■2日目 4/28(日) 天気:曇り一時小雨
走行距離:155.8km

福岡県北九州市新門司港から、福岡内陸飯塚周辺を巡ってから博多港へ向かった。

そこから、九州郵船フェリーで壱岐島郷ノ浦港に渡り、壱岐島を周遊した。雨が若干降っていたので、うまく壱岐島のルートがトレース出来なかったが、南東の壱岐空港からゴール地点のキャンプ場まで走って、西側の住吉神社まで走っている。
4:50頃起床。前日は国盗りのため寝るのが遅かったが、早く起きることが出来た。まだそこまで疲れが溜まってないからであろう。早速洗顔等身支度を整える。

甲板に出るともう九州が見えていた。これからどんな旅が待っているかと思うと、期待で一杯になる。

東側を見ていると朝陽が出てきそうな感じだった。この日の天気予報は、晴れ後曇りということだったが雲が多いのが少し気掛かりだ。

結局、時間の都合もあって真っ赤な朝焼けは見れたが、朝陽自体は見ることが出来なかった。でも、この真っ赤な朝焼けは非常に素晴らしい。

フェリーは無事に、定刻通り5:30新門司港に着岸した。ここから車両の輪留めを外す作業を行うので、しばらく待つようにと指示があった。
この間に朝食は何を食べようかと考えていた。折角九州に来ているから、と思って少し探していたら、少し走った所に24時間営業の資さんうどんがあるようだ。意外かもしれないが、福岡はラーメンが有名であるが、うどんも中々人気のよう。そして、これが中々美味い。朝食は決まった。

車両甲板への入場が解禁されたので向かう。結構なバイクがあるが、皆はどこへ向かうのだろうか?
結局何だかんだしていたら、フェリーから出られたのは6:00になっていた。この日は、少しだけ福岡県の内陸部の国盗り・ハイドラCP巡りを進めてから、博多港10:00発壱岐郷ノ浦港経由対馬行きのフェリーで、壱岐に渡ろうと思っていた。九州郵船のHPでは、バイクの予約は受け付けておらず、出港50分前には受付完了するように指示があったので、9:00には博多港へ着けば良いだろう。
下道を使っても余裕だと思うが、内陸に寄り道をしたかった。残念ながらフェリーと記念撮影もPASSして、資さんうどんに向かった。着いてみると、皆知っているのか荷物満載のバイクも何台か入ってきた。

人気No.1らしい、ゴボ天肉うどんにしてみた。福岡のうどんは麺が柔らかく、讃岐うどんのような強烈なコシは無い。だが、ダシがとても美味しくて、福岡に行ったらラーメンも良いが、うどんも是非食べてみてもらいたい。
お腹も膨れたところで、ようやく九州ツーリングの開始だ。と言っても、まずは北九州近くの国盗り巡りから始める。モノレールの下を通ったりしながら、国道322号に入って田川方面に向かう。当初の計画では、平尾台に立ち寄りたいと思っていたが、内陸に来てしまうと高速でワープが出来ない。フェリーの下船や、北九州市街を抜けるのに早朝にも関わらず思ったより時間が掛かったので、残念ながら平尾台はまたの機会にしよう。
小倉南ICから先の国道322号はとても順調に流れてくれて、沿線上の国盗りも順調に進める。途中平尾台に近いところで山の景色が雄大になってきた。しかし、天気予報では晴れ後曇りだったが、フェリーを降りてからずっと曇り空だったのが非常に残念。国道201号に合流したところで、ここの交差点が少し特殊な所だったのを覚えていたので、何か懐かしく思えた。
道の駅「香春」に立ち寄って休憩し、国道201号を飯塚・福岡方面へ走る。もう他に寄り道は出来そうに無いので、真っ直ぐ向かった。
ここで気掛かりな点が1つあった。2019年はカレンダーが10連休で、フェリーも予約を受け付けていない。HPにも積み込み台数に制限がある、との記載があったのでバイクを載せられない可能性だけが懸念だった。最悪この日に限っては、時間を持て余してしまうがもう1便壱岐島に向かうフェリーがあるので何とかなると思われるが・・・
でも実際長距離フェリーを除いては、載せられなかったことは伊勢湾フェリーくらいしか無いので、何とかなるだろうと考えることにする。
飯塚から、順調に八木山バイパスを越えて博多港へ向かう。時間が微妙なら福岡都市高速を使おうかと考えていたが、充分間に合いそうなので都市高速は使わずに下道で進む。途中、コンビニで買い出しをし、島のガソリンは高いと思われるので、あまり減っていないが給油をしておく。
そして博多港に8:40頃到着した。まず最初に乗船待機場所にバイクを置くのかと思ったが、警備員の方からターミナル近くにバイクを置いて、先に乗船券を購入してきてくださいと言われた。
指示通りに窓口に並ぶが、そこそこの人が並んでいる。壱岐・対馬にも結構人が行くんだ、と感心する。
博多~壱岐・対馬間のフェリーを運営している九州郵船は少し変わっていて、乗船券を購入するために乗船申込書を記入して窓口に提出しなければならない。あまり長距離で無ければ、住所・氏名・連絡先等書かないことが多いのだが、この会社はそこら辺の記入を求めてくる。
少し面倒だが、壱岐島郷ノ浦港まで、と必要事項を記入して窓口に提出したら、断られずに受け付けてくれた。これで一安心。

