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kansen00のブログ一覧

2023年01月20日 イイね!

復活しました。K型のマフラーについても。

復活しました。K型のマフラーについても。去年6月のブローからついに復活。簡単な経緯としては、

・6月
即日岐阜のストラダーレに搬送し、戸田レーシングの組みによりエンジン修理する方針を確認する

・8月
戸田レーシングにてばらしが完了、ピストン棚落ちとコンロッド曲がりが発覚し、戸田2150KITでの修理が確定

・11月
ようやくOHが終わる

・12月
エンジン搭載完了。ここでストラダーレにお願いした各部OH(駆動系など)も終わり、残りは1000kmほどの慣らしと本セッティングのみになる・・のだが、どうもマフラーが細すぎるのではないかという不安に駆られ、急遽慣らしで引き取った車体を知り合いのマフラー屋さんに持ち込み、70パイマフラーを製作してもらう事に。月末までに作っていただけました。

・1月半ば
完成。ダイナパックでの計測は259馬力。K22F22で大きな目標となる260馬力近くまで出していただきました。残すのはアライメントなど軽作業だけです

とまあ、こんな感じでした。大金はかかりましたが、希望の車を製作してくれたストラダーレと戸田レーシングには感謝です。ただ、あまりに労力を費やしたので、このニューエンジンでガンガンタイムを出してやるぞ!という気持ちにはなっておりませんw 今はとにかくクラッシュとダウンシフトのオーバーレブをしたくないという気持ちでいっぱいです。まあ、びびってると走るのが怖くなってしまうので、無理やりにでもサーキットに行くしかないのですけどね。

******************
さて、話は変わりましてマフラーです。K型F型は70パイマフラーが必要という意見と、いや60パイで抜けるんだという意見があり、正直自分にはよく分かりませんでしたが、今回色々考えて70パイマフラーを製作しました。実際セッティングしたところ、全開では3000回転あたりまで含めてトルク落ちは全くなく、また街乗りの低回転低負荷領域でも違和感は全くなく、適切に製作するなら2157ccハイカムハイコンプに70パイマフラーは必須だろうなということが分かりました。自分の今の排気構成はというと、

〇戸田エキマニ(触媒レス。60パイで集合) → 〇Kazu-Techワンオフ70パイマフラー(エキマニ後からすぐにテーパー管で70パイに。1本出しの静音仕様で長い中間タイコとリアタイコを装備。当然ストレート構造のタイコですが、タイコレスよりは絞りがあるのに近い意味合いとなる)

となっています。自分が60パイマフラーについて疑問をもったのは、相互フォローのよーすけ君が軽量化目的で極端に短いマフラーを製作したところ、TC2000の計測速度が6キロ伸びたからです。ヘッドライト吸気の毒キノコ化やビッグスロットル化など、他にアップデートされたところもあるのですが、短くて排気抵抗の少ないマフラーが最大要因かと考えました。ネット上で色々実例を調べたところ、

・FD2仲間のわいもさんが、K20Aノーマル、車重など僕のより仕様的に劣る状態で富士の最高速で自分と同じくらい。Gフォースの2本出し70パイワンオフマフラーを装着

・1600~1800ccあたりの4A-Gガチ勢(4A-Gといってもダイナパック180~220馬力くらいあるはず)は60パイを使用することが多い

・S2000で有名な六ッ美瀬戸自動車さんが65パイのオリジナルマフラーを製作しており、F22Cノーマルのデモカー、F20Cノーマルの客車、ともに鈴鹿で1~2秒以上タイムアップしている

・国際サーキット激速のAP1乗りkaisokuさんが、今は無きkentworksの70パイワンオフマフラーでずば抜けてパワーが出たと仰っている

・香川の有名ショップ、オートガレージMでは、S2000用としてなんと途中から76.3パイのオリジナルマフラーを販売しており、デカトーさんもそのマフラーを気に入っているらしい

ということで、K20Aのノーマルエンジンでも、65パイくらいは必要なんじゃないかと考えました。であれば、K22のチューニングエンジンなら70パイは必要、しかも自分の価値観として静音仕様は絶対なので、大容量のタイコがある分、実際には絞りがあることに近い意味合いがある。まあ正しいかは分かりませんが、最近は大きなコースを走ることが多いため、70パイマフラーを製作したわけです。富士や茂木で最高速がどれくらい出るかで、考えが正しかったのかが分かると思っています。
Posted at 2023/01/20 22:59:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備・修理 | クルマ
2022年10月06日 イイね!

