2024年01月15日
金曜日の午後7時頃、「 なんか変だな・・・ 」 と。
家の中の雰囲気がおかしかった。
なんだろう . . . 何かの音が消えている? . . . 微妙に室温が低い?
暖房用ボイラーを確認 ・ ・ ・ ・ エラーコードを表示して停止していた。
いったん電源をOFFしてから、再起動を試みるが駄目。
再び表示されたエラーコードは同じだった。
コンセントを抜き、10分ほどしてから再起動を試みたが駄目。
取説でエラーコードを確認。
灯油がきていない もしくは 〇〇の断線。
とのこと。
懐中電燈を手に屋外の灯油タンクを見に行く ・ ・ ・ ・ ほぼ満タン。
念のため、暖房用ボイラーの吸排気筒を通してある壁も見てみたが、筒に雪などは付いていない。 そもそも、地面から3mくらいの位置に出してあるので積雪に埋まるはずはないんだけどね。
もう1台の灯油使用機器である給湯器 ( ガス給湯器ではなく灯油が燃料 ) を確認。 お湯は出る。 ただこちらは、灯油を灯油タンクよりも高い位置へ引っ張り上げる能力のある燃料ポンプを内蔵している。
灯油の配管は、タンクから暖房用ボイラーまでの途中で給湯器へ分岐している。
なので可能性としては、給湯器への分岐から暖房用ボイラーまでの配管に何故かしらエアが噛んでいるということは考えうる。
暖房用ボイラーは燃料ポンプを内蔵していないから、エアが噛んだら灯油が管内で止る。
取説を見ながら暖房用ボイラーのエア抜きを試す . . . . が、灯油、来てるじゃん。
いよいよこれは故障だね。
なんとなく現象から不具合箇所は想像できる。
もしもこれが1~2万円で買える小型ファンヒーターなら分解して、とりあえず着火するところまでは自分で復旧できる気がする。しかし、4年前に古い機器との交換工事込々で30万円ほど支払った機器を自分で分解して、万が一にもまた買い替えせなかんことにしてしまうかもと思うと・・・。
業者さんに任せよう (=_=;
さて困った。
既にホワイトな企業は営業を終了している時刻である。その上、金曜日。
購入時の書類を出す。
領収証に記されている販売店名と購入日を確認。
ネットで販売店を検索。
販売会社のHPがあった。
やはり営業時間はとうに過ぎており、土日は休み。
ホワイト企業だね。。。
問い合わせ先を探す。
e-メールは24時間受け付けだけど、電話は平日の営業時間内。
とりあえず e-メール で、症状と点検依頼を出した。
ついでに、
HPに採用情報ページがあったので読んだ。
・完全週休二日制(土日休み、もちろん祝日も休み)。
・お盆や年末年始休み。
・リフレッシュ休暇あり。
・令和5年の休日日数実績は年間126日。
ホワイトだなぁ(~_~
これは、月曜日の朝までは、電話しても誰も出ないだろう。。。
他にできることはなかろうか?
