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最後にやって来たのは、ついこの前出かけた（といってもあれは 7月）メタルアートミュージアムにほど近い印旛沼界隈。そのとき知ってれば、一緒に巡ってたんですが(^^;　な、千葉県立房総のむら。
まあそれほど道は混まんでしょ、と勝手に決め込んで北へ向けて走ります。
思いのほか順調に 1.5h 程度で到着。広い駐車場に結構クルマが止まっていて、盛況さを感じさせますな。
ただ想像してたのは、ワープステーション江戸みたいなところじゃないの？　というところだったのですが、（いろんな意味で）裏切られました（笑

まずは中に入ると、商家の町並みが続いていて結構人通りもある。
それなりに菓子屋さんとかメシ屋さんなど、営業している建物もあって賑わいもあることはあるが、いかんせん 16軒しかない…　正直歩いてると、えっ もう終わり!?　って具合。その先に広がるのは、雑木林や広場、そして畑などの田舎の景色。これは結構切ないなあ(^^;

でも、ココであきらめるのはもったいないので、そのままズンズンと進みます。
すると集落っぽい昔の家屋や小振りな武家屋敷などが出現。取り立ててコレは！ ってモノはないものの、田舎ならどこの軒先にもある干し物やら無造作に置かれた昔の遊び道具などにまじってブルーシートが掛けられてたりと、こういう所らしからぬ生活感あふれた展示？　が結構いい感じw　ほかにもさっきの博物館で覚えたての辻切りがあったり、こんなものまで再現するか？　なお墓とか…(^^;
そのほとんどが触れるので、何となく故郷に帰ったような気がするから不思議ですね(^^)
ほかにも芋掘り・大根引きなどの体験（もちろんお持ち帰りOK）や小振りながらも民俗資料館なども備えており、なかなか見どころもあります。
そういや、うたい文句は「体験博物館」だったっけ。何か予約して体験すればもっと印象も変わるんだろうけど…

ちゅうことで、上っ面を歩いただけになっちゃいましたが、肝心なのは、商家の町並みが切れた所で帰らないこと、かな（笑

■フォトギャラリー　町並み篇　/　田舎の風景篇

青葉の森公園に着く直前に、目についてたのがお城。
多分大阪城や長浜城などのような資料館なんでしょうが、もしかすると彦根城みたいなホントの城かも、なんて期待もあってチラ見に寄ってみました。

専用駐車場にとめ、お城方向へ進んでいく前を、今いう歴女でしょうか大学生然としたふたりがスーツケースをガラガラしながら歩いています。ふうーん、こんなトコにも来るんだあ…　なんて感心していると漏れ聞こえる会話がなんだかヘン。
「…ら辺のはずなんだけど、どこかな…」
「…じゃわかんないよね…　…そこかなあ…」
えーと、天守閣は目の前にデカデカと見えてますが(^^;　と思ってると遥か前方の広場に、全く違う空気をまとう人影が。なんだか銀魂の真選組風なニーチャンたちとか、意味不明な忍者のカッコしてポーズ取ってるネーチャンとか（笑
うわあ、レイヤーですか。てことはさっきのスーツケースには、もちろんコスチュームが…
ふーん、こんなローカルでもやるんだね。てか、感心して損しちゃった(^^;

と、それはそれで置いといて、本来のお城はと。
案内を見るとやはり民俗資料館で入館料は \60、安〜い。
是非もなくカウンターに並ぶと、前にいい歳したオバチャン2人組。よくあるバスツアーかなんかで来たんでしょうが、たった \120 払うのにゴチャゴチャ騒いでおります。黙ってみてると、どうも財布をバスに置いて来たのか持ち合わせがないようなことを、窓口に向かってしゃべってる。（アホか、じゃあ取ってこい！）
戻るのが面倒なのかそのまま通せと粘るもんだから、後ろには少ないながらも列が出来はじめてます。これじゃラチがあかないと見て取ったのか、それとも仕方なくカウンターのおばさんも入ってヨシにしたのか、金も払わず 2人組は中へ。どこでもいるなあ、こんな訳のわからん迷惑なヤツ。

ああー、気分悪うー　と思いつつも、先へと進みます。
でも小さな施設なので、見ていく前にはその2人組がずっといるワケです。でもってその二人が展示を全然見ない。
ちびちびと歩きつつ、始終知り合いの病気の話と医者と薬を展示の前で大きな声でしゃべってる。まあそんなにデカい訳じゃないけれど、なんせ入館者がチラホラ程度なので声がよく響くんですよね。
「ムキーッ！展示を見ないんなら、外でやれよ！」と喉まででかかりましたが、「その展示を見たいので、通してもらっていいですか？(｀∧´ﾒ)」と冷たい目で見つつも大人の対応で通しましたよ。

で、一連グルッと見ましたが、結局ナニを見たのか今ひとつ印象に残ってないなあ(^^;

■フォトギャラリー

予想外に博物館滞在が長かったので、続いて巡るつもりだった青葉の森公園はチビッと急ぎ足。
地図を見ると、ココの見どころとしては、博物館付属の生態園とその南側にある彫刻広場ってところでしょうか。