近況報告

一気に冷え込んできましたね。あまり書くことはないのですが、近況報告します。

FD2のエンジン修理の件は、戸田2150KIT、戸田A3カムの仕様で正式オーダーしてあります。その他戸田部品と純正部品でエンジンルーム内の部品はかなり入れ替えることになっているので、請求額は恐ろしいことに・・ただ、今自分がメイン車を買うとしたら何になるのかなと考えた時に、エボ10はチューニング費用と維持費を考えると少々自分には荷が重いし、GR86/BRZはチューニングノウハウが固まった状況とは言い難く、意外と欲しい車があるわけではないので、これで正解なのかもしれません。エンジンと車体を壊さないようにしないといけないですけどね。

エンジンは11月中旬に組み上がり予定ということで、当初はそんな先なのかと思いましたが、段々近づいてきました。初期慣らしは戸田の方で予定してくれているので、慣らしはストラダーレの営業中(朝イチ受け取り~夜までに500kmほど)に1日で済ませてしまうつもりです。そこから10日程度でフルコンによるセッティング、引き取り、新品モノレーシング車高調の組みつけ、アライメントで当面の修理は終了かな。その後日光サーキットでシェイクダウンして、問題がなければ今シーズンの走行開始となります。

11月中旬に組み上がり、11月末あたりに搭載完了、12月半ばにフルコンセッティング完了引き取りとなると、日光でのシェイクダウンもありますから、本格的に走り出せるのは早くて1月後半からになるかな。ちょっと厳しいですね。目ぼしい走行会も受付終了していることと思うので、鈴鹿を2回、菅生を1回走れればよいところかも知れない。タイヤはフロント用のA050Mを2セット、リア用のA052を1セット在庫したのですが、宝の持ち腐れになりそうw
Posted at 2022/10/06 17:34:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 整備・修理 | クルマ
2022年08月21日 イイね!

FD2シビックK20Aエンジンブロー詳細

エンジンブローの状況と修理見積もりが上がってきたので、長文になると思いますが記事にします。K20Aノーマルエンジンのブロー事例は、シフトダウン時のオーバーレブと油膜切れによるメタル流れ以外はあまりないと思うので、フォロワーさん以外も参考になるように、詳細に書きたいと思います。ただ微妙な問題もはらむので、まず結論だけまとめておきます。

・メタルブローではなく、ピストン棚落ち他腰下全損のエンジンブローだった
・直接の原因はデトネーションによるピストンの溶解
・デトネーションの原因は、負荷の大きい鈴鹿連続周回における燃焼室温度の急激な上昇、攻めた点火時期などのセッティング、次いで気温(25度)などの悪条件、という推定
・ただし、ストラダーレさんはECUセッティングが合っていなかったというわけではないという判断
・メタルブローではなかったが、今回オイルパンは無限から戸田のものに変更
・ヘッドは再使用可能、ブロックは0.5mmボーリングすれば再使用可能、ただしピストン・コンロッド・クランクシャフトは全滅なので、戸田2150KITによる修理がほぼ確定。ハイカムなども組むことになる


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<自分のFD2の仕様、用途など>
エンジン本体はノーマルですが、吸排気系はフルチューン状態です。制御はハルテックエリート1500。ダイナパックTCF1.0(いわゆる生馬力)で235馬力を計測していますから、K20Aノーマルとしてはかなり出ていました。使用用途はほぼスポーツ走行とそれに伴う移動、整備工場への搬入のみ。走行1万km程度のノーマルディーラー車を購入し、自分がオーナーになってから約5万kmの走行です。サーキット走行120回、テストコースを含めると200回くらい走ったかと思います。

