ふきだまり :
行き場のない者が寄り集まる所。
いやいやいやいや、そんな 身につまされる 事ではなく、雪に限定した吹き溜まりの事 m(_ _)m
大荒れな予報が出ていた北海道。
しかし、我が家の周辺では雪に関する予報は出ていなかった。 要注意は
風 だけ。
ちなみに昨日も今日も、日中は最高気温が プラス にまで上がった。
強風だと どうなるか ・ ・ ・ ・ ・ こんなんなります。
ここ数日の暖かさで、交通量がそこそこある道では 融雪剤の効果と相まって舗装が出ている。
でも、突如として路上に雪。

自車よりも後方では風を遮る物が有ったんだけど、前方にはそれが無い。
上の画像から進んで建物の横まで来ると、こう見える。
雪は降っていない。 畑に積もっている雪の表層が風で飛ばされて地吹雪になっている。

舗装の上が 薄っらと白く見える部分は、建物が風を封じている所。
一方で、
濃い白で 舗装が見えない部分は、建物と建物の間を風が吹き抜けている所。
もっと境目が極端な所では、こんなふうに見える。 ちなみに 今、自車がいる所は無風。

前方の道が白い部分が、風の通り道。
そのまま進んで白い部分に進入すると、こういう光景になる。 地吹雪の中 (0_0
ここで重要なのは、気温。
例えば、
氷点下10℃ とかで地吹雪になっても、それでできる吹き溜まりは軽い。
乾いた軽い雪が飛ばされてきて堆積するだけだから、さらっと ふわっと すっかすか。
んがしかし、
+1℃ とかで地吹雪になるのは、よほどの強風。 湿った雪でできる吹き溜まりは重い。
積雪が融けかけているのに、それが強風で飛ばされて堆積するんだから、がっしり ずっしり。
軽い雪の吹き溜まりなら、気にせず 突っ込んでも車は壊れない。
でも、
重い雪の吹き溜まりなら、気にしようがしまいが 突っ込んだら車は壊れる (-_-
交通量の多い道では、
風の通り道には事前に 防雪柵 なり 防風柵 なりの設置が進んでいて、一応は安心。
こういうの。

でも交通量の少ない道では、
防雪柵 やら 防風柵 やらは費用がかかるし、農業には邪魔だから 柵は無し。
だから忘れずに、前方注意が必要。 いつまでも有ると思うな道と ・ ・ ・ ・ (-_-?
上の4枚の画像は、それなりに交通量の多い道での画像。 被害は出ていなかった。
交通量が多いから、吹き溜まりが成長する前に車々で潰されるし、少々大きくなっても、大型がブチかましたり フンずけたりで 走行車線は確保される。
一方、
この日も交通量の少ない道では、吹き溜まりでの実害が出ていた。
ただまぁ、
ここ数日の暖かさで山を下りたら農道も舗装が出ていたから、吹雪いていなければ見えた。
舗装が出ている道路の風上側から道路中央へ向けて、雪でできた三角錐を横倒しした様に 大きな吹き溜まりができていた。 100mおきくらいに あちらこちらに (=_=;
出くわした一つ目は、そのまま突っ込もうと思ったけれど、既に姿が見えない先行車が 吹き溜まりを迂回しながら踏みつけたタイヤ痕が くっきりと消えずに残っていた。
「
ヤバそう (  ̄□ ̄; 」 と思って自分も対向車線に迂回して抜けた。
2つ目も同様に迂回したけれど、3つ目は 「
どれくらい? 」 って興味がわいたので、減速して 鼻先が当たらない程度の高さ ( 吹き溜まりのすそ野 ) に突っ込んでみたら、しっかりとした踏み応えだった。
これは中央突破は無理 (  ̄▽ ̄;
しばし進むと、
十字路で、
右にでも左にでもいいから迂回しろ って誘導のお兄さんが赤棒を振っていた。
何事が判らないけれど、1区画が封鎖されていたっぽい。
1本ずれて ・ ・ ・ ・ ・ 封鎖区画の風下を走るだけだから、変わらないと思うんだけどな。。。
こちらの道でも同じ様に吹き溜まりを避けながらの帰路になった。
そうすると、また前方に人影と重機 ・ ・ ・ ・ ・ 近づいてみたら、工事等の作業員さん達ではなく、大型の農用トラクターとお兄さん達だった。
トラクターで、吹き溜まりに突っ込んだ ハイト系の軽ワゴンを引っ張り出している最中だった。
引っ張り出された軽は、鹿に衝突した様に けっこう顔が
ぐっしゃり (0_0;
昔ならね、
突っ込んでしまって近所 ( の農家さん ) の家に
「
すみません、電話を貸してください 」
「
なした~? 突っ込んだ? 引っ張ってやろか? 」
てなこともあったでしょうが、携帯電話が普及してからは それはないもんね。
近くの農家さんの軽なのか、その知り合いの軽なのか、引っ張り出せるハイパーなトラクタ-にお願いできるって いーですよね (^_^
冬は、なんだかんだと車が壊れる。
作シーズンの冬は、2号機 ( デミオ ) は フロントのアンダーカバーが割れたのと、リアバンパーがちょっと外れかけてツメが出て ガンガン叩いたら引っ込んだ。 この2件だけは気が付いたけど、気が付いていないのは他にも有るかもしれない。
今シーズンの冬は今のところ、2号機は壊れていない ( はず ) 。 3号機 ( ロドスタ ) は、3回ほど雪壁にヒップアタックをしたけれどダメージは見当たらない。
1月を乗り切った。 冬もあと2ヶ月。
このまま壊さずに 春まで乗り切ることができればラッキ (^_^v
さて、ちゃくちゃくと、粛々と、たんたんと 走行距離は伸びていく。

12万kmまで、あと500km。