2017年12月13日
今週の北海道。 気温が上がったけど すぐに急降下。 雨が降ったけど、すぐに吹雪 (-_-;
気温が上がって雨が短い時間だけ降った日、それまでに綺麗に除雪されていた路面には特に何も起きていなかったけど、
氷や雪が堆積していた路面は 急激に溶かされ車に踏まれた部分はえぐられた様に凹。
久しぶりに 「 他の車とトレッド ( 轍 ) がわねぇー(;_; . 」 と実感させられた。
そして、さらに溶けた路面では、柔らかかった層の下から固く凍った周期の短い凸凹が現れて推進力 ( 駆動力 ) を奪ってしまって車を加速を邪魔する。
タイヤは固い円ではなく、加重を受けて歪む。
直径の小さなタイヤは大きなタイヤに比べて、回転方向で路面に接する長さが短い。
短いほど、細かな凸凹があると空転というか、どこにも接していない瞬間が多くなるイメージで路面に駆動力を伝えられない。なので加速はしないし車がどっちへ向いてしまうかを路面とタイヤの相性に任せるしかない時間が増える。。。
冬の路面をイメージできない人でも経験があるとすると、砂利道。それも敷いてから時間が経った砂利ではなく、敷いてまだまだざくざく感がある砂利道。飛ばそうたってなかなか速度を維持できたもんじゃないあの感じ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 最近、砂利道も無いね。。。。。
タイヤが小さいことで運転手(保有者)が得られるメリットって、タイヤの購入価格が安いくらいであろう。 ただそれも、同じ距離を走ってもタイヤの回転する回数はタイヤが小さいほど多いのだから減るのも早い。
はたしてタイヤの安さがランニングコストとして本当にメリットになるのかは少々疑問が残る。
細かな固い凸凹は、タイヤの他にダンパーの特性も顕わにさせる(-_-
たぶんダンパーは、応答できる速度範囲が設計段階で仕様に盛り込まれている。
範囲が広いほど、構成なり部品の構造なりが複雑で贅沢になり、加工の工数も増え、寿命が同じなら単価・原価が高くなる。
キャロルのダンパーは上記の範囲がかなり狭くて、夏場の走行ですらバネとの相性が合わないシーンが多々あった。 それが冬場、特に前記の固い細かな凹凸では、まったく反応速度が追い付かなくて突き上げとして伝わってきてしまう。
突き上げると、ただでもタイヤが空を飛んでしまっているのに、ますます・・・・・。
もしも自分が1号機でキャロルの後ろを走っていたら 「 何やってんだ あいつは (-_-? 」 と思うに違いない。
ほぼ確実に、1号機 ( Euro-R ) で同じ固い細かな凹凸な路面を走った方がキャロルではしるよりも、運転席に伝わる不安感は小さい。
固い/柔らかい でいえば、圧倒的に1号機のダンパーの方が固い。
でも、応答性は圧倒的に1号機のダンパーの方が広くて速く、急峻で小さな入力にも応答する。
個人がパーツとして買う単価でいえば、キャロルの純正は1号機のエナペの 1/10 程度。
安いんだから当然なのだけれども、安さを実感できる逸品 (^_^;
もしもキャロルの車重があと300kg重かったら、今と同じ特性のダンパーでももう少し誤魔化しがきくのだろうと思う。
キャロルは軽い。 軽さは素晴らしい性能として現れるけど、軽いが故にコストかけなければなないパーツも出てくるのだろうと感じる。
他の軽自動車は どーなんだろうね?
高額な軽自動車も買って乗り比べてみたい気にもなってくる(笑
Posted at 2017/12/13 11:00:38 | |
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