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狩猟犬のブログ一覧

2019年02月08日 イイね!

続・フェアレディZ、サバンナRX-7、スープラ...想ひ出のBig 3

続・フェアレディZ、サバンナRX-7、スープラ...想ひ出のBig 3先月、2002年以来17年ぶりの復活となるA90型 『GRスープラ』 がアンヴェールされたが、余りにずんぐりしてて不格好で、見た瞬間に興味が失せてしまった。86/BRZのデザインも余り好きではないので、多田哲哉チーフエンジニアと趣味が合わないのだろう。
 
私の中の “スープラ” は、相変わらず通算3代目、日本では初代となる 「A70型」 だ。Z31フェアレディZ、FC3SサバンナRX-7と共に私が “日本のスポーツカーBIG3” と捉える内の一台。そのトミカリミテッドを揃えたいと以前から思っているものの、スープラ以外は既に販売中止な為、未だ実現には至っていない。
 
 
“BIG3” 年表】 (日産・フェアレディZ、マツダ・サバンナRX-7/RX-7、トヨタ・セリカXX/スープラ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1969年11月日産・フェアレディZ デビュー(S30型)
   ┗日産・フェアレディZ 432 (1050㎏/160ps=6.5㎏/ps) 2L DOHC
・1971年10月:日産・フェアレディZ 「240Z」追加。
   ┗日産・フェアレディZ 240Z-G (1010㎏/150ps=6.73㎏/ps) 2.4L OHC
1978年3月マツダ・サバンナRX-7 デビュー(SA22C型)
   ┗マツダ・サバンナRX-7 GT (985㎏/130ps=7.58㎏/ps) 573cc×2 ロータリー
1978年4月トヨタ・セリカXX デビュー(A40/50型)
   ┗トヨタ・セリカXX 2600G (1180㎏/140ps=8.43㎏/ps) 2.6L OHC
1978年8月日産・フェアレディZ モデルチェンジ(2代目:S130型)
   ┗日産・フェアレディZ 280Z-T 2シーター (1270㎏/145ps=8.76㎏/ps) 2.8L OHC
1981年7月:トヨタ・セリカXX モデルチェンジ(2代目)(A60型)
   ┗トヨタ・セリカXX 2800GT (1235㎏/170ps=7.26㎏/ps) 2.8L DOHC
・1981年10月:日産・フェアレディZ マイナーチェンジ。(145ps⇒155ps)
   ┗日産・フェアレディZ 280Z-T 2シーター (1275㎏/155ps=8.23㎏/ps) 2.8L OHC
・1982年8月:トヨタ・セリカXX 2L DOHC追加。
   ┗トヨタ・セリカXX 2000GT ツインカム24 (1195㎏/160ps=7.47㎏/ps) 2L DOHC
・1982年10月:日産・フェアレディZ 2L ターボ追加。
   ┗日産・フェアレディZ 200Z-Tターボ 2シーター (1225㎏/145ps=8.45㎏/ps) 2L OHCターボ
・1983年8月:トヨタ・セリカXX マイナーチェンジ。(170ps⇒175ps)
   ┗トヨタ・セリカXX 2800GT ツインカム (1250㎏/175ps=7.14㎏/ps) 2.8L DOHC
1983年9月日産・フェアレディZ モデルチェンジ(3代目)(Z31型)
   ┗日産・フェアレディZ 300ZX 2シーター (1325㎏/230ps=5.76㎏/ps) 3L OHCターボ
・1983年9月:マツダ・サバンナRX-7 ターボ追加。
   ┗マツダ・サバンナRX-7 ターボGT (1020㎏/165ps=6.18㎏/ps) 573cc×2 ロータリーターボ
~~~~グロス⇒ネット:フェアレディZ 300ZX (1325㎏/195ps=6.79㎏/ps)~~~~~~~
・1985年10月:日産・フェアレディZ 「200ZR」(2L DOHCターボ)追加。
   ┗日産・フェアレディZ 200ZR-I 2シーター (1280㎏/180ps=7.11㎏/ps) 2L DOHCターボ
1985年10月マツダ・サバンナRX-7 モデルチェンジ(2代目)(FC3S型)
   ┗マツダ・サバンナRX-7 GT-X (1240㎏/185ps=6.7㎏/ps) 654cc×2 ロータリーターボ
