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発破泰三のブログ一覧

2006年12月19日 イイね!

補足 その1

日曜日にキーンホークを持って、自慢がてらお師匠のお店に行きました。
お師匠は箱の中身や説明書をしげしげと眺め、「良くできてるねェ~」と呟いたかと
思ったら、おもむろに工具を渡されました。


・・・作れってか?今ココで??


と言うことで(?)時間的に全部は無理だったんですけど、一部組み立ててみましたところ、キーンホークは説明不足な部分を持っていることが判ったので、雑談を交えながら組立説明書への補足を、つらつらと書いてみようと思います。
下の組立説明書はダークインパクトのものですが、ボディしか違いが無いので、キーンホークの組立説明書の代わりにリンクします。

ダークインパクト組立説明書(pdfファイル)


まず、キットを組み立てる前に用意しなければならないものがあります。
説明書に書かれているアイテムだけではちょっと足りませんで、

・OP931 DF-03 センターワンウェイユニット
・軽金属・樹脂用の平やすり
・2000番以上の耐水紙やすり
・タミヤボールデフグリス
・タミヤセラミックグリス
・ねじロック剤
(他は判明次第追加)

を追加しなければなりません。

またたくさんある金属部品袋詰めには何の目印もありませんから、説明書の最後のほう
のページにある部品一覧を確認し、油性ペンで各袋に「MA」「MB」などと書いて、判りやすくしておきましょう。


① 走行用バッテリーの充電

これは後回しでもかまいません。
車体が全部出来上がってから、サーボやアンプの調整の際にバッテリーが必要になるん
です。
なので車体の製作を先にするのなら後回しに、サーボやアンプの調整を先にするのなら
バッテリーを充電すると良いでしょう。


② リヤボールデフの組み立て

このキットの最初の難関であり、最大の難関です。
キット付属のボールデフグリスは圧倒的に量が少ないので、あらかじめ用意しておいたボールデフグリスを使いましょう。

MK3は硬い樹脂でできていて、しかもバリがありますから、ニッパーや平やすりを使って丁寧に取り除きます。
またMK6を接着する面の外周部分は、平やすりで軽く角を落としておきます。
こうすることでMK3とMK6を、しっかり並行に接着することができます。

MK3とMK6を接着する前に、ガラス板などの平面がしっかり出ているものを用意して、その上にビニールなど瞬着の効きにくいものをきれいに敷いておきます。
MK3に接着剤を塗ってMK6と張り合わせたら、この上に部品を載せてギュウギュウと押し付けて圧着させます。
圧着をすると余分な瞬着がはみ出て、MK6の表面にもくっついているはずですから、耐水紙やすりを使ってこれを丁寧にそぎ落とし、MK6の表面をツルツルに仕上げておきましょう。

MG1のMK7が入る穴の部分だけを埋めるようにボールデフグリスを盛り付けて、その上にそっとMK7を置いていきます。
この状態で組み立てたボールデフカップで挟み込んでやると、MK7がMG1に綺麗に収まってくれます。

ボールデフカップを一度外し、再度MK7の上だけにボールデフグリスをチョン、チョンと盛り付けたら、ボールデフを一気に組み立ててしまいましょう。
なおMG1やMR5に使うグリスは、キット付属のものではやっぱり足りないので、あらかじめ用意しておいたセラミックグリスを使ってください。

ボールデフの調整についてですが、簡単に済ませる方法があります。
MA7をそっと(そっとですよ!)しめ込んでいき、軽くいっぱいにまでしまったら、そこから4分の3回転ゆるめます。
これでまず調整ができているはずですが、もし合わないようなら前後4分の1回転以内にベストポイントがあるはずです。


③ リヤボールデフの取り付け

A1、A4をランナーから切り離したときにバリが出ますから、綺麗に取り除いてください。
取り除かなくても性能的な差は出ませんが、出来上がってみるとこう言うのは結構目立つため、みずぼらしく見えてしまいますよ。