<ブローに至る経緯>
6月中旬に鈴鹿サーキット本コースの3回目の走行に行きました。鈴鹿のスポーツ走行は1枠30分ですが、マーシャル先導による慣熟走行で1周してから一旦ピットインを挟むため、実質25分しかありません。しかも鈴鹿は普通のチューニングカーだと1周2分以上かかるため、途中ピットインしないとしても10周しかできません。2本目の走行では気温25度の中で連続周回したので、これが致命的だったのかも知れない。走行終了後駐車場に戻って停車したところ、エンジンから「カタカタ」という小さな音が。アクセルをあおると回転に追従して異音がするので、やってしまったか・・と。ちなみに白煙が出ているようには思わなかったし、エンジン停止後1時間ほど経ってから確認したところ、エンジンオイルもFラインよりかなり上までありましたね。

<ブローへの対応>
いつも世話になっている埼玉戸田のお店に電話したところ、まずメタルブローだろうということでした。だとすると無理に自走するとエンジンを完全に壊してしまうので、積載車で運んで修理するしかないだろうと。このお店はエンジン屋ではなくECUセッティングができないこともあり、比較的近いお店に引き取りをお願いするしかないわけだが、運悪くレースが近く、レース関係の準備でクローズとなるため、鈴鹿側は今日中に引き取って欲しいという。このへんがミニサーキットと違って厄介なところですね。直近でECUをセッティングしてもらったお店に電話することも考えたのですが、恐らく忙しすぎて(夜討ち朝駆け状態で本当に忙しい)対応できないだろうと思いました。そのため、以前ECUセッティングやチューニングの相談で世話になっており、K-TECH代理店でもあるストラダーレさんに引き取りをお願いすることにしました。電話すると即日回送することを快諾していただき、大変ありがたく思いました。気落ちしたためその日は名古屋に宿をとり、翌日新幹線で帰宅しました。

<ストラダーレとの相談>
オイルフィルターを外したところ、銀色のものが混じっているので、やはりメタルブローだろうとのことでした。また、K-TECHでの修理になるのかなと思っていたのですが、さすが人気なだけに今からだと待ちがすごいそうで、脱着やECUセッティングはストラダーレで、エンジン本体は戸田レーシングに送っての修理を勧められました。確かに巷では1年待ちはザラと聞くので、戸田部品を組み込みながらの修理ということで進めていただくことにしました。

<戸田レーシングでの分解、検証、見積もり>
当初はすぐ取り掛かれるという話だったのですが、こちらも仕事が多いようで、結局8月に入ってからの分解になりました。ところが異音の原因はメタル流れではなく、2番3番のピストンが溶けての棚落ち、コンロッドは曲がり大で再使用不可、クランクシャフトもスラスト方向に荒れ大で再使用不可ということが発覚します。2番3番に特に熱がこもるのか、それともインマニ形状から2番3番にエアがたくさん入り相対的に薄くなるのかよく分かりませんが、単純にエンジンオイルやオイルパンを高級品に切り替えれば良いという話ではないということになります。富士や鈴鹿など4~6速でずっとアクセルを全開にするような状況でもエンジンブローしないよう、エンジン側は強化、ECUセッティングは連続周回に対するマージンをとる必要があるということですね。そして見積もり額ですが・・やばいです。エンジン本体はフル交換フルチューン、そして積載車による回送代や脱着費用、ECUリセッティング、油脂類、水回りのホース類などの交換も乗っかってきます。とはいえ、ここでFD2を廃車にしても次の車を立ち上げるのはまたお金がかかるので、修理します・・

<パワーアップというより、練習できるように>
ノーマルピストンが溶けたのだから鍛造ピストンは必須、曲がったのだからコンロッドも強化品に、クランクも再使用が難しいということで、ほぼ戸田2150KITでの復活しかないわけですが、タイムアタック的なセッティングよりマージンをとらないといけないということなので、それほどパワーは上がらないのかなと思っています。レブリミットが大幅に下がるため、ファイナルもSPOON5.333からDC5純正4.764に変更するつもりなので、排気量アップやハイカムハイコンプ化で得られるであろう10%程度のトルクアップは、ギヤ比的には相殺されてしまう計算になります。山野哲也選手のオンボードレッスンを利用して、自分のドライビングがまだ中級者レベルであることが分かったので、次のエンジンでは壊さず練習したいと思います。
Posted at 2022/08/21 01:58:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備・修理 | 日記
2017年10月10日 イイね!