1986年2月トヨタ・スープラ デビュー(3代目セリカXX)(A70型)
   ┗トヨタ・スープラ 3.0GTターボ (1520㎏/230ps=6.61㎏/ps) 3L DOHCターボ ※ATのみ
・1986年10月:日産・フェアレディZ マイナーチェンジ。(「300ZR」(3L DOHC)追加)
   ┗日産・フェアレディZ 300ZX 2シーター (1440㎏/195ps=7.38㎏/ps) 3L OHCターボ ※ATのみ
   ┗日産・フェアレディZ 300ZR 2シーター (1450㎏/190ps=7.63㎏/ps) 3L DOHC
・1987年1月:トヨタ・スープラ 「3.0GTターボリミテッド」(MT&ワイドボディ)追加。
   ┗トヨタ・スープラ 3.0GTターボリミテッド (1540㎏/230ps=6.7㎏/ps) 3L DOHCターボ
・1988年8月:トヨタ・スープラ マイナーチェンジ&「3.0GTターボA」 500台限定販売。
   ┣トヨタ・スープラ 3.0GTターボA (1520㎏/270ps=5.63㎏/ps) 3L DOHCターボ ※500台限定
   ┗トヨタ・スープラ 3.0GTターボ (1540㎏/240ps=6.42㎏/ps) 3L DOHCターボ
・1989年4月:マツダ・サバンナRX-7 マイナーチェンジ。(185ps⇒205ps)
   ┗マツダ・サバンナRX-7 GT-X (1250㎏/205ps=6.1㎏/ps) 654㏄×2 ロータリーターボ
1989年7月日産・フェアレディZ モデルチェンジ(4代目)(Z32型)
   ┗日産・フェアレディZ 300ZX 2シーター (1510㎏/280ps=5.39㎏/ps) 3L DOHCツインターボ
・1990年8月:トヨタ・スープラ マイナーチェンジ。(3Lターボ⇒2.5Lツインターボ)
   ┗トヨタ・スープラ 2.5GTツインターボR (1520㎏/280ps=5.43㎏/ps) 2.5L DOHCツインターボ
1991年12月マツダ・RX-7 モデルチェンジ(3代目)(FD3S型)
   ┗マツダ・アンフィニRX-7 タイプR (1260㎏/255ps=4.94㎏/ps) 654㏄×2 ロータリーツインターボ
1993年5月トヨタ・スープラ モデルチェンジ(4代目)(A80型)
   ┗トヨタ・スープラ RZ (1490㎏/280ps=5.32㎏/ps) 3L DOHCツインターボ
・1996年1月:マツダ・RX-7 マイナーチェンジ。(255ps⇒265ps)
   ┗マツダ・RX-7 タイプRZ (1250㎏/265ps=4.72㎏/ps) 654㏄×2 ロータリーツインターボ
・1999年1月:マツダ・RX-7 マイナーチェンジ。(265ps⇒280ps)
   ┗マツダ・RX-7 タイプR (1260㎏/280ps=4.5㎏/ps) 654㏄×2 ロータリーツインターボ

2000年12月日産・フェアレディZ 販売終了
2002年8月マツダ・RX-7、トヨタ・スープラ 販売終了
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そしてこちらは、YouTubeに上がっているベストモータリング公式チャンネルの “筑波バトル” 動画。“BIG3” は中心メンバーとして活躍。GT-RやNSX等にトラクション面で劣勢だったものの、健闘していた。以下にZ31/FC3S/A70が出ているものを列記する。

●1989春 180SX登場!! FC3Sが215馬力!! 国産FRスポーツバトル ※Z31、FC3S、A70
●1989夏 Z32フェアレディZ デビュー 国産FRスポーツ 筑波バトル!! ※Z32、FC3S、A70
●1989秋 R32GT-Rデビュー 筑波サーキットバトル!! ※Z32、FC3S、A70
●1990秋 スープラ2.5GTターボR登場!! 国産FR最速戦 ※Z32、FC3S、A70
●1992冬 RX-7 FD3Sデビュー ライバル対決!! FD3S Debut!! ※Z32、FD3S、A70
●1992冬 RX-7 FD3Sデビュー 筑波BATTLE!! FD3S Debut!! ※Z32、FD3S、A70
 
いや~、見てるとほんと童心に帰る。。。(´∀`)
Posted at 2019/02/08 02:44:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2015年06月26日 イイね!

