昨年末から春にかけての異様な気温変化のために重くて固い氷塊となってしまった屋根上の積雪によって、修理が必要となってしまった我が家の屋根。
春になって雪が全て融けてから、ハウスメーカーが修繕箇所の下見やらあれこれをした後に修繕方法の提案と費用見積もりが出され、
修繕+α の工事を契約。
資材調達やら順番待ちやらで真夏は過ぎ、8月末から工事が始まったものの、ハウスメーカーの不手際でトラブルを被り、9月末に再工事 ( ̄へ  ̄メ
ようやく足場が撤去され、作業の完了を認める書類に押印した。
外観を確認しての、作業の完了を押印。 8月末には、完了したとして現場監督から外観チェックを求められて、ぱっと見て 「 これ、おかしいよね? 」 と指摘して押印を拒否した。 9月末は、外観上は問題無さげに見えたので押印をした。
ここで、少し妙な話ではあるのだけれど、
施工の報告書が出るというのは契約をした時点で聴いていたので、外観を見て 作業が完了したと認める書類に押印はした。 でもそれは報告書を受け取る前のことだから、完全に全てを認めたわけではないということ。時系列で矛盾は感じるんだけど、それはハウスメーカー側が提示してきた各書類でもあり、時系列でもあった。 妙なんだけど、それで支障なく事が進むということなら、それを否定することを客にはできない。
8月に途中まで工事をして、9月にやり直すまで1ヶ月間ほどもあったのだから、報告書は途中まで書かれていたにちがいない。なので、やり直しの分を追加するだけなら、再びの問題が発覚しない限りにおいては そんなに時間はかからないと思う。
完了を認める押印をしてから1週間 ・ ・ ・ ・ ・ 報告書はまだ来なかった。
課長なり直属の上司(責任者)の印をもられる内容にまとまるのに1週間は妥当であろう。
2週間目のある日に、請求書が届いた。
たぶん、通常のタイミングでは、請求書と報告書は同着するにちがいない。
請求書を送ってくるのは営業部隊で、報告書を送ってくるのは施工監督部隊。以前、課が違うのだと営業さんが言っていた。
2週間が過ぎ、報告書はまだ来なかった。
3週間が過ぎ、報告書はまだ来なかった。
4週間が過ぎ、報告書はまだ来なかった。
勿論、請求書は処理していない。銀行への振込みは報告書を見てからと決めていた。
施工中に写真は撮りまくっていたらしいから、それを確認した上司や先輩達が何かを発見したんだろうね。施工手順を間違えたとか、部材を付け忘れたとか、契約内容と異なる施行をしたとか抜けがあったとか . . . . . リカバリー方法なり予算確保なりで場長が頭を抱えているに違いない。
本社?からアンケートが来ていたので正直に書いて提出してあるから誤魔化しは効かせ難いだろう。
5週間が過ぎ、報告書はまだ来なかった。
が、
営業さんから
請求書は届いていますでしょうか?
との電話がきた。
請求書だけが届いています
と返事をした。
戸惑う営業さんに
何かトラブっているなら正直に教えてください。このまま冬に突入してしまうことが不安でたまらないです。追加工事が必要なのなら応じますから、本当のところを正直に教えてください。
とお願いをした。
一部は保険で賄えたとはいえ、総額ではNDロドのS-pkgを込々で買えた額である。住んでいる住宅の修理をとるか、趣味でしかない車両の購入をとるか ・ ・ ・ ・ それは流石に迷えない . . . . うん、迷わなかった . . . つもり (0_0
そんな究極に誤った選択をしかねない決心をして、安く済まそうともせず、割高になるかもしれないと思いながらも この家を建てたハウスメーカーに ちゃんと依頼をしたのに、それで何故にこんなに不安を延々と抱え込まなかんのだろ (;_;
数日後に再び営業さんから電話がきた。
施行部隊に確認は取った。至急、報告書をまとめ提出させる。
との内容だった。
さらに数日後、施工部隊から電話がきた。
報告書を持って説明に訪問したい。
との内容だった。
断る理由は無い。
数日後、やり直し工事の際に現場監督をしてらした人が報告書を1部だけ持って来られ、その1部だけ持ってこられた報告書をめくりながら施工内容の報告をしてくださった。
が、
依頼した項目に対して報告書に記されている項目数(施工箇所)が足りていなかった。
当然だが報告書の受け取りを
拒否。
お帰りいただいた。
そもそも、
責任者の押印なりサインなりがされていない書類を持ってくるんじゃない。管理番号も記されてなかったし、本当にこれは社として出した正式なものなのか?
