2008年04月04日
実は以前からある程度の方向性は固めていて、作業にも取り掛かっているんですけど、それに合わせたワンオフチャンバーの打ち合わせがうまくいかず、遅々として進んでいない状況です。
またその他に、交渉を開始したバイクも…これは手に入らない可能性も大きいんですけどね。
それはさておき、ボロ100のイジリの方向性は「走り屋」仕様としました。
僕なんかもコゾー時代には、安物のツナギなんぞを着て、原付でヒザを擦って遊んでいたものなんですけど、「マモラ乗り」なんて言葉まで埋葬済みの死語となっている現在、当時は石を投げれば当たるほどいた走り屋も、その生息数は知れたものとなっていますし、その仕様のスクーターも珍しいカスタムの部類になっていると考えたからです。
もちろんバリバリ(も死語だなァ…)な走り屋仕様のスクーターで通勤なんぞ、こっ恥ずかしくてできっこありませんが、そのシルエット、時代に逆行するノーズダウン・ヒップアップと言ったスタイルを追いかけるくらいなら、通勤用であってもどうにかすることができます。
走り屋系なら、ボロ外装でも付いていれば上等ですしね(苦笑)。
ミラーステーにガムテープを差し込んでおけば、雰囲気はさらにアップ(大苦笑)。
と言うわけで、今回のコンセプト。
題して「小僧ずきチューン」。
まずはノーズダウンとヒップアップを加え、当時のレプリカをイメージしながらシルエットをまとめてみたいと思います。
具体的には、
・フロントサスを短くする。
・リヤサスを長くする。
・リヤフェンダーの形状を変える
・グリップゴム、バーエンドキャップ、ブレーキレバーを凝ったものにする。
・前後タイヤをサイズ共通から、フロント細め・リア太めのものにする。
・スポーツチャンバーを入れる。
・ブレーキディスクの大径化
・ハイフラ・チカテー(苦笑)
・ドラヘル(大苦笑)
こんなところでしょうか。
ボロっちい外装やシートは最後になってしまうでしょうが、このあたりもステッカーチューンや表皮張替えなどで遊んでみようと思います。
エンジンについては信頼性を最大限重視する仕様とし、ヨソさんの通勤スペシャルと差別化するために、リアキャリアやカゴの類は全て取っ払うつもりでいます。
さて、そろそろチャンバー入れたいんだけどなぁ…。
府中の某ファクトリーさま
指定フォームでメールを出しても、お返事をバッくれるのは勘弁してください。
Posted at 2008/04/04 16:07:01 | |
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バイク | クルマ
2008年03月17日
注文していた部品が届いた、とお師匠のお店から電話があったので、早速組みつけに行ってきました。
お師匠とダベりつつポコスカと組み立て、おやつの買出しをかねてスーパーまで試乗に。
まー驚きました。ちゃんとしたV100って良く走るものなんですね。
ボロ100は駆動系のリフレッシュのみでしたが、発進時の回転数の低さだけはいただけないものの、中間加速や再加速はなかなかのものでした。
僕の体重はV100設計上のものと大きくかけ離れて(大苦笑)いますから、気になる発進加速や中間加速の味付けだけを変えてやれば、使い勝手の良いバイクになってくれそうです。
エンジンはこれで問題がなくなったんですけど、まだまだ手を加えなければならない箇所がたくさんあります。
取り急ぎ面倒を見なければならないのが、完全にダメになっている前後サスペンション。
スプリングはヘタれ、ダンパーも抜けていて、乗り心地はブワブワの底突きガツガツなんです。
これらも新品の純正部品を入れてやれば一発解決なんですけど、改造の初手もサスから、と言うのもあるので、あらかじめ改造コンセプトを決めちゃって、市販サスでの修理兼改造をしてみることにしました。
ほいだらどうしようかな。
通勤に使うから通勤スペシャル仕様で考えようかな。
なーんて考えながらネットサーフをしてみたんですけど、僕のコゾー時代には珍しかった、風防にハンドルカバーに前カゴ&キャリアボックスで、エンジンはチューンドの通勤スペシャルと言うのは、今では定番(と言うか流行の)カスタムになっているんです。
それ以外のカスタムはと言うと、外装をイジッて車高を下げるなどした、ルックス重視のものが目立っていました。
・・・。
イヤだ。こんなの嫌です。
ここで通勤スペシャルを作るのは、負けだと確信しました。
ありきたり過ぎることをするのは、どうにも性に合わないんです。
ボロ100には通勤性能を犠牲にすることなく、ありきたりではないカスタムを与えてみようと思います。
さーて、どうしたもんか気合入れて考えるべえ。
Posted at 2008/03/17 14:50:35 | |
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バイク | クルマ
2008年03月10日
セカンダリシーブがものの見事に破断していた、わがV100改めボロ100。
セカンダリシーブは、トルクカムの通るシャフト部と、ベルトがあたるプーリーが溶接されて作られています。
ボロ100ではこの溶接部分がきれいに破断して、プーリーが空回りをしていました。
ここはひどく熱が溜まりやすく、ただでさえ劣化しやすい部分ではあるんですが、そのあたりは設計段階で織り込み済みであろう市販車であることを考えると、経年的な理由もさることながら、セカンダリシーブに別の熱が加わった等の原因があったはずです。
そこでプーリーケースの冷却経路を追いかけて、左サイドカバー下側についている冷却空気導入口をバラしてみると…
ゲーホ><
な、なんちゅう詰まり方をしてんだ@@;
