できるなら、週に1度は1号機 ( Euro-R ) で走っていたい。
でも、雨は嫌。
わざわざ混んでいる道も嫌。
なかなか難しい . . . 妥協をせな車庫から出すことすら難しい。
土曜日は朝にちょっとだけ用事があって、2号機 ( DJデミオ ) で出た。出て、見渡した状況でもう1号機ででるのは嫌になった。 田舎でも、週末は交通量が多い (-_-
さて、日曜日。
自分でも意外なことに寝坊はしたが、まだ世間様にとっては朝。
飯も食わずに1号機で出た。
可能なら人目を避けるかのように裏道ばかりを走りたいが、なかなかそうもいかない。
1時間弱は時折現れる先行車をかわしながら進む。
ほぼ先行車を見かけない所までやってきた。
そうして いよいよ、月に1回くらいは来ている道へと進入。
この時間に対向車に会ったら驚いてしまうだろう(笑
数kmは、脚とタイヤの状態を確認しながら。勿論、ここまでの1時間弱でおおよそは把握できているつもりだけど、無負荷では分らないこともあるにはある。
さてさて、
これまでの経験で、後方を気にする必要が無い道なことは間違いないらしいので、前方だけに集中。 後方は、なんとなく視界に入っているルームミラーだけで十分。 速度計も見る必要は無し。 伝わってくる情報だけで操作。 別に、特別にとばしたい訳じゃない。 邪魔をされずに、視界の範囲から得た情報だけで思ったままにギアを選んで走らせられれば満足。 たまに、当たり前をちょっとだけ横において当たり前じゃない操作をして当たり前を確認したりもする。 何をしても自由というのが何事にも代えがたい心地良さそのもの。
ただし、ここの道にも鹿は出る。 そのことだけは忘れないように常に頭の中で . . .
鹿は出る . . 鹿は出る . . . 鹿は出る . . . っとループさせて諸々を選択する。 これまで経験した範囲では、いつもの周回路よりも鹿に出くわす頻度は低い。 ただ、こちらで出くわす鹿の方が2回りくらい大きい。 尻の高さでいえば、いつもの周回路で出くわす鹿よりも、こちらの道で出くわす鹿の方が 尻 一つ分は脚が長い (0_0 . . . . まともに当ったら1号機の全損は確実だろう。 なので、おのずと速度に制限がかかる。 鹿が出ない前提でなら全域で、最低でも20kは上げられると確信する。
そんな道を そんな風に 20km も走っていると、流石に軽い疲労感が出てくる。 しかし、この道はまだ 30km ほど変わることなく続く。 途中にある集落は1ヶ所のみ。 その集落は1kmも続かない。 短い集落を含めてだが 50kmほどの自由。
軽い疲労感を感じてから速度計を確認。 確認しながら、疲労感が薄れるまでペースダウン。 その速度を眼に慣らせ、把握できると納得ができてから、再び速度計を視界から外す。
走らせながら無心であるのが最も良いのだろうと思うけど、マージン分は ついつい何かしら考えてしまう。 だけど、流石にまったく無関係な事を考えては、気が付いた時には路外だろう (-_-;
つくづく思う。アコードの脚は良い。4輪ストラットから始まり、4輪ダブルウィッシュボーンに昇華した。 アコードという位置づけだから叶えることができた贅沢でもあったのだろう。 7thアコの脚も綺麗に走っていく。 真っ直ぐも、大きく回るも、小さく回るも、本当に綺麗だ。
4本を揃える。 基本中の基本だけど、なかなか理解されない。 Digital発想で進めれば、計算上は形式まで揃える必要は無い。 でも、Analog発想で進めれば、少なくとも見た目で同じ形式だと分る違い以上の差異を与えては破綻することを理解できる . . . . が、ジャンルを問わず実感できる機会なんてめったに得られないんだから無理だよな。。。
時々想う。 繰り返し考えてしまう。 そして、毎回同じところに落ちつく。 時代でいえば、NBロドだってCL7と同じ時代。 それなのに、比べれば何故にNBロドの脚は あ~まで不出来なのだろ?
NBはNAとほぼ同じ。 当時のマツダ思考が何故に形式だけの4輪ダブルウィッシュボーンを選択したのだろ? 理論上の理想は理解していた? でも、時間が無かった? だから、とりあえず世に出してしまうけど調整箇所は多くしておこう? なら、耳触りが良い形式を選択しておこう?
実際、NAもNBも前脚は2方向、後脚は3方向での調整が可能。悪く言えば、設計として追いこめていない。 その上、NAの時にはどこまで調整しても駄目駄目だった。 それは自分で試して納得していた。 NBでは随分と改善しているけれど、アコードに比べると まだまだ形式を使い切れてはいないと感じる。
だったら使い慣れている、前脚にストラット、後脚にセミトレ の方が良かったのじゃないかしら . . . . . . NAロドは、FDのための人柱?
