
大学附属の博物館というと
そのイメージからか、なんとなくアカデミックな香りとともに、ちょっと近寄りがたい気もする場所。
これまで一般系大学の博物館を覗いてみたことはあったが、今回訪れたのは学生時分ヲッサンが苦手とした理系(^^; それも理系の東大といわれる東工大の博物館。
いったいどんな難解な展示が待っているのでしょうか(笑
大岡山駅を降りてすぐ目に前に広がるのが、東工大 大岡山キャンパス。
そのまた入り口すぐにある、カマボコが刺さったようなヘンテコな建物が目指す百年記念館(博物館)。
うーん、思ってたのよりだいぶ小ちゃいなあ…
一応受付のオジサンに話を通すと、そこにあるからどうぞってんで、ホイホイと入館。
中は味も素っ気もないエントランスで、まあ大学の学生会館っぽい雰囲気。
思い返せば
京大の博物館はそれっぽくできてたけど有料だったし、そういう意味では
東大の博物館はあり余る資料のチカラもあってか、タダであの内容だってのはスゴいよなあ …じゃない、話がそれた。
説明らしきものがないので、とりあえずエレベータでそれらしい階へ(^^;
2F で降りると、事務室っぽい空気の中、地学系の展示スペースを発見。
おお、これはヲッサンの
鉱物好物ではないですか(笑
化石やらなんやらw はどうでもいいが、最古の地球物質を含む石やら色とりどりに輝く鉱石、まるで年輪のような石のテーブルなど、普段博物館などに置かれてるモノ以外にも珍しいものが並んでる(^^ さすが大学の博物館ですなあ。
地学系を堪能した後、今度は BF で理系たる工学系とか、なぜか? な陶磁器とか。
大学卒の陶芸作家の作品ってのが、普通とちょっと毛色が違う雰囲気で、ある意味なるほどなー なんて気分になります。そこを通り過ぎると、やっと本分らしい工学系展示。今だと逆に懐かしさえ覚えるホログラフィーとか電気・機械系に混じって、いましたよロボが!
やっぱ工学系はロボがないと(笑
といっても 2足歩行のアレっぽいんじゃなくて、なんとも地味ーな探査機系? デザイン。蛇っぽいのとかクモみたいなのとか、どれも動物にヒントを得たような姿カタチ、どこにもないから自分たちで造りましたって造形になっていて、見目麗しいとはあまり言えませんがね(笑
他にも理系らしい電気を通すプラスチックとか、解説されても判りませんな研究成果もイロイロ。
やっぱ東工大、知る人ぞ知るスゴいとこだったんだなあ。
■フォトギャラリー
百年記念館 地学篇 /
工学篇
Posted at 2016/11/05 18:33:26 | |
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ふらり | 日記