
3月から高速1000円になって以来、どこか思いっきり遠くへ行きたくて行きたくて。
恩恵といえば、まだ四国に2回と大阪に行ったぐらいなもの。
それでも十分だと言われるかもしれませんが、ぼく的にはものすごく不満足!!
高速1000円の恩恵をもっと受けたい!!!
いや、そんな大きな文字にすることもないんですが(汗
土曜の夜唐突に思い立ち、その一心で家を飛び出しました。(笑)
東方面も四国も最近よく行ってるし・・・ってことで、とりあえず行き先は西方面。
降りしきる雨の中、院庄ICから中国道へ。
ETCレーンから本線合流までどこかの営業車プロボックスにベタ付けされましたが・・・
会社の看板背負ってるのによくそんなこと出来るよな。
開くタイミングの遅くなったバーにぶつかればいいのに。
中国道を西に向かい、まずは大佐SAで小休憩。
スマートICが閉まっているのを初めて見ました(^_^;)
さらに西に向かい、広島県突入。
浜田道はまだ一度も走ったことがなく、浜田道で山陰に出て角島→下関というルートも考えましたが
途中からは何度か行ったことのあるルートなのでパス。千代田JCTを直進。
次に広島北JCTに差し掛かり、そういえば広島道って自分では走ったことないなあと思ったのと
広島北JCTを直進してみたかったので、そのまま直進で広島道方面へ。
(中国道は本線なのに分岐に叩き込まれるんです・・・ 扱いがなんだか酷道みたい ^^;
山陽道が計画されていなかった頃のルート取りの名残ですかね。たぶん。)
短い広島道から山陽道へ流入。
そういえば下り線の三原久井ICより西の区間は自分の運転では通ったことありませんでした。
その後、眠気を感じたので宮島SAで30分ほど寝て、さらに下松SAでも1時間ほど寝て、
山口JCTから中国道に戻って、美東SAでも1時間ほど寝て・・・
目が覚めると、夜が明けかけていました。
時刻は午前5時前。
この時間でここまで来たのなら、こりゃもう行くしかないでしょう!
九州っ!!ヽ(゚∀゚)ノ
というわけで、関門橋を渡り福岡県へ突入!
福岡ICをすぎ、SA並みに大きく大勢の人で賑わっていた基山PAで休憩。
この先には、全国的にも珍しいクローバ型JCTの鳥栖JCT。
さて、次の進路は・・・・大分・熊本方向は半年前に行ったので行き先は迷わず長崎方面。
サガンクロス(佐賀方面専用の高架橋)を経由して長崎道へ。
このまま終点まで突っ走るのもいいかなと思ったんですが、
あくまで高速道路は「ワープのための手段」。
ということで、佐賀からは下道で西を目指してみることにしました。
佐賀大和IC下車。実に9時間ぶりの下道です。
ゲートをくぐる瞬間はさすがにドキドキしましたが、間違いなく1000円でした。
うーーん、素ん晴らしいっ!ヽ(´ー`)ノ
R263からR34に降りて、ひたすら西へ西へ。
途中、熱気球がたくさん上がっているのを発見!
なんか遠巻き過ぎて微妙な写りですけど・・・
実物は圧巻でした!!