【ベスモ】 スカイライン vs RX-7

R31スカイラインの記事をまだ書いてないなぁと思い、つべを漁っていたらこんなのが出てきました。私の年代的には、R31vsFC3Sのバトルが胸熱ですね。おまけにクルマ好きなら泣く子も黙る伊藤修令&貴島孝雄 御両人の登場ですか…(熱)
 

 
つべを漁るとベスモの動画が五万と出てきますが、90年代の〝筑波バトル〟なんかを見てると自分がCar Kidsだった頃の気分に戻って没頭してしまいます。
 
日本車がまだ熱かった頃を思い出させてくれる素敵な動画です。
本当は違法なんだろうけど…(笑)
Posted at 2015/06/26 19:36:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2009年06月06日 イイね!

【私的迷車列伝】三菱 ギャランΣ ハードトップ

【私的迷車列伝】三菱 ギャランΣ ハードトップ暇を見ては過去の日本車リストのようなものを作成しているが、カテゴリー分けをする際、どのカテゴリーに入れれば良いか悩む “変なクルマ” がたまに在る。今回取り上げる『ギャランΣ(シグマ)ハードトップ』もそんな一台。何が変かと言うと、コロナやブルーバード、アコード辺りとそう変わらぬクラスのギャランを、当時のマークⅡなどの “ハイソカーブーム” に当て込み、無理やりハイソカーに仕立てあげたところにある。
 
当時、クラウンやセドリック/グロリアのフラッグシップセダンと、コロナ・ブルーバード・ギャラン・カペラ・アコードなどのミドルクラスセダンの間には、トヨタのマークⅡ/チェイサー/クレスタの3兄弟、日産のローレル・レパード・スカイライン、マツダのルーチェ・コスモなどの “アッパーミドルセダン”(70年代で言う “ハイオーナーカー”)が存在したが、マークⅡ 3兄弟の爆発的な売れ行きを横目で睨み、このクラスのFR(後輪駆動)の車台を持たない三菱がとった奇策が、FF(前輪駆動)のギャランの車台に5ナンバー枠目一杯のマークⅡルックのハードトップボディを被せ、新シリーズ『ギャランΣハードトップ』として売る…というものだった。これには伏線があり、ハードトップ発売4ヶ月前の1984年6月、三菱は当時の “パワーウォーズ” における主砲となる『シリウスDASH 3x2』をスポーツカーのスタリオンに搭載すると同時に、なんとファミリーセダンのギャランΣにも搭載してしまった。FF(前輪駆動)に200psの大馬力。今でこそマツダスピードアクセラなどFFに大馬力を搭載するクルマは在れど、当時こんなクルマは他に一台もなかった。力を後ろから与えるFRの方が、トラクション(力の伝達効率)が断然良く、出力と操縦舵が重なるFFだとトルクステアが発生し、操縦安定性に難が生じる上、トラクションも良くない。そんな他メーカーがやらない “タブー” を平然とやってのけるのが三菱だった。その前の1982年頃、“フルラインターボ” と称し1.4Lから2.3Lまでのエンジンに一斉にターボをぶち込んだ事もあった。この破天荒さが三菱の魅力であり、短所とも言える。
 
話が逸れたが、このΣセダンに積まれた200psの『シリウスDASH』が、ハードトップのトップグレード『VRエクストラ』にも搭載された。ハイソカーを目指しつつ、ジェントルな乗り味とは縁遠いスポーツエンジンを盛り込んだ訳で、支離滅裂と言うべきか、欲張り過ぎてターゲットが不鮮明と言うべきか…。
 
そのボディスタイルも、ほぼ同じ全長のマークⅡやローレルと比べて7㎝程ホイールベースが短く、つまりそれだけオーバーハング(前後のバンパー)が長い訳で、何だか妙にバランスが悪い。上記の出自通り “急拵え感” が拭えない。
 
V6エンジンが広まりつつあった1986年10月には、2LのV6エンジンを搭載。2年前からローレルやブルーバードマキシマに搭載していた日産には遅れを取ったが、翌1987年4月にカムリプロミネントに初搭載したトヨタには半年先んじた。しかしターボを搭載しネット150psを得ていた日産勢と比べ、OHC/NAだったこのV6はたったの105psしかなく、あまりにも訴求力に乏しかった。
 
1989年5月には、海外向けだった3L/V6を搭載した『DUKE(デューク)』を発売。半年前の1988年10月に、3ナンバーのV6専用車として一から開発した日産・マキシマが既にデビューしていた為、やはり “急拵え感” 丸出しだったが、丸一年後にデビューし空前の大ヒットを飛ばしたディアマンテへの “繋ぎ役” を果たした。
 
批判的なことも書いたが、このギャランΣ ハードトップは日本車がまだ発展途上かつ技術革新の嵐の中、“何でもアリ” だった魅力溢れる80年代の “ハチャメチャぶり” を物語る一台として、今も記憶に残る隠れた “名(迷)車” だったのかもしれない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三菱 ギャランΣ HT 2000 VRエクストラ [FF/5MT] ('84.10~'88.2) ※初期型
全長4660mm×全幅1695mm×全高1375mm ホイールベース2600mm 車両重量1270kg
1997cc(200ps/28.5kgm)※グロス  P/W レシオ6.35kg/ps  車両価格287万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三菱 ギャランΣ HT 2000 CSエクストラ [FF/4AT] ('86.10~'90.5) ※V6
