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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2017年05月08日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 番外編

 いつもの番外編です。走行データや経費等の一覧も無駄にまとめてみました。

■走行データ

走行距離 3,537.1km
高速使用距離 495.9km

給油回数 14回

※8泊9日なので、1日393km平均ってところだ。中々走ったと思う。今回はフェリーが無かった、というのもあるでしょう。


■費用合計

 1)宿泊費+風呂代

  4/29(土) 福島県二本松市  あだたら高原野営場:無料+スカイピアあだたら:510円
  4/30(日) 山形県寒河江市  寒河江いこいの森キャンプ場:200円+テルメ柏陵:300円
  5/01(月) 秋田県大仙市   横沢公園キャンプ場:無料+中里温泉:300円
  5/02(火) 秋田県大館市   田代スポーツ公園キャンプ場:無料+たしろ温泉ユップラ:350円
  5/03(水) 青森県五所川原市 芦沢公園オートキャンプ場:無料+エルメの湯:390円
  5/04(木) 青森県三沢市   小川原湖畔キャンプ場:550円+三沢市民の森温泉:160円
  5/05(金) 岩手県大船渡市  ふれあいランド尾崎岬キャンプ場:500円+キャンプ場浴場:200円
  5/06(土) 福島県二本松市  あだたら高原野営場:無料+スカイピアあだたら:510円
  5/07(日) 静岡県      足柄SA足柄浪漫館:690円

  合計:4,660円

 ※8泊で平均的なビジホ1泊より安いとは素晴らしい!今回泊まったキャンプ場の半分が無料だったのが大きいでしょう。無理矢理無料のにした訳では無く、そろそろ宿探しをしようと思って近くの良い所を探したら、たまたま無料だったという感じだ。天候にも恵まれたので、ホテルに逃げようとは思わなかったのが良かった。
 

 2)フェリー

  今回は利用無し。

  合計:0円


 3)ガソリン代

  17,650円:136.24リットル 平均燃費:26.03km/L

 ※燃費は去年の夏休み北海道と言うほど変わらない。走行距離が50,000kmを超えたので、チェーン・スプロケを交換予定なのだが、これで良い方向に行ってくれると嬉しいがどうなるか。


 4)高速料金

  小田原厚木道路 小田原西IC ~ 圏央道 五霞IC:3,060円 172.7km(首都高経由)
  東北道     白河中央IC ~ 東北道 二本松IC:1,000円 59.6km
  圏央道     五霞IC   ~ 新東名 島田金谷IC:4,150円 263.6km
  
  合計:8,210円

 ※初日と最終日のみの利用。初日の東北道は使わないでも何とかなったが、雨が降っていたのと早くキャンプ場に入りたかったので利用した。流石に東京は上を使わないとやってられないが、最終日はギリギリまで北関東を巡りたかったので高速を使った。しかし、相変わらず高速料金が高いな。


 5)食費 9日分 16,194円

 ※さすがキャンプで自炊してただけのことはある。それで美味しくいただいているし、節約も出来るし雰囲気も楽しめるしで一石三鳥だ。


 6)その他(飲料・菓子・土産等) 16,822円

  内訳
   飲料:4,753円
   菓子等:2,157円
   タバコ:3,080円
   土産:5,270円
   雑費:1,562円(洗濯等)

 ※まぁ9日も旅してればこんなもんでしょう。普段はもう少しタバコの量が少ないが、キャンプ場だと気にせず吸えるためどうしても増えてしまう。


合計 63,536円

 ※過去最低金額を叩き出すことが出来た。8泊9日も旅してこの費用なら破格ではないだろうか。1日7,000円しか使っていない。やはり何だかんだでフェリーを使っていないが大きいと思う。高速代・ホテル代を考えたらフェリーも安いのだが、ひたすら下道で時間が掛かっても良い移動、かつ東北のように格安のキャンプ場・温泉を巡るのが最も安上がりなのは間違いないと思う。

 次のバイクでのロングツーリングは、夏休みの北海道なので、それまでに貯金しておきましょ。


2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 4日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 5日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 6日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 7日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 8日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 9日目
Posted at 2017/06/13 21:17:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月07日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 9日目(最終日)

■9日目 5/7(日) 天気:晴れ後一時雨夜は晴れ



走行距離:655.1km

 福島県二本松市から茨城栃木等の国盗り・CP巡りをしながら、五霞から圏央道に入って、東名・新東名とフル高速で静岡まで帰った。

 朝5時頃起床。キャンプ最終日はとても良い天気だ。最終日は次のキャンプに向けて色々後処理を頑張っておくと捗るので、晴れてくれると非常にありがたい。

 前日一緒に飲んだ人達も起きてきたので挨拶をする。朝食を食べて、撤収準備をする。最終日だとアルミテーブルやガスバーナーをウェットティッシュ等でキレイにしたり、テントを完全に乾かす。翌日は休暇を取っていたのでキャンプ用品のメンテをする予定だったが、天気が悪くなったり他の用事が発生する可能性もあるので、メンテが先延ばしになることもあるからキッチリやっておきたい。