早速乗船待機場所に移動。会社名が入っているコンテナの前で記念撮影。

博多~郷ノ浦・芦辺(壱岐島)の特殊手荷物札をミラーに括り付ける。

しばらく待っているとバイクが増えていくが、予想以上ではない。最終的にどうやら12台乗船し、係員の話を聞いていたら、丁度半々の壱岐6台、対馬6台のようだ。翌日は同じダイヤのフェリーで、壱岐島を出発し対馬に渡る予定だったので、これで少し安心した。壱岐島で降りていく客が居るので、対馬に渡れないってことは無さそうだ。

周辺の写真撮影しながら時間を潰していると、これから乗るフェリーきずなが入港してきたので、ここぞとばかりに写真を撮る。
博多港での下船が完了したようなので、いよいよ乗船開始。大体フェリーはバイク先積み(端っこに置いて、括り付けなければならないため)のため、係員の指示に従い指定の場所に停車する。そして、まだ誰も乗船していない所に上がって2等フロアのコンセント横を確保することが出来た。これもバイクの特権であろう。
2時間20分とそこそこの長丁場のため、一服しに外に出たいからサンダルを持って行ったが、どうやらスリッパが常備されていた。普段のスニーカーならどうでも良いのだが、ロングツーリングだとちゃんとしたブーツを履いて行くので、脱ぎ履きが非常に面倒だ。こういう九州郵船の細かいサービスも中々良い。
スマホを眺めながらゴロゴロしていたら、一般旅客も乗船を開始したようだ。すると、来るわ来るわ。あっという間に2等フロアが埋まっていくではないか。これは、本当にバイクで良かったと感じた。横になっていたが、流石に空気を読んで座り込むことにする。それでも端っこ角を確保出来ていたので、まだ楽なのがありがたい。

10:00定刻になったので、フェリーは博多港を出発していった。九州に上陸したばっかりなのだが、さらば九州本土!と言ったところだろうか。
福岡都市高速環状線が、湾岸地帯を走っている。この道は福岡タワーやヤフオクドームの横を通っているので、割と走っていて楽しい道だ。

福岡空港へ着陸する飛行機もハッキリ見えた。福岡空港は日本屈指の街中にある空港で、非常に便利だし飛行機からの眺めも面白いのだが、住むのは騒音等で少し大変かもしれない。