ここにはスポンジのフィルターが入っているんですけど、これでもかと言うくらいにチリが詰まっていて、つまみ出しただけでロージンバッグをひっぱたいたかのような粉煙が舞い上がりました。
フィルターがこれでは、プーリーケースに冷却空気なんてロクに入ってこなかったでしょうから、壊れたセカンダリシーブ以外にも、ケース内の熱の影響でダメージが出ている部品はあるはずです。
早速プーリーだの何だのをチェックしてみると…
あっはっはっは^^
なーんだ、殆どダメじゃんか@@;
ウェイトローラーやスライドピースは偏磨耗を起こし、プーリーは圧入されているメタルベアリングまでズレまくっていて、ベルトはひび割れが目立ち、サビの回ったクラッチセンタースプリングなどが一目で判断できました。
結局、まだ使えそうなクラッチの一部だけを残して総どっかえすることに。
注文した部品代はシメて約5万円。
大丈夫だろうとは思いますが、これで走らなかったら痛すぎる><
V100乗りのみなさん。プーリーケースの冷却って、地味に重要なんです。
冷却空気導入口のフィルターは、それなりにメンテナンスしてあげてくださいね。
水と中性洗剤でもしゃもしゃと洗うだけですから…。
Posted at 2008/03/10 13:10:43 | |
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バイク | クルマ
2008年03月04日
さて、ご無沙汰のご挨拶を抜きにしまして、新しいネタをひっぱってきました。
スズキの珍しいヒット作、アドレスV100です。
これは昨年9月に、まっちゃん(注:西鉄にまっちゃんと言う男がいます)から、格安で譲り受けたものです。
お世辞でもポンコツとしか言いようのないバイクで、過走行車(約25000キロ走行)ながらも、車体だけはしっかりしていたことが救いでした。
エンジンはイオン無く絶好調、とまではいかないものの、スズキの過走行スクーターにありがちな
“ま゛ーーーーーーーん”
と言う異音(これ、クランクベアリングが逝った音なんです)はなく、レスポンスも素直で、駆動系だけくたびれているのか、まったりとしか走れない、と言った状況でした。
このV100は、エイプが何らかトラブルに見舞われたときの代車としてかこっておいたものだったんですが、ふとエイプが旅に出てしまった(今頃はバラされて、ヤフオクで捌ききれたところかな?)ため、急遽ファーストバイクに格上げされることに。
ところがやはりポンコツはポンコツ。
走行開始から程なくしてぶっ壊れてしまいます。
エンジンは軽やかに回るものの、後輪が全く回らなくなってしまいました。
ベルトでも切れたかな?とプーリーケースを開けてみると、セカンダリシーブ(クラッチ側のプーリーフェイス)がスッパリと破断していて、ベルトが空回りしていました。これじゃあ走らないわけです。
後日書こうと思いますが、この部分もV100のウィークポイントでもあります。
正直なところ、捨てて買い換えたほうが手っ取り早いくらいのバイクなんですが、悪気とかそんなのはなしに譲ってくれたまっちゃんの人柄とか、ネットでV100をあれこれ調べまわしているうちに湧いてきた悪い虫とかが重なって、どこまでやれるか判りませんが、こいつを叩き起こすことにしました。
とりあえずぶっ壊れたセカンダリシーブを含め、駆動系の部品チェックをはじめたたところです。
果たしてどうなりますことやら。
Posted at 2008/03/04 17:16:42 | |
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バイク | クルマ
2006年03月12日
今回はジョグのお話。
先日ジョグの各部の点検と、前オーナーの使い方、型式と使っている部品について調べてみました。
判ったのは
・3KJ6型
・オバちゃんがチンタラ乗っていたもの
・初めてのフロントタイヤ交換
と言うことで、メーターが600kmくらいを指していましたから、およそ1万キロほどを、慣らし運転のような状態で乗っていたものだったようです。
事故・転倒歴はなく、カウルの割れやシートの破れはありませんでした。
またそれなりにカラ拭き程度の清掃はしていたようで、ボディのエッジの効いているようなところは、塗装が擦れて地が見えています。
鉄製部品はところどころに浮きサビがあるものの酷い状態ではなく、そのまま使用しても十分耐えられるくらいでした。
部品の欠品は一切なく、セル・キックともに一発始動と、年式の割には良くこんな状態を維持できたなァ、と感心してしまいました。
原付は酷く扱われるものでもあるので、旧くてもちゃんとしているものって、なかなか無いものなんです。
型式の3KJ6と言うのもクセのあるもので、ジョグのスタンダード種の中では、贅沢な部品を使っている機種だったんです。
ちょっとした部品交換で、上記機種のZやZRに引けをとらないパワーと加速をひねり出すこともできました。
見てくれはポンコツですが素性は悪くありませんし、その状態も上々と言えます。
・・・またスットコドッコイなバイクを作りたくなってきました。
ジョグはインマニを筆頭に、ゴムが劣化しやすいバイクでしたから、このあたりを新品に交換、エンジンは必要ならリング交換程度の軽OH、吸排気と駆動系をFN(スクーターレースのクラス)仕様とした上で、外装は今のポンコツのまま、リヤキャリアに折りたたみコンテナを積んだスーパー過積載仕様にするつもりです。
ポンコツ買い物バイクとバカにされれば、いつでもブッチギって差し上げる、そんなジョグにできたらなァなんて思ってます。
Posted at 2006/03/12 01:13:43 | |
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