 話は逸れるが、ここで習志野のライダーさんが面白いことを言っていた。

「自分はかなりの面倒臭がりなんだが、キャンプを止められない理由の1つに、晴れた時の朝が最高なんだ」

 これは自分も大いに賛同出来る。中にはキャンプは寝れれば良い、とばかりに起きたら即撤収開始し、6時までに出発するバイク乗りも結構いる。走りに重点を置くならば、朝は早ければ早いほど交通量も少なく、朝焼けの中走れるということもあり気持ちは分からないでもない。もちろん価値観人それぞれなので否定する気は全く無いが、私にはそれは出来ない。



 朝の気持ち良い空間で自炊をして朝食を取る。そして、朝食後にコーヒーを沸かして飲みながらの一服が正に至福の時だ。もちろん私は、走りに一番重点を置くのはもちろんなのだが、キャンプでの非日常な時間の過ごし方にも重きを置いている。そうなるとやはり、7時台の出発~17時台の到着が、一番バランスが取れていると感じている。もう1つのパターンとしては、出発は一緒で15時くらいまでにテントを張って、もう一度空荷で周辺を散策するというのも悪くない。これだと、近くに風呂が無くてもどうにかなるので、そういうキャンプ場に泊まる時はこの立回りが望ましいと思っている。ただこのパターンだと、移動距離が稼げないのが難点だ。

 晴れてたおかげで撤収準備も順調に進む。最終日なので土産を入れるスペースを確保するため、シートバッグに詰められるだけ詰める。食料が無くなったおかげで、殆どシートバッグに積むことが出来た。そして7:50頃出発する。所沢のライダーさんは先に出発して行ったので、習志野のライダーさんにまたどこかで会えたら、と言って出発した。ちなみにこの日は移動日かつ殆ど観光していないので、写真が全くと言っていいほど無いのであしからず。

 まずは、国盗りをしながら国道459号に入って道の駅「さくらの郷」を通過。そして国道349号に入って田村市へ出る。そこから国道49号へ抜けて、福島空港のCPを取りに行くべく向かった。

 ここで1つ妙案が浮かんだ。土産をどこで買おうかと考えていたが、適当な道の駅で買おうかと思っていた。しかし、空港で買えば色んな場所の土産が買えるし、カードも使えるじゃないか。

 そう考えて、福島空港にバイクを止めて土産物屋に向かう。すぐ戻ってくるつもりだしバイクだから、一般車乗降場に止めさせてもらった。土産物を色々物色して会社用・自分用・同僚用と購入。現金を使わなくても良いので助かる。空いた空間の出来た、防水バッグに土産物を詰め込み、箱が潰れないようにやさしく固定する。

 福島空港を出発して、国盗り巡りをしつつ阿武隈高原道路に入って道の駅「ひらた」に到着した。どうやら近くで、芝桜祭をやっているせいか結構な人出で賑わっていた。11時過ぎだったので、そろそろ昼食にしようかと思ったが、食堂に行くと待ちが発生していた。全てグループであって、カウンターが空いていたから「1人だけどダメですか?」って聞いたら「順番があるんで」と言われて待つように促された。正直待ってまで食べたい物が無かったので、「じゃあ結構です」と言って立ち去った。

 昼食を食いっぱぐれてしまったが、気にせず走行再開。国道49号から349号に入って南下する。道の駅「ふるどの」があったが、もう12時台になっていたので、混雑していると思い通過する。この国道349号は、交通量が少なく阿武隈高地を満喫出来る、とツーリングマップルオススメルートになっていたのもあり、とても楽しく走ることが出来た。

 棚倉町まで走ったところで、お腹がさすがにすいてきたためコンビニに立ち寄る。適当なもので済ませようかと思ったが、最近田舎のコンビニにもイートインがあるコンビニが増えてきており、ここにもあったので普通の弁当を購入した。バイクだと車内で食べるとか出来ないので、駐車場の脇に座り込んで食べるしかないのだが、このようにイートインがあるとバイク乗りにとっては嬉しい。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。国道118号を南下して、ようやく東北を出て茨城に入った。茨城北部の観光地として、日本三名瀑の袋田の滝がある。訪れたことはあったが、国盗りにもハイドラのCPにもなっていたのでちょっと行ってみることにした。途中の道の駅「奥久慈だいご」を通過し、滝の近くまで行ったがバイクでも駐車料金を取られそうな雰囲気たっぷりだったし、滝の近くまで行かなくてもCPも国盗りも取れたので、1回見たことあるし立ち去ることにした。

 大子町中心部まで戻り、国道461号で西へ向かった。大子町の北西部に未取得国盗りがあったので、県境近くまで行けば取れると踏んでいたが無理だったので、県道に入って北にちょっと寄り道。ところが、北側にはどす黒い雲が掛かっており、どう見ても雨が降っている雰囲気だ。雨雲レーダーで見てみると、2~30km北はかなりの大雨が降っているらしい。多分大丈夫と信じて寄り道するが、そこそこ行ったところで圏外になってしまい不安になってしまう。どんどん黒い雲が広がっていたが、何とかもう1回電波が戻ったところで取得出来た。雨にも降られずに済んだので一安心。

 国道に戻って栃木県に出た。色々調べたが天気的にも先を急いだ方が良いと考えて、初日に走ったルートまで戻り那須烏山市から国道294号、123号で益子町に出て国盗りを取得する。そしてハイドラのマップを確認すると、県道沿いにCPがあって拡大しても何かよく分からなかったので行ってみた。どうやらこのCPは、道の駅「ましこ」だった。危うくとりこぼすところだった。