そんなことを考えながら走らせていると、勝手?に色々と挙動が変わってくれるので、疲労を感じても眠くはならない(笑
途中にある1kmにも満たない集落を除けば50kmほども、それほど長い直線のない、平らでもない道が続く。 サーキットと称する閉じた系へ行ったとて、わずかに1周は数kmでしかない。
私は、閉じた系を何周もぐるぐると50kmも回るより、ずっと変わる風景の中を50km走っていられることを幸せに思う。 こんな環境、日本に何ヶ所あるだろう。
T字路の突き当りに到着。
ちょっと迷いながら左折した。 腹がへっていた。 少しでも食い物を買うことができる店が近いのが、左折側にあるはずだから左折した。
とは言っても、食い物が買えるであろう店までは、まだ30km以上ある。 そして、その30km以上にも直線はほとんど無い。 ただし、ここからは対向車が確実に来るし、熊猫も出る (-_-;
時計を見る ・ ・ ・ ・ 周囲50km半径の中にファミレスなんて有ろうはずもない。 その上、食堂に分類可能な店が開くにはまだ2時間くらいあるだろう。 選択肢はコンビニのみとなる。
遠慮しながら必要数だけの先行車をパスし、コンビニ ( セコマ ) に到着。
朝から何も食っていなかったので、贅沢をした。
お茶 と 小さな海苔弁 と お稲荷さん。 773円なり (^_^
レジで小銭を置く皿に、
1円玉を3枚置き、続いて100円玉を数えながら7枚置き、10円玉を数え・・・
「
お弁当、温めますか? 」
と問われ、
「
はい、お願いします 」
と答えたら、10円玉を何枚まで数えたか分らなくなってしまい、
「
あれっ、何枚だっけ? 」
と声に出てしまったら、レジのおばちゃんに大笑いされてしまった (=_=;
何がそんなに面白かったのかは判らないが、笑ってくれたのだから嫌な顔はされないだろうと思い
「
細かくてすみません 」
と言いつつ、10円玉を6枚と 1円玉をもう10枚追加して置いた。
おばちゃんは、まだ笑いながら皿の小銭を数えていた。
海岸線の海が見える駐車場で食おうとは思ったが、週末の海岸線は交通量が多かろう。
少しでも海岸線に出るのを先延ばしにするために、綺麗な道なのに通りクルマが少ない道へと。
そして、
ついに海岸線まで出てしまった。
なかなか海側に駐車場が無かったので、しばし耐えて ここに到着。
修理中???
小さな海苔弁。
なんだか勿体なくって、お稲荷さんを食うのは保留して出発。
しばし海岸線を走っていたが、せっかく1号機に乗っているのに先行車が見えるというのは・・・。
可能な限り早く、交通量の少ない内陸へと逃げ込んだ。
とはいえ、往路と復路を重複させるのは可能な限りは避けたい。
往路で通った道までは内陸に行かず、もう1本手前の道を南下した。
距離は20kmほどしかないし、農道が半分くらいを占めてはいるが、たぶん2輪でもそれなりに走れる道だと思うのだが交通量が少ない。 たぶんネットで広められていないせいなのだろう。
突き当りで、自動車専用道には上がらずに下道を進む。 ここからは交通量を避ける術が無い。 裏道はあるだろうが、本当に農家さんの生活道路になってしまうから、迷惑であろうし、特に1号機で走ることに何かしらを感じる道でもない。
大人しく、たんたんと走って帰宅した。
250kmほどを走って帰宅しても、まだ午前11時 (^_^v
人それぞれだけれども、私はこんな半日が過ごせることを心から嬉しく思う。
ちなみに、
国道・道々を分けずに R〇〇で記すと径路は、
R275 →
R549 →
R867 →
R126 →
R742 で北上を続け、
R239 で西へ転進し、
R1049 で南下を開始し、
R1062 につないで、
R239 に復帰。
R126 で東へ転進して、
R550 で南下し、
R233 →
R275 。
なお、
R1049 のままで南下を続けると、こんな物騒な場所に出るらしい。
この先で、地図上からは道が消える。
実際に道が途切れるのかを確認するためには、4号機 ( 軽トラ ) で行ってみるしかないだろう。
ちと4号機で向かうには遠いんだよな。。。
それと、
R239 からは
R126 ではなく
R958 でも、
R239 からは走れそうな道に見える。 でも、地図によっては途中で途切れるんだよね。
この確認にも、4号機でなければ確認は難しかろう。