FD2シビック スクラブ半径測定

FD2シビック  スクラブ半径測定FD2のスクラブ半径を測定しました。というのも、ダンパーとのクリアランスが心配で5mmスペーサーをはめたのですが、なんか今まで以上にしっくりこなくなってしまって…

結果として、ポジティブ45mmくらいだと分かりました。ちょっと強烈な数字ですかね…FD2純正オプションのモデューロサスに純正キャンバーボルトでポジ13mmという記事がありましたが、それより32mm大きい数字です。ホイールオフセットが20mm違うのと、ストラットの足をナックル側でキャンバーつけているのがまずそうです。

とりあえず5mmスペーサーを撤去(1インチ分バネを短くしたので、恐らくそうそう干渉しない)してポジ40mmとしましたが、ナックルボルトもノーマルに変更(キャンバーは0.5度ほどポジ側にふれる予定)してみようと思います。あとはアライメント調整でピロアッパーを最大限ネガにふれば、更に改善できそうです。

タイヤは太くしたい、キャンバーは付けたいということで、やっぱ欲を出すと色々面倒なことが出てきますね。
Posted at 2017/10/10 08:34:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 整備・修理 | クルマ
2017年03月20日 イイね!

部品の問題

部品の問題サーキットシーズンは終わりましたが、ちょこっとストリートを走って、今は車検整備をしています。さて今日は仲間の応援のために本庄サーキットに遊びに来たのですが、いらっしゃったキタザワーレビンさんから重い話が…AE111の純正部品がでなくなってきているという話です。

外装などは厳しいのかなと思っていましたが、ノーマルストラットのロアアームやギアなど重要な部品が出なくなってきたらしいです。スーパーストラットはまだましらしいですが、今後五年くらいはほぼ部品供給は途絶えないと踏んでいたのでショック…

若干ホンダとの出来の差は感じるものの、今スポーツカーは全般的に高いし、純正部品供給が良いので重整備する価値ありと思い、年末あたりにエンジンのオーバーホール&チューニングを行おうかと思っていたのですが、ちょっと出鼻をくじかれました(^_^;) 長く乗れないなら大金をかけるのはなしかな…

サーキットでもストリートでも速い、ナンバー付きの車がコンセプトなので、ストリートで踏み切るのが大変な後輪駆動車はあまり興味がない。4WDは重さを打ち消すためターボを積み速いのですが、故障と維持費の高さが目立つ。ということで、NAのFFで速くて部品供給が良い車となると、FD2かなと。

すぐに乗り換えるわけではありませんが、あと四年もするとエンジンまわり 駆動系ともに再度フルオーバーホールが必要になるので、そこまでには乗り換えになるかな…と思います。それにしても、トヨタでも20年落ちとなると厳しいのね…(´;ω;`)
Posted at 2017/03/20 22:46:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 整備・修理 | クルマ

プロフィール

「@どりとす もっとタイム出したいならZN8への乗り換えのチャンスという気もしますし、ガチガチに軽量化して6型の頂点を目指すのもアリだと思います。もちろん、この仕様でしっかりメンテして走りを楽しみ続けるのもいいと思います。

どちらにせよ、ここが分岐点のような気がします。」
何シテル?   01/23 19:01
サーキット走行を楽しみとするおじさんです。真っ当で速くてとにかく楽しい車を作っていきたい。信じられないようなふけ上がりをするK20Aエンジン、限界走行でも安定性...
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