 この日の走行中で唯一撮った写真が、この道の駅の写真だ。どうもいつものことだが、走ったことない道で交通量が少ないと走ってばかりで、写真を撮る機会がめっきり減ってしまう。



 栃木、ということでいちご入りソフトクリームを食べてみたが、結構美味しかった。

 後は、真岡の国盗りが少し残っていたのでそこを取りに行き、この日はもう静岡に向かうことにした。国道4号に入りひたすら南下・・・ してたらかなり雲行きが怪しくなってきた。そしてパラパラと雨が降り出した。まだカッパを着る程では無かったので、軽く濡れながら走り続け、道の駅「ごか」に立ち寄る。

 ここからすぐの圏央道五霞ICから圏央道経由東名に入ろうと思っていたので、どうするかしばし悩む。とりあえず良い時間になっていたので、道の駅で夕食を取る。そしたら、その間にまぁまぁの雨が降ったようで荷物と路面が濡れてしまっていた。かなりの小雨になっていたが、レーダーを見てもやっぱりこういう夕立ち的な雨の予測は難しいらしく、あまり当てになっていない。空もいつ降ってもおかしくない感じだったし、高速だと途中でカッパを着るわけにもいかないので、おとなしくカッパを着て出発した。

 18時頃圏央道に入って、ここからはひたすら静岡を目指す。今度は行きみたいに間違えることなくちゃんと圏央道を走り続ける。結局ホントに軽くパラっとはしたが、カッパは必要無いくらいの雨しか降らなかった。まぁ"もし"があるので仕方がない。狭山PAに立ち寄って、カッパを脱ぎ休憩する。そしてまた走り出した。GW最終日だったので渋滞が心配されたが、八王子JCTで1kmくらいあったくらいで後はほぼ順調に流れてくれた。

 海老名JCTから東名に入り、足柄SAに立ち寄る。ここで微妙な時間になっていた。少しでも高速代を安くするためあわよくば深夜割を狙っていたが、1.5時間くらい待てばうまい具合に行けるかもしれない。元から頭の中にあったが、足柄SAはお風呂に入れるので入ることにした。サウナを2SETキッチリこなして、仮眠室で横になる。

 横になりながら、後は帰るだけなので今回の旅の余韻に浸る。

道を間違えて首都高都心環状線を通って、道中軽く雨に降られながら福島まで走った1日目
磐梯吾妻スカイライン・蔵王エコーラインの絶景道を通って、山形県寒河江まで走った2日目
秋田県に入り、県内を沿岸まで横断したりと無駄に距離を走って、孤独のキャンプをした3日目
またもや秋田県内を右往左往して、秋田空港までを往復し、角館の桜並木に感動した4日目
津軽半島最北端「竜飛岬」に到着して、津軽半島の絶景に感動しながら、夜は宴会をした5日目
青森県内を横断して、八甲田・岩木山・夏泊半島を堪能しながら、小川原湖畔の夕陽を見た6日目
三陸海岸を南下して岩手県に入り、復興について考えさせられたが、楽しい夜を過ごした7日目
約束を果たすべく、雨を避けながら宮城県の沿岸部を走り、福島のキャンプ場で再会した8日目
旅の終わりを惜しみつつ、福島・北関東を走りながら、静岡に帰還した9日目

 そんな思いに駆られていた。寝まではしなかったがゆっくり休憩して良い時間になったので、22:40頃足柄SAを出発。急ぐと深夜割が適用されなくなるので、ひたすらトラックの後ろを90km/hで走り続ける。そして、最寄りのICを0時過ぎに降りれたので、無事深夜割が適用された。調べてみたが、700円程度しか安くならなかったが、風呂代が相殺されたのでまぁいいでしょう。IC降りれば家はすぐなので無事到着した。



 総走行距離3537.1kmで平均393km/dayだったが、中々よく走ったと思う。初日と最終日に距離を稼いで、間はほぼ300km台毎日走ったし、天候にも恵まれたので良かったと思う。キャンプ道具一式を積んだまま走り続けてくれたNinja君に感謝感謝!今年のGW東北ソロキャンプツーリングが終わった。

 今年から新居発のツーリングだったが、深夜の帰宅でもカバーを掛けなくても良いし、疲れ切っていたので荷物を載せたまま寝てしまった。だが、こういうことが出来るのでつくづくガレージがあるというのは最高だ。

 今回特に印象に残ったのは、

・東北の交通量が少ない道を、楽しく走れたこと。
・竜飛岬を訪れて、バイクで本州両北端を制覇出来たこと。
・キャンプでの一期一会の宴会を3回出来て、FBでの友達が増えたこと。

 程度だろうか。帰ってきて早速だが、夏は北海道固定なので、来年のGWはどうしようか何となく考えてみた。

 ローテーション通りだと来年は西なのだが、今度は山陰に行ってみたい。山陰を巡って九州に入り、門司から大阪へのフェリーに乗って帰ってくる。なんてのが頭に浮かんだ。もちろん天気予報次第なのだが、来年も実現できることを祈るばかりだ。

 2017年のGWもこれにて終了です。次のロングツーリングは、夏休みの北海道になることでしょう。

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 4日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 5日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 6日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 7日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 8日目
Posted at 2017/06/13 21:14:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月06日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 8日目

