今シーズンの
営業が終了していると知った食堂。
行っても食えないのであるけれど、
一方で 前日に1号機の燃料情報はこんなんだった。

前回の給油から 636km走っていて、航続可能距離は350km。
ここから気にして走れば 1,000km を超えられるかもしれない。
晴れて青空が見えているのだし、せっかくなプー太郎は平日にも走りたいし、明日の予報は微妙だし、日曜日は確実に雨っぽいし、往復して1,000km突破を目指すための目的地としては、今シーズンの営業が終了してしまっているはずの
浜のかあちゃん食堂 でもかまわない。
もしかしたらまだ営業しているかも . . . . ないよなぁ。
でも、あちら方向へ走ってみましょ。
燃料を節約するために、できるだけ勾配が無く、あっても下り勾配が中心で、できるだけ直線で、できるだけ交通量の少ない道を選んで海岸線へと出た。
晴れてるねぇ。
海も凪いでるねぇ。
こんな日はやっぱり、屋根の無いクルマが欲しいなぁ (;_;
んで、到着。
浜のかあちゃん食堂は、フェリーターミナルの中にある。

こうして地図で見ると、深い 入り江 になっていることが分かるね。
アコちゃんの背後が、その入り江。 何隻もの漁船が係留されている。

ターミナルは、↑ 画像の右側方向にある。
羽幌町の港からは、日本海にある
天売島と
焼尻島 へのフェリーが出ている。

2つの島とも、自分のクルマを持ち込んで走りたくなるほどには広くないため、クルマは埠頭の駐車場に駐車したままにして、人間だけフェリーで渡る観光客も多々いるようだ。
駐車場には、あちらこちらの県のナンバーを付けたクルマが残されていた。
なんと、愛知県のナンバーまであった (0_0;
さてさて肝心の
浜のかあちゃん食堂 は・・・

うん 、営業していない。
ONシーズンは、午前8時から営業しているはずだから、
この時間(午前10時過ぎ)にこの様子ってことは、営業する気無しだね。
うん 、まぁ 、ネットの情報通りだ (-_-
自販機でお茶だけ買って、
それからトイレだけお借りして・・・
小便をしながら目に入ったこれ。 なるほどぉ~

私 、泳げないし、海が怖いし、船員さんは無理だね。
事務員かぁ . . . . 泳げなくてもOKかしらね?
さてさてさて、朝飯を食って帰りましょ (^_^
朝飯は、帰路の途中にある
あの婆様のボロいお店。

先客は、大型トラックが1台だけ。
戸 ( 網戸 ) の前まで行くと、中から婆様と運転手さんの大きな声が聞えてきた。
邪魔をしないように 「
とんカツ定食をお願いします 」 とオーダーして席に座った。
常連さんっぽい。厨房の婆様と厨房に背を向けて座った運さんとが大きな声で途切れることなく会話を続けていた。 あの婆様が気安く延々と会話を続けられる人がいたという事実にちょっと安心した。なんともホッコリとした気分 (^_^
2人とも大きな声なんだけど、微妙に訛っているのか滑舌が悪いのか、あまり聞き取れない。集中して聴いていてれば解読できるのかもしれないけれど、そんな気は勿論ない。
なんとなく解かったのは、
・ 夏休みやら連休やらは家族連れの客が来るから嫌だ。
・ 家族連れなのに全員がバラバラ別々な品を注文してきやがる。
・ 4~5人で来ても全員が うに丼 な客は楽でよかった。
くらいであった。
運さんが 「
繁盛して良かったじゃねーかよ」 と言えば
婆様は 「
嫌だよぉ。面倒臭いし 切なくなる」 と反していた。
うん、まぁ、そうかもね。
特に、うに丼 は調理?が楽だよね。
とんカツ定食がきて食い始めたあたりで、運さんが帰っていった。
早々に、また大型トラックが入ってきて、
まいど! と言いながら運さんが入ってきた。またまた常連さんらしい。 婆様の声から 嫌がっていないことが伝わってくる(笑
週に30分でも1時間でも、気さくに話ができる相手がいるというのは、客と店主の関係であったにしても幸せなことだと思う。
また一人、今度はトラックではない客が入ってきた。
客 :
かつ丼
婆 :
手の消毒をしてください
客 :
かつ丼 お願いします
婆 :
手を消毒してください
客 :
かつ丼を
婆 :
て の し ょ ぉ ど く !
常連客ではないらしい ( ̄▽ ̄
とんカツ定食を食い終わってさっさと店を出た。
今日の とんカツ は、これまでより美味しかった気がする。
ただ、飯がべちゃついていて不味かった。 キュウリは厚かった。 キャベツの下には、なんと珍しいことに 食料品店で売られているようなレタスが敷かれていた。
そんなことを青空と海を眺めながら想い返していた。
そのまま往路を引き返しての帰路にするつもりで走っていたのに、ついつい自分でも気づかないうちに内陸へ転舵してしまっていた。 そのことにしばらく東へ走ってから気が付いた (0_0
今日は燃料の節約を念頭に走っていたというのに、このままでは・・・。
とはいえ、引き返すのも無駄というものだし . . . . ってことにして、
つい先日に
閉まってしまっていたゲートを目指した。
で、
ゲート 開いてる(^_^
ゲートが開いてはいるものの、路肩が崩れたり、路上に落石なんかの可能性もあるので、慎重に。
途中、
緊迫感は無いものの 臨調感は伝わる立札を眺めつつ進んだ。
開放されていたゲートを通過してから10分くらい走っただろうか。
えっ( ̄□ ̄

う~、
これは常設のゲートではない。
コンクリの台座を3つ運んできて、
鉄パイプを突き立てて、
まだ錆びてもいない銀ピカな鎖を渡して 通せんぼ してある。
これはマジで この先で崩れてるか?
冬までには修復するのだろうけれど、この秋は絶望かなぁ。。。。。
Uターンして適当に帰ってきた。
とりあえず自宅へ向かって走っていて、こんなん。

前回の給油から 912km走って、航続可能距離は70km。
あと70km分の燃料では、ここからどう節約しても 1,000km は無理だろう。
航続可能距離がゼロになってからでも 20km は確実に走れるはずだから 1,000km の表示は見ることができるとは思うけど、航続可能距離が残っているうちに 1,000kmの表示を見たい。
今回は断念して、給油した。
ハイオク満タン、
10,417円
また1万円を超えたかぁ・・・・・。