全長4660mm×全幅1695mm×全高1375mm ホイールベース2600mm 車両重量1270kg
1998cc(105ps/16.1kgm)  10モード燃費9.2km/L  車両価格242万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三菱 ギャランΣ HT 2000 VRエクストラ [FF/4AT] ('88.2~'90.5) ※最後期型
全長4660mm×全幅1695mm×全高1375mm ホイールベース2600mm 車両重量1310kg
1997cc(170ps/26.0kgm)※ネット  P/W レシオ7.59kg/ps  車両価格309万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三菱 ギャランΣ HT 3000 デューク [FF/4AT] ('89.5~'90.5)
全長4725mm×全幅1695mm×全高1375mm ホイールベース2600mm 車両重量1330kg
2972cc(150ps/23.5kgm)  10モード燃費8.2km/L  車両価格236.1万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関連情報URL : https://bit.ly/2BOJWuD
Posted at 2009/06/06 12:31:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2009年01月26日 イイね!

スープラ、フェアレディZ、サバンナRX-7...想ひ出のBig 3

スープラ、フェアレディZ、サバンナRX-7...想ひ出のBig 3トヨタ スープラがデビューした後、多分1986年春頃のカーグラフィックTVで、そのスープラと日産 フェアレディZとマツダ サバンナRX-7の比較テストみたいなことをやっていた。ボクは当時小3もしくは小4だったが、内容は朧気ながらもその事実だけはハッキリと憶えている。きっと当時のボクは、その画面に釘付けになって見ていたことだろう....。
当時は “パワーウォーズ” の真っ只中で、新たに出たクルマが最高出力を更新し、更に後に出たクルマがまたそれを上回るという、正に夢のような時代だった。『史上最強のスカイライン』 でも触れたが、三菱 スタリオンは'82年5月のデビューから'84年6月の2年間で、145ps→200psと 37.9%も出力をアップさせている。

このお寒い御時世にあって、あの輝かしい時代が一層懐かしく感じられる。 出来ることなら、あのカーグラフィックTVの映像をもう一度見てみたい。

追記: 検索したら出てきました。'86年3月7日放送の 『トヨタスープラ&Special GT cars 日産フェアレディ300ZX&マツダRX-7』 だったようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/cgtv/html/02_title_1986.html

オクか何かで、いつかこれを手に入れたいですねぇ....(遠い目)
 

関連ページ
【Car of the 80's】フラッグシップスポーツカー Part.2
【私的名車列伝】第22弾 トヨタ スープラ(初代)
【私的名車列伝】第13弾 日産 フェアレディ Z (Z31)
【私的名車列伝】第21弾 マツダ サバンナRX-7(FC)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
トヨタ スープラ 3.0GTターボ [FR/4AT] ('86年2月) ※最高速度236.5km/h
全長4620mm×全幅1690mm×全高1310mm ホイールベース2595mm 車両重量1520kg
2954cc(230ps/33.0kgm)  P/W レシオ6.61kg/ps  車両価格333.5万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日産 フェアレディZ 300ZX 2シーター [FR/5MT] ('83年9月) ※最高速度234.9km/h
全長4335mm×全幅1725mm×全高1295mm ホイールベース2320mm 車両重量1325kg
2960cc(195ps/31.5kgm)  P/W レシオ6.79kg/ps  車両価格320万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マツダ サバンナRX-7 GT-X [FR/5MT] ('85年9月) ※最高速度231.9km/h
全長4310mm×全幅1690mm×全高1270mm ホイールベース2430mm 車両重量1240kg
654x2cc(185ps/25.0kgm)  P/W レシオ6.7kg/ps  車両価格258.8万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Posted at 2009/01/26 19:49:40 | コメント(3) | 車 - Car of the 80's | クルマ
2008年10月26日 イイね!