■8日目 5/6(土) 天気:曇り時々雨夜は晴れ



走行距離:338.1km

 岩手県大船渡市から三陸海岸国道45号を引き続き南下して宮城県に入り、仙台を通過して国道349号阿武隈川沿いを走って福島県に入り、二本松市まで走った。この日は天気が良くなかったので、写真が殆どありません。



 朝5時頃起床。曇りの予報だったが、意外と朝は日差しも出ていた。早速岬側に向かって写真を撮る。



 木のシルエットが良いかと思う。

 雨雲レーダーで見てみると、やはり日本海側は既に雨が降っているし、数時間後には青森・岩手北部も雨が降る予報だった。現在いる大船渡は11時頃までは大丈夫そうな予報だったので、撤収には充分間に合うだろう。

 前日一緒に飲んだ人達も起きてきたので挨拶をする。朝食を食べて、撤収準備をする。

 ソロのライダーさんがあと2人居たが、1人は仙台ナンバーなのでほぼ地元みたいなものだろう。もう1人は習志野ナンバーだったので、もう1泊して帰るみたいだ。習志野のライダーさんから、「どっかいいキャンプ場知ってますか?」と聞かれたので、少し考えてみる。

 後1日しか残っていないので、福島県には入っておきたい。となると、初日に泊まったあだたら高原が良いかも?って思い、言ってみたら、結構その案を気に入ってくれた。「同じ方向に行くので、もしかしたら私もそこに行くかもしれない」、って言ったら、「是非じゃあ合流しましょう!」みたいな流れになった。こういうケースは、2014年夏休み北海道であった。クッチャロ湖畔キャンプ場で会ったライダーさんと仲良くなり、話を合わせてしょさんべつ岬公園キャンプ場で合流した。

 これで今晩が楽しみになった。再会を楽しみに撤収を完了し、7:10頃キャンプ場を出発した。早速ツーリング!と行きたいところだが、前日にも記載した通り、まずはスーパーの近くにあったコインランドリーに向かう。その間ヒマしそうだったので、ペンを無くしてしまったからコンビニに立ち寄りボールペンを購入した。

 洗濯を開始し、その間地図に国盗り空ポイントを書き込む。しばらく書き込んでいたら、地元のおじさんが話しかけてきた。もう結構なお年のようだが、足腰は割としっかりしていて、若い頃は結構日本各地を旅して周っていたらしい。他愛の無い話をしていたら、洗濯も終わり畳んで納めて今度こそツーリング。

 朝見た予報だと11時くらいから雨の予報だったが、走っていると少しばかりパラついてきた。大した雨では無かったのでカッパは着ずに通過する。トンネルが多いから少しでも雨に当たる量を減らそうと考えて、無料の三陸道に入り陸前高田へ向かった。

 ここで路面を濡らす程でも無かったが雨が強くなってきたので、コンビニに入って様子を確認する。バイクが4台くらい居て、ライダーさんは皆カッパを着始めていたようだ。雨雲レーダーを見ると10分くらいで止む予報で、今から行こうとしている気仙沼や石巻近辺はしばらく降らない予報になっていた。こうなるとカッパの脱着が面倒なので、しばらく待つことにした。

 予報通り雨が止んだので出発する。1日降るような雨だとあまり役に立たないが、通り雨のような感じだと、このレーダーが非常に役に立つ。もはや無くてはならない存在になっていた。

 陸前高田も、東日本大震災で非常に大きな被害を受けた所だ。国道45号の海沿いは何も無くなっていた。奇跡の一本松の近くに駐車場があって出店も出ており、観光地化されていた。また、被害を受けた学校がそのまま残っており、コンクリートから鉄骨が剥き出しになっているのも見れて、津波の威力の凄まじさを物語っていた。津波到達ラインも書いていて、ほぼ最上階の真下に引かれている。

 詳細は覚えていないが「それでも私達はこの町で生きていく」と学校の壁に言葉が書かれていて心を打たれた。また三陸海岸を走っていてどこだったか忘れてしまったが、TVでも賛否両論の声が出ているとてつもなく高い防潮堤も見られた。

 確かに、これだけの高さがあれば、助かる命も出てくるかもしれない。ただし、その代わり沿線から海が全く見えなくなってしまっていた。地元にとっては命を守ってくれるかもしれないが、正直このような物があると私達のような観光客は再訪したいとは思わなくなってしまうのでは、と考えてしまった。地元の方も、海と共に生きている人も多いので、これでは賛否両論が出るのは当然だと感じた。

 私もとやかく言える立場ではないが、正解の無い答えを出すのは非常に難しい。他の方々も是非現地を訪れて考えるきっかけを作ってもらいたいと思う。今回こういった所の写真は撮らなかった。今思うと少しもったいない気がするが、まぁ仕方ない。とにかく沿岸は何も無い風景が広がっているのは一度見てもらいたいと思った。

 そんな思いを抱きながら国道45号を走り続けて、ようやく宮城県に入る。気仙沼市を通過し、南三陸町に入った。ここも津波で被害を受けている地域で、道の駅「大谷海岸」を通過して、市街地近くの通りに「さんさん商店街」という標識があった。そろそろ良い時間だったので、食事できるところがあるかな?って思い行ってみたが、駐車場待ちでとんでも無い大渋滞が発生していた。私は裏から向かったのでまだマシだったが、さすがGWだと思った。

