
マイセン、といっても
箸で切れる柔らかとんかつ、じゃなくて
ヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯。
ちなみに陶器と磁器の違いは
前者は粘土・後者は石が主成分で、水の通しやすさや
焼成温度が違う… とかいうものだったはず。
(疎覚えッス ^^;)
5日目のスタートは、この手が好きな人には垂涎だろう、マイセン磁器博物館から(^^
ドレスデンからクルマでザッと 30km程度、ずっと一般道ですがスンナリ到着。
あまり信号のない田舎道をノンビリ走ってきましたが、途中で GTウィング付の EF8(CR-X)やら ST185 なんかがいたりして、おおーっ!とひとり歓声を上げておりました(笑
(一瞬のことなので、写真など撮れるはずも無く…)
えーっと、それはさておき、このマイセン磁器博物館、うれしいことに撮影 OK。
オマケにここで約 1.5時間程度は滞在ってことで、べったりジックリ見て回れます(あとで知ったんだけど、近所に東ドイツ博物館ってのがあったのね… こっちも行ってみたかった)。
まずは磁器制作の工程紹介ツアーから。
造形や絵付けなどの工程を、ブロックごとに分けて実演紹介。
量産対応の型起こしと職人技の融合した、合理的かつ繊細なモノづくりを目の当たりに。
この辺を見ると、一から十まで職人が作り上げる日本の伝統芸とは考え方が違うなあ… なんて実感。
その後は自由に見学ということで、2〜3F にある美術館を順次見ていきます。
こっからが怒濤のカット数となるわけですが、これがナカナカ酷な展示。
こういう場合大体センターにメインを置いてあるけれど、そこにカバーガラスの継ぎ目がきていたり、外光が結構入って CPL を使っても映り込みが逃げ切れなかったりと、目で見る感覚と写真とのギャップに結構ガックリ。ということで、途中から気軽にスナップ、というのに気持ちを切り替え、観ていくことに集中。
透明感のある色彩・造形の表現力・計算されたバランスなど、まあ見てて飽きないですわ(^^
特に人や動物をモデルにした小さな作品のよく出来てること。
ホントに豊かな表情を見せるのにはオドロキです。
シャープな造形が苦手な焼き物で、よくココまで出来るなあ…と。
と 2周程回って気づくともう終了時刻。
ちなみにアウトレットなども完備しておりますが、もちろん手が出るはずもありません(^^;
まあ、オミヤゲは撮ってきた写真で勘弁してもらおうかね。
■フォトギャラリー
マイセン磁器博物館 /
世界の磁器作品
Posted at 2015/02/10 00:23:06 | |
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