MB1をしめ込むときは、例えば

・右上→左下→左上→右下

と言うように、対角線上を通るような順番でしめていってください。
また一つのねじを最後までしめきるようなことはせず、4つのねじを均等に、少しずつしめ込んで固定しましょう。
手間はかかりますが、ゆっくり均等にしめ込まれることでデフギヤが一番負担のかからない位置に移動していき、そこで固定することができます。

ここでちょっと暴露を。
レース、特にタミヤグランプリでは、オプションが多ければ勝てるか、と言えばそうではありません。

ねじやシムの組み方にどれだけ気を使うことができたか、すなわち比較的隙間を多めに作ってあるタミヤ車においては、どこまで精度を高めた組み立てができたか、と言うのが誰も語らない上位入賞のための秘訣でして、今回はノーマルのタッピングビスを使って組み上げますけれども、だからと言ってねじの締め方が変わるようなことはありませんから、今のうちにこう言った組み立てグセをつけてみてください。

ここまでで説明書1ページ分の補足が書けました。
僕もさらに作業を進めて、また次回、説明書1ページ分を書いてみようと思います。
Posted at 2006/12/25 01:38:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年12月17日 イイね!

目医者の決闘

なんだこれは(怒)。
なんつー変換をしてくれるんでしょうね・・・。
今回の正しいお題は「名車の血統」です。

僕のお師匠とは、ヒマを持て余す年始にラジコンで遊ぶことがあります。
公園などのアウトドアで遊ぶので、いつもならモンスタートラックを持っていくんですけど、「来年のお題はバギー」と突然決められてしまいました。

バギーも持っていないことはないんですが、新車のグラスホッパーとマイティフロッグしかなく、いかんせん設計が旧い上、記念に買ったものでもあるので正直走らせたくはありません。
なので、急遽バギーを買ってきました。
昨日発売になった、タミヤ・キーンホークです。



タミヤ・キーンホーク(クリックで拡大)


ラジコンのツーリングカーであれバギーであれ、現在の4WDシャシと言うのは、タミヤの「マンタレイ」と言うかつてのバギーが始祖となっています。
もちろんマンタレイ以前にもサンダーショットだのフォックスだのと言った名シャシがあり、その前にグラスホッパーやマイティフロッグがいるんですけど、マンタレイはこれまでのシャシ技術を集大成したもので、これ以降、他メーカーを含めてシャシ技術はたいして進化していないのが現状です。



タミヤ・マンタレイ(クリックで拡大)


それだけマンタレイが完成されたシャシを持っていて、ツーリングカー用シャシTA01を派生させ、以来16年の長きにわたって今なお作り続けられている訳なんですけど、ついにそのマンタレイの正統進化とも言えるバギーがリリースされました。
ごく最近にDF01と名づけられたマンタレイシャシに対して、DF03と名づけられたシャシを持つ「ダークインパクト」がそれで、キーンホークはボディ違いの兄弟車です。



タミヤ・ダークインパクト(クリックで拡大)

単に遊ぶだけでしたら、すでに発売されているダークインパクトでも良かったんですけど、ボディデザインがタミヤバギーの中ではあまりに芸のない部類(悪いんですがバハチャンプ未満です)で、他のメーカーならともかく、タミヤのバギーとして買いたくなかったんです。
その点キーンホークはトップフォース(マンタレイの兄弟車)のデザインをちりばめた、タミヤらしいインチキ臭さに満ちたボディをまとっているため、これの発売日まで買うのを控えていました。



タミヤ・トップフォース(クリックで拡大)


DF03は横置きモーター+シャフトドライブと言う、ラジコンカーにおいては実に優れた設計がされている反面、「オプション地獄のタミヤ」ならではの手抜きも、随所にちりばめられています。
組み立て説明書をザッと目を通してみたところ、まず組み立てる前にセンターワンウェイと多量のビスが別途必要で、また横置きモーター+シャフトドライブシャシ(DF01系、TA01系、TL01系)共通の欠点でもある、モーター放熱による悪影響をDF03も弱点として引きずっていました。

キーンホークの組み立て記をみんカラに書くかどうかはまだ決めていませんが、ネタとして面白いようでしたら、上の手抜き対策と理由を含めて、つらつら書いてみようと思います。

2日もあればできるかな?
年末がんばって作らねば。
Posted at 2006/12/17 13:44:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年11月30日 イイね!

