ふと思う。
我を無視して、ただ漠然と考える。
1週間は7日間で 168時間。
寝る ・ 泊まる を一つの基準と捉えるなら、7泊7日 であって、6泊7日 でも 7泊8日 でもない。
例えば、
完全週休2日勤務 (祝祭日は出勤)で、日勤のみで 通勤時間を1時間、睡眠時間を連続7時間 とすると 大雑把には
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日 :
余暇(17h) [ 休日 ]
月 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
→<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
火 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
→<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
水 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
→<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
木 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
→<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
金 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
→<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
土 :
余暇(17h) [ 休日 ]
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となる。
これが零細企業で、例えば、週の2日間は日勤 + 週の3日間は夜勤 で
日勤は、08時~17時 ( 実.働.勤務8時間 )。
夜勤は、17時~08時 ( みなし勤務8時間 )。
月・火曜日 は日勤。
水・木・金曜日 は夜勤 とすると 大雑把には
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日 :
余暇(17h) [ 休日 ]
月 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
火 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
水 : 7時起床 →
余暇(9h) →<通勤:16時~17時>→ 17時から勤務
木 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~9時>→ 9時帰宅 → 就寝/16時起床→
→<通勤:16時~17時>→ 17時から勤務
金 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~9時>→ 9時帰宅 → 就寝/16時起床→
→<通勤:16時~17時>→ 17時から勤務
土 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~9時>→ 9時帰宅 → 就寝/16時起床→
→ 余暇(8h) → 就寝???
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となる。
9時に帰宅して、眠って、起きて、16時には家を出る。 かなり無理な生活には思える。
17時~翌朝8時 までの勤務は みなし勤務なので仮眠時間は含まれているけれど、仮眠は仮眠でしかなく、昼型リズムを夜型リズムに切り替える補助時間にしかならない。
日勤だけなら、
月~金の帰宅から就寝までに余暇を取れるし、金曜日の帰宅時~月曜日の出勤前まで 連続した純粋に連続48時間以上の 自由な時間 が得られるが、
夜勤が合わさると、
就寝前の余暇は月・火曜日だけになり、水曜日の日中 と 土曜日夕方の起床時~月曜日の出勤前まで が 自由な時間 となる。
水曜日の日中は、平日しか開いていない銀行へ行ったりなど使い勝手の良い 自由な時間 かもしれないが、土曜日は 夜型リズム→昼型リズム 移行の時差ボケ?で実質は使えない1日になってしまうので、日勤のみに比べると夜勤を含んだ勤務は体調を回復できるはずの 休養時間 が少なくなる。
さらに、日勤先と夜勤先とが異なり、夜勤先が遠方で通勤時間が2時間を超えると、遠距離であるが故に走行時間が読めなくなり現実には、リスクを回避するために余裕をみると3時間を想定して行動しなくてはいけなくなる。
そうすると、
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日 :
余暇(17h) [ 休日 ]
月 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
火 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時~17時勤務 →
<通勤:17時~18時>→ 18時帰宅 → 余暇(6h) → 就寝
水 : 7時起床 →
余暇(7h) →<通勤:14時~17時>→ 17時から勤務
木 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~11時>→ 11時帰宅 → 就寝/18時起床 →
→<通勤時間がマイナス>→ 17時から勤務
金 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~11時>→ 11時帰宅 → 就寝/18時起床 →
→<通勤時間がマイナス>→ 17時から勤務
土 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~11時>→ 11時帰宅 → 就寝/18時起床 →
余暇(6h) → 就寝???
となってしまうから、木・金曜日は帰宅が不可能。 夜勤先で日中に睡眠をとって夜勤開始に備えることとなる。
なので木・金曜日は実質、余暇の無い日となる。
勿論、帰宅しての
睡眠時間を減らせば帰宅は可能だけれども、それこそ 「
幼子の顔を一目でも見たい 」 とか 「
親の介護にどうしても帰宅しなくてはならない 」 とか、自分の身を削ってでも成しえなければ気が済まない事があればのことだろう。
職務に伴う拘束時間は、明らかに日勤だけのスケジュールに比べて格段に長くなる。
その上、土曜日は時間が足りなくて 夜型リズム→昼型リズム 移行を行うことは困難。
だけど月曜日は日勤だから、どうにか日曜日を使って 夜型リズム→昼型リズム 移行を行うこととなるのだが、体内時計は そんなに都合よく切り替わらない。
悲鳴をあげた我が身を支える何かを持っていないと続かないだろうなぁ。。。
数日で 日勤⇔夜勤 を切り替えながら繰り返す日々では、
1週間は7日間 で 7泊7日 のはずなのに、4泊3日 + 3泊4日 などの様な綺麗な足し算では表現できない グチャグチャ な7日間になる。
体感としては 3泊6日 or 4泊6日 で1週間が過ぎ去る感じ (=_=;
上記では夜勤が水~金曜日だが、実際には少しずつずれて行って 土日にかぶる週もある。土日は24時間勤務で、みなしでは16時間勤務だからもっと グチャグチャ な7日間になる。
そんな自分の時間と引き換えに受取る報酬は、8時間×5 = 40時間 分の賃金だけ。 他の何かしら手当は無し。
それでも法的には合法となるらしい。
勤務体型の日本国内での 一つの見本 であるはずの公務員ではどう定められているかといえば
一例では、
日 : 余暇 ( 休日 )
月 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時から勤務 (
24時間勤務 )
火 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~9時>→ 9時帰宅 → 余暇 → 就寝
水 : 待機 ( 休日? )
木 : 7時起床 →<通勤:7時~8時>→ 8時から勤務 (
24時間勤務 )
金 : 8時まで勤務 →<通勤:8時~9時>→ 9時帰宅 → 余暇 → 就寝
土 : 待機 ( 休日? )
となるらしい。
24時間勤務は辛いが、確かに体内時計にはこの方が受け入れ易いのかもしれない。
聞いた話では、
勤務先によっては看護師さんのスケジュールは零細企業パターンの場合もあるらしい。
聞いてはいたが、
聞いた時には自分で体験していなかったから 反感をかう様な反応をしてしまったかもしれない。
いや、どう思い返しても適切な反応をしたとは思えない。
「 どうせ分かっちゃくれないのよね 」 と思っただろうな (-_-;
夜勤中に時間を持て余して妙な事を思い出してしまった ・ ・ ・ ・ ・ のを 夜勤明けから数日経って、昼型に戻ってから思い出した。
何年も何年も そんな生活を続けている人達は凄いと 素直に思う m(_ _)m
ただ、
ど~でも良く自由で無意味な時間を持て余している人には、もしも仕事そのものが楽なのであれば、良い職場かもしれない。
私 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 微妙 (笑
色々な人がいて、 色々な土地に住んで、 色々な職種があって、 色々な働き方があって、 本当に色々 様々なんだなぁ と この歳になって思う。