スタートから間違えている伝言ゲーム （－＿－

もう時効だろうと思えるくないの少し前、
めったに鳴らない携帯電話が鳴った。
驚いてしまったもので、相手を確かめずに出てしまった　（ ￣△￣；
幸い、知った人であった。。。

久しぶりな相手なので、何事かと思って話を聴けば、
「 知り合いがパソコンのことで判らない事があって困っているから、話を聞いてくれる？ 」
とのことだった。
何か仕事上で判らなくて困っているとのこと。 ソフト家でもない私に相談されても困るのだけれども、知り合いの知り合いという薄い縁でも 話くらいは聴かないわけにもいかない。
聴かないわけにもいかないから、最後に 「 お力になれなくてごめんなさい 」 と私の方が言わなくてはならない理不尽に堪える覚悟をするしかない。
可能性は低いが、小銭くらいは稼げるかも との思いが皆無ではなかったし　（ ￣▽￣；

一度切れた電話が再び鳴った。 知り合いの知り合いからの電話だった。
話を要約すると、
「飲食店を数店舗 営んでいるが、今回の流行病の影響で大ピンチに至っている。
Ｉ Ｔ を活用してどうにかしたいのだが、どうすれば良いのか解らないから教えて欲しい」
という、もの凄く大雑把な話だった （～＿～；

私が話の大筋を理解できるまでは掘り下げて問うたが、話をしている当人の中にもまだ なんらイメージの輪郭すらも無い様子に感じられた。
彼にとっても ＩＴが正体不明なのだろうと感じられたから「 言っておられる ＩＴ って何？ 」 とまでは問うていない。
私が知っていた ＩＴ というのは、凄くシンプルに Information Technology だったのだが、今現在は その意味する範囲が随分と広がっているらしく、彼が期待しているところを日本語で言ってもらわなくては私には把握ができない。

とりあえず、
. ・ 私は ハードが専門で、直接にソフトの開発経験は無い。
. ・ 市販のソフトを使って何かをしたい という事であれば、調べることはできるかもしれない。
. ・ 何をしたいかの大枠を見い出さないと、市販のソフトを選択する ( 選ぶ ) ことが難しい。
. ・ どの段階からでも相談なりには応じられるが、直接に会って会話しないと進まないであろう。
とは伝えた。
話している限りでは、「 そこまで本気じゃなかったのに知人が電話してしまって困ったぞ 」 という雰囲気が相手から伝わってきた （ ￣△￣；
そりゃそうなんだろうなぁ と私も思う。。。
連絡先の交換をe-maildで済ませて 話は終わった。


この話、
共通の知人が 私を何者だと認識しているか というとこから間違えている。
誰から始まってしまった間違えなのかは判別できないが、
北海道へ引っ越してきた時点で既に "何者だ" という認識は私に追従してこなかったのだろう。
第２の北海道デビューを果たした新人 （＾＿＾v

勿論、その後の連絡は一度も無い。
そもそもが、飲食店だというのであれば、透明では無い仕切板で区切った お１人様席を増やし、４人程度の家族席を仕切板で区切り、店の表に " 新北海道スタイルで営業中 " とでも出しておけば、田舎の店舗なら客は迷いながらも入店はしてくれる気がする。
知人の現状から想像すると、電話の主が営んでいるという店舗は常連さんに支えられた店でもなければ、繁華街にある店でもないであろう。 わざわざ来店しようと思って家を出てくる人を迎える店ではなく、事情は諸々あったにしても他に選択肢が少ない人が立ち寄る店であろう。
都会と違って 店のフロアは広いんだから、仕切板の設置にはさして困らないだろう。
客寄せのギミックが欲しければ、各席の頭上に ＤＩＹ でも設置できる程度の排気ダクトもどきを這わせるのも有りだろう。 なんなら、千円くらいで売ってる送風機をそのダクトに付けるのも有りだろう。 本当の効果と客引きは別物。
人は自分に都合よく信じることが大好きだから、今でも焼肉屋さんは盛況らしいじゃん（笑
それが七輪だろうが無煙ロースターだろうが、 真上に排気ダクトがあるから大丈夫。
ウィルスが付いていても焼いて食うんだから大丈夫。
なんだそりゃ（ ￣▽￣； . . とは思うけど、それが人というものらしい。

それにしても、
横文字の略語 や ＴＶからカタカナでしか発音されていない単語 は、その現場に関わっていない人からすれば そんなもの なんだろうなと実感できた。
諸々を ふわ っとさせて、正体不明にして、日銭を稼いでいる人が大勢いるんだろうな　（ ￣へ ￣