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発破泰三のブログ一覧

2008年04月23日 イイね!

KSのことでも

KSのことでもこのバイクをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、簡単な生い立ちでも。

KS-1/KS-2の初出は1987年末。

NSRvsYSRの2st12インチクラス、モンキーRvsギャグ(エイプ乗りにはおなじみの、オートボーイXEはこの頃にできたものです。専属ライダーはモトちゃんぷで活躍中の岸田年正さん)の4st10インチクラスと言った図式で、ミニバイクレースが大きく盛り上がっていたこの時期、いい加減モデル末期となっていたAR50/AR80の後継として、フルサイズからミニバイクに仕立て直されたものでした。

この当時のカワサキはロードレースに参戦をしていなかったためか、同じクラスのNSRやYSR、ギャグと言ったレーサーレプリカとは一線を画した、スーパーバイカーズ(現在で言うモタード)スタイルで登場。
各社が曲線基調のボディを持たせる中で、KSは直線基調で意味も無くエッジやソリを利かせた80’ カワサキデザインを踏襲、エンジンはフルパワー/6速MTながらも空冷/2st/10インチであったため、カテゴリの隙間に落っこちて、ガチンコでケンカできる相手がいなかったと言う有様で、空気嫁と言う言葉がドンピシャだった、とにもかくにも売れないバイクでした。

88年になって、ヤマハから水冷エンジンと12インチホイールを与えられたTDR50/80が登場すると、これを巻き込んでスーパーバイカーズミニのジャンルを確立。
売れないながらもしぶとく販売を続け、90年には水冷エンジンと12インチタイヤを搭載したKSR-1/KSR-2にバトンタッチしていきました。

KS-1/KS-2とKSR-1/KSR-2の動力性能には雲泥の差がありますが、KSRはフレームがKSとほぼ共通のビッグマイナーチェンジ車でもあり、KSは発売から20年以上が経ち、純正部品は壊滅的状況となった今でも、フレームさえあればどうとでもできるバイクとなっています。

僕はこれを最大限悪用して、エイプに負けないアホバイクを作ってみるつもりです。
手始めは、電装系で行ってみようかな。
エイプで上手くいった、12Vセミバッテリーレス(灯火類はバッテリーレス、アクセサリー類とホーンはバッテリー駆動)ができたら良いな、なんて思ってます。

写真は今回買ったKSで、販売店さんが撮られたものです。
A型なのにB型の外装がついてたりとか、キャリパーが既に変えられて(多分ボルトオンのKX80用トキコ2ポット)いたりと、自らの未来を暗示するかのような、話の早い状態となっています(苦笑)。
Posted at 2008/04/23 12:41:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | KS-II | クルマ
2008年04月21日 イイね!

モタードを手に入れる!

ボロ100につけてみたかったチャンバー、ウィンドジャマーズ・ファクトリーさんのスポルトエギゾーストなんですが、何度指定フォームでメールを送っても、また電話で連絡をしても、完全にシカトされてしまいました。
さすがに頭にきましたので、これはもう頼まないことにします。
今度からなしのツブテにされることをジャマーズと呼ぶことにしよう。

さてボロ100なんですが、チャンバーがなしのツブテにジャマーズされたことでやる気も失せてはいるんですけど、それに加えて別の問題も浮き彫りになってきました。
雨天時、ほぼ確実に失火して止まってしまうんです。

あれこれ調べてみると、振っている雨を吸い込んでどうこうしているのではなく、濡れた路面から巻き上がった雨滴が電装系のどこかにかかり、リークを起こしているようです。
こう言った故障は再現をさせるのが簡単でも、原因を特定するのは厄介な部類になります。

ボロ100は雨天時に乗れないとなると、通勤用バイクとしては論外になってしまうんですが、先のジャマーズなお話に加え、原因の特定と修理に時間がかかるとなると、腰をすえて直す、まとまった時間を作らなければならなくなってしまいます。
そこで、再びボロ100を緊急用車両に格を下げ、急遽主力車両を手に入れることにしました。


ふ。
ふっふっふ。
フハハハハハァ!
出物がありました。買ってきましたよ、ケーエス。
そうです、あのファニーかつスパルタンな、カワサキのミニモタードです。

 あ、いえ。ディスクブレーキは前だけですね。
 えぇ、チューブタイヤですよ?10インチで。
 水冷ってなんですか?



