ようやく現実の時間に追いつてきました。blogはゴールデンウィークです。
今年のゴールデンウィーク前半戦は残念ながらお仕事でしたが、後半戦は6連休取れました。谷間の平日を狙って昨年行けなかった、中禅寺湖・金精峠へTRGに行ってきました。
今回は久々にボクスターで出動。春先はオープンの季節なのでボクスターが最適です。ちょっと距離を伸ばしたいので、集合場所の上里SAのソバまで下道で行こうと思いつき、朝3時に起床。3時半には自宅を出発しました。
ルートは青梅から名栗湖→秩父→本庄児玉で7時前には上里に到着予定です。この日は結構天気が良くなって暑くなるとの予報でした。
早朝からオープンにして出発しましたが、まだ風が冷たくて、シートヒーターを入れましたが、それでも風が涼しいぐらいでした。
青梅の手前で2,000kmに到達。買ってから1年半。遅いですね。
暑くなるとの予報だったので、あまり厚着をしてきませんでした。名栗湖を過ぎて山伏峠に差し掛かる頃には気温が6℃ぐらいで、結構冷えるので途中で屋根を閉めてしまいました。 走行距離も2,000kmをやっと超えて、上限を5,000rpmにして走りますが、ボクスターのエンジン、4,000rpmを超えると吠え始め、5,000rpmでは気持ちの良い鳴きが聞こえてきます。さすが6気筒。素晴らしい。それ以下で運転しているときわめて大人しい車なのですが、回すととても良い音。公道レベルではずっと2速のギヤ比が少し残念ではありますが、スタビリティが高く、吸い付くようにコーナーを走ることが出来ます。さすがポルシェ。というかポルシェを舐めていました。世間で評価される理由の一端が良くわかりました。
山伏峠の先は秩父の街と普通の街道なので、メーターの言うとおりシフトアップして1500rpm以下で走ります。とてもフレキシブルなエンジンなので、これでも普通に走れてしまうのが素晴らしいところ。
予定の7時の約1時間前に到着しましたが、既に次朗さんは到着していました。早い。
とりあえず、朝ごはんをということで、食事をしていると、タロウ君が到着。到着時の一言が目が痛い。そして寒い。そりゃそうだ。タロウ君はZENOS E10というフロントガラスの無い変態車で来ました。
これまで、修理ばかりだったので今回初お目見えです。以前のスピダーは同じようにフロントガラス無かったのですが、ダッシュボードの前についていた風よけがかなり効いていたようで、E10ほどひどくなかったようです。さすがメーカーが作った車だけあってスピダーは良く考えてあったようですが、E10はその辺の熟成が進んでいない模様です。
今回はZENOS、ND、ボクスターのオープントリオでTRGです。7時集合でしたが6時半には全員集まってしまいました。
日が出てきましたがこの日は天気が滅茶苦茶よかったです。とりあえず草木湖まで移動です。タロウ君が寒くて大変そうなので、ゆっくり目で高速を走りました。
ボクスターは当然オープンで走りましたが、途中から陽が心地よく暖かくなってきたので、シートヒーターも必要ありませんでした。
草木湖までは流れに乗って走りましたが、ボクスターは普通に運転していると非常に楽ちんです。トルクがあるのでズボラ運転も可ですし、エキシージ程ステアリングも重くない。強いてあげればクラッチが多少重いのですが、信号も少ないのでギアチェンジもあまりない区間では本当に楽です。そして、最高なのがオープンであること。気候の良い中でのオープンは最高です。
そんな感じで草木湖に到着。
朝早いのでお店はやっていません。湖畔の花が綺麗でした。
ちょっと休憩してから出発。次は明智平に向かいます。この区間はいろは坂の登りがあるのが見どころ。いろは坂までは、草木湖までの道と同じでゆっくりとしたペースで進みました。
いろは坂は少し車に鞭を入れる感じで登りました。いろは坂はコーナーのRが小さいので、コーナーでは結構スピードを落とすことになるので、アクセルのオン、オフが繰り返しになります。ボクスターのギア比だと、ずっと2速で事足りてしまうのが少し残念なところではあります。
