目覚めて、やけに寒い気がすると思ったら
今朝の最低気温は、
氷点下17℃。 今季最低を更新。
2月じゃないんだからさぁ ( ̄□ ̄;
さて、
毎日々々 雪の事で、降雪日記みたいになってしまうけど、
毎朝、まずは外の雪が気になる ( ̄_ ̄
この日の前夜は けっこう降ったらしい。
茶の間のカーテンを開けて、
「 除雪せなかんな~ 」 と思う。
「 めんどいなー 」 と思う。
「 お互い様とはいえ、早朝から除雪機は煩いよなー 」 と思う。
そんな言い訳をして、とりあえず ブックオフの100円本を開いて現実逃避をする。。。。。
いっそのこと、もう夕方になっていたら・・・・ と思って時計を見るが、午前9時。
ほど良い時刻ではある ( ̄▽ ̄;
Tシャツの上に防寒着を羽織って、下はスェット1枚。 外に出てみれば、長靴がギリ。。。
雪が長靴に入らないように、雪面を真っ直ぐに踏み下ろし、雪面へ真っ直ぐに引き抜く。
1歩1歩ゆっくりと、雪が入らないように慎重に歩いて融雪槽にまで行って、フタを開けた。
周囲を見渡す ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 半分はスノーダンプでやろう。
念のため、
俗に言う
スノーダンプ は分かるよね?
ママさんダンプとも昔は呼ばれていた。
私が主に使っているのは、右のタイプ。
[ 参考画像 ]
左のタイプだと、柔らかな雪を運ぶには効率が悪い。
別に重たいわけじゃないんだから、1度に大量に運びたい。
降り積もった雪に
ガサ っと突っ込み、
ング っと持ち手を下げて先端を少し上げる。 そうすると、雪が切れて塊がスノーダンプに載っかる。 スノーダンプが浅いと柔らかな上の方がこぼれてしまうから深い方が効率が良い。
降り積もった雪が想定外に固いと、スノーダンプが負けて、持ち手が腹にめり込む(;_;
黙々と、淡々と スノーダンプで雪を運んでは融雪槽へ放り込む。
庭の半分くらいを終えたところで気が付いた。
あまり汗をかいてない?
耳あて ( イヤーマフラー ) はしていない。 そこまで寒いと思わずに外に出てきた。
念のため、
俗に言う
イヤーマフラー は分かるよね?
耳あてと昔は呼ばれていた。
こういうの ↓
[ 自撮り画像 ]
そう、イヤーマフラーが必要なほどには寒くない。
続いて、手袋を外してみ ・ ・ ・ ・ ・ 冷たかった。 素手で作業ができるほどには暖かくない。
試しに、茶の間から温度計を持ち出して計ってみた ・ ・ ・ ・
氷点下8℃。
な る ほ ど (・_・
まだ庭の除雪が終わっていないのに、融雪槽が満タンになってしまった。
まだ道路との境目も除雪していないから、まだまだ作業を終えるわけにもいかない。
普段は、庭一面で ちょうど融雪槽が満タンになるくらいだから、ちょっと多めに積もっていたらしい。
とりえず融雪槽に ( 中で雪が少し融けて ) 余裕ができるまで休憩。
茶の間に戻り、Tシャツを着替え、読みかけの100円本を再び読み始めた。
いっそのこと、もう夕方になっていたら・・・・ と思っていたのに読み終えてしまった。
融雪漕を覗き込むと、3/4 くらいにまで中の雪が減っていた。
1/4 開いていれば足りるだろう。
今度は除雪機を始動した。
あまり使わな過ぎるのも機械を傷めてしまうから、無理にでも使わなくては (=_=
アイドリングが安定するまら、2~3分待ってから除雪開始。
そして除雪作業終了。 ギリ、融雪漕に入りきった。 実働、2時間と少々の除雪作業だった。
それから4時間後、融雪漕の中を確認に出た。
除雪して薄くなった雪が、靴の下で
キュッキュ と鳴く。 マジで気温が低いのね ( ̄_ ̄;
我が家の融雪漕は、
地下水をくみ上げて漕内に散水することで漕内に放り込んだ雪を融かす方式。
融けた雪 ( 水 ) は、ポンプで下水に流す。
2つの電動ポンプは同じタイマーにつながっていて、作業開始前に
ON し、全てが融けて流し出しされた頃合いに
OFF になる様にタイマーの時間を設定する。
昨シーズン、漕内の雪が融けきる前に
OFF になってしまった為に、その後日の寒気で漕内の配管内が凍ってしまって融雪できなくなった事があった。 漕内に雪が残ると、それが漕内の温度を下げてしまう。 雪が残っていなければ基本は地下水と同じ温度だから凍りはしない。
業者さんにお願いをしての
有料復旧作業となってしまった (-_-;
融雪漕のフタ。 重いから、2枚に分かれていてくれて ありがたい。

フタは、1枚の幅が ちょうど スノーダンプの幅と同じくらい。
開けると、こんなん。
目 の字の枠は、安全対策の枠。
漕の中は、底に私が立って手を挙げてもフタに届かないであろう深さ。
もしも作業中に落ちたら ・ ・ ・ ・ ・ 大人でも想像したくない (0_0;
雪を放り込み難いから、作業中は上に40cmくらい引っ張り出せる様になっている。
中が暗くて写ってないですね。
仕様書によれば、
漕の容量は
5m^3 ( 5立方m )。標準型
スノーダンプで100杯分 とのこと。
フタのギリまで雪を詰め込むって条件ではないだろうから、実際には
6m^3 くらい?
さらに、雪を放り込みながら、雪を地下水で溶かしながらの作業だから、実能力は
+α か?
欲を言えば、もう少し大きな漕のが欲しかったけど、次のは今の2倍のしかなかった。
そこまでは要らない。
中は、まだ融けきっていなかった。

ここから3時間の散水が続く様に タイマーを再設定して、本当に今日の除雪作業を完了した。
でも、
夜中に前夜と同じだけの雪が降ったら、翌日もまた同じだけの除雪作業をしなければならない。
サボっても、助けてくれる
妖精さん も
こびとさん もいない。
助けてくれる大人はいるけれど、洩れなく請求書が届く事になる (¥_¥
ここは田舎だし、川が近いから地下水が使える ( 地下水脈が浅くて近い )。
でも、
もしも都会で、地下水が出ない土地だったり 井戸を掘る許可が出ない土地だったら、電気熱 か 灯油ボイラーで 漕内の雪を融かすしかなくなる。
隣町に 「
融雪漕を設けたけど、1年で使うのを止めた 」 という人がいた。
1シーズンでの灯油代 ( +排水ポンプの電気代 ) よりも、
月に1回づつ排雪業者に依頼する料金 の方が安いとの結論に至ったそうな。
軽自動車1台分の設置費用を払ったけど使わないとの苦渋の決断( ̄へ  ̄
雪さえ降らなきゃねぇ・・・。
我ながら、同じ北海道でも 雪が少ない土地はあるのにねぇ。
でも、住んでみなけりゃ判らないもんね。。。