ボディ決定

今日はヒマな時間に、デフギヤをあれこれ調べてみました。
丁度おあつらえ向きなものがみつかりまして、HPI・X-MODS用のAWDアップグレードセット(の旧い方)が良さそうです。

LSD効果を期待できるボールデフに、ベベルギヤとバルク回りがセットになったもので、お値段は2000円ほど。
X-MODSは取扱店を見つけるのが面倒と言えば面倒ですが、早々に見つかったのは助かりました。

会社の帰りにX-MODS取扱店を回っている途中、カスタマックスに使えそうなプラモデルを見つけたので、今日はこれを買ってお終いに。
買ってきたのはフジミ模型・インチアップシリーズのスズキ・エスクードです。





カスタマックスやミニッツモンスターは、おおよそ1/30スケールなんですが、クルマのプラモデルはその多くが1/24なので、本当であれば使いたいピックアップトラックなどを買ってきてしまうと、ボディだけが不恰好に大きくなってしまうんです。

そこで5ナンバーサイズでホイールベースの短い車種に限定し、クロカンもしくはトラックのボディを持っていて、このブログにシャレが効いたものを探してみたところ、エスクードが見つかりました。

しかしそのまま作っても面白くありませんから、これをベースに
プロシードレバンテ
を作ってやろうと思ってます。

作ると言っても、エンブレムとフェンダーモールくらいしか違いは無いんですけどね(苦笑)。
Posted at 2006/11/30 01:01:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年11月29日 イイね!

イジり方決定

カスタマックスイジりについて、考えが固まってきました。

カスタマックスはシャフトドライブによる4WDで、フロントはストラット、リアはスイングアームによる懸架方式を持っています。
機構的にはタミヤのミッドナイトパンプキン/ランチボックスに良く似ているんじゃないでしょうか。
この大きさのトラックとしては十二分なサスストロークを持っている部類に入るんですけど、ミニッツモンスターと比べてしまうと大きな差が出てしまっています。

カスタマックスをイジるにあたっては、ミニッツモンスターを最大のライバルに据えていこうと考えているんですけど、カスタマックスのアドバンテージは4WDであることと価格の安さくらいで、後は残念ながらミニッツモンスターに及びません。
そこで他のカスタマックスファンの動向を伺いつつ、4WDであることを最大限に活かしたイジりを狙っていこうと思います。
できるだけ、ヨソさんとネタが被らないようにしてみるつもりです。

先日からカスタマックスファンの方たちのサイトを拝見して、これのおおまかな構造を知ることができました。
またカスタムの方向性なども調べてみたんですが、どうやらリンクリジッドについてはどなたも手がけられていないようです。
ので、僕はこの方向でイジっていこうかと思います。

具体的には、

・もう一台カスタマックスを用意して、フロントギヤボックスを2つ用意する
・シャシ中心に、リヤギヤボックスを加工して突き立てる
・突き立てたギヤボックスから動力を分配し、シャシ前後に配置したフロントギヤボックスを駆動させる
・前後のギヤボックスは4つのリンクで繋ぐ

と言った内容で、要するにマッドフォースとかTXT-1のようなリンクリジッドサスを持った、カスタマックスをでっち上げてみよう、と言う訳です。

はっきりと採寸したわけではありませんが、構造を見ているとこれが一番コストがかからず、カスタマックスの部品を最大限利用でき、4WDを活かしてミニッツモンスターでは無理な走りを実現できるんじゃないかと思ってます。
ノーマルのリヤギヤボックスを流用することで、ラジコンにおけるリンクリジッド車最大の欠点である、走行中の傾きもなくせる(転じてサスに柔らかいバネが使えるようになる)かも知れません。

手持ちのらくがき帳に色々描きなぐってみたところ、問題になったのはセンターデフまたはスリッパクラッチの用意でした。
カスタマックスは小さいので、これらは無くても何とかなるのかも知れませんが、トラック屋のときに一番悩んだ部位(モンスタートラックではこれが付いていないクルマが多く、付いていないクルマは前後のデフギヤがまずぶっ壊れるんです)でしたから、今回も手を抜かず、センターデフなりスリッパクラッチなりをどうにか用意してやろうと思います。

一番小さなセンターデフには、どんなのがあるんだろう・・・。
X-MODSあたりでも調べてみようかしらん。
Posted at 2006/11/29 01:18:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味
2006年11月26日 イイね!

