
元々は、デザイナーズチェアを求めて企画展も入ろうかい… という不純というかなんというか、そんな理由でチケットを買ったワケだけど。
「キネティック・アート」という聞いたことないテーマ
まあアオリからして「動く、光る、目がまわる!」と
一体どんなキワモノやねん…的イメージ。
これが、実際入ってみて、あうっ!これはもろヲッサン好みの展示ではないかと(笑
はじめは錯覚を利用したなデザイン画からスタート…と思いきや、よく見ると立体物だった。
オマケに隣に掛けられてるタブレットに映されている解説ムービーを見ると、何やらモニョモニョと動いていて、ジッと見つめると確かに目がまわるかも知んない。いやー、最初から結構飛ばすなあ(^^
その先にもいろんなパターンが並んでいますが、その半分はよく見ると立体モノ。
角度を変えてみることで、モアレや影の変化により見え方が変わってくる。
対象を動かすのではなく、観る人が意識してその変化を楽しむ。それもパッと見、平面な絵に見える… その辺が、ニクいですねー
その先はもう少し動く要素が加わって、モビールのように風のチカラで揺れて見えるものから、ボタンを押すとウィーーンとか回転したりする物たちまで。特にこの辺りは万華鏡的な雰囲気が強く、クルクルと表情が変わりつつもループの安心感とでもいうようなところがある。
そしてその先には、薄暗いブース。ヲッサン好みのヒカリモノですかな(笑
…はい、予想通りヒカリモノでした。
ここも基本は人力や動力によって動くモノたち。
なので、残念ながら調整中という名の、故障した作品もチラホラ。
絶対許さんとはいわないが、基本動くことによってアートを表現しているのなら、調整中はダメでしょ。一応ようつべなどで、動作している状態は見れるようにしているものの、ホンモノが動かんなら美術館に来る必要なんてないからね。
ちょっと苦言を呈しましたが、まあ概ね…というより結構満足な展覧会。
ホント作品に見入ってる時間も長く、元々の目的だったデザイナーズチェアを捜すのを見事に忘れてた(^^; 幸いにも出口直前で思い出したので、そのままスタート地点まで逆戻りさせていただきましたが(笑
そういう意味では、二度オイシイ展覧会だったかも。
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Posted at 2015/09/08 21:24:31 | |
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