知りませんでしたが、佐賀では毎年秋に熱気球の大会が開かれるのですねえ。。
さらに佐賀県を西へ西へと向かいますが、のんびり走られてる人が多かったです。
たまたまかもしれませんが。
こっちだったら2車線になった瞬間にビュワーって追い越していくクルマがほとんどですが
2車線になっても誰も進路変更せず・・・
警察の取締りがものすごく多かったですがそのせいなんでしょうかね。
武雄で、R34からR35へスイッチし、まだまだ西を目指していきます。
武雄から30分ほど走って県境を越え、長崎県に突入!!ヽ(゚∀゚)ノ
そしてたどり着いたのは、佐世保市。
西九州道の出口の脇でR35からR205へ入って、今度は南へ。
ハウステンボスを対岸から遠巻きに眺めて・・・
大村湾を眺めながら、オーシャンビューと新緑が同時に楽しめる気持ちの良い道でした。
東彼杵でふたたびR34に復帰して、今度は東へ戻ります。
県境を越えて佐賀県に戻り、嬉野で温泉にでも入ろうと思っていたら見事に通り過ぎてしまったので、
その隣の武雄で
武雄温泉に入りました。
なんか竜宮城みたいな建物にビックリしました(^_^;)
道後のようにいろんな種類の浴場がありましたが、最も格安の「元湯」へ。
入湯量300円(石鹸・シャンプー等は別)と実にリーズナブルで、
とってもレトロ感溢れる大衆浴場って感じでした。
雰囲気がよく心も体もサッパリしました。
そうして気分もあらたに、再び佐賀市内まで戻って昼食。
せっかく長崎まで行ったのだから・・・というわけではありませんが、
リンガーハットでちゃんぽんを食べました。(^_^;)
食後、R34からR263へ。
佐賀大和ICの前を素通りして、脊振山脈に向かって北上開始。
佐賀から福岡市内に抜ける山越えの近道らしく、交通量の多さに驚きました。
途中、三瀬峠という険しい峠を越えるため有料のトンネルがあるのですが、迷わず旧道を選択(笑)
六甲山の上を縦走してる道(兵庫r16)のような、細かいカーブが連続する細道でした。
でもR263は本当に近道らしく、佐賀から福岡市街までほぼ1時間。
そりゃあ交通量も多いはずだ。
市街地に入り、R263からR202へ入って東へ。
実はR202は佐世保で一瞬だけ走ったんですが、まさかこんなトコロまで続いているとは・・・。
R202で福岡の市街地を縫うように走り、R3交点でR202は終了。
九州方面の地図をまったく持たずに出かけてしまったので
福岡市街から福岡ICに向かう道がよくわからず、とりあえずR3まで出てみました。
後から考えればナビを活用すればよかったんですね・・・(今頃気づくか)
ぼくの場合、ナビは高速や普通の国道で目的地までの距離と所要時間を表示させるためか、
自分が思い描いた通りのルートを走っているかどうかを確認する目的でしかほぼ使っていないので。。
個人的には、地図があってもナビに頼らないと何処へも行けないというのは男としてちょっと情けないことだと思うんですよね。
そうして、午後3時ちょっと前に福岡ICの一つ先の古賀ICから帰途へ。
乗ってすぐの古賀SAに寄りましたが、ものすごーくごった返していました。
山口とか広島ナンバーのクルマがたくさんいました。
これも高速1000円の効果か。
でもぼくより遠そうなトコロのナンバーは見当たりませんでした。
九州道を突っ走って、めかりPAでまた小休憩。
ここもごった返していましたが、古賀SAと違って、妙に関西地方のことばが沢山聞こえる・・・・
古賀では確かに博多弁っぽい言葉が聞こえていたのですが、めかりでは関西言葉の人が多かったです。
関門橋を渡って、本州へ。
帰りは中国道をひたすら帰っていきます。
途中、美東SAで30分寝て、吉和SAで10分寝て、安佐SAで30分寝てガソリン入れて、
本村PA(七塚原SAの一個東)で15分寝て、大佐SAで晩ご飯を食べて・・・
午後9時ちょっと前、津山IC下車。
無事に自宅に帰り着きました。もちろん帰りも高速代は1000円でした。(^_^)
土曜の午後10時に出発して、日曜の午後9時に帰着。
つまり
23時間走行で、走行距離1189kmという結果でした。
そのうち高速道路が979.3km(往路:522.4km、復路:456.9km)。
通常料金だと往復でなんと19,900円もかかりますが、これが2000円!
給油は2回で、平均燃費は11.8km/L。
かなりイイです!
かなーーり無謀だったけど、「普通の土日でも九州行けるんだ!」ということがわかったのはかなりの収穫です(笑)
今回の旅の総括
「長崎は案外近かった」(大爆)
もしよろしかったら「長崎は今日も雨だった」の節で口ずさんでみてください(笑)