カスタマックス4x4

昨日バッテリー充電中に、お師匠とのバカ話の中で1台のラジコンを見つけました。
トイラジの大手、大陽工業から発売されている「カスタマックス4x4・オフロードマシン」です。

トイラジとはラジコンの一種なんですが、独特の特徴を持っていて、クルマの場合なら舵を切る、アクセルを開けると言った行為が、0か100かのどちらかでしか制御ができません。
専門店などで扱っているラジコンであれば、舵を切る、アクセルを開ける行為の途中の制御ができる(デジタルプロポーショナルとも呼ばれます)んですけど、トイラジだと舵を切れば一杯に、アクセルを開ければ全開にしかできませんから、前者は操縦を楽しむことができ、後者はただ動かすまでで精いっぱい、と言ったラジコンなんです。

ただ、デジタルプロポーショナルだと制御機器に大変なコストがかかってしまうため、どうしてもラジコンに興味を持ちやすい、子供向けのアイテムを用意することができません。
しかしトイラジであれば、ラジコンであっても制御機器が割り切られている分コストを下げやすく、また子供向きに特化すればボディのディティールを甘くしても問題が出ることは少ないですし、自社でデザインができるのであれば他社商標に囚われない、自由なアイテムを用意することができます。

ラジコンと言う大きなくくりの中で、ラジコン製造メーカーは対象年齢の高いデジプロ用か、対象年齢の低いトイラジかのどちらかを、主力あるいは専業として製造しているんです。

さてラジコンのウンチクは置いといて、カスタマックス4x4なんですがディティールはデジプロ用ラジコンのそれに引けをとらない豪華なもので、通常デジプロ用ラジコンとトイラジでは大きさを合わせるようなことはあまりないんですけど、これは京商で出しているデジプロ用ラジコンの「ミニッツモンスター」とまったく同じ大きさを持っているんです。

ただでさえモンスタートラックのラジコンはノンスケールが当たり前ですから、このジャンルで寸法を合わせてくる、と言うのは特に意識があってのことのはずで、既に一定の人気を持っているミニッツモンスターに対して、並々ならない決意を持って出してきたんだろうと思います。



ミニッツモンスターと比べてみると、モーター、タイヤ、バッテリーと言ったところは同じものが使えます。
カスタマックスの方がサスストロークは少ないものの、その代わりになんとこのサイズで4WDであり、フロントのみですがデフも入っています。
デジプロでないだけに細かい動きはできませんが、サイズがサイズですからこの部分は割り切っても十分ですし、逆にトイラジとしたことで価格をミニッツモンスターの1/3にまで下げることに成功しています。

いやはや、驚きました。
ミニッツモンスターとケンカできるだけのものを、カスタマックスは持っています。
昨日はお師匠とカスタマックスの話題で盛り上がり、帰りがけに玩具屋をいくつか巡ってハマーH2をゲットしてきました。
元モンスタートラック屋として、しばらくこのカスタマックスに付き合ってみようと思います。



まずは、ボディだなァ。
せっかくだから、シャレの効いたものにしてみよう。
Posted at 2006/11/26 19:42:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | ラジコン | 趣味

プロフィール

「[整備] #エリオ ドラレコ不調の原因追求 その2 https://minkara.carview.co.jp/userid/126842/car/25771/6583354/note.aspx
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発破 泰三(はっぱ・たいぞう)です。 実用車に遊びの要素を加えた、楽しく使えるクルマを探し続けています。
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