カメリアラインというフェリーがあり、後から調べてみたら博多~韓国釜山の定期船のようだ。韓国へツーリングに行ったという人たちも居て、本当に日本で行く所が無くなったら、こういうのも面白いのかもしれない。
写真を撮りに外に出てみたが、晴れていないし、フェリーは風が強く吹くので、この時期なのも相まって外はまだ肌寒い。でも、外の席も殆ど乗客で埋まっており、一番驚いたのが至る所の通路等の空きスペースに、ゴザを敷いて転がっている人がたくさん居たことだ。完全にフェリー座席のキャパを超える程乗船している。まさに、野戦病院の様相を呈していた。
そこまで大量にクルマやバイクは居なかったと思うので、人だけで乗っている人も多いのだろう。人だけなら高速船もあるのでそちらに乗れば良いと思うのだが、金額も倍以上違うし予約出来なかった人も居るのかな、なんて思ったりした。バイクを載せるので、私はフェリーしか選択肢が無いのだが。
そんな状況だったのであまりうろつくのも気が引けるし、横になっていたら1時間くらい寝ていたようだ。前日の寝不足もこれで解消出来たかな?天気も良くなかったのでスマホを眺めながらダラダラしていると、間もなく壱岐島に到着、とのアナウンスが流れた。
車両甲板に降りてみると、ほぼクルマで一杯になっていた。旅客といい、壱岐・対馬に行く人も結構居るみたいだ。
前述通りバイクは先に入れるが、クルマが出ないと出られないので出るのは後となる。多少出発時間が遅れるが、2等の場合は先に場所を確保できるので、やはり先入れの方がメリットが大きいかと思う。
すると殆どのクルマが壱岐島で降りていって、車両甲板はガラガラになった。これは意外。半々くらいかと思っていたが、圧倒的に壱岐島客の方が多いみたいだ。対馬はあまり人気が無いのかな。
ようやくバイクが出せるようになったので、壱岐島の第一歩を踏み出した。まずはハイドラCPになっている、壱岐空港へ向かうことにした。
国道382号で壱岐空港方面に走っていると、ここで雨がパラパラし始めてしまった。この日は晴れ後曇りの予報だったのに、また気象庁に騙された。と言っても、カッパを着る程の量ではなかったし、空を見てもあまり長続きはしそうになかったから、先に昼食を済ませようかと考えた。
なので、壱岐空港より先に印通寺(いんどうじ)港に行くことにした。港周辺なら食事が出来る所があるかもしれない。無事に着いて、まずはタンクバッグにレインカバーを掛けるため取り出したところ、我が目を疑った。なんとレインカバーのトップクリア部と側面との間が剥離していて、ここから雨が漏れてしまう。まぁ無いよりはマシだろうから、せめて被害を最小限にするため剥離している部分を手前側にして、雨が入ってもそのまま車体方面に流れていくように装着することにした。
しかし、Sigma50mmのフォーカス異常といい、今まで北海道ではトラブルが良く発生するが、GWはあまり起きてこなかったのに・・・ まぁタンクバッグも約6年使っているので、寿命だと割り切ることにする。
その間は若干雨粒が大きくなってしまい、路面を濡らしてしまうほどだった。印通寺港には食事をするような場所は一切無かった。とりあえず屋根があったので周辺を検索してみると、途中の商店街的な所の中華料理屋の口コミが良かったのでそちらに向かうことにする。