ランサー/ミラージュワゴンとファミリアワゴン

ランサー/ミラージュワゴンとファミリアワゴンそれ以前のことはよく分からないが、'70年代以降におけるカローラクラスの乗用(5ナンバー)ワゴンの元祖は 間違いなく日産のサニーカリフォルニア('79年1月)だった。これは「ワゴン」といっても実用ワゴンといった趣ではなく、クーペとボディ前半部を共有し全高が1345mm しかないという「スタイリッシュ」なワゴンだった。そして丸一年後の'80年1月にホンダが「シビックカントリー」で追随し、'82年8月にトヨタが4WDオンリーの「スプリンターカリブ」を投入。ようやっと「市場」らしくなってきた。その後は停滞していたが、'85年2月に三菱が「ランサー/ミラージュワゴン」(以後「ラン/ミラゴン」)を、12月にマツダが「ファミリアワゴン」(以後「ファミゴン」)を新たに投入。今回取り上げるのはその両者である。

ラン/ミラゴンは'83年10月デビューの2代目ランサーフィオーレ/2代目ミラージュがベースで、ファミゴンは'85年1月デビューの6代目ファミリアがベースだが、やはり古いラン/ミラの方が角張った古臭いスタイルで、新しいファミリアの方が角を削ぎ落としたより近代的なスタイルとなっている。最初は両者ともFFのみだったが、前述のカリブやスバル レオーネ、'84年11月のシビックシャトルなどが開拓した “生活四駆” の波に乗り、ラン/ミラゴンは'86年8月に、ファミリアワゴンは '87年4月にフルタイム4WDを追加した。どちらも当初はMTのみで、ファミリアだけ4ヶ月後に4ATを追加。ラン/ミラゴンは'92年5月にリベロへとバトンタッチ。ファミゴンは'94年9月まで生産。以降は日産のADワゴン→ウイングロードのOEM車となった。

カリブほどではないが、この両者も魅力的なカジュアルワゴンだった。特にラン/ミラの方はスクエアでバランスが良く、2トーンに彩られた後期型など今見てもあまり古さを感じさせない。しかし....問題はパワーユニットか。どちらも大変非力で、私のシャトル(1180kg/120ps/14.5kgm)でさえノロかったのだから、その鈍臭さは容易に想像がつく。

DOHC化など、'80年代の “パワーウォーズ” の波及効果が実用エンジンにまで及んできたのは '80年代末期。この両者はそれ以前の産物なので、その点仕方がないのかもしれない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
マツダ ファミリアワゴン 1500EGI XG [FF/5MT] ('85.12~'87.4) ※前期型
全長4220mm×全幅1645mm×全高1410mm ホイールベース2400mm 車両重量960kg
1490cc(76ps/11.4kgm)  10モード燃費15.4km/L  車両価格126万円
マツダ ファミリアワゴン 1600EGI XGi [4WD/5MT] ('87.4~'94.9) ※後期型
全長4220mm×全幅1645mm×全高1420mm ホイールベース2400mm 車両重量1090kg
1597cc(85ps/12.5kgm)  10モード燃費11.0km/L  車両価格159.5万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
三菱 ランサー/ミラージュワゴン 1500CX [FF/3AT] ('85.2~'92.5)
全長4135mm×全幅1635mm×全高1420mm ホイールベース2380mm 車両重量980kg
1468cc(87ps/12.5kgm)  10モード燃費14.4km/L  車両価格134万円
三菱 ランサー/ミラージュワゴン フルタイム4WD 1800CX [4WD/5MT] ('86.8~'92.5)
全長4185mm×全幅1635mm×全高1460mm ホイールベース2385mm 車両重量1070kg
1755cc(85ps/14.1kgm)  10モード燃費10.8km/L  車両価格158.3万円
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Posted at 2008/10/26 18:35:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車 - Car of the 80's | クルマ

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