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tommmyのブログ一覧

2005年08月14日 イイね!

リアブレーキのバランス

リアブレーキのバランスMonologue33 2002.4.30

 引き続き姿勢の問題。フロントの負担を減らすため、ちょっとリアに仕事をしてもらうことにした。
 リアのブレーキパッドを変えて、リアも沈むようにしてみようというわけ。
 まずは使用中のパッドをはずしてみたら・・・ほとんど消し炭か、軽石状態で、こりゃ効かなくて当然だわという感じ。
 だからフロントの負担が大きくて、ほとんどフロントだけでブレーキングしていたようなものだった。ノーズダイブ過大の原因はこれかもね。
 んで、ちょっと効くパッドを入れてみたら、これがまた効き過ぎ。
 なんせ上り坂でリアからロックするくらい。いくらなんでもこりゃダメだ。
 効き過ぎの原因は、ローター径のバランス。前後15inサイズだから、リア寄りなのね。
 急遽フロントを16インチローターにして、ようやく普通に走れるくらいにはなったかな。ただまだリア寄りが強めだし、熱のバランスも悪い。
 意外かもしれないが、リアの方が温度が上がって、それでリアパッドが炭になるのだ。
 もうちょっと効きが弱くて、耐熱性の高いリアパッドがあればいいんだが、それがどれかってのは使ってみないと分からないし、タッチも含めて気に入るかどうかまで突き詰めると相当時間がかかりそうだね。 


 と、書いておいてしばらくサボっているうちに、適当そうなパッドを頂いた。
 交換して走ってみると確かにこっちの方が効きが弱い。制動力の立ち上がりも遅いので、感覚はだいぶ違う。
 前のパッドは先にリアが効いてから前が沈んでいく感じ、今はフロントの制動力でノーズが沈むのにあわせてリアの制動も効いてくる感じ。
 どっちがいいかは実際使ってみないとわからない。ま、今週サーキットに行くのでそれで試してみようと思っているところだ。
Posted at 2005/08/14 21:24:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ブレーキ | クルマ
2005年08月14日 イイね!

コーナリングフォーム

コーナリングフォームMonologue32 2002.4.15

 自分で運転していると分からないのだが、どーも姿勢がよくないらしい。
 まあカッコよくないというのもあるけど、姿勢がよくないってのはタイヤをちゃんと使えていないということでもあるから、一応確認してみたいと思ったわけ。
 この画像は成田MLでの走行の様子。ここはミューも低いし速度域も低いからそれほど大きく姿勢変化しないはずなのだが、それでもフロントのロール量が大きいし、リアのリフト量も大きいように思える。
 全体としてはダイアゴナルロールが大きいからフロント外側に荷重が集中している感じ。
 でも運転しているとフィーリング的には悪くない。たしかにコーナリング中の定常旋回状態でフロント外側の荷重が大きくなり過ぎてアンダー傾向になっているような感じはあるけど、ロールが大きくてコワイとかはない。
 タイヤの磨耗をみると確かにフロントの磨耗が大きい。まあFFベースの4WDだから当然と言えば当然なんだが、リアにはまだ余裕があるからその分仕事させたい。
 まあ、そうは言ってもこのままリアに仕事させるとただアンダーになるだけだから、フロントの負担を減らしつつもっと仕事をさせる必要があるわけで、それをどうやって実現するかが考えどころなわけだ。
 それができれは、もうちょっとリアのリフトを押さえてロールによる荷重移動をリアにも配分できるから、姿勢もいい感じになるんじゃないかな?
Posted at 2005/08/14 11:02:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | サスペンション | クルマ
2005年08月14日 イイね!

ドライバーズコントロールデフ分解3

ドライバーズコントロールデフ分解3Monologue31 2002.4.4

 EMCDネタもこれで3回目。この装置は詳しく説明すると10回はいけそうなくらいいろいろと詰まってるんだけど、そんなにやってらんないのでそろそろケリをつけようかね。
 上の画像はデフケースの底1/3にいるカムの相方(内側ね)。カムの間には見ての通りボールベアリングがいて、この部分と前回のプラネタリギアの底のカムが捻れるとボールが坂を登ってくるのでメインクラッチを圧着するわけ。
この部分、機械式LSDと一緒なんで連想してもらうと分かりやすいかも。ただしあちらは差動による捻れではなく駆動力でピニオンが押し開くのだけどね。

 さて、この説明だけだと差動が生じればメインクラッチが常に効くようだけど、もちろんそうではない。
 通常はカムを効かさずフリー状態にしている構造がこの機構のすごいところなのだ。
 カムとこの下にあるパイロットクラッチが通常はフリーになっていて、差動が生じてもメインクラッチを圧着させるほどの力は生じないのだ。
 そして、そのパイロットクラッチを固定させるのが磁力というわけ。
 
 上の画像のカム周りに注目していただきたいのだが、ここには一見なんの変哲も無いドーナツ状の鉄プレートがある。
 下の画像はそのプレートを取り外した状態で、パイロットクラッチが見える。このクラッチもいわゆるフリクションプレートだ。
 そしてそのさらに下側、デフの底には鉄板があって、その奥には電磁石がある。
 つまり、電磁石が磁力を発生すると鉄プレートを引きつけ、パイロットクラッチを圧着する。
 するとパイラットクラッチと噛んでいるカムが固定されるため、差動が生じるとメインクラッチを圧着するというわけだ。
 いやー、なんつーかまどろっこしいような気もするが、電磁石の力だけでメインクラッチを圧着しても力がぜんぜん足りないので、これしかないでしょう。実に巧妙です。
 油圧式という方法もあるけど、それはパワーを食うし、大きくて重い。それに比べればシンプルだし、電気は制御しやすいので、その点はこちらの方が優れている。
 ただし、動作の説明もまどろっこしいくらいだから、実際の動作もまどろっこしく、タイムラグがある。
 機構もそうだけど、電磁石はコイルだから磁力の立ち上がりは時間がかかるのだ。電気仕掛けのくせに時間を食う。チャージタイム(っていうかは知らないけど)の遅れは原理的にどうしようもない。
 そのほか、いろいろとデメリットがあって、最近は嫌われものになってきているDCデフ。
 基本的にはとてもいいものだということが今回わかったし、やっぱり道具は使い方。
 ちょっと手をいれてやると多分トラクションもかけられるようになりそうだし、レスポンスも改善できるかも。
 なんでもばらしてみないと判らないということですね。
Posted at 2005/08/14 00:09:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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「ホンダがロケットリターンテスト成功、スペースxはさっき事故、射場で爆発。新しいことを切り拓いていくのは難しいね。」
何シテル?   06/19 23:27
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