 復興支援で少しでもお金を落として行きたかったが、道も良くなくてすり抜けて行けそうな雰囲気でも無かったので、泣く泣く通過することにした。これだけ人が集まっていれば、経済効果もそこそこだろう。

 仕方なく国道45号をそのまま走ると、道の駅「津山」があったのでここで昼食にした。カレーラーメンとやらにしてみたところ、中々美味しかった。でも、麺の下にライスがあるって書いてあったのだが、無かったので少し残念。店員さんに聞いてみようかと思ったが、何となくこういうのを聞くのは気が引けるタチなので止めておく。

 次に道の駅「上品(じょうぼん)の郷」に寄って、三陸道の無料区間を一杯まで使って、有料区間手前で降りる。石巻・松島町の国盗りをしながら、ようやく仙台の国道4号に戻ってきた。前走った時の記憶が残っていたが、仙台の4号BPは、片側8車線の交差点があるので少しビックリしてしまう。内訳は左折2車線。直進・右折3車線と言った具合だ。ここまで車線の多い交差点は、大阪中心部くらいしか見た覚えが無いが、あそこは一方通行なのでまたちょっと違う感じを受けた。

 仙台を通過して仙台空港に向かってCPを取得。そしてここからは4号線を離れて国道349号をメインに走る。丸森町・角田市の国盗りをして、阿武隈川沿いを走り福島へ向かった。阿武隈川沿いは中々景色も良く、交通量も少なめで気持ちが良い。途中から若干道が狭くなったが、離合出来ないほどではないので問題無い。

 ひたすら走ると福島県に戻ってきた。伊達市の梁川・保原の国盗りをし、福島市街をうまく避けて二本松市に入る。ハイドラを見ると、二本松城のCPがあったので取りに行ってみた。写真を撮るほどの時間があまり無かったのでスルーしてしまったが、中々見応えのありそうな城だった。石垣のすぐ横をバイクで通れたので、写真を撮るには良い城かもしれない。

 麓のコンビニで買い出しをしてキャンプ場に向かうが、安達太良山の方が割と雨が降りそうな雲が掛かっていた。福島は曇りって言ってたじゃん~って思っていたら、雨が結構降りだした。路面も濡れるくらい降り出したので、慌てて雨宿り場所を探したが、消防団の基地みたいなところがあったので、ちょっと寄ることにした。

 またもや雨雲レーダーの出番だ。空が明るかったので、間違いなく通り雨だと思っていたが、20分ほどで弱くなり30分で止みそうだ。ただ、30分後からはキャンプ場で雨が少しだけ降る予報になっていた。これは立回りを迷う。キャンプ場まで10分くらいだろうからカッパは来たくないので、20分後に出発しよう。キャンプ場で降りだしたら、あそこは屋根付の炊事場があるので、そこで雨宿りすれば誰か来そうな気がするので、暇つぶしも出来るかと思うし。

 15分程待ったところ、小降りになってきたので出発した。しばらく走ると路面が乾きだした。どうやらこっちの方は雨が降ってなかったのだろうか。少し走っただけで変わるので、天気というのは本当によく分からない。結局キャンプ場までは一切雨は降らずに済んだ。自分の立回りは完璧だ、と褒めてやりたい。

 そして、18時頃キャンプ場に到着。キャンプ場に入った瞬間、今朝約束した習志野のライダーさんが入口近くに居て、「ようやく来た~」と叫んでくれたのですぐ見つかった。どうやらもう1人所沢のライダーさんを捕まえて、一緒に食事をしているみたいだったので、もう1人の方に挨拶する。

 まだ雨は降りそうになかったので早速テントを建てようとするが、その矢先に雨が降り出した。雨雲レーダーがとても正確で非常にありがたい。想定をしていたので、米等だけ持って後は濡れても良いようにして、炊事場に向かってまずは米を水に浸けておく。

 習志野のライダーさん達は、木陰に陣取って食事をしていたが、葉っぱを通り越すくらいの雨が降ってきたので、慌ててブルーシートを屋根代わりにしようと頑張っていた。自分もタープを持ってきているが、今回連泊もせずに雨のキャンプも無かったから、使っていなかった。最終日に1日でも使うと洗わなければならなくなるので、出来れば使いたくないと思っていたので、あのブルーシートに便乗させてもらえばタープは必要無いだろう。

 炊事場で雨が止むのを待っていたら、近くのライダーさんが雨を嫌ってやってきた。皆予想通りの行動である。ちょっと話をしてみたら、埼玉のライダーさんでカレンダー通りの休みだったから、GW初日で下北まで高速を使って行ったあとに南下しているらしい。静岡からだと、フル高速でもちょっと厳しいので、このあだたら高原くらいが1日掛けて移動するにはちょうど良いくらいだ、みたいな会話をした。

 しばらく話し込んでいたら雨が止んだ。本当に素晴らしいよ、雨雲レーダー。地面が濡れてしまったのが痛いが、ようやくテントを張り始める。

 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!初日も泊まっているし到着も遅れたし、雨が降ったりしていたので写真を撮るのを忘れてしまった。もうかれこれここも4回目の利用なので、新鮮さは全く無いが便利で使い勝手も良いため、気に入っている。初日に咲いていた桜も完全に葉桜になってしまっていた。

