北海道らしい話題を一つ。
スノーダンプが壊れた( ̄□ ̄
両腕で
ぐっ と押していたら
すかっ と反発が抜けて
ふにっ と。
物は、これと同じ型のやつ。

[ 画像はネットから借用 ]
何事かと思ってみたら、パイプの溶接個所が1ヶ所 外れていた。
写真を撮っていなかったので、これまた枠の画像をネットから借用すると、

↑ は、金属枠だけになった画像。
左上側が、手でもつ方。
右下側に、雪を載せるバケットが付く。
溶接が外れたのは、
赤〇 で囲った部分。
溶接が外れて、
すかっ で、持ち手からバケット側面への1本パイプが
ふにっ と曲がった。
札幌での団体職員時代に、札幌の別荘用に買った物だから、
もう7年? 8年? . . . 寿命だと思ってあきらめても妥当ではある。
残念ながら溶接機を持っていない。
欲しいと思い続けながらも、年に1回か2回しか使う機会はないだろうと思うと、踏ん切りがつかずに何年も経ってしまっていた。 冬にも使う機会があるなら、買っておくんだった (;_;
この1年で、どこかで溶接機を見た記憶がある ・ ・ ・ ・ ・ ・ あそこだっけか?
行ってみた。
「
前に溶接機を使ってましたよね? 」
「
あー、あれ借り物 」
「
でしたかぁ・・・ 」
「
どした? 」
「
スノーダンプの溶接外れちゃって 」
「
あー・・・ 」
「
すみません、持ってらしたらお借りしようと思っただけです 」
「
古いのだけど、1台やるか? 」
「
いえ、ちょっと行って買ってきます 」
「
あっちこっちで品切れらしいぞ 」
「
えっ? 」
「
いや、札幌とかの話だけどな 」
「
あー、今年は多めに降ってるみたいですもんね 」
「
ちょっと待ってろ 」
しばし待つ。
「
ちゃんとしてるみたいですけど、いーんですか? 」
「
もう俺には重いんだ・・・ 」
「
切れ味が良さそうですね 」
「
使い勝手はいーぞ (^_^ 」
ということで、スノーダンプを1台もらった。

樹脂パーツ無し。 全部が金属パーツで組まれた重量級。 年代物ですね (^_^
元が何色だったか分らないくらいに塗られている。
元々はシンプルな品なはずなんだけど、何ヶ所か補強がされている。
く の字に曲がっている部分に、補強。

ここに新品状態から補強が1本入れられた製品も売られていますが、それを見て真似たのでしょうね。 雪に
ぐっ と挿し入れて、持ち手に体重をかけてバケットの先を浮かそうとすると、雪が硬すぎて重すぎると
く の字に曲がった部分が伸びちゃう ( 戻っちゃう ) んだよね。 それへの補強。
それから、ここに1本 横棒が追加されている。
通常、それが正しいのか分らないけど、
硬い雪に挿し入れる場合には、ここに足をのせて押し込む。

でも、これをすると、足をかけた横棒に全ての力が加わった後に、縦棒に力が伝達され、その後にバケットが押される。
そうしているうちに、今回 私が壊した様に横棒と縦棒をつないだ溶接部分が逝ってしまう。
追加された横棒は、こうして使う用。

これにより、足をかけた追加した横棒に全ての力が加わった後に、縦棒に力が伝達されてから、元からある横棒にも力が伝達されて、バケットが押される。 その際、バケットを押す主力は縦棒になる。 縦棒には ( 曲げはあるけど ) 溶接部分などが無いので壊れ難い。
結局は追加した横棒が真っ先に壊れることになるのだけれど、寿命は確実に伸びる。 それに、追加した横棒が逝ってしまっても、そこから間髪入れずに除雪作業を続けられることがメリットとしてもの凄く大きい。
それと、
溶接機を持たない者にとってはありがたいことに、ここだけは汎用の金具で固定されている。これなら修理は容易いし、そもそも壊れるであろう金具部分が弱いから他へのダメージが軽く済む。
早速、使ってみた。
形状が通常?標準?タイプなので、雪を載せられる容量は半減したけれど、私の現状は除雪機との併用なので問題は小さいかもと思う。
メリットは、
バケットが昔々の金属製なので、先端が薄くて鋭い。
なので、積雪が 15cmくらい
しか ない状態でも、雪をすくいやすい。
樹脂製のバケットでは、そのままでは弱くて先端がすぐに割れてしまうので、薄い金属パーツで補強されていたりする製品が多いのだけど、樹脂と金属を単純に安価に接合しようとすると数か所にリベットを打つしかないのだが、力が接合部分に集中してしまうから、そこから壊れてしまう。 薄い金属を繊細に加工すればリベットなんて不要だけど、コストが上がって売り物にならない。
私が壊した物は、先端に金属ではなく、強化プラスチップを補強として使ってあった。 基本は樹脂どうしなので馴染み易いから集中して壊れる箇所が生じないし、製造時に強化パーツ部分を熱加工できるのでコストも安く済む。 ただ問題は、先端部が金属による強化よりも厚くなってしまうこと。 厚いとどうしても切れが悪い (-_-
デメリットは、
やっぱり重い。 もの凄い重量感。
除雪作業中に空の状態で持ち上げて振って方向転換なんて無理かも (=_=
あと、ミスってクルマに当てたら 間違いなく擦り傷 ( 線 ) が付くだろう。 傷どころか、ドアやフェンダーが 凹 むかも・・・。
兎に角、ありがたいことに5千円前後は浮いた (^_^v
いよいよ本当に、安い溶接機を買おうかな・・・。
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本当に独り言 | 日記
Posted at
2022/01/20 07:05:30