ドライブのお供[155] 邦画テーマ

最後に映画館でみた邦画といえば「ガメラ対ジャイガー」(1970年) 以降記憶にない（爆）が、一時期はテーマ曲が CM でバンバン流れてたのでなんとなく覚えてたりする。
特に角川映画は当時斬新だったメディアミックス戦略で、本・映画・音楽と複合メディアで打って出て成功を収めた。

で、どうして今回はコレなのといわれれば。
今年の帰省で持ち帰ったもの（持ち帰らされたｗ）の中に、そんな当時の古い邦画のレコードがイロイロと…　といっても嫁の実家からですがね。
減らすつもりが、またブツが増えた(^^;

東京へ帰って早々、久々にアナログプレーヤに電源を入れ視聴。
しばらく電源が入らなかったりと四苦八苦しましたが、なんとか使えるようになりました、ふう。
で、曲はというと

ああー、コレは知ってる!
…えーと、コレは知らん

とハッキリ明暗が分かれました（笑
なので、今回はあまりコメントは出来ませんが、不足部分はみなさんの脳から引きずり出してください m(_ _)m



人間の証明(1977) / ジョー山中・野性の証明(1978) / 町田義人
火付け役となった証明シリーズ。曲はどっちも持ってるんだが、どっちも見ていない（笑
あのキャッチになってた（=歌詞にもなってる）「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね？…」が、西条八十の詩の一遍だとは知らなかった。今でこそごく古典的な手法だが、当時あのコピーが一人歩きするほどインパクトがあった CM & テーマ曲だったことは間違いない。対する「野性の証明」はまあ、薬師丸ひろ子一色だったわけだが（爆）、バラードを歌わせると天下一品の町田義人がいい味出してます。今でも良く聴くのはコッチ "戦士の休息" ですねえ。



白昼の死角(1979) / 蘇る金狼(1979) / 野獣死すべし(1980) / 復活の日(1980)
今回持ち帰ったのがこの辺のシングル。「白昼の死角」って、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドだったのかあ、へえー。「蘇る金狼」のテーマは作曲:ケーシー・ランキン、歌:前野曜子だったのね。でもスペースコブラのテーマ曲のほうがイイなあ、って畑違いか（笑　それにしてもこの 4枚は全然知らんぞう、ま、当時 大藪春彦や高木彬光は読まなかったんで、印象薄いんでしょうね。



汚れた英雄(1982) / Rosemary Butler ・里見八犬伝(1983) / John O'Banion
草刈正雄主演、レース時のスタントに平忠彦を起用したのにも驚いたが、テーマ曲もこれまでと変わって、洋楽から引っ張ってきたのにはビックリ。Rock 色の強い曲をパワフルに歌う Rosemary Butler は、その後も「幻魔大戦」でテーマ曲を歌っている（曲は Keith Emerson）。そしてコチラはどうして? な John O'Banion 。確かにバラード系はお任せなんだが、どうして彼なのか?　"Love You Like I Never Loved Before" や "Love Is Blind" が売れてたのが 1981年、1982年に東京音楽祭でグランプリだったからだとしても、いまだにこの起用が不思議です。