 米を水に浸けていたので、テント設営して寝床の準備が出来たところでようやく炊飯開始。食事をしていたら、所沢のライダーさんから肉が余ったらしいのでどうぞ、と言われて美味しくいただいた。また、ウイスキーの水割りも貰ってしまい、2日連続飲み会となり楽しい時間を過ごすことが出来た。途中パラパラと何度か雨が降ったが、ブルーシートの屋根もあるし、大して強い雨でも無かったので快適に過ごせた。

 食事も済ませて後片付けをして、3人で隣の温泉「スカイピアあだたら」へ向かう。ここはそこそこ歩くが、3人で話しながらだとあっという間に到着した。初日に出口側に回った方が近いのを再確認していたのもあって、今回はちゃんと出口側から周る。また利用することもあるかと思うので覚えておこう。裸の付き合いになり、皆結構バイクで出掛けているのでどこへ行った等の会話をするのは結構楽しい。

 温泉で疲れを癒し、テントに戻ってきて寝ることにする。

宿泊地:福島県二本松市 あだたら高原野営場 無料
風呂:スカイピアあだたら 510円

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 4日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 5日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 6日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 7日目
Posted at 2017/06/12 23:33:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月05日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 7日目

■7日目 5/5(金) 天気:晴れ




走行距離:338.4km

 青森県三沢市から八戸周辺の国盗りをして岩手県入り。それから三陸海岸沿いの国道45号をひたすら南下して、寄り道を適宜しながら岩手県大船渡市まで走った。ハイドラの操作をミスってしまったので、2つのファイルになってしまった。



 朝5時頃起床。この日も朝から良い天気だ。今年のGWは、初日を除きずっと天気が良かったが、翌日6日(土)は天気が崩れる予報になっていた。日本海側は東北全土で雨。太平洋側は、宮城・福島等の東北南部は曇りで、岩手・青森の北部は雨が降る予報だった。

 GW東北ソロキャンプツーリングも、残り2泊3日と少なくなってきた。もう少し岩手を巡りたかったが、翌日の天気が悪いのでなるべく南に行っておきたい。元々の頭の中の計画では、国道4号をひたすら南下しようかと考えていたが、晴れるのがこの日だけかもしれないので、結局この日は風景の良い三陸海岸を南下していくことに決めた。

 朝食を食べて撤収開始。サイトは林の中だったおかげか、夜露の発生も無く撤収は楽だった。



 サイトが駐車場からすぐなので、ほぼ乗入感覚でテントが張れる。桜も残っているので非常に良いキャンプ場だ。荷物をバイクに載せ、札を返しに管理棟へ向かう。管理棟裏にゴミ捨て場があったので、バイクにとっては非常に助かる。



 小川原湖も見納めだ。中々大きい湖で、見応えは充分あった。管理棟に寄ったり、写真を撮ったりしてたら出発は7:40になってしまった。

 三沢からおいらせ町・八戸に入り、国盗りを進める。八戸は青森の中では大きな街なので、ポイントもたくさんあった。種差海岸の国盗りをしにいって、八戸水産科学館のCPを取得したので、満足して国道45号に戻ってしまったがこれが失敗だった。

 種差海岸がハイドラの観光地CPになっているみたいで、しっかり見たつもりではあったが見逃していたようだ。CPを取りこぼしてしまったが、恐らく道路が八戸線に沿っているので駅のCPに紛れてしまったのかもしれない。まぁ仕方ないので、次回東北来た時に是非巡ることにしよう。

 一応八戸の国道45号に戻ってきて、いよいよ三陸海岸を南下する。東日本大震災から6年経っているが、あれから三陸を訪れるのは初めてだ。復興がどこまで進んでいるかを見るのと、少しでも復興支援をするべくお金を落としていこうと考えている。

 まずは道の駅「はしかみ」に寄ってCPを取得し、青森県を出て岩手県に入る。ここから国道45号を少し離れて、道の駅「おおの」に向かう。ここで少し勘違いしていたが、てっきりこの辺の道の駅は全部来訪済みだと思っていた。ところが、この道の駅「おおの」は来訪したことが無かった。CPは取れたが、通過してしまったので写真も撮ってないしスタンプも押せなかった。寄れば良かった、と後から後悔する。

 まぁもう仕方ないので、また行ければ良いやって思うことにする。また国道45号に入るために、沿岸に戻って道の駅「くじ」に到着。ここでクルマが駐車場待ちで大行列になっていた。バイクなので、すり抜けて適当に置いておく。良い時間になったので、昼食にしようかと考え、道の駅近くに飲食店街みたいなのがあったので、そちらに行ってみた。



 ウニ・マグロ・イクラの3色丼を頼んでみた。まぁまぁのお値段だったが、食事代をあまり使っていないし、復興支援も兼ねているので問題無いだろう。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。国道45号を南下する。

 道の駅「のだ」を通過して、ハイドラのCP岬がありそうだったので、北山崎へ向かうべく岩手県道44号に入った。この道もツーリングマップルオススメの道になっており、岬のCPがあるくらいなので景色も良く爽快に走れた。

 国道45号に戻って道の駅「たのはた」に立ち寄り、ソフトクリームを食べる。また国道45号から離れて、道の駅「いわいずみ」に寄ってCP取得。ここでも龍泉洞が観光名所CPだったらしいが、気づかずにまた国道45号に戻ってしまった。まぁ岩手はまた巡りたいと思っているので、諦めることにする。

