1号機 ( Euro-R ) のボンネット内からの
ギー 音 が消せないままに1年が経過している。
私の希望・要望 と サービスさんの推察結果とから、次々と部品交換を行ってきた。
・ クラッチ シリンダー ( マスターandスレーブ )
・ トランスミッションのマウント ( 千切れていた )
・ ステアリングギアボックス ( ガタつき発生 )
・ フロントサブフレームのマウント ( 4隅の上下一式 )
・ その他小物が少々
異音が発生する前に、4輪全てのハブベアリング と 4輪全てのブレーキローターandパッド も交換してあるし、ブレーキキャリパーも分解清掃済み。この春にタイヤもまともな物に交換してある。
ステアリングギアボックスの交換時に 過度に狂ってしまっていた前脚のトーも、どうにか許容できる範囲にまで調整していただいた。
走行面では、なかなか調子が良い。
ただ、
周囲の目が気になるくらいにもの凄い、特に後退で発する
ギーーーー音 が消えていない。
走行面で調子は なかなか良いのだが、直進していると まだ前脚のトーが完璧ではないことは感じてしまう。カーブで片脚に荷重がかかっていると、なかなか ではなく本当に快調になる。
なもので、ついつい ど~しても うにうに した道を選んで向かってしまう。
ついでに、少し
ギーーーーー音 の発生箇所に負荷をかけて追い込まなければと思うもので、ついついタイヤが
ヒャーーーー と鳴き続けることになる( ̄▽ ̄;
山の中の うにうに路は、どの道を選択しても、対向車 よりも 鹿の出没 に注意をしなければならない。それが幸いして、あまりな速度で走らせることはないのだが、それでも2号機 ( DJデミオ ) では後脚が跳ねまわってしまって怖いであろうペースにはなる。
連日そんなペースで走らせていると、片脚への荷重のかかり初めと、荷重が抜ける途中とに 生じる妙な挙動に気が付き始めた。その挙動をイメージしながら幹線道路を走らせていると、直線な幹線道路で小さな妙な挙動に気が付けるようになった。
もしかすると、
ギーーーーー音 の発生と関係あるか???
ギーーーー と鳴るのだから、可能性が高いのは金属パーツではなくゴムや樹脂等のパーツ部分であろう。 効果は薄いのだが、どのパーツなのかを手軽に負う手段としては 潤滑剤を使っていくしか思いつかない ( ̄_ ̄
名古屋時代は、ホンダブランドでDで売っているシリコンスプレーと、いつものタイヤ屋さんで常用されていたトヨタブランドでDで売られていたシリコンスプレーとを使い分けていた。
まだ残っているかもと手持ちを探したが、缶は発見できるも どれも空。
10年以上前に買ったものだもね・・・。
シリコンスプレーは、ホームセンターで300円くらいから買える。でも、浸透性などの特性や 噴きかけたパーツへのダメージを考えると クルマに使うのは微妙・・・。
で、マツダDへ行って買ってきた。
4種もあるなかから、浸透性を重視して買ってきた。

う~、
10年以上も前だけど、ホンダ・トヨタのは 1,200円とか1,400円とかで買っていた記憶がある。しかし、マツダのこれは税込で2千円 (¥_¥
物価高騰や消費税のアップも影響しているのだろうけど、高級品になってしまったのね (;_;
タイヤを外し、前脚回りのブッシュやボールジョイントなどに吹き付ける。
勿論、パーツクルーナーを吹いて乾いてからシリコンスプレーを吹く。
金属パーツとの接触部分を狙って吹きたいが、各所ともに それはなかなか困難。効果は薄いと知りながらも、効果が生じることを願いながら作業を進める。
作業しながら、ど~みてもアッパーアームやロアアームの可動部から発せられる音とは思えない。意外とナックルから . . . . ないよなぁ . . . 謎は深まるばかり。
スタビリンクへも吹き、スタビを目で追う。 サブフレームにブッシュで固定ではないが、サブフレームにスタビがブッシュで押さえつけられている。スタビと機能呼びされてはいるが、要はトーションビームである。押さえつけずにスタビが暴れまわったら、スタビの効果は出ないし、周囲にガンガン当たって壊れまくってしまう (-_-
な~んか、ブッシュに大きく隙間があるように見える。
整備書でみると、スタビブッシュは こんなん。
C がスタビで、
D がブッシュ。

う~む。
右前輪を外してジャキアップした状態だから、スタビがブッシュにかけている負荷はタイヤが接地した状態とは異なるだろうけど、スタビを包むブッシュに隙間があるのは正常ではないだろう。
試しに、ワイパーの交換ゴムを買ってきたら交換ゴムを挟み込むように入っている薄くて細い金属の棒を持ってきて、スタビとブッシュとの隙間のように見える部分に当ててみたら、薄いとはいえ棒が入り込んでブッシュの向こう側まで突き抜けてしまった (0_0
360°ではないが、上方の120°分くらいは棒が入って動けるほどの隙間ができてしまっていた。
ちなみに、左右輪側ともに同様な状態であった。
ブッシュの交換は必須だね (-_-
一応、ここにもシリコンスプレーを吹き込んでおいた。
ダンパーのアッパーマウント裏側からもシリコンスプレーを吹いた。
エナペタルのCL7Euro-R向けセットを愛用している。1回のオーバーホールと2回の仕様変更を行って今に至っている。この10年はメンテできずに装着しっ放し (-_-
セットといいながら、エナペタルからはダンパーとバネしか提供されない。
他の諸々は純正パーツを使って組み上げる。
整備書でみると こんなん。一番下のダンパーを除いては純正パーツ。
純正パーツなので、
ギーーーーー音 が鳴るとは思えないのだけれど、一応は。。。
左右脚への塗布 ( 吹き付け ) を終え、タイヤを戻し、ボンネットを開け、ダンパーを固定するナット3ヶと 純正のタワバーを固定するナット2ヶを外し、敷地内でゆっくりと できるだけ凸凹した所を通過するように1号機を動かした後、
アッパーマウントから出ているネジ部分とボデーとの隙間からパーツクリーナーを大量に吹き込んだ後に シリコンスプレー大量に吹き込んだ。
上から、それも隙間から吹き込んでも行き渡らないとは知りつつも、一応は可能な限り。
本当なら1ヶ所ずつ、シリコンスプレー吹いては試走しを繰り返すべきなのだが、これまで最低でも30kmは走らないと
ギーーーーー音 が発しなかったし、シリコンスプレーが浸透していくまでにも吹き付けた部分が動く必要もあるので、1ヶ所ずつを繰り返すのは困難。 タイヤを外さな作業できんのだし、除外する箇所を見い出し、強く疑う箇所を見い出し、疑わしい箇所を集中して繰り返しにしていくしかない。
さて試走。
出ないね 、30kmどころか50kmを過ぎたけど
ギーーーーー音 が出ないね (^_^
が、
70kmを過ぎたあたりの赤信号で
ギーーー音 と鳴った。
でも、これまでの最長記録かもしれない。
ちょっとだけど、潤滑が効いている???
ここから 連日の作業 and 試走が始まった (-_-