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2009年09月20日

みちのくひとり旅2009 2日目(その2)

みちのくひとり旅2009 2日目(その2) さあ、いよいよやってきました。


噂の(?)階段国道です!!

全国的にも珍しいということで、とっても大勢の観光客で賑わっていました。


もともとちゃんとした道路を整備するつもりで、近くに通っていた遊歩道を仮に国道として制定したものの、
結局いろいろあってそのまま何も出来ず・・・というような経緯で、このようなマル珍スポットが誕生してしまったというわけです。




とりあえず、階段国道の上側に車を置いて、階段国道区間を歩いてみました。



もはや完全に観光スポットです。
標識の前で写真を撮っている人の行列が絶えず。


階段国道は普通の海沿いの遊歩道といった雰囲気。

強いて言えば、ちゃんと上り下りが中央分離帯で仕切られている豪華仕様?(笑)




街路灯に青森県管理のシールが貼ってありました。



ここが国道であることを主張しています。

そのすぐ脇に畑があったんですが、この畑の持ち主さんは国道に面しているという認識はあるのだろうか?(^_^;)



遊歩道を下りきると、民家の間を抜ける路地になります。



こんな路地でも国道って・・・・
つまり周囲の民家は国道沿いの家ってことになるわけですが(^_^;)
住人の方々にそんな認識あるんだろうか。。。


民家の間の路地を抜けると、階段国道区間は終わりを告げます。



上から降りてきたR339は、ちょうどバイクの止まっているあたりで町道とクロスして写真左側方向に折れ、
青森方面を目指していきます。


下りきったので、今度は逆トレース。

路地を抜けて遊歩道区間に出ると、皆さんおなじみ(?)のあの風景です。




今度は遊歩道を上っていきますが、下りは楽々だったものの案の定ツライ・・・orz
もう息も絶え絶えになりながらようやく階段国道区間の上側の終点まで帰ってきました。





いわゆる「酷道」と呼ばれる区間では、どんどん新しい道が出来て旧道がどんどん無くなっていくなか、
こんな風にちゃんと保存されているあたりは良いと思います。
まあ尤もここは、旧道でもなんでもなく現役の国道ってところが他とは違いますが・・・

でもこれは、前述の通り国のいい加減な道路整備計画の産物なわけです。

無駄な道路を作り過ぎだという批判の半面、こうして国道とは名ばかりの区間が全国各地に存在する。

個人的には、ただ物珍しさで訪れてはしゃぐだけじゃなくて、一般の人にもっとそういうところに目を向けて欲しいなと思ったりします。




階段国道を堪能した後は、道の終点・竜飛岬灯台へ。



灯台のあたりからさっきの道の駅や階段国道のほうを振り返ってみると位置関係がよくわかります。



真ん中の大きな駐車場が道の駅・みんまや。
右下の赤いクルマが止まっているあたりが階段国道の上側の始点です。


竜飛岬の突端から津軽海峡を望む展望台へと上がってみました。



ここも大勢の人でごった返していました。まさに芋の子を洗うような状態です。


向こうに見える陸地は、間違いなく北海道!!!

いつかあの地にも足を踏み入れたいものです。

津軽海峡を隔ててたった30キロほどの距離しかないのですが、しかしその距離はあまりに遠い。
後で出てくる青函トンネルの構想が出てきたのも、ある意味自然といえば自然なのかもしれません。



かつて「北のはずれ」と歌われたこの地ですが、この日は天気が底抜けに良くて
緑と海と空と雲と・・・自然の素晴らしさを満喫できる良い場所でした。




ちょうどお昼時になったので、腹ごしらえ。
せっかくなので新鮮な海の幸を頂こうと二色丼(\2000)をオーダー。



ご飯を食べてるとき、TVで全国ネットの某バラエティ番組の再放送をやっていたんですが
それを見てちっちゃな子供がテレビの真似をしている光景を見て、少しゾッとしました。
なんだか全国ネットの恐ろしさを垣間見たような・・・・

東京発信の流行や文化がこうして全国津々浦々にまで染み渡って・・・・
それだけでは特にどうこういうことはないのですが、それと引き換えに各地の特有だった文化が廃れていったりしている現状を
少しは考えないといけないですね。



でも、その後少し散策していたら老夫婦の会話でおっちゃんの方が奥さんの会話に

「んだんだ~!」

「んだべな~!」



って相槌を打っているのを聞いて、ものすごくビックリしました(^_^;)


「ん」で始まる言葉、ホントに使うんだ・・・・(´・∀・`)


ご当地の皆さんには申し訳ないですが、津軽弁をリアルに聞いて驚いてしまいました。






気を取り直して、先ほどの階段国道の少し手前に戻り、「津軽海峡冬景色」の石碑を見にいきました。



歌の舞台になったということで、「津軽海峡冬景色」の2番の歌詞が刻まれた石碑が立っているんです。
しかも、真ん中の出っ張りに手をかざすと「津軽海峡冬景色」の2番が流れるというシャレた仕掛けが組み込まれています。



♪ ごらんあれが 竜飛岬

  北のはずれと

  行き交う人が 指をさす ♪



でも、風は強めだったものの天気はとてもおだやかで、「泣けとばかりに心を揺らす」ことはありませんでしたけど(^_^;)



その後、これまたすぐ側の「青函トンネル記念館」を見学。



本州と北海道を結ぶ海底トンネルの構想は、なんと明治のころからあったそうで!!
昭和20年代から工事に取り掛かるための調査などがしきりに行われていたそうです。
そして、昭和63年、実に半世紀近くもの歳月をかけて本州と北海道がトンネルによって1つに結ばれたのです。



様々な困難にぶつかりながらも、その悲願のプロジェクトを成し遂げた、携わった人々の壮絶な熱意と、
多くの人が力をあわせたときに発揮するパワーの凄さに感動して、思わず目頭が熱くなってしまいました。

さっきの津軽海峡冬景色よりも断然こっちのほうが泣けました(^_^;)


時間があれば坑道見学ツアーにも行ってみたかったですが、大勢の人でごった返していたのもあってやめました。



その後、階段国道の下側にも下りてみて・・・






いよいよ竜飛を後にして先を目指していきますよ。


つづく。
ブログ一覧 | 遠征 | 日記
Posted at 2009/10/12 22:48:41

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この記事へのコメント

2009年10月13日 9:18
コレがウワサの階段国道か・・・あり得ない(笑)

青函トンネルはクルマも走れたらぐっと近く感じるのに。

まだまだ遠い北海道・・・行くとしたら飛行機だろうなwww
2009年10月13日 15:06
さすが階段国道、豪華に一話で。

津軽海峡と立地もいいので観光客で賑わってますね~。

いつかこの地へ・・・(^^ゞ
2009年10月13日 18:45
あー!TVで見た事あるー(゜∇゜)

しかし、遠いとこまで行ってますね~( ̄○ ̄;)

プロフィール

「あぁ・・・ベルトがゴミのようだ。 http://cvw.jp/b/11541/48242155/
何シテル?   02/04 21:02
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