今回、いろは坂を走って思い知ったのはこの車は4,000rpmからガラッとイメージが変わること。朝方も片鱗を覗いたのですが、結構踏んでみると、上の方も軽く回り、パワー感が付いてくる。谷のようなものが無くて、上まで伸びていく感じは、本当に良く出来たNAエンジンです。まあ、慣らし中なので、5,000rpm縛りで一番いいところでギアチェンジなのですが、それでも十分な速さです。あと、音がとても良い。スポーツエギゾーストも付けていませんが、それでも泣きが十分に聴こえてきます。
スタビリティがものすごく高くて、公道の速度ではブレイクさせるような片鱗も見せません。ステアリング切ってアクセル踏むだけで思いのラインに乗せて走れます。とても楽ちん。エキシージのように常に緊張を強いられることが無い反面、ロードスターのような軽快感は少ないですが、思った通りのところに走っていけるスポーツカーのお手本のようなハンドリングです。ボディ剛性が高く、それに見合った足回りです。
そしてブレーキ。これが本当に良く出来ていて、コントロールしやすく効きも十分。ブレーキが貧弱だと飛ばせないのですが、この車のブレーキは不安を感じず安心感があります。
スピードレンジで言えばサーキットを走って本領発揮できるような感じですが、あまり大きくないボディサイズと適度なパワーで峠道でも楽しめます。
弱点は無いのかというと、シートのホールドがイマイチで、横Gがキツイと腰に負担がかかります。あと、自分の体に微妙に合わないのか、腰がちょっと痛い。家に置いてあるRS-GかSP-JCに交換したいところですが、純正シートヒーターは外したくない。うーんどうしよう。とりあえず、エキシージのクッションを使ってみようか検討中です。
明智平に到着。
しかし、天気が良いです。最高の日和。この天気のおかげでタロウ君も気持ちよく走れているそうです。
そういえばおととしも天気良かったです。あのときは、私はスイフト、次朗さんはNC、タロウ君はスピダーでした。みんな違う車ですね。
ここで少し休んでから、竜頭ノ滝へ。ここは結構迫力あっていいです。 滝のソバは涼しいです。マイナスイオン全開で癒されます。
おととし売っていたピッカルも健在。
今年は食べてみたかった雑煮を注文。おいしかったです。
ここから金精峠を抜けて菅沼まで移動です。
戦場ヶ原から金精峠までは非常に景色が良くて、オープンで走るととても気持ち良いです。
途中から、雪が出てきて、金精峠のトンネルを抜けると雪の壁です。今年は若干多く雪が残っている感じがします。
菅沼の駐車場にはまだまだたくさん雪が積んでありました。
タロウ君はE10と雪山を記念撮影。
確かに、普通だったら雪の時にこの車は乗れないので、確かに珍しいショットかも。 いつも食べている団子汁を食べようと思ったのですが、雑煮を食べてしまったので、お昼のことを考えて今回はパス。
ここから、赤城山まで一気に移動です。
ロマンチック街道はゆるりと流して走ると気持ち良いです。ゴールデンウイーク中ですが、中日の平日のため、道路は空いていました。快適に流し、ロマンチック街道に別れを告げ、薗原湖から赤城山に上っていきます。この道路も勾配が急でコーナーもきついのですが、結構面白いです。途中、冬場にまかれた砂がかなり残っているところがあって、かなり滑りやすくて、ホコリっぽいところがありましたが、そんな道路も難なく走り抜けるのがボクスターの良いところ。山道を快適に走って、大沼に到着です。
タロウ君は途中の砂エリアで顔が真っ黒になっていました。やはり、あの形だともろにかぶってしまいますね。雨の中走るとどうなるか、ちょっと気になるところです。
ここで一休みして、赤城山を下って、なかやさんでそばを食べてから帰りました。帰りはきちんと高速で帰りましたが、心なしか交通量も少なく快適な道中でした。この日に走った距離はおよそ530km。1日にしてはかなりの距離走りました。最後にガソリン入れたら大体11KM/L程度は走ってくれたみたいです。結構燃費が良いのもボクスターの利点ですね。
今回、久々に走ってみてボクスターの実力を垣間見た気がします。あんまり回して走らないと良く出来た車なのですが、上まで使えるようになるとキャラが変わって良く出来たスポーツカーに変わるのが少々驚きでした。1年半たってもまだ慣らし中なのですが、あと500kmでそれも終わりですので、早めに乗ってあげようと思います。
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ボクスター | 日記
Posted at
2017/05/27 17:10:57