2022年11月06日
某日のこと。
なんやかんやと諸々用の袋を入れてある引き出しを開けたら、それが無くなっていた。
10枚入りのそれが残ゼロに (-_-
1枚だけ入りの ちょっとだけお高いのは1枚だけ残っていた。
でも、書き損じたらOUTなので買いに出た。
近所のコンビニへと歩きながら思い返す。
いつ買ったのが残ゼロになったんだろ?
今年はこれで4回目 (・_・
1回目は、ご近所さんのそれだったから1枚。
2回目のもご近所さんのそれだったから1枚。
3回目のは、伯父のだったから4枚。海峡の向こう側に住む妹のを代筆したから倍になった。
これで6枚だから、あと4枚。
昨年は1枚も使っていない。
一昨年は ・ ・ ・ ・ 確実に4枚は使ったね ( ̄_ ̄;
なので、一昨年の年初め早々に買った10枚を使い切ったのだろうと思われた。
コンビニで選ぶ。
選ぶと言っても、さほど種類は多くない。
特に縛られる身ではないので、お得な10枚入りのを購入。
さて、
正式な名称を知らないけれど、香典袋 でおおよそ誰にでも通じるであろう袋。
何故に残ゼロに気が付いたかと言えば、ど真昼間に未登録番号から電話がきたわけです。
これが深夜や早朝なら嫌な想像しかできないわけだけど、ど真昼間なので気楽に受話したら、悲しいことに、幸せではない電話だったわけです (;_;
ご近所さんのお一人が。。。
昨年は、役を引き受けていたので、年がら年中 祈ってというか願ってました。
皆さん、元気でいてください。
せめて、年が明けるまで元気でいてください。
そう願っていた。
マジで、何ら脈略も無く頻繁に願っていた。
正直、面倒だと思う気持ちを自分でも否定はできない。でも、面倒と思う以上に嫌だと思ってしまう。 避けられるものなら避けたいし、逃げられるものなら逃げたい。 自分でも不思議に思えるほどに 嫌だ と感じていると、自分で解る。
お通夜に参列するだけで遠慮をさせていただく関係の方々での場合は1時間もネクタイを締めているわけではいのだから、面倒という表現は不適当なのだけれど、行くのを嫌がっている自分を客観視して表現するに最も当てはまる2文字は、面倒 となる。
せめて、年が明けるまで という願いが通じたのか、
昨年は、ご近所さんは一人も欠けることなく年越しをしてくださった。
しかし、助かったぁー と思っていられたのは本当にわずかの期間だった。 わずか2ヶ月で役が戻ってきてしまった (;_;
ツケ が溜まったというのは不謹慎の極みだとは思うが、今年は・・・。
さてさて、
不謹慎ついでに m(_ _)m
まだ親が健在だった頃は、親類縁者の葬儀でもあっても遠地に住んでいた自分が参列することは少なかった。暦注によっては間に合わないという事実もあるにはあった。
しかし、ここ10年は確実に私も連絡を貰えた限りにおいては参列するように努めてきた。 ただ今年は信じがたい程にタイミングが悪く、私が痛風で動けなかった時に亡くなられた伯母が一人。香典・供花などは妹に代筆してもらった。。。
先月、伯父が亡くなった。道内だったので、陸路で1泊2日。
今年もまだコロナ禍という印象が消えてはいないが、昨年よりは気安い。
一昨年の1月末だったか2月上旬だったかに叔父が亡くなったが、あの時はあの時で、隣国からの報道を観ながら隣国からの観光客が多い北海道に住む者として 「 やばいなぁ 」 と思ってはいたが、まだ世間様が大騒ぎする直前であったので気安かった。伯父も叔父も、親類縁者とはいえ最も集まり難かった期間を避けてくれたようにも ・ ・ ・ とは、これまた不謹慎な想い m(_ _)m
こんな機会でなきゃ顔をあわせないもんねぇ
というのは昔から TVドラマ やらで耳にした台詞であるが、今では現実に同世代が口にする。
幼い頃に会ったはずだと互いに思っている相手と直に顔をあわす。
従兄・従姉は互いに名前すら怪しかったが、ここ10年で 伯父・伯母・叔父・叔母が順不同で亡くなったことで、互いにけっこうな顔馴染になった ( ̄▽ ̄;
先月に亡くなられた伯父の葬儀。
戦前戦中世代だからなのか、兄弟姉妹が多い最後の世代だろう思う。
でも伯父が亡くなったので、ついに最後の一人となった叔母が、実年齢はどもかくとして、甥姪達から祭り上げられて 長老 として君臨させられていた(笑
通夜の晩、通夜なのにお寺から防火を理由に徹夜を禁じられてしまったもので、棺も親族の部屋には移動されずに祭壇に残された。 しかし孫の一人が爺ちゃんの横に布団を持ちこんで、隣で朝まで寝ていた。 いー子だぁ~ と思っていたのだが、翌朝に周囲がワイワイし始めたのにまだ布団を被って眠っていたのを見て 図太い子だぁ~ に印象が変わった(笑
告別式が終わり、火葬の終盤、お骨を箸で・・・・。
一巡の後、そういう仕来りが存在しないことは これまでの伯父・伯母・叔父・叔母の式で判っているし、事前に打ち合わせたわけでもないのだが、実子も甥姪も誰一人として残らず、伯父の両脇には孫4人だけが残った。 一番下は高校生。一番上は30才そこそこ。
3人が箸で手際よく箱に入れていき、1人が 短い棍棒みないな棒で ガサガサ ザクザク と砕いて箱にみっちりと詰めていく。 周りを囲む我々は、ただじっと見つめながら待つ。
4人それぞれに何かを思い返しているのかもしれないし、何も考えないようにしているのかもしれないが、何か良い光景を目にしているように私には感じられた。
隣に立っていた従兄が小声で 「 なんか、いーもんだねぇー 」 と。
まっ正直に、私もそう思った。
たぶん、周りを囲む他の従兄・従姉達も同様だったのだと思う。
最期に綺麗に崩れずに残った頭○骨。 箱に入りきるのだろうかと見つめていたら、見事に ザクザク とされながら納まっていき、孫の手が止った。
事が事でなかったなら、拍手が起きていたシーンだと思う(^_^;
それでも微かに お~~~ぉ と聴こえたような。
誰だ(笑
話しにオチの付けようも無いのだが、もう今年は勘弁してほしい。
年に5回は やめましょうよ。
祈って叶うなら祈ります。
皆さん、元気でいてください。
せめて、年が明けるまで m(_ _)m
Posted at 2022/11/06 06:05:50 | |
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