商店街なので屋根が付いており、バイクが濡れる量を少なくできるのがありがたい。

早速入ってみる。店内にはお客さんは居なかった。
メニュー表を見てみると、ちゃんぽんがたくさんあった。そういえば、壱岐島も長崎県だったな。

ということで海鮮バターちゃんぽんを注文してみた。お客さんが居ないので若干不安だったが、とても美味しかった。ここで雨雲レーダーを見てみると、もう少しで雨雲が抜ける予報になっていた。食後しばらくテレビを見ながら時間を潰して、会計を済ませて外へ出るとほんの僅かに雨がまだ降っていた。やはり離島になると、雨雲レーダーの精度も悪くなるのだろうか?
お腹も膨れたところでツーリング再開。雨はそこまで気にするレベルでも無かったので、出発することにした。今度こそ壱岐空港へ向かって、無事にCPをGet出来た。
そろそろ良い時間、という程でも無いが、天気も良くないしキャンプ道具を下ろして身軽になりたかったので、本日の宿を模索する。ちなみに翌日は雨予報。だが、やはり初日はキャンプがしたいので、雨の中でも頑張ろうと思う。事前に、壱岐島のキャンプ場を調べていたら、無料で良さそうな所が2箇所あった。
その中でも、少弐公園キャンプ場には事前調査のHP写真で、屋根付大き目の炊事場と東屋がありそうだったので、雨にも強そうだ。近くにコンビニ・スーパーもあるみたいなので、まずは少弐公園キャンプ場に向かった。
途中に、原の辻遺跡と呼ばれるとても広大な平野が広がり、とても見晴らしが良く、曇り空だが走っていて楽しかった。キャンプ場は芦辺港から割と近めでアクセスも良く、案内板もバッチリあったので迷わずに到着した。
初めてのキャンプ場なので、まずは偵察を。事前のクチコミ通り、急勾配の細い道を下っていくとサイトに乗入可能という情報があったので、進入路を確認出来た。サイトに乗入するとこの良くない天気の中、東屋周辺に小型のテントがたくさん張られていた。
やっぱり東屋は取られているか。仕方ないので他に場所を探す。写真通り屋根付の炊事場もとても大きく、大きなテーブルもちゃんとあった。この上に荷物のお店を広げれば、雨の中でも充分撤収出来ると判断。炊事場近くのテーブル近くで、周囲から凹んでいない場所があったのでそちらに設営することにした。
こんな天気なので、まずはタープを張る。2018年の北海道でタープポールのショックコードが切れてしまったので、今回タープポールを買い替えた。
タープ自体はモンベルなので、タープポールもモンベルで探してみた。あまり大きくないものでは、165cmと180cmがある。しかし、165cmの物しかコンパクトにならず、180cmだと3つにしか折れないので長さが60cmになってしまい積むのにバッグに入らなくなる。よって、165cmの物をずっと使っていたが、私は178cmなので屈まないとタープに入れないので前々からもう少し高さが欲しいと思っていた。
どうやら、張り綱等を調整すればタープポールはどこの物を使っても問題無さそうなので、モンベル以外でも探してみた。すると、アライテントのコンパクトポールが見つかった。
この製品、ショックコードを使っていないので、設営や収納が若干面倒だ。でも、長さのラインナップが150 & 200cmのポールがあり、200cmの物を50cmまでにすることが出来る。50cmなら使っているシートバッグにも入れることが出来るし、200cmもあれば出入りも楽そうだ。ショックコードが無い、ということは逆に考えれば切れる心配も無い。
私の場合、タープを単独で使うことは殆ど無くテントに被せて使うことが多い。そうなると、入り口側は高い方が良いが、テント側は雨の吹込み等考えると低くても良い。当然150cmの方がコンパクトに出来るので、200cmと150cmで運用してみることにした。入り口側が高くなるので、張り綱も長いのを用意していたのだが、試す機会が無かったので、今回ぶっつけ本番となる。
張ってみた感想としては、張り綱の長さに余裕を持たせすぎてかなり余ってしまい、設営がやりにくかった。これは帰ってからもう少し長さの調整が必要だろう。何とか設営し、テントもタープ下に立てる。

長崎県壱岐島少弐公園キャンプ場をキャンプ地とする! 乗入可能で、海が見渡せてとても素晴らしいロケーションだ。イス・テーブルも何個か置いてあり、東屋や大きな炊事場もあって、無料とは思えない程充実している。買い出しのためのスーパーやコンビニもバイクなら5分程度で行けるだろう。
惜しむらくは、温泉が少し遠いことと、トイレが高台の上にあるので行くのが少し面倒なことくらいか。だが無料なので、そこら辺は割り切らなければならないだろう。
この間も小雨がずっと降り続いていた。言っても、傘を差さなくても気にならないレベルなので、普通に雨に打たれながらテントを立てていた。雨雲レーダーを再確認したところ、1時間くらいで雨雲は抜けてそれ以降は雨が降らないような感じだった。レーダーにも何度か騙されているが、信じて待つことにする。
タープ下でわずかな雨音を聞きながらゆったりしていると、東屋近くにテントを張っていた集団が着替えて高台に登っていくのが見えた。ここで気付いたが、これが所謂ボーイスカウトって奴かもしれない。解散式がどうのこうのと言っており、高台に集合してから「壱岐の自然に感謝」等と皆で大声で叫んでいた。
するとテントの撤収を始めた。残念、もう少し遅く来ておけばあの東屋を占拠出来たのに・・・ テントだけなら移動するところだが、流石にタープまで張ってしまったので移動する気力が起こらなかった。
するとクルマのキャンパーが来て、クルマを乗り入れようとしていた。

結構狭い道なのだが、ギリギリ四輪車も通れる程度の幅はある。しかし、当然内側にガードレール等無いので、一歩間違えればキャンプ場にダイブしかねないと思うのだが。よくこんな所にクルマで入ろうとするものだ。
しかも最後の傾斜が厳しいので、バンパーやマフラーを擦りながら行っていた。こんな所に入ろうとするから・・・ と冷ややかな目で見ていたが、自己責任でお願いしますね。そのクルマキャンパーが東屋を占拠し始めたので、完全に諦めるしかない。
しばらくゆったりしていたら、ようやく小雨もやんで空も明るくなっていき、本格的な雨は降りそうにない。壱岐島にはもう1つ、神社のCPがあるし国盗りもあるので、最低でもそれだけはノルマだ。温泉にも行きたいし、出発することにした。

