987年)
3rd: 17万5,634台(BA4/5/7型 1987-1991年)
4th: 8万5,262台 (BA8/9/BB1/2/3/4型 1991-1996年)
5th: 1万5,127台 (BB5/6/7/8型 1996-2001年)
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3rdプレリュード | 日記
Posted at
2024/02/04 12:33:32