早速園内を西向かうと、思いのほか生態園がすぐそこに。
「ご自由にお入りください」と書いてあるので遠慮なく(^^
中は、えーと…　よくわからんが雑木林であることは間違いない。
それ以上ではないと思う（笑

ただしそれだけだと、ホントその辺の公園を歩いているのと同じ。
でもココで楽しい（ためになる、ぢゃなくて）のは、アチコチに立てられている「あなたの発見教えてください」。要は園内で見つけたおもしろネタ（=解説文ともいうw）を写真と合わせて提出すると、現場に立て看板を出してくれるって仕掛け。

「通り道 みんなを見てる 怪しい目」

とかね。
爆笑、とまではいかないが、クスッと出来るネタがイロイロあって、タテカン見たさにあれこれと歩いてみたくなるもんで。
もちろん、なるほどなーってな視点のモノもたくさんあるが、日本人、こういうのはやっぱ七五調がシックリくるなあ(^^)
そうこうするうち、一番奥の生態実験園にやってきました。
ところがそこにはバリケード & ご案内文。開門は午後 1時から…　ですと。
はあ、さすがにそこまでは待てんよな。

ちゅうことで、もう一つの見どころと思ってる彫刻広場へ。
妙に寂れた西洋庭園を抜け西の端までやってきました。ちょうど丘陵の斜面にガーデン風の周遊コースが造られていて、そのアチコチに彫刻が並んでおります。まあ屋外彫刻というと大体人物彫刻系が多く、こちらもそれに漏れる訳ではないのですが。
でもなんだかヘン。
コスモスの花咲く向こうに、顔の浮き出た金色の怪しげな像があったり、湧き出たかのような人の群れの彫刻など。こういうのは理解するんじゃなくて感じるものw　なんでしょうが、ヘン！　としか感じられん（笑
実のところ、ざっと見て回ると案外普通なのも多く、最初に見たのが飛び抜けてヘンだったので、そういう印象になったんですがね…
というとこら辺りで、そろそろお昼時近く。あかん、これからまだ 2ヶ所行こうと思ってるのに…

■フォトギャラリー

中学生にもなると、休みの日はコゾウのほうが忙しくなって、めっきりお出かけ回数が減少。
たぶん、これからは「ふらり」と出かける率のほうが高くなりそう…
そんな訳で、今日は単独出動で千葉県。
早く目がさめたこともあって、7:30 a.m. には出発、9時過ぎには現地入り＞千葉県立中央博物館。
さすがに日曜のこの時間、道は空いてますね(^^)

正直なこと言うと、ココはあまり期待はしてなかったんですよね。
オフィシャルサイトのデザインを見る限りふた昔は前の作りだし、写真も含めて素人っぽさ満点な構成。おまけになんとなく施設の規模も小さそうな感じで、「県立」だから実物は多少はましだろう… てな程度の期待感だったわけです。
で、人間期待しないでいくと、ソコソコのものでも良かったような気がするから不思議（笑
確かに展示構成はオーソドックス、設備も結構くたびれてたりして、その辺はまあそれなりなワケですが、ボリューム感は予想を超えた内容。見せ場になってるダイナミックに組まれたマッコウクジラの骨格などの大型生物たちから、こんなの取り上げるかーって感じの引っ付きムシ（オナモミ）や微小な粘菌・細菌類などのヘンテコものまで、この手の展示は見慣れていつつもその幅広さには感心させられます。

そんな中でも房総絡みの生物系が充実、特に陸上の動物たちよりも水棲生物が見所。
ニジマスとかウシガエルって外来種だったんかい!？ とか知ってるつもりの固定観念を結構ひっくり返してくれます（笑
他にもよく見かける近海の魚たちからエビ・カニなどの甲殻類に混じって、深海魚やらよくわからんヘナチョコな生物たちが並びます。
長杖狗母魚（ナガヅエエソ）のヒレなんて、どう見てもアンテナってより拡散波動砲かジェフティの放つホーミングレーザーみたいに見えるし（瀑

そんなこんなで、普通にブラブラ見てるだけでも 1時間は優にかかる。
最後の最後に企画展の「砂のふしぎ」で、もひとつ感心させられてやっとひと通り見終わりました。
もともとはざっと 30分位で次かいなーと想定してましたが、結局外に出たのは 10:30。
やはり県立、あなどれんー(^^;

■フォトギャラリー　普通篇 / ヘンテコ篇

ここんとこ落ちずに安定してるので、とうとう重い腰を上げて Lion 君にアップデートしてみました。
ちょっと見ない間に 10.7.2 に更新されていて、この前入れたときような不具合も今のところ出ず。

ついでに気が早いですが、MobileMe も iCloud に更新。
Keychain がバックアップできないのがチビッとつらいですが、どちらにせよ来年の 6/30 をもって MobileMe サービスも終了とあらば、今から慣れておくのもヨシかも、と(^^;

そういやうたい文句の一つ、フォトストリームも試してみました。
わざわざこれを試すがために \1,300 出して iPhoto を買ってみましたが、たしかにちゃんと送られてきますねえ。でも WiFi 環境でないとダメとなると、あまりメリット無いなあ。

結局 Air などのノートなら Lion 君の価値も出ようモンですが、デスクトップだとまだまだ雪豹でいけそうです。