壱岐島のハイドラ神社CP「住吉神社」に到着。CPを取ったら素通りするつもりだったが、あまりにも壱岐島で観光をしていないので折角だから寄ることにした。

神社らしく厳かな雰囲気が好きだったりする。

こんな所にも、顔抜き撮影板があるのも面白い。
住吉神社を楽しみ、湯ノ本温泉に向かう。共同湯も安くてあるようだが、事前調査だと露天風呂が無いみたいだ。それだとつまらないので、日帰り入浴をしている温泉旅館に行ってみた。そこは、17:00~19:00までは日帰りお断り(宿泊客優先)だったから、16:00頃向かって1時間で楽しもうと考えた。

湯ノ本温泉 平山旅館に到着。

たまにこの秘湯を守る会の提灯をしている温泉を見かける。正直ここは、島なのでアクセスは悪いが秘境という感じはあまりしないが。
入ってみると、茶褐色で鉄分が含有された、舐めるとしょっぱい温泉だった。温度はあまり高くなかったのでゆったり浸かることが出来たが、風呂上がりもしばらく温かく良い温泉だった。残念ながらサウナは無かったが、今回は時間が無いのでまぁ良いだろう。
17:00頃温泉を出て、買い出しをしてキャンプ場に戻ろうかと思ったが、折角島に来ているし、米は水に漬けているので帰りが少々遅くなっても構わない。なので、もう少し走ろうと思い、勝本方面に向かった。国盗りをして、無事壱岐島の空を全てGet出来たので満足。

途中、海に向かうちょっとした棚田があり、見晴らしが良かったので撮影してみる。

バイクも一緒に。天気もそこそこ回復してきて、雨は降りそうにない空に変わってきた。壱岐島内はそんなにワインディングとかはないが、交通量も少なく海の景色もキレイで走っていて楽しかった。
勝本からグルッと回って芦辺まで戻ってきた。芦辺港目の前にあるイオンで買い出しをする。キャンプ場に戻る途中でバイクとすれ違ったので、同志が1人増えているかもしれない。キャンプ場に戻ってきたところ、やはりライダー向けとチャリダーのテントが1つずつ増えていた。

バイクは少しでも雨に濡れないよう、邪魔にならない炊事場軒先の下に置いておく。この程度なら濡れてしまうだろうが、気分の問題だと思う。

キャンプ場付属のイス・テーブルも乾いていたので、折角だからここで食事にしよう。それでは2018年秋以来の炊飯だ。久しぶりだったが、当然のことながら上手く炊けて美味しくいただく。やはりキャンプ場アウトドアで食べる食事は、何でも美味しく感じれて素晴らしい。
食後の後片付けをして、ゆったりしてしていたがやはり雲が多くて夕暮れや星空は見られそうにない。2019年からスカパープロ野球セットを契約していると、スマホで全試合視聴出来るようになったから、4月からデータ量を従量制から20GB定額制に変更しておいた。これで野球も気にせず見ることが出来るので、キャンプ場で野球観戦を楽しんだ。残念ながらカープは負けてしまったが、キャンプ場でゆっくり野球観戦をするのも悪くない。
翌日の天気予報を確認したが、前からの予報通り1日雨のようだ。しかも、翌日訪れる予定の対馬は夕方以降結構な雨が降る予報になっていた。但し、壱岐島の詳細予報だと午前中は雨の弱い時間もありそうなので、その時に撤収出来ればありがたいのだが。
翌日は郷ノ浦港12:35発対馬厳原港14:45着のフェリーに乗る予定だが、事前に厳原の東横INNを予約しているので、予定通り港に着いてすぐホテルにチェックインすることにしよう。それまでの間は、事前の計画通り博物館の見学でもしようかと思う。
結局この日は雨の予報は無かったが、そこそこ降ってしまった。でも、初めての壱岐島の風景を楽しみつつノルマも達成出来たので満足だ。そんなことを考えながら22:00頃眠りについた。
宿泊地:長崎県壱岐市 少弐公園キャンプ場 無料
風呂:湯ノ本温泉 平山旅館 500円
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