葉書を書いてみた

御礼状を書かねばならぬ　（ ￣へ ￣

旧住人へ宛てた封書が届いたのをわざわざ、開封することもせず、それよりも大きな封筒に入れて 私の現住所まで送ってくださった。 届いた封書の表書きに内容物として 重要書類 っぽいことが記されていたからではあろうが、それがなおの事ありがたい m（＿ ＿）m
１回しかお会いしたことがない。 正直、お名前も私は失念していた。
もしも逆の立場であったなら、私はお送りすることができなかったかもしれない。


さて、御礼状の文面を考える。
パソコンで下書きをしてから、手書きで葉書に書き写そう。

まずは書く ・ ・ ・ ・ ・ これじゃ、ビジネス文書だな 。。。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ 砕け過ぎだろう。 友達じゃないんだもんなぁ 。。。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ 長文過ぎるだろう。 どんな小さな字で書けば葉書に収まるん？

地力をあきらめて、ネットで文例を探して参考にしてみた。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ なんとなく、感謝の気持ちが伝わらないように思える。。。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ なんだろう、一方的に押し付けがましくないか？

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ 文頭と文末の つながりが妙。 伝わらないかもしれない。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ また長文になってしまった。 便箋に書くには短いし、葉書には長い。。。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ なんか幼いなぁ。 私が２０才は年下だと思うけど、あまりに可愛い。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ 長さは程良いけど、て・に・を・は が、しつこい気がする。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ まぁー、これくらいなら 「 下手くそ 」 って笑ってもらえるかしら。

小便に立って戻ってから、葉書に書き写し始めた。

点が要るんだっけ？ ・ ・ ・ ・ ・ 画面が良く見えない。 フォントを大きくした。

" い " を書き忘れた ・ ・ ・ ・ ・ 書き損じてしまった。 葉書を１枚捨てる。

なんか曲がる ・ ・ ・ ・ ・ ３行目まで書いたが、文字が うねうね している。

新たな葉書に鉛筆で縦線を書き加えた。

書き直した ・ ・ ・ ・ ・ 全行を書き終えたけど、字が汚い。 相変わらず下手だなぁ。。。

読み返して、誤字が無いことだけで妥協した。

宛名を書く ・ ・ ・ ・ ・ 元の我が家の住所を いまさら書くことになるとはなぁ。 あっ！

手を止めた ・ ・ ・ ・ ・ 相手の苗字の１角目に、自分の１角目を書いてしまった。

誤魔化す ・ ・ ・ ・ ・ 0.7mmのサインペンから マジックの細字に持ち替えて、 上から潰した。

油断しない ・ ・ ・ ・ ・ 送付人 ( 自分 ) の住所・氏名・郵便番号を 確認しながら書いた。

切手を貼る ・ ・ ・ ・ ・ 50円葉書なので、手持ちで最も低額だった50円切手を 水道水で貼った。

消した ・ ・ ・ ・ ・ よし 完成 . . . . . . . あっ、鉛筆で書いた線を消し忘れていた。。。


返戻請求書 に必要事項を記入し、押印し、返信用封筒に入れて封を閉じた。

封筒と葉書を手に、下駄を引っかけて 近所の郵便局まで歩く。
鼻緒が少し痛いから、ゆっくり歩く。 ガラン ・ ジャリ ・ カッ と足音が賑やか　（ ￣▽￣；
途中、近所の婆様と短い立ち話。
赤いポストの前で、宛先等を一応は再確認してから投函。

封書を受け取ってから数えて、
３時間ほどが経過していた（ ￣△￣；


やっと終わった（ ￣▽￣
返金される額から換算すると、時給１,０００円くらいだろうか (笑
仕事でなら ３０分以内で終わらせないと、給料泥棒って言われちゃうだろう。
もっとも、ビジネス文書なら３０分かからないんだけどね （＾＿＾；