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kansen00のブログ一覧

2020年11月28日 イイね!

A050GSとA052のグリップ差、そして転がり抵抗の差

A050GSとA052のグリップ差、そして転がり抵抗の差A050GSはグリップは高いけど転がり抵抗が大きいので、日光などにマッチしそう、反対に富士やもてぎなど直線加速の多いコースにはあまり向かなそう、だけど結局GSの方がタイムは出る、っていう記事です。

上の画像はFSWの比較グラフで、赤が中古A050GS(11月中旬、18度、1分56秒9)、青が中古A052(5月頭、18度、1分58秒6)です。GSはグリップが非常に高く、ほとんどのブレーキングとコーナリングで052を圧倒しています。運転が悪くボトムが低いところも、すぐに加速に移行してますから、やはりグリップの差は歴然としています。ただ、高いボトムで加速に入っても、ストレートエンドでは同じくらいの速度まで追いつかれてしまい、なかなか振り切れません。風の影響も考えられますが、メインストレートとそれ以外の加速区間は逆向きにも関わらず、GSの加速が鈍い傾向は変わりません。この二つの走行の間に4000km走行しているのですが、エンジンパワーが落ちたとかハブドラシャなどの駆動損失が大きくなったということでなければ、転がり抵抗が大きいのかなと思います。また、A052の時より30kg軽量化し、キャンバーを0.5度足してフィーリングが向上しているので、この二つの走行だとGSでも1秒程度の向上にとどまっている計算になります。

SUGOの走行データをみても、最終コーナーのボトムが中古GSと新品A052で5キロ以上違うので、GSのグリップは高い。なので、日光のようにコーナーが連続して直線区間が少ないコースはきっと速くなると思います。一方で、富士やもてぎのような直線加速が長くて多いコースだと、転がり抵抗が足を引っ張るかも知れません。摩耗が穏やかなこと、熱ダレが少ないことなどを考えると、大型コースではA052がベストマッチじゃないかなと思いました。ただ052は剛性がないので、重量級の車だときつそうですが・・
Posted at 2020/11/28 11:52:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2020年11月19日 イイね!

FSW会員走行 紆余曲折あるも大幅ベスト更新

FSW会員走行 紆余曲折あるも大幅ベスト更新会員走行に行ってきました。色々ありましたが、ベストを大幅更新して方針が完全に立ちました。まずはタイムから。

ベストタイム 1分56秒966(Qstarz計測)
セクターベスト 29.577/37.246/50.146/ストレートエンド終速218.8キロ
気温18度 気圧960 湿度50%


前回の走行は1分57秒8だったのですが、その更に前のベストが1分58秒6で、コンマ8のベスト更新ながら、何か取り漏らしている部分があると感じました。というのは、30kgの軽量化をはさんでいるし、3度ほど気温が低かったので、それだけでもコンマ8くらいの更新は当然だったわけです。その上タイヤをA052からA050GSコンパウンドに切り替えていたのに、何故?というわけです。

ロガーをみたところ、GS効果でコーナーボトムは大幅アップ。しかし現実にあまり伸ばせていない。原因は加速にあると考えました。転がり抵抗が大きいことと、フロントGSに対応するためウイング角を少し立てたからではないかと。この対策として、一本目はエアをある程度張ったMコンで、ウイングの角度をゼロにして走ってみました。ところがアンダーが強い上、シフトする位置で大して加速が良くなっていないことが走行中から分かってしまいます。かなり一生懸命運転しましたが1分58秒6。前回より5度暑い上、タイヤは1.5分山くらいしかないので、それなりの速さではありますが、期待していたほどではありませんでした。

加速力アップという手札が切れてしまったので、もう伸ばせないのかなと思いましたが、MコンよりGSコンの方が速いらしいということは分かったので、組み替えて走ってみることにしました。ただ走るだけではつまらないので、減衰を思ったように変更。突っ張り感があるので、ハイキャンバーで早めにタイヤ外輪が接地するように、フロントを2段、リアを1段落としてみました。このセッティングは成功で、ヘアピンのクリアが楽になりました。また、加速力を上げるべく、ウイングの角度をゼロのままとしました。これで曲がれるならフロントに新品GSを組む時も角度を減らせます。富士は縁石のすぐ先に黄色い高い縁石があって、足を壊しそうに思うのですが、それをめがけて走るようなイメージ。積極的に攻めてベストタイム。

帰宅してからも過去のデータと比較して考えてみましたが、A050GS、多少転がり抵抗が大きいことは事実のようではあるものの、簡単に改善できるレベルではないと判断しました。10月末の気温15度のSUGOで、バックストレート計測ポイントの速度を大幅に更新しているのもあり、エンジンのパワーダウン、ハブベアリングの劣化による駆動ロスなども考えなくて良いだろうと判断しました。そして車の動きは良く、アンダーでもオーバーでもありません。

ということで、フロント新品GSで走りやすいセットを想像して組み立て、気温の低い日に走ってクリアをとるだけです。あとはドライバーの腕次第ですね。うまくいくといいなと思います。
Posted at 2020/11/19 21:43:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士スピードウェイ | クルマ
2020年11月06日 イイね!