と言うことで、カワサキ・KS-2を買ってきました。
エイプ繋がりでXRでもなければ、今時KSRでもなくてごめんなさい。
でもこいつ、実はエイプやKSRよりもイジリ甲斐があったりするんです。
例えば足回りやエンジンはKSRのものを大幅に流用できますし、面白いところではモンキーのホイールをそのまま使えちゃったりもするんですよ。

ウッシッシ、欲しかったのよねコレ。
どうやってイジッてくれようかなぁ~♪
Posted at 2008/04/21 12:35:14 | コメント(3) | トラックバック(0) | KS-II | クルマ
2008年04月04日 イイね!

フルバンクじゃなくてもいい!

実は以前からある程度の方向性は固めていて、作業にも取り掛かっているんですけど、それに合わせたワンオフチャンバーの打ち合わせがうまくいかず、遅々として進んでいない状況です。
またその他に、交渉を開始したバイクも…これは手に入らない可能性も大きいんですけどね。

それはさておき、ボロ100のイジリの方向性は「走り屋」仕様としました。
僕なんかもコゾー時代には、安物のツナギなんぞを着て、原付でヒザを擦って遊んでいたものなんですけど、「マモラ乗り」なんて言葉まで埋葬済みの死語となっている現在、当時は石を投げれば当たるほどいた走り屋も、その生息数は知れたものとなっていますし、その仕様のスクーターも珍しいカスタムの部類になっていると考えたからです。

もちろんバリバリ(も死語だなァ…)な走り屋仕様のスクーターで通勤なんぞ、こっ恥ずかしくてできっこありませんが、そのシルエット、時代に逆行するノーズダウン・ヒップアップと言ったスタイルを追いかけるくらいなら、通勤用であってもどうにかすることができます。
走り屋系なら、ボロ外装でも付いていれば上等ですしね(苦笑)。
ミラーステーにガムテープを差し込んでおけば、雰囲気はさらにアップ(大苦笑)。

と言うわけで、今回のコンセプト。
題して「小僧ずきチューン」。

まずはノーズダウンとヒップアップを加え、当時のレプリカをイメージしながらシルエットをまとめてみたいと思います。
具体的には、

・フロントサスを短くする。
・リヤサスを長くする。
・リヤフェンダーの形状を変える
・グリップゴム、バーエンドキャップ、ブレーキレバーを凝ったものにする。
・前後タイヤをサイズ共通から、フロント細め・リア太めのものにする。
・スポーツチャンバーを入れる。
・ブレーキディスクの大径化
・ハイフラ・チカテー(苦笑)
・ドラヘル(大苦笑)

こんなところでしょうか。
ボロっちい外装やシートは最後になってしまうでしょうが、このあたりもステッカーチューンや表皮張替えなどで遊んでみようと思います。
エンジンについては信頼性を最大限重視する仕様とし、ヨソさんの通勤スペシャルと差別化するために、リアキャリアやカゴの類は全て取っ払うつもりでいます。

さて、そろそろチャンバー入れたいんだけどなぁ…。
府中の某ファクトリーさま
指定フォームでメールを出しても、お返事をバッくれるのは勘弁してください。
Posted at 2008/04/04 16:07:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2008年03月17日 イイね!

