昨年の春から、
1号機
( Euro-R ) には BSさんの SEIBERLING SL201 を履いている。
3号機
( NBロドスタ ) にも BSさんの SEIBERLING SL201 を履いている。
そして今年の春から、
2号機
( DJデミオ ) にも BSさんの SEIBERLING SL201 を履いている。
それで、
3台ともが
SEIBERLING SL201 になった。
さて、
この春から SEIBERLING SL201 を履かせた2号機。
履いた
時点でのODOメーターは 68,827 km であった。
それから2千km以上を走って 今は7万kmを超えているから、十分にタイヤは馴染んだと思う。
その1 で記したように、1~3号機に履かせたタイヤのサイズは次の通り。
. 1号機 = 225/35/19
. 2号機 = 215/45/17
. 3号機 = 195/50/16
昨年までで、1号機 と 3号機 の感触は十分に体が覚えた。
今年、2号機で走り出すまでの予想としては、
2号機では3号機に近い感触となるのではないかしら・・・
だった。
新車で売られているクルマが標準で履いているタイヤは、
45%扁平~65%扁平が主流だと調べもしないで私は勝手に思っている。
正直、
65%扁平 ( SEIBERLING-SL201 は60扁平以下しかないけど ) は見た目を無視できるなら とても良くできたサイズだと思う。 柔らかな乗り心地にできるし、少々なにを踏んでもホイールにもボデーにもダメージ残らないし、摩耗して履き替えるにしても安価だし。 家族で乗るクルマになら65%扁平が最適だと思う (^_^
一方で、20年まではいかないだろうけど この10数年で
45%扁平も当たり前になった。 新車を買う方としては望んでいないかもしれないけれど、純正タイヤサイズにも自動車メーカーとタイヤメーカーとの間で創りだす流行みたいなものがあるのかなと。 この雰囲気なクルマを買う人なら これくらいのタイヤ・ホイールサイズを望むってことにしちゃわないか ・ ・ ・ みたいな(笑
さてさて、
実際に2号機に履いた 45%扁平 がどうかと言えば、
1号機のに近い (=_=
これは、な~んも嬉しくないことだった。
ただ勿論、1号機での印象よりはマシ。
でも、3号機での印象よりは劣る。
3号機よりも重い車重にも、3号機と大差無いパワーに対しても 何故か不足を感じた。
エンジンらが重いから、異様に前輪への負荷だけが大きいんだけどね (-_-メ
パワーは無いけどトルクはある。 燃費に涙を呑んで踏んだらアウト。
なにより、燃費重視で オートクルーズに任せて だら~ っと走らせていても微妙 ( ̄_ ̄
215mm幅のタイヤを履いている感触ではない。 冬タイヤの 185mm と変わらない感触。
3号機ではあまり感じないけど 1号機では顕著に感じてしまう、タイヤの縦 ( 回転方向 ) 溝が路面に接触する度に わなわな と開いたり閉じたりをしているような不安定さを感じてしまう。 どうにも路面を掴み損なって わなわな しているような・・・。
カーブでも当たり前な挙動に安定させたいんだけど姿勢を上手くつくれない ・ ・ ・ ・ ・ は、前からだね。 後脚が仕事をしない2号機では、それは無理な期待だもんね (;_;
一応は、1号機でと同様に、タイヤの扱いを2号機に任せることにした。
タイヤの扱いはボデーと脚にまかせきって、私はタイヤは忘れて姿勢にだけ専念。
すると ・ ・ ・ ・ ・ ち~~~っとも、変わりゃしない。
元から駄目なDJデミオ。 駄目な脚には何を履いても駄目なまま (-_-メ
さてさてさて、
1~3号機に履いて導かれた勝手な推察は次にようになった。
BSさんのカタログ銘柄の底辺を担う
NEXTRY に比べても格安な専売タイヤを実現するには
素材 ( 材質 ) は、
これまで同様に先行して量産している基本を流用すればよい。 なんなら、銘柄毎の特徴を実現するに必要な隠し味はいっさい使わなくとも大丈夫。 なにせ、安さが正義な格安タイヤ。
設計 ( 開発 ) は、
これまで同様に先行して量産している基本を流用すればよい。 ただし、それでは
SEIBERLING の先代扱いをされることもある
WIDE OVAL からのコストダウンはできない。
やれることは ・ ・ ・ ・ ・ おもいっきり開発コストを削っちゃおう (^_^v
SEIBERLINGは、65%~80%扁平を
SL101で、30%~60%扁平を
SL201で展開している。
30%~60%扁平を網羅するために通常は何パターンの基準品が必要なのかを私は知らない。
製品を展開するには、厚みの他に径も幅も種類が必要。 でもそれら全ての組み合わせをいちいち試作する前提で個別に設計してなんてことはコストとして割に合わないのは全銘柄でそうであろう。 全組み合わせの例えば3%とか5%とかな組み合わせを基準となるサイズと決めて設計をして、その出来上がった基準設計に対していくつかのパラメータに係数を乗じることで抜けている組み合わせ分を埋めて100%をカバーするのだろう。
極端な話、
SEIBERLINGではその基準設計を
SL101で一つ、
SL201で一つの 合わせても2つだけでにして、係数を若干複雑にして100%をカバーさせたとか???
もしもそうであれば、
SL201での基準は 50%扁平か55%扁平あたりであろうと思う。
それより低い扁平率なタイヤを格安で買おうとする奴は、良く言えば気にしない奴。
特に、30%扁平だの 35%扁平だのを安く買おうなんて奴は、見た目の他は求めない。 中華だろが韓だとうが東南亜だろうが、どうせ ガチャガチャ してるんだから気にしない。 安けりゃ通販で買って店舗に持ち込んで、そのくせ具合が悪けりゃ取り付けが悪いんだろうと 儲かりもしないのに はめ換えだけを引き受けてくれたお店にクレームをつける・・・。 タイヤは命載せて走るんだから、せめて通販で買ったら 良品/不良品 は博打だと思わなかんやろ (=_=;
そう考えると、
1号機に履いている 225/35/19 の挙動には納得がいく ( ̄▽ ̄;
タイヤとして基本性能が不十分なわけじゃない。 たとえ想定外な状況に追い込まれてしまっても最後までちゃんと仕事をしてくれると思う。 運転手の限界がきてもタイヤとして他の銘柄に劣るようなことはないはずだと思う。
例えるなら、
昔のドライブインや、昔のバスターミナルや鉄道駅舎の中の食堂とか、昔の街中の定食屋とか、得意じゃないけどラーメンもありますよ ・ ・ ・ ・ みたいなお店で厨房の棚に
「
スープの素は市販品ですけどなにか( ̄へ  ̄ 」
とでも言うように、堂々と置かれていた こんな雰囲気の大きな缶。
業務用ラーメンスープを 何も加えずにそのまま湯で溶いて麺を入れただけみたいな味。
せめて、
海苔とか 麩とか、温めてもしない支那竹 ( しなちく ) を具に入れましたみたいな・・・。
その
せめて が、
SEIBERLING SL201 では静かさなのだろうな。
その代償が わなわな 感でもあるんだろうけど (-_-
結論としては、価格を確実に超えた
良いタイヤ 。
ただし、1号機の次期タイヤ候補からは外そう。
Posted at 2022/06/13 04:23:43 | |
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