
ウチの両親は、なぜか歩くのが好きで、色んなところに連れて行かれた。
山登りも結構出かけ、おかげで正月に金剛 / 葛城山をアイゼン付けて登るのが普通の登山だと考えるような小学生が出来上がった(^^;
その当時(というか今でもあるのかもしれないが)近鉄が開催してた「万歩ハイキング」ってのにもよく参加してた。確かリュックに数キロ程度の水を背負い(規定の重量を持たなきゃならない)10km程度を歩く、ハイキングという名の苦行以外の何者でもない行軍。ただゴールすると、記念のメダルかなんかをもらえて、嬉しかったような気がする。
とかいう頃に、行ったことがあるはずの室生寺に到着(前振りが長くてゴメン)。
場所は、さっきの龍穴神社から 600mほどと出てたが、今のヲッサンは楽してクルマで移動。
駐車場からはテクテクと室生寺へと向かうが、正直なとこその風景には全く覚えがない。まぁ、お寺に興味のある小学男子なんて少ないだろうしな。
太鼓橋を渡って仁王門を抜けると、何となく雰囲気が変わって、入山したって気分に。
鎧坂手前の池には、今の時期に合わせて紫陽花が揃えてあり、一眼を構えた同年代がベッタリ陣取っている。確かに設えはきれいだし、光の入り具合もいいので、撮りまくりたい気持ちはわかるが、もう少し周りを見てほしいな。順番を待ってる奥様方も割といるし、写真も撮らずに前で世間話をするだけなら空けろよ、と文句も言いたくなるヲッサン達とか。
こういうのを目の当たりにすると、ちょっと気分が悪くなるなあ。
ま、そんなのに首を突っ込む気などさらさらなく、石段を登って境内を巡る。
何か思い出すか? と記憶を探りながら歩いていくけれど、正直全く思い出さん (^^;
本堂の先にある五重塔の手前に来た時に、やっと、ああこれなんか見たことある気がする… という程度。
おかげで新鮮な気持ちで見て回れたのは、得したと思った方がいいのかも。
一通り見て回った後、最後にとっておいた宝物殿も見学。
こっちは入山料と別料金だが、正直なとこ、ここがよかった (^^
絵巻などの資料関連と仏像群が展示されているが、最近のオープンらしく、ライティングが素晴らしい。色んなポージングの十二神将の肉感的な姿も、ナチュラルなライトの下で、その魅力を余すところなく見せてくれる。んー、他もこうあってほしいものですなあ。
という具合で、室生寺は終了。
さて、次は本日のメインスポット、室生山上公園芸術の森へ。
■フォトギャラリー
Posted at 2024/07/06 17:14:50 | |
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ふらり | 日記