
スピーカーと並んで音の出口として重要なはずのエレメントですが、何故かあまり重要視されてないカテゴリー。
実際、あるクラス以上のコンポーネントとそれを鳴らすことの出来る部屋があれば、ヘッドホンを使う機会は殆どないでしょうし、正直 昔は桁がひとつ上がらなければ、コレは! と思える音に出会えなかったのが要因かも。
そんなことを思いつつ、昔買ったヘッドホンを紐解くと… 出るわ出るわ(^^;
あれーっ、なんでそんなに買ったかなあ!?
よくよく考えてみると、それぞれ買ってた機種には用途性があったのと、正直けっこう壊れた(壊した) orz
密閉 & オープンエアはイヤーパッド部分が、インナ・イヤーはユニットのつなぎ部分がね。
そして今は iPhone 用にインナ・イヤーと、思い出したように密閉タイプを使ってる。
昔は鳴らせる部屋があったが、今は 9時以上ボリューム上げられないしね(^^;
■密閉式(Pioneer SE-4, Sony DR-S7, Pioneer SE-50DII など)
初めて買ったヘッドホンが SE-4。1980年頃だろうが、安かった割には良くなってくれた。
惜しむらくはイヤーパッドがビニールベタベタ系で、あまり長時間掛けられなかったこと。そんな不満を解消するために選んだのがコレ、DR-S7。スッポリ耳が収まるでっかいハウジング、耳たぶの圧迫感は無くなったが頭自体が重くなって首がつかれた(笑 買時にはポイントだった左右の独立ボリュームも音質的には …… だったなあ。
結局落ち着いたのは Pioneer SE-50DII。SE-50D からグレードアップだったが、音のキレ・重低音表現など半密閉の癖に鳴らしてくれる。流石にエアチェック時代、録音タイミングを図るために使うには環境音を拾いすぎだったが、音楽を聴くにはコイツが最適(^^)
■オープンエア式(Sony MDR-50T/70T, W30L, A60など)
インナ・イヤーが出現するまでは、これがお出かけ用の定番。
他にもイロイロ持ってたはずだが、大体壊れた(笑 どれも耳に合わせる可動部がやわなんだよ。おまけに発売当初は交換用のイヤーパッドなんてのも手に入らなくて、結局そのまま他の機種… なんてメーカーの作戦にまんまと乗せられたりとか(爆
さすが Sony と感心したのは Wシリーズが出たとき。耳差しは N・U・D・E で体感済だったが、コイツはなんせ前向きにユニットが付いてたもんな。
ただ音は結構高域よりで、ピコピコ向きだったとはいえ、それほど長くお出かけには耐えませんでした。
■インナ・イヤー式(Sony MDR-252/262/282…575, SENNHEISER MX550など)
今でこそアウトドアで密閉式もアリになったが、昔はそんなドライブパワーもなく。
そんなオープンエア全盛の時代に突如出現したのが、Sony N・U・D・E。
さすが Sony と感心、見事に飛びつきました(爆 耳へ入れるのに違和感を訴えるヒトが多かった当時、全然平気だったので結構悦に入っておりました。その中でも Digital NUDE の 282 はその名に恥じない再現性で、独特のキレがあり長く愛用することとなりました。
そんな今はというと、あの名門ゼンハイザーの安モン(笑 でも高域の音離れは良い出来で、中域の薄さを我慢できるならコレはコレでありかと。
そして現在、興味があるのは骨伝導ヘッドホン。
音楽用で満足出来そうなのが出たら、考えてみようかな。
Posted at 2009/12/29 18:52:39 | |
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