手書きの書類じゃないんだし、私に渡す用と、自分で見ながら説明する用とで2部持ってこい。何故におっさん2人が顔を近づけて1部を覗き込まなかんのだ? 気味悪いだろうよ。
画像を載せた報告書だけど、施行前と施工後の画像を並べるなどしたものではなく、箇所によって施工前だけだったり、施工後だけだったり、それが家の何処なのかをまったく示していないものだったし、見て・読んで解からない内容のそれは報告書とは認められない。
手元に有っても、後に何の役にもたたないそれは施工側の自己満足でしかない。それは私も、かつての勤め先の時代に徹底して聴かされ続けたことだし、私もその通りだと納得しているし、後輩らにも徹底して伝えてきたことだ。他社でもそれは同様なものであったし、世間一般でそうなのだと思われるものだ。
依頼(契約)内容を網羅していない報告書なんてな論外だ (-_-メ
監督さんを帰したあとに営業さんに電話をした。
お願いだから誤魔化そうとしないで正直に言ってよ。
とのことを伝えた。
また1週間ほどして、監督さんから電話がきた。
再度、施工後の点検をやらせてほしい。
との内容だった。
断る理由は無い。
約束の日は、朝から雨が降ったり止んだりな日だった。
監督と初見の業者さん1人の、合わせて2人で来られ、雨の中で点検をし、数か所の不備を発見し、小降りになるのを待って補修をし、降りが強くなたら一時中断し、小降りになったら再開し . . . を繰り返して随分な時間を雨合羽を着て作業してくださった。
これ以上は少々の不備があっても報告書を受け取って支払いをすませようと思った。
浪花節ではないが、悪いのは個人ではなく会社組織だ。 でも、間違いなく全国区の企業でずいぶんとお粗末な対応やら何やらが続いた。 ISO14001 も ISO9002 も取得している企業であるから、訴えれば取消にならないまでも、少なくとも北海道支社?は本社から内部監査に入られてしまうだろう。 たぶん、北海道支社だけがこうで、他の都府県の支社はまともなのだろうな。 これが北海道品質かと思うと、道民としては悲しい(;_;
また1週間ほどして、監督さんから電話がきた。
営業さんと2人で報告に伺いたいとのこと。
微妙なものは感じたが、断ることはできない。
約束の当日、あらためて受け取った報告書は、自分なら . . . というものを100とすれば甘く視て60くらいなものだった。 自分の後輩なら真っ赤っかにして突きかえすところだけれど、相手は私が何かをしてさしあげたことのある人達ではない。 半分である50を超えていたならニコヤカに受取ろるのが妥当でしょう。
とりあえず、今後に何かあった際に自分でする判断に利用できる資料にはなっていた。 それ以上を望むのは贅沢というものなのでしょう ( ̄_ ̄;
雨続きの数日間が終り、晴れ間が見えた日に銀行へ行って振り込んできた。
チクチクチクチク と痛かった腹が、ちょっとだけ痛みが和らいだ気がした。
余談だけど、
現金で渡してよいかと訊いたら
困ります と営業さんに言われたので銀行振り込みになった。 振込み手数料を減算した額を振り込めと言われるから厄介で嫌なんだよね。 銀行の窓口で手数料を確認しなければならないので2度手間になってしまうから、ただでも待たされる時間が長い銀行で 余計に時間がかかるので大嫌い。昔は 「 振込み手数料相手負担 」 てな選択肢を記した用紙が置かれていたと記憶しているんだけど、いつから無くなったんだろうね?
銀行へ行ったその日の夕方、知らない番号から電話がきた。
ハウスメーカーの営業部門でも施工部門でもなく、経理部門を名乗る女性からであった。
振り込まれたことを確認した。ありがとう。
との意味合いの電話であった。
銀行で手続きをしてから わずか数時間。
経理部門は早かった(笑
Posted at 2023/11/23 06:29:54 | |
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本当に独り言 | 日記