 宮古市に向かっていたところ、少し危ないことが起こった。大分疲れが溜まっていたのか、危うく追突しそうになってしまった。状況としては、国道45号は幹線道路のため中々追越ポイントは少なく、タンクローリーが4台くらい前に居たため数珠繋ぎになっていた。

 恐らくゆっくり過ぎて漫然運転になってしまったのだろう。まだ市街地ならそれでも集中したと思うのだが、山の中で建物が比較的少ないところに右側にGSがあった。タンクローリーがそこに入ろうとして止まったため、危うくお釜を掘りそうになった。

 幸い前がバイクだったので右側にスペースが空いてたため、さらに前のクルマにぶつかることなく止まれた。ただ、前のバイクを余裕で越えてしまったので、もし前がバイクじゃなかったらここで旅は終わっていた可能性が高い。以後はしっかり前方不注意にならないようにしないとマズい、と肝が冷えてしまった。

 そんなことがあったが、何とか道の駅「みやこ」に立ち寄る。ここはもろ沿岸なので、津波の被害を受けたところだから、津波到達地点のラインが建物に入っていたりした。出店をやってて美味しそうだったので、いか焼きを買ってみたがとても美味しかった。

 ここまで国道45号を走ってきたが、やはり標高の高い所はそうでも無いが、沿岸に近い所は舗装が新しい所が多い。地震津波被害にあったからだと思うが、所々いまだに道路工事をしているところが多い。普通に走る分には問題無いレベルにまでは復興しているのかな、と感じた。



 場所がどこか覚えてないが、一度寄って湾内集落の写真を撮ってみた。ここも大きな津波が来たのだろう、と思うと平穏時は風光明媚だが、津波の恐怖を感じた。

 宮古市から更に南下する。重茂半島の入口までやってきた。この重茂半島は本州最東端の魹ヶ崎があり、CPにもなっているがここは片道5kmの遊歩道を歩いて行ってようやく到着するようで、往復3時間近く掛かってしまう。天候が良く日程に余裕があれば、まだ回っても良かったが、この日に3時間潰してしまうと雨を避けられなくなってしまう。またの機会に訪れたいが、キャンプツーの間は実質稼働が9時間程度なので、その1/3を潰してしまうのは中々辛い物がある。だが、端っこマニアとしては放っておけないのでいつかは行ってみたい。

 そんなことを思いながら重茂半島をスルーして、道の駅「やまだ」を通過し釜石市に入った。そろそろ本日の宿を決めなければならない。大船渡に良さそうなキャンプ場がいくつかあるようで、当初は碁石海岸キャンプ場にしようかと思っていた。だが、昔は1,000円だったらしいが今は2,000円になってしまったそうだ。流石に少し高いので、他に無ければ復興支援にもなるから行っても良いかと思った。もうちょっと調べてみると、同じ大船渡市に500円で温泉ではないが、場内に浴場があるキャンプ場があるみたいだ。

 出来れば宮城県まで入りたかったが、津波の影響かこの三陸には旅人に適したキャンプ場が少なくなってしまったようなので、時間も微妙なことだし大船渡の天気予報もそこまで悪くなかったので、目途付した「ふれあいランド尾崎岬キャンプ場」に決めた。

 宿も決まったことだし引続き進む。国道45号では、三陸道が所々でバイパス的に無料で走れるのだが、道の駅「さんりく」が現道沿いにある。そのため、三陸道には入らずに進んだ。紀伊半島とかもそうなのだが、こういう所の現道は交通量が皆無になる。しかも、この部分はワインディングだったので、とても楽しく走れた。

 道の駅「さんりく」を通過して、大船渡市のスーパーで買い出しをする。実は7泊目になるのでもう着替えが無いのだ。この日に洗濯をしようかと思っていたが、翌日が天気が悪くこの日は良かったので、天気の良い日の時間を潰すのがもったいない。この時期なので、そこまで大量の汗をかいていないから、汚い話だが1日だけ我慢して、翌日の天気の悪い日に洗濯しようと考えていた。寄ったスーパーの裏にコインランドリーがあったので、翌日は朝からここに寄ることにしよう。

 買い出しとコインランドリーを見つけてキャンプ場へ向かう。標識もちゃんと完備されていたので難なく「ふれあいランド尾崎岬キャンプ場」に到着。管理棟横からジャリが引いてあるが、深ジャリだったので若干不安定になったが何とかコケずに済んだ。

 管理棟で受付をしたところ、結構混雑していると言われたが、実際は普通に空いていた。荷卸し時はバイクを横付けしても良いと言ってくれたので、持っていきたいが何分深ジャリなので乗っていくのが少し怖い。なのでエンジンだけ掛けて、タンクに腰を当てながら半クラで持っていった。



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!サイト自体は御世辞にも広いとは言えないが、炊事棟もすぐそこだし、トイレは管理棟内にあってすぐ近くなので非常に良い。キャンプ場から岬や海も見えて景観も良いため、すっかり気に入ってしまった。ソロのバイク乗りが3台、5人バイク集団1組とクルマの団体が3組くらい居ただろうか。

 ソロのライダーと到着がほぼ同時になったので設営しながら話してみた。彼が言うには、今日の午前中にここに電話予約しようとしたが満杯だ、と断られたらしい。だがまた夕方くらいに電話したら、空きが出たのかOKだったようだ。

