夜が明けてカーテンを開けると、前夜からの降雪は ほぼ無く、道を早朝に除雪車が走った様子も無かった。 しかし、雪は ちらほら と舞っていた。
時間の経過とともに雪の降りは強くなり、午前10時を過ぎると ( この数時間での ) 積雪は10cm近くにもなっているかもしれないと思え始めた。
これは良い機会ではないかしら (^_^
4号機 ( 軽トラ ) で、いつもの周回路へと向かった。
山が近づくにつれ、だんだんと路上の積雪が増えていった。
ここいら ( ってどこだ ) まで来ると、タイヤ跡だけは低いけど、タイヤ跡が無い部分は もしも3号機 ( NBロドスタ ) でならフロントバンパーで雪を押しながら走ることになってしまう状態。

今回も、2H ( 後輪駆動 ) で行けるとこまで行くと決めて走らせていた。
ん~、だんだんと路上の雪が深くなっていく。
って、この画像じゃ判らないね m(_ _)m
が、
本格的な山中部第1ステージへと向かう分帰路に入ったら、綺麗に除雪されていた。
管轄の違いってのが もろ に出ていた。
まるで除雪したての様に きれ~に除雪されていて、カーブで外へ孕んでしまいそうなくらいに速度を上げられた。 これはこれで good です (^_^v
んなことをしていたら、除雪車が視界に入ってしまった。

ここまでヘッドライトを灯していたのだが、消し、
車間距離を100mくらいはとり、
カーブでは ( 絶対に ) こちらが見えなくなるよう注意し、
追い抜こうなんて思っていませんよぉ . . . が伝わるように努めた。
よほどの直線でない限り、除雪車に気づかわれて停止でもされたら、その横を通過するのがもの凄く怖い。 いつ来るかも分らない対向車を思えば サクっと横を通過したいけど、広くはない道幅をそんなに速度は出せないし、ただただこちらがリスクを負うだけ。
のほ~ っと、3号機に比べればはるかに高い視線で周囲を見渡ながら走らせた。
当たり前だけど、道から外れた奥の木々は1m以上の積雪に埋まりながら立っている。
あんな積雪の中、狐とかの小さな動物が歩けるはのは解る。 でも、鹿とかは ど~やって移動しているのだろうね? 体重は重い。4足歩行だといっても細い脚先は雪に埋まる。まさに腹が雪につかえるから脚先は地面には届かない。 「 あっ、埋まちゃう! 」 ってんで2足歩行に切り替えて立ち上がれば 頭と肩から腕 ( 前脚 ) は雪上に出るだろうけど、そんなに器用じゃないよね . . . . たぶん。
鹿は ど~やって山の中を移動しているんだろ (-_-???
除雪車が 長い直線で止った。 後方に向けた作業灯が消えたように思えた。
「 先に行け 」 と言っているのだろう。
前に出た . . . . . . . 当たり前だけど、除雪されていない。
なかなかこれは。。。
本格的な山中部第2ステージへと向かう分帰路に入った。
路上の積雪はさらに増え、絶対に3号機 ( NBロドスタ ) で進入しては駄目な積雪量になっていた。
3号機での冬で、何度か ここで引き返した。 進入し、これは無理だと判ったものの 道幅が狭く、何度も切り返してUターンをしていたら 何度目かの切り返しでスタックするだろうことは容易に想像できる状況で、小さく回るために駄目元でアクセルターンを試みなければならなかった。 試しにドアを開けようとしたら、ロドスタの低いサイドシルでは外の雪を押してドアを開けるような、そんな積雪量。
路上の雪が深いと、ロドスタの様なボデー先端形状だと、バンパーで雪を押しやることになるんだけど、押した雪が左右に別れて行ってくれるわけはないので、バンパーで押した雪は高さを増し、ボンネット上に あがって来て、そのままフロントガラスを這い上がって屋根を越えていく。 そんな量の雪を払いのける能力はワイパーには無く、ワイパーブレードは這い上がってくる雪の下を動くばかり。 視界なんてまったくのゼロになる。
バンパーで押した雪がフロントガラスを覆わないためには速度を下げるしかないのだけれど、10km/h とかで前進するための駆動力なんてロドスタにあろうはずもない (;_;
一方の4号機 ( 軽トラ ) は余裕がある (^_^v
雪面がバンパー下部よりも低ければ、ダメージを受けるような軟なパーツは一つも無い。 勿論、絶壁のような前面だから、フロントガラスにまで這い上がってくるような根性のある雪は存在しない(笑
2H ( 2駆 ) のまま進む。
タイヤ跡らしきものはあるが、随分と前に通過した車両のものらしい。 タイヤ跡部分にも後から降った雪が積もって浅くなっている。 タイヤ跡は、どう見ても道の中央寄りになっていて、それに沿って走ると対向車と衝突してしまうだろう。 まだ薄暗いうちに通った車両たちですかね。。。
さー、見えている右カーブから きつい登り勾配になる。
2H でどこまで行けるか?
この先も何枚か撮ったのだが、片手でいられる時間が短く、全部手振れ。

なので、ここから先の画像は無し。
3速でカーブを抜け、いつもならそのまま加速して途中で短い時間だけど4速を使うのだが、4速に入れられるまでの速度に達しない。
3速での加速も止り、速度維持が精一杯 (0_0
後輪が左右に行きたがって操舵が忙しい。
う~駄目だ、2速に落とさないと失速しそうだ ・ ・ ・ 30km/h未満なので リアデフロック ON。
しばし進めたが、う~ 無理だ、後輪だけ駆動の限界。
2H →
4H に切り替えた。
猛然と加速 . . . . . とはならず、3速のまま じわじわと加速。
力強く駆け上がっていく軽トラ (^_^v
トレースしたいラインを見つめながらの操舵。 けっこう忙しい。
2駆では絶対無理な速度で進む軽トラ。 でも、4速に入れると減速 (;_;
3速で登り切り、しばし ほぼ平坦な区間を軽く左右 and 軽く上り下り。
長く真っ直ぐな急勾配の下りまで来た。 ここは2Hで大丈夫だろうと切り替えたが、路上を覆った雪の抵抗が大きて 車体が斜めになっていく。 再び4Hに戻して アクセルONで下る。
長い直線を下りきってしばしの水平。 2Hに戻したが、雪が深過ぎて のたうち回る (-_-メ
4Hに戻して下界へ向かった。
下界は吹雪いていて、農家さんエリアを抜ける道を ふらふら しながら進んだ。
ち~っとも除雪がされていない。
前輪駆動車でも腹がつかえなければ走れるだろうが・・・。
住んでいる環境に合わせて クルマを選ばなければって、選択肢が狭まって悲しいよね。
私も名古屋に住み続けていたなら軽トラなんて絶対に欲しいとも思わなかっただろうから、環境で変わる選択肢も 良し悪しちゃ~ 良し悪しなんだけど。
軽トラ 強し \(^_^)/