エア抜きを試みた際に筐体の前面パネルをはずしておいた。
普段は見えない内部基盤が見えている。その基板上の赤色LEDが点灯している。
基盤をじっと見る。 基板上に小さなスィッチが2つ。
取説を見る . . . . 操作方法は記されていないが名称は記されている。
ボタンは 「 リセット 」 と 「 試運転 」。
ん~、コンセントを抜いても電荷が完全に抜けるには時間がかかる。 何かがメモリされてしまって再起動を拒む可能性があるからリセット機能が備わっているんだよな。
リセットを押した。
耳を澄ませ、掃気音、灯油をガス化している音、着火装置の音 などを聴いていたが、音はすれどもガスが燃えるには至れずにエラーのビープ音が鳴った (-_-
しばし待って、もう1回 リセットボタンを押した。
しばし待つ ・ ・ ・ ・ ・ パン! という破裂音とともに着火された。
少し白い煙が漏れ出ている。
不完全燃焼ガスが漏れ出ているのか、水蒸気なのかは分らない。
フロントパネルを外したままで放置。
20分くらいしてだろうか、茶の間にいたら ダン! という、何かが床に落ちたか壁を叩いたかのような音が聞えた。
音源を探したが、発見できず。
それから暖房用ボイラーの近くで本を読んで待機していたら、ボイラーの火が消えた。 循環させている不凍液の温度調整のために一旦消化したのだろう。これは正常動作。
そこから10分ほどして パン! という破裂音とともに着火。
着火毎に破裂音がしてしまっているらしい。
これが離れていると ダン! と聞えるっぽい。
これはやっぱり異常だなぁ。。。
午後11時頃、再びエラーコードを表示して停止してしまっていた。
リセットで再起動できたが、かなり不安。
燃焼異常が度を超えると、夜中に出火してしまうかも・・・。
2階で寝ていて気が付かないでは取り返しがつかないので、1階で寝ることにした。
が、
30分ほどでエラーが出て、今度はリセットでも着火できず。
いったん再起動はあきらめて電源を切った。
そして、台所に予備暖房のファンヒーターを持ち込んで、水回りの凍結防止とした。 ファンヒーターは2~3時間で強制的に消えてしまうけど、深夜でも数時間で水道が凍結するわけではない。
土曜日の朝、寒っむい ( ̄□ ̄
台所のファンヒーターを再起動し、茶の間の予備暖房のファンヒーターもON。
暖房用ボイラーは試みたが再起動できず。
いよいよ本当に急いで修理してもらえないと、この冬を乗り越えられない気がした (;_;
前日に出したe-メールの内容と状況が変わっているので、今度は 点検依頼 ではなく 修理依頼 として再びHPからe-メールを送った。
寒いといっても、確認すると ここいらの深夜早朝での最低気温は氷点下の一桁、たまたまだけど暖かい朝で助かった。今の時期なら 氷点下20℃ な可能性だってある。
完全に室温を下げてしまうと、予備暖房のファンヒーターだけでは室温を上げるのが苦しいので、ありがたいことに晴れてくれた土曜日だったけど、ど真昼間の数時間だけ外に出て、他は家に籠ってファンヒーターの番に費やした。
晩は、そろそろ寝てもいいかなという時間帯で、台所のファンヒーターを1時間ほど止めたのちに、再びのONをしてから就寝。 遅くとも5時間もすれば目覚めるので、ファンヒーターが3時間運転されて強制消化され、そこから2時間くらいで 起きだして再びファンヒーターをONできるはず。
日曜日の午前3時。2階で眠っていたが、寒さで目が覚めた。
枕もとの時計 ( 温度計 ) を見る . . . うっわぁ~・・・。
寝床からドア1枚開けて廊下?に出たら、手足がふるえて縮こまった。
1階におりて台所に入ると少し暖かい。
止っていたファンヒーターを再起動し、茶の間のファンヒーターもON。
茶の間で室温を見ると、まだ15℃近くはあった。前夜にファンヒーターを焚いていなかった部屋らは10℃を下回っているのだろう。このままだと月曜日の朝には外気温とさほど変わらない温度まで下がるのだろうなぁ。。。
屋外が寒いのはこれといって感じないが、家の中が寒いのは堪える。
茶の間に居ても寒いので、2階の寝床に戻って、そちらのファンヒーターもONにしつつ布団にもぐりこみ、携帯で外気温を見ると 氷点下16℃。
なるほど~ (0_0
1時間ほどして1階に戻ったが、
台所のファンヒーターは20℃に設定しておいたが 19℃ までしか上げられずに全開で燃焼中。
茶の間ファンヒーターは22℃に設定しておいたが 20℃ までしか上げられずに全開で燃焼中。