 ちなみに彼にも言ったのだが、私はキャンプ場の予約など取ったことは一度も無い。GWだろうがお盆だろうが、60箇所以上80泊以上のキャンプを経験しているが、泊まれなかったことなど一度たりとも無い。自由気ままがウリだと思っているので、予約などしてしまうとそこに行かなければならなくなってしまうため、自分は予約する必要は無いと思っている。

 もちろん、家族連れが大量に集まるような所や区画制のキャンプ場は高額なのもあって候補から外している。フリーサイトメインのキャンプ場にしているのが要因の1つでもあると思う。区画制なら恐らくその区画以上の客は断るだろうが、フリーサイトならスペース次第になる。そして、まずソロ用のテントが張れない程埋まることは正直ありえないと思っている。もちろん最悪はそこら辺にテントを張れば良い、っていう最終手段も残っているが、そこまで追い込まれたことは無い。

 まぁそんなことを話していたら、集団バイク乗りの1人から声を掛けられた。静岡から来た、と言うと気が向いたらこっちに来てください、と言われた。食事と風呂を済ませたら、折角声を掛けていただいたので行くことにしよう。

 米を炊いて夕食にするが、この日も美味しくいただいた。もう普通に炊飯を失敗することは非常に少なくなってきた。あまりにも風が強い日とか、誰かと一緒に居るときはクッカーからの音が聞きづらくなることがあるので、その際はまれに失敗してしまう。



 ご飯を食べ終わると、少しだけ岬を写真に撮る。夕暮れの時間であったが岬側は東向きのため、そこまで染まる空等は見られなかった。



 反対側はただの山だったので、夕陽を見るのは厳しかった。見た感じだと朝陽も岩で東の空が隠れているため、ここからだと厳しいかもしれない。

 後片付けをしてしばらく待ち、風呂に入りに行く。温泉では無いためあまり期待していなかったが、3人入ると一杯になるような湯船だった。でも清潔感はあったし、キャンプ場でテントを張ってバイクに乗らなくても良いなら、そのようなことはどうでもよい。体を洗い汗を流したが「ちょうどこの後来ませんか?」と誘われたグループの方々も入られていたので、思わぬところで裸の付き合いになった。



 汗を流して風呂から上がり、ちょっと落ち着いた所でグループに「どうも~」と言って参加した。この人達は、どうやら東北のまだ近めの方みたいで、全員ハーレーに乗っているようだ。一応駐輪所があるのだが、そちらには止まっておらず、ちょっと遠い校庭みたいなところに止めているのは見ていたので、何でそんなところに置いたのか聞いたところ、深ジャリが怖いしバイクが重すぎて押入れは出来ない、と言っていた。400kg近いらしく、ウチのNinjaの約倍だ。それは取り回しとか大変なことだろう。

 こちらのグループの方は年齢層が幅広くて、40代~60代まで居ただろうか。現役で働いている人も居れば、年金生活の方も居たみたいだ。前回の芦沢公園でもそうだが、バイク乗りの高齢化が進んでいるので、自分もそこそこいい歳だがかなり若い方の部類になってしまう。なので、こういうグループ自体がお年が上の方が多いので、誘われると色んな物をいただけてしまう。今回もビールにウイスキーと、やたらつがれたので結構酔っぱらってしまった。つまみもイカフライとか柿ピーとかもいただいた。

 お風呂上りとキャンプの解放感もあり、いつもは飲まない酒もとてもうまく感じる。会ったことも無い人でも、バイクという共通した趣味があれば、話も合うし盛り上がる。楽しい一夜を過ごし、21:30頃解散となった。

 芦沢公園程ではないが、酔っぱらってしまったのでさっさと寝ることにする。今度はちゃんと歯みがきは出来る状態だった。


宿泊地:岩手県大船渡市 ふれあいランド尾崎岬キャンプ場 500円
風呂:キャンプ場内浴場 200円

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
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Posted at 2017/06/12 23:27:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月04日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 6日目

■6日目 5/4(木) 天気:晴れ



走行距離:296.6km

 青森県五所川原市から弘前周辺の国盗りをして、八甲田山の周りを軽く巡り、青森市内まで降りてきた。そして、夏泊半島へ寄り道をし、青森県三沢市まで走った。

 朝5時頃起床。前日はかなり酔っぱらってしまったが、目覚めは爽快で酒が残っている感じは全く無い。私が酒を飲むといつものことだが、弱いので一気に回ってしまうが、絶対摂取量は少ないので覚めるのは結構早かったりする。

 前日一緒に宴会したおじさん達は、まだ起きてこなかったので朝食の準備をする。買い出しに行けていないため、この日の朝食は雑炊のみだ。食事を済ませて、この日も夜露が付いていたのでフライシートを拭き取って干す。色々やっていたら、ようやくおじさん達が起きてきたので挨拶をした。

 撤収を進めて7:40に出発。話したり干したりしていたら少々遅くなってしまった。挨拶をして出発。さぁ走るぞ!の前に、前日風呂に入っていないので、前日教えてもらったエルムの湯へ向かう。



 スマホナビに従ってあっさり見つかった。そういえば、ケンミンショーかなんかで青森は朝風呂が非常に盛んだ、と聞いたような記憶があるが、朝からたくさんの車で賑わっていた。なので、駐車枠を使うのも気が引けるから隅っこに置