FD2×A050GS×国際サーキット

FD2×A050GS×国際サーキットFD2にA050GSを履かせて国際サーキットを走るのはあまりマッチングが良くないという話と、GSで富士を走る上で改善できそうなことの話です。長いので、興味のある方だけ読んでください。


<主にA050GSについて>
自分のFD2のコンセプトが、「ナンバー付きでS耐ST-4レースカーのコースレコードを超える」というものなので、エンジンノーマルである以上A050GSを履くことは避けられないだろうということで、今秋から挑戦しています。前回のSUGOは大混戦で恐らく一回もクリアが取れない状況だったのでよく分からなかったのですが、今回の富士では、「コースイン→2周アタック→ピットイン」→パドックで数分タイヤを冷ます→「コースイン→2周アタック→走行終了」というのを30分の枠内でやってみました。すると・・

・一番手で並んでも小排気量ノンターボのためなめられてしまい、R35などウルトラハイパワー車には抜かされて、クリアが取れない
・走行枠が始まって最初の1周か2周が限界で、パドックで10分近く冷ましてもGSのタレは治まらず、大幅グリップダウンする

ということが分かりました。ゆえに、国際サーキットでフロントタイヤの仕事量の大きいFD2(DC5とかFK8も同じだと思います)でGSで決めるには、

・コースイン前にリアタイヤを何らかの方法で温めて、フロントタイヤのピークグリップでアタックに入れる準備をする
・コースイン直後のクリアが確実にとれる走行会などを探す(一例として、毒蝮走行会。富士の場合クラス分けして1クラス15台限定の上、持ちタイム順に出走する)
・コースインしてすぐに100%近いドライビングを決める胆力と地力!

の三つが必要だと思います。これはなかなか厳しいです。TC2000などはタイムアタック用の走行会がたくさんあるのでやりやすいのですが、もてぎや鈴鹿はどうでしょうか・・


<主に今回の富士の走行について>
上の画像のように、アタックラップでは1分57秒8の三連発だったのですが、内容はそれぞれ異なっています。最後のアタックラップが一番タイヤのタレが激しく、しかしコースとタイヤへの慣熟でカバーした感じです。ファーストアタックでラストアタックの走りができていれば、もう少しタイムは上がったでしょう。といっても難しいことですが・・下の画像はGPSロガーのデータですが、100Rのボトムをみれば一目瞭然です。ファーストアタックでは150キロ以上を保っていたのが、セカンドアタックでは147に、ラストアタックでは143まで落ちてしまいました。

また、コーナリングではA052よりアドバンテージがある一方で、若干転がり抵抗が大きいような印象を受けます。Aコーナー手前、ダンロップ手前など、前回の走行より速度が乗っていません。立ち上がり速度の向上とフルブレーキング開始ポイントが奥へいっていることを考えると、ちょっと訝しいところがあります。富士はコーナリングが多少良くなっても直線加速が遅くなるとタイム出ないでしょうから、ちょっと悩ましいかな。
Posted at 2020/11/06 05:25:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2020年11月06日 イイね!

FSW練習 なかなか上手くいかない

FSW練習 なかなか上手くいかない12/15にDKM富士というプレミアム走行会に参加する予定なので、秋ということで練習に行ってきました。30kgの軽量化に中古ながらA050GS投入!前回のベストは1分58秒6でしたが、56秒は出るでしょうと。しかし・・

気温15度 気圧950 100Rオイル処理あり
ベストタイム 1分57秒828(Qstarz計測) 
セクターベスト 29.672/37.447/50.331


というわけでなかなか渋い結果になってしまいました。正直、「GSでこれ?」という感じで、ほぼタイムアップに繋がってません。コーナーボトムは一部を抜かして変化がなく、減速するポイントまでの速度も伸びておらず・・ただ、この日はオイル処理がなく上手く走れれば、57秒フラットくらいまでいけたと思っています。GSに関しては少し思うところがあるのでもう一つの記事で書きます。

ご一緒して下さった吹谷さん、ありがとうございました。

今回の走行での反省点は、
・GSがタレないうちに決める
・アグレッシブな攻めでないとGSのピークグリップは使い切れない
・1コーナーブレーキングは建物あたりまで我慢
・2速を使うことを検討してもいいかも
・100Rは一旦ボトムを落としてでも後半踏み切れるライン取りを
・ヘアピンがドアンダー、要対策
・シフトアップ時のレブ当てを避ける。対策として200回転300回転手前でシフトアップのイメージ
Posted at 2020/11/06 04:51:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士スピードウェイ | クルマ

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「@たくみレーシング できたら素晴らしいけど、僕には不可能としか思えない・・エボ9のダウンサスとATR-Kだけで、ゆまもんさんが本庄43秒8だったかな。車高調さえ入ればかなり現実味出てきそうですが・・」
何シテル?   01/21 05:56
サーキット走行を楽しみとするおじさんです。真っ当で速くてとにかく楽しい車を作っていきたい。信じられないようなふけ上がりをするK20Aエンジン、限界走行でも安定性...
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