こんなもん、流行るなよう

注文していた部品が届いた、とお師匠のお店から電話があったので、早速組みつけに行ってきました。

お師匠とダベりつつポコスカと組み立て、おやつの買出しをかねてスーパーまで試乗に。
まー驚きました。ちゃんとしたV100って良く走るものなんですね。
ボロ100は駆動系のリフレッシュのみでしたが、発進時の回転数の低さだけはいただけないものの、中間加速や再加速はなかなかのものでした。

僕の体重はV100設計上のものと大きくかけ離れて(大苦笑)いますから、気になる発進加速や中間加速の味付けだけを変えてやれば、使い勝手の良いバイクになってくれそうです。

エンジンはこれで問題がなくなったんですけど、まだまだ手を加えなければならない箇所がたくさんあります。
取り急ぎ面倒を見なければならないのが、完全にダメになっている前後サスペンション。
スプリングはヘタれ、ダンパーも抜けていて、乗り心地はブワブワの底突きガツガツなんです。

これらも新品の純正部品を入れてやれば一発解決なんですけど、改造の初手もサスから、と言うのもあるので、あらかじめ改造コンセプトを決めちゃって、市販サスでの修理兼改造をしてみることにしました。

  ほいだらどうしようかな。
  通勤に使うから通勤スペシャル仕様で考えようかな。

なーんて考えながらネットサーフをしてみたんですけど、僕のコゾー時代には珍しかった、風防にハンドルカバーに前カゴ&キャリアボックスで、エンジンはチューンドの通勤スペシャルと言うのは、今では定番(と言うか流行の)カスタムになっているんです。
それ以外のカスタムはと言うと、外装をイジッて車高を下げるなどした、ルックス重視のものが目立っていました。

・・・。
イヤだ。こんなの嫌です。

ここで通勤スペシャルを作るのは、負けだと確信しました。
ありきたり過ぎることをするのは、どうにも性に合わないんです。
ボロ100には通勤性能を犠牲にすることなく、ありきたりではないカスタムを与えてみようと思います。

さーて、どうしたもんか気合入れて考えるべえ。
Posted at 2008/03/17 14:50:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2008年03月10日 イイね!

ダメだこりゃ

セカンダリシーブがものの見事に破断していた、わがV100改めボロ100。

セカンダリシーブは、トルクカムの通るシャフト部と、ベルトがあたるプーリーが溶接されて作られています。
ボロ100ではこの溶接部分がきれいに破断して、プーリーが空回りをしていました。

ここはひどく熱が溜まりやすく、ただでさえ劣化しやすい部分ではあるんですが、そのあたりは設計段階で織り込み済みであろう市販車であることを考えると、経年的な理由もさることながら、セカンダリシーブに別の熱が加わった等の原因があったはずです。
そこでプーリーケースの冷却経路を追いかけて、左サイドカバー下側についている冷却空気導入口をバラしてみると…

 ゲーホ><
 な、なんちゅう詰まり方をしてんだ@@;

ここにはスポンジのフィルターが入っているんですけど、これでもかと言うくらいにチリが詰まっていて、つまみ出しただけでロージンバッグをひっぱたいたかのような粉煙が舞い上がりました。

フィルターがこれでは、プーリーケースに冷却空気なんてロクに入ってこなかったでしょうから、壊れたセカンダリシーブ以外にも、ケース内の熱の影響でダメージが出ている部品はあるはずです。
早速プーリーだの何だのをチェックしてみると…

 あっはっはっは^^
 なーんだ、殆どダメじゃんか@@;

ウェイトローラーやスライドピースは偏磨耗を起こし、プーリーは圧入されているメタルベアリングまでズレまくっていて、ベルトはひび割れが目立ち、サビの回ったクラッチセンタースプリングなどが一目で判断できました。
結局、まだ使えそうなクラッチの一部だけを残して総どっかえすることに。

注文した部品代はシメて約5万円。
大丈夫だろうとは思いますが、これで走らなかったら痛すぎる><

V100乗りのみなさん。プーリーケースの冷却って、地味に重要なんです。
冷却空気導入口のフィルターは、それなりにメンテナンスしてあげてくださいね。
水と中性洗剤でもしゃもしゃと洗うだけですから…。
Posted at 2008/03/10 13:10:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ

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発破 泰三(はっぱ・たいぞう)です。 実用車に遊びの要素を加えた、楽しく使えるクルマを探し続けています。
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