2015年03月22日
比較対象は不明確ですが、私くらいの年齢になると既に親が他界している人も少なくないと思います。 そして、親が亡くなると子としては事前に申しつけ ( 親からの自己申告 ) が無いとけっこう悩まされる事になってしまいます。 何かしらの処理・処置・対処とか、お寺の事とか、お墓の事とか。
我が両親は、未だにというのが正しいとか一般だとかすら判りかねるのですが、お寺さんの納骨堂で遺骨を預かっていただいております。
なこともあって、定期的にお世話になっているお寺を訪ねているわけですが、露地にあるお墓と違って納骨堂はお寺さんの直接な施設なものですから お寺に住職かそのご家族が不在の際には施錠されていてお参りすることが出来ません。
ですので、お参りの際には事前に住職へ電話にて了解をいただくこととなっております。 ( 勿論、それぞれのお寺さんによるとは思います )
さて、先週の金曜日。
お昼を食ったあと、今なら電話に出てくれるかなと お寺さんへ電話。
住職の女将さん ( なんて呼ばれるのでしょ? ) が電話に出られました。
私:「 ○○のhisaoです。 明日、お参りしたいのですが、よろしいでしょうか? 」
寺:「 はい、いーですよ 」
私:「 明日は祭日みたいですけど、お忙しくはないですか? 」
寺:「 何言ってるの~、明日はお彼岸ですよぉ (笑 . 」
私:「 春分の日って お彼岸なんですか??? 」
寺:「 そうですよ。 何言ってるの。 だから皆さんお見えになるから気にしないで 」
私:「 皆さんって? 」
寺:「 150~200人くらいはお見えになると思いますよ 」
「 しまった 」 と思いました。 お寺の祭事には檀家さんや何やらが集まって賑やかで、昨年に偶然一度だけ知らずに行ってしまって なかなかな事になってしまった経験が (-_-;
さくっと行って、さくっと参って、さくっと引き上げようと決めて早朝に出発。
10:00、お寺のある町に到着。
普段ならは中途半端な時間なのですが、「 今頃が頃合に違いない 」 と思ってお寺に直行。
が、お寺の周囲にある空き地 ( 駐車場? ) には既に車が多数。
お寺の周囲にも 大勢の爺婆様が集合。
普段は閉められている本堂の玄関?が開放され、受付らしき小窓も開いている。
住職は祭事の準備や 檀家さんのお相手で忙しいはず。 邪魔をしないように、住職への挨拶を遠慮し、本堂を避けていつもの小さめの玄関から建物に入り、廊下を回りこんで納骨堂へと。
途中、いくつかある部屋は皆 扉が開け放たれ、中では食事の仕度やら、何やらの仕度やら、何人もの人が立ち話してるやらで ごった返して 。 。 。
いつもは誰もいない納骨堂にも人、 人、 人。
ざわついた中、お参りをすませ ・ ・ ・ ・ 帰りも住職への挨拶は遠慮しよう。
帰路へと。
アコで走り始めてから15分程して携帯が鳴る。
私:「 はい、hisaoです 」
寺:「 今どの辺り? 」 ← 住職の声
私:「 ○○町と△△町の間くらいです 」 ← 向かう方向は言わずに正直に場所だけ。
寺:「 じゃ~、もうすぐ着くね。 お昼は食べないできてね。 たまには皆さんで食べましょ 」
私:「 はい、ありがとうございます 」
寺:「 お接待だから 」 ← お寺さんでいうところの意味合いです。
ご好意です。 お忙しいでしょうに電話をしてくださった。感謝以外に何もありません。
11:05。 Uターン (^_^;
先ほどよりも駐車場の車は増え、ほぼ満車。 一番奥にアコを停めてお寺の前まで歩いていくと、お寺の前にも路駐の車列。 まぁ、田舎だし、足の悪い爺婆様も多いのでしょうし、OKなのでしょう。
やはり本堂の玄関は避け、先と同じ玄関へと。
扉をあけると偶然 ( だと思うけど ) 住職がそこに立っておられ 「 いらっしゃい 」 と。
檀家さん達が振舞ってくださる食事をいただいてから、再び納骨堂へ向かうと、途中の廊下で偶然に住職とお会いし、にこやかに無言で本堂の入り口を手で指し示される。
入っていけと ・ ・ ・ 。
広いその部屋には、畳の上に椅子が ざっと見で150席以上並べられており、既に1/3 がうまった状態。 隅っこの席に 「 隣よろしいですか? 」 と婆様に断わって座る。
何時から始まるとも知らない法要まで、結果として1時間ほどをその婆様と話して過ごす。
法要が始まり、2時間程で終了。 そして解散。。。
どんなに小さな町にあるお寺さんでも、祭事は賑やかです m(_ _)m
祭事は毎月何かしらあるのかな?
アコでの往復 600km弱。
お寺さんの椅子もアコと同様に Recaro なら疲労は和らぐか?
Posted at 2015/03/22 10:04:48 | |
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