2006年03月25日
前回のブログで、ki-ckさんから「壁」と言う絶妙なコメントをいただいたんですが、UMI100ハブ+リード100アウターを使ったディスク化にあたっては、今のところこれだけの壁があります。
1.カラーとスペーサーの選定
2.フロントフォーク構成の見直し
3.アルミ部品の再塗装
4.ハンドル回りのレイアウト
1.については新たに20cm級のノギスを用意して、あれこれ測定しました。
その結果、
・ディスク側カラーは13mmのものを用意する
・メーターギヤ側カラー(兼回り止め)に8mmのものを別途用意する
・キャリパーを内側に3mmオフセットさせる
ことで、組み立てることができるようになります。
まだこの段階では、タイヤ組み付け状態のままキャリパー単体を外せるかどうかは解らないんですが、多分大丈夫だろうとは思ってます。
2.は前回書いた通りですが、目処も立ってきました。
今のところ、
・NSR-MINIのシートパイプを使う
・15mmのスペーサーを用意する
・フォークオイルは#10、エイプ規定量を注入する
ことで、恐らく使えるようになるだろうと思ってます。
ただ、フォークアウターが物理的に短いことには変わりがなく、このままだとインナーチューブ長に対してフォークアウター長が短い見た目になりますから、古臭いイメージのフロントフォークができてしまうかも知れません。
もしそうであれば、これを逆手に取ってさらに旧車風の見た目に味付けてみようと思ってます。
3.は非常につまらない事のように見えるでしょうが、実はアルミと言う素材は、殆ど塗装が乗りません。
乗ったところでべりべりと剥がれてしまう、密着性の悪いシロモノなんです。
メーカーであれば特殊な機材と塗料を使って、剥がれにくく耐久性のある塗装ができるんですけど、素人の僕がそんなものを持っているはずがありません。
だもので、日曜大工店等で入手できる汎用塗料を用いなければならないんですが、そのためには他社製品同士による塗料の重ね塗りをしなければならず、この塗料の重ね塗りは必ず上手くいくというものでもありませんで、重ね塗りをしたらいつまでも乾かない塗膜になってしまったり、しわが寄ってちりめん模様になってしまったり、余計に剥がれやすくなってしまったりと、多分にギャンブルなところがあるんです。
日曜大工店を回ってみて、今回はテロソン・ミッチャクロンを下塗りとし、上塗りにソフト99・ホイールカラー(ガンメタ)を使ってみようと思ってます。
果たして上手くいきますかどうか。
4.はまだ結論が出ていません。
ディスクブレーキになるわけですから、ブレーキレバーのデザインが変わります。
それに伴って、クラッチレバーのデザインやらそのレバーホルダー、スイッチ、ミラーホルダーを合わせてやらなければカッコがつきませんよね。
なので、ブレーキレバーはどのデザインがいいのか、そしてそれはどのマスターシリンダーが使えるのか等を総合的に検討している最中で、もしかしたらグリップ幅の変更を含めた、大々的な変更をぶちかますかも知れません。
他人のやったことがないカスタムは、ポン付けカスタムのように簡単にはいきませんし、こう言った壁が立ちはだかって苦労することも多いんですけど、それだけに出来上がったときの喜びはひとしおなんですよね~。
Posted at 2006/03/25 17:16:39 | |
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エイプ | クルマ
2006年03月22日
入手に小躍りすらしたリード100なんですけど、色々調べていくうちに、こいつのディスクブレーキ流用は結構厄介そうだと判ってきました。
下調べをしていた通り、エイプのインナーチューブにリード100のフォークアウターをそのまま取り付けることはできます。
またデイトナのオフセットスペーサーを使い、ホイールのセンター出しをした上で、必要になるカラーの長さも判りました。
ここまでは良かったんです。
問題なのは、想像していた以上にリード100のアウターチューブが短いと言うことでした。
測るのがバカバカしいくらい短かったために正確に測っていませんが、エイプのフォークアウターに比べておおよそ40mm、短くなっています。
このまま取り付けることもできなくはありませんが、もともとのサスストロークのままだとフォークアウター内でインナーチューブを支えている部分が小さくなりますから、耐久性で問題が出てきそうです。
なのでインナーチューブ内に収まっているシートパイプを、恐らくはエイプより短いであろうリード100用に換え、フォーク全長を確保するためにインナーチューブをXRモタのものにしてやるか、あるいはスプリングレートをあげてしまって、NSR50用等のシートパイプを流用した、レーシングサスばりのショートストロークサスをこしらえるべきかを考えてやらなければなりません。