駄目だ、
予備暖房として使っていたファンヒーターでは容量が小さ過ぎて室温が上がらない。。。
昔を思い出していた。
小学校低学年だった頃は、灯油ストープではなく、石炭のルンペンだった。
毎晩、就寝前に水道を元栓からおとし、台所に 薬缶と 金属の洗面器に水をはって置いてあった。
朝一番に母親がルンペンに新聞紙を火種に着火して、金属の洗面器を乗せて解凍。
薬缶はガス台にのせて解凍していた。
どちらも毎朝、手では割れないくらいに凍結した氷塊になっていた。
小学校中学年で引っ越した先の家には、灯油の配管がされていて、灯油ストーブになった。
朝、ボタンを押すだけで火がつくという便利さ (^_^v
でも勿論、毎晩 水道は落して、薬缶と洗面器に。。。
ちなみに、まだ当時の灯油ストーブは上に洗面器をのせられた。
勿論、煙突もあった時代。
その後に、
煙突は無くなり、FF式となって安定して微小に燃やし続けられるようになったので、24時間 燃焼させっ放しとなった。 ただ、ストーブの上に洗面器も薬缶ものせられなくなった。
住宅の気密性も保温性も低くって、本当に暖房を止めると あっという間に室温が外気温に近づいていっていたなぁ。 公営住宅も、今時の公営住宅より狭かったように思うけど、部屋毎に煙突を出してストーブを置くってのは無理があるから、広いと寒くて住んでいられなかったんだろうな。
が、
思い出は 思い出として、
寒っむい( ̄□ ̄;
今は21世紀だっての( ̄へ  ̄メ
携帯電話が鳴った。時刻は午前8時ちょい前。
こんな時間だと嫌な予感しかしない。
今度は誰が亡くなった (-_-???
e-メールを出してあったホワイト企業からだった。
休日だというのに、メールを読んで電話をくれたという。
「 急いで行きます 」 と言ってくださった。 車道が狭くて停められないので、庭先にクルマを入れられるように、昨日からの庭に降った分を除雪しに外へ出た。
電話が切れてから30分もしたかどうか微妙な頃に、まだ除雪中に 白い1ボックス車が玄関前まで入ってきてくれた。 早い、本当に急いできてくださった m(_ _)m
暖房用ボイラーは、1時間ほどで復旧。
クルマでいうところの点火プラグに相当する部品の表面が ガサガサ になっている写真を見せてもらった。 外して磨いて、周囲も清掃して、復旧したとのこと。
またすぐに故障となることはないだろうとのことであったが、春になったら今回磨いた部品を新品に交換してくれるよう依頼 ( 予約 ) をさせてもらった。
少し雑談をさせてもらったところ、
メールでなく電話であれば、昨日のうちに訪問できたと思うとのこと。
暖房機器なので、特に冬の間は休日も誰かしらが出勤して対応しているとのことだった。
ますます ホワイトな会社だなぁ。
購入してから4シーズン目で不具合が生じるというのは・・・。
でもそれは製造メーカー側の問題?であって、販売会社さんは たぶん何も悪くない。
15年後くらいに、暖房用ボイラーを交換するようなことになったら、製品は別メーカーにするかもしれないが、販売会社は替えずにお願いしようと思った。
でもその前に、給湯機が2007年製なんだよな。
そろそろだよなぁ。
修理不能になるまで待って故障してから買い替えるか、それとも4年前に暖房用ボイラーを買い替えた時の様に、致命的な故障をする前に買い替えるべきか。
ふむ。 春の部品交換までに考えよう。
もしも買い替える方に気持ちが傾いたなら、部品交換の時にカタログを持ってきてもらうか、お勧めを聞かせてもらうかすれば良いだろう。
自動車ディーラーのサービスさんもそうだけど、他の製品でも直接に客と顔を会わす整備担当さんって、会社の売上には重要だよね。
にしても、
俺って、なんでこんな寒いとこに好き好んで住んでいるんだろうな。
暖房機器が壊れるだけで辛い北海道 . . . 久しぶりに実感した(-_-;
ちなみに、
不凍液をボイラーで温めて、それを家の中に循環させて温める方式の主暖房だから、2晩も停止していて下がってしまった屋内の温度が 停止前の温度 ( 室温 ) にまで戻ったのは今朝のこと。
じわ~っとしか室温が上がらないのよね。
比べると、昔のルンペンの直接な火力は凄かった(笑
Posted at 2024/01/15 06:54:48 | |
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本当に独り言 | 日記