屋根からの落雪などは他人へも迷惑がかかるということで?存在というか現象というかが周知徹底がされるのですが、住んでいる者にしか影響しないことについては誰も何も言わない。
そんな北海道 ある ある。
家屋には、
上下水道 ・ ガス ・ 灯油 ・ 電気 ・ 電話 など
のライフラインと称されるものが引き込まれる。
水道は、
内地では地上 ( 家屋の壁際 ) を管が這い回っている場合もあるようだけど、北海道では まず 地中なので、配管を屋外で目にすることはない。 勿論、水落としができる様になっているから床下や地下室などでは目にすることになる。
ガスは、
都市ガスが普及している地域が北海道ではあるの?
流石に札幌市の中心街はあるのかな?
大き目な集合住宅で、複数のプロパンボンベが1階の小部屋に配置されてあって、それが全戸に引かれているのは見たことあるけど・・・。
他は各戸に、基本は屋外にプロパンガスのボンベが置かれている。
コンロに電気 ( I H ) が選択できるようになってからは、ガスは使わない家も増えた。
一方で逆に、使いまわしのガスボンベではなく、固定式の大型ガスタンクを設置することで暖房にもガスを使って、台所 ( コンロ ) ・ 給湯 ・ 暖房 を全てガスで賄う オールガス の家も普及し始めている。 ガスの配送は、灯油と同様に小型のガスローリーで定期的に行われている。
いずれにせよ ガスタンクは、壁際に貼り付かせるか、壁から十分に離すかして、屋根からの落雪に直撃しない様に設置される。
灯油は、
都市灯油ってあるの?
ガス化した いわゆるガスではないし、あまり圧をかけたい物ではないから、無いのかな?
基本は、建物毎に灯油タンクが屋外に置かれている。
4階以上とかの集合旧宅は、たぶん基本はガスのみ?
灯油タンクも、屋根からの落雪に直撃しない様に設置される。
電気と電話、これが問題 (-_-
電気ケーブルや通信ケーブルが地下を這っているのなら話は楽だけど、基本は電柱。
そうすると、
家屋の近くに立てられた電柱から、空中配線で家屋に供給される。
なので、
雪が降って雪庇が育つと、こうなる。
拡大。
雪庇が落ちたのではなく、気温が上がって 融けて小さくなって この状態になった。
柔らかだったり 薄かったりした端っこの方は落下したんだけど、屋根上からガッチリとつながって張り出した部分は 今シーズンまだ1度も落ちていない。
柔らかだったり 薄かったりした端っこの方は、一時はケーブルに載っかってしまっていたので、その頃には ケーブル が ピン と張っていた。
切れたら嫌だなぁ・・・・
と思いながら、触らずに放置しておくのが基本。
一方 ・ ・ ・ ・ ・ ・ というか、
電話線との入れ替えを業者が嫌がったので こうなってしまったのだが、
拡大。

これまでは1度も、こちら側で雪庇が育ったことがなかった。
陽に対する方角、冬期間の風向き、その他 諸々で こちら側に大きな雪庇はできなかった。
でも、今シーズンは、どっと降って、気温が上がって、どっと降って、気温が上がってが繰り返されたもんで、例年なら気になるほどに育つ前に落下してくれていたものが今シーズンは育ってしまって 光ケーブルが ビン となってしまっている (=_=;
屋根に登って、何かしらを使って 雪庇を切って 落したい
という欲望にかられるんだけど、我慢して放置。
こういうのって、
えてして手を出した方が悪い結果になるってのは、経験上、重々承知・・・。
電気のケーブルであれ 通信のケーブルであれ、
電柱から家屋へ引き込む際の鉄則は、
角っこ らしい。
家屋を上から見て四角形なら、その角。
短辺であろうが長辺であろうが、辺の途中には引き込まない。
でも、
角は鉄則らしいんだけど、高さは2パターンあるらしい。
1つは、屋根の下端。
1つは、屋根の下端から1mほど下。
上記は無落雪建築 ( 屋根が平ら ) での話であって、
屋根に傾斜を持たせている家屋でなら、雪が降らない地域でと同様に屋根の傾斜を付けていない面の頂点近くに引き込むのが一般的らしい。
屋根の下端だと、↑ 画像のようになる。 雪庇が載っかりやすい。
屋根の下端より下だと、雪庇が落下する瞬間までは雪は載らない。
どちらでも、
電線が切れて1戸だけが停電になったという話は耳にしないから、大丈夫なのだろね。
不思議だね (0_0;
Posted at 2022/03/03 06:02:15 | |
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