いずれにせよ、フォークの構成を一切合切を見直すハメになってしまいました。
余談でリード100は10インチタイヤを使いますが、12インチタイヤを採用しているスペイシー100はどうかと言うと、リードよりもフォークアウターが短いことが判りました。
エイプは元々17インチクラス用のフォークを使っていますし、エイプに流用するならスペイシー用よりもリード用のほうが、却って問題が出にくいだろう、とは考えてます。
もっとも部品がすべて揃うまでには至っていませんし、中古部品のオーバーホールだの化粧直しだのと言った作業もたくさんありますから、ここはひとつどっかりと腰をおろして、タイゾウオリジナルチューンのエイプ用フロントフォークを考え出してみようと思ってます。
さて、フォークにタイラップでも巻いておくか・・・。
Posted at 2006/03/23 00:07:09 | |
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エイプ | クルマ
2006年03月19日
単なるメモです。
・APE100
左アウターフォークピボット幅: 44.5mm
ドラムパネル含むブレーキハブ幅: 95.0mm
ハブとカラーの重なる距離: 5.0mm
カラー長: 31.0mm
右アウターフォークピボット幅: 35.0mm
アウターチューブ内側間の距離: 121.0mm
ドラムパネルからハブ面までの距離: 73.0mm
その反対側の距離: 22.0mm
・UMI100
ディスクハブ側からホイールハブまでの距離: 71.0mm
その反対側の距離: 17.0mm
デイトナ・オフセットスペーサーの厚み: 6.5mm
Posted at 2006/03/19 15:56:52 | |
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エイプ | クルマ
2006年03月16日
・ヨウプ銀玉ファイル(YOUPEさん)
とリンクしました!
YOUPEさんはエイプのノーマルルックを大切にされていて、もちろんカスタムはされるんですけれど、ノーマルルックが崩れてしまうような部品チョイスはされませんし、その取り付けにもきめ細かい工夫と丁寧な仕上げがされてあって、僕自身大変勉強になってます。
PD22を非常に美しくポリッシュされているんですが、なんと手磨き!
また手作りでノーマルルックの、テーパーエキパイを持つスポーツマフラーを製作されるとのことで、このこだわりには脱帽してしまいます。
見えないところで二重にも三重にも工夫を凝らす。
これこそが大人カスタムの醍醐味だと思いますね~。
Posted at 2006/03/17 00:11:19 | |
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エイプ | クルマ
2006年03月14日
と言うことで(謎)、リード100が丸々手に入ることになりました。
エイプのディスク化については新品部品だけで組むしかないか、と考えていて、これらは当然結構な額になってしまいますから、サテ資金をどうしたもんかと悩んでたんですけど、ついさっき「リード100の解体車出たよ」の報が飛び込んできました。
当のリード100はまだ実動状態にあるもので、エンジンなどは惜しい気もするんですけど、フロント周りを剥ぎ取って解体屋さんに持っていってもらうことにします。
ただ、解体屋さんに剥ぎ取り後のリード100を引き渡すにしても、車体を押して運べるようにしてやりたく、そのためにはエイプやNSR、NS-1などのアウターチューブが欲しいところなんです。
リード100のアウターチューブをエイプに取り付けるには、採寸をして新造しなければならない部品が存在するために、すぐに素取っ変えと言う訳にはいきません。
なのでなんらかのアウターチューブだけを入手し、リードに取り付けることができれば、とりあえずですがホイールをマウントして押し運ぶことができるようになるんですが・・・。
さて、どうするかなァ。
エイプのアウターチューブだけ、どこかで売ってないかな。
それともリード100のアウターチューブも状態があまり芳しくはないから、これだけスペイシー100の黒いやつを買ってしまおうか・・・。
Posted at 2006/03/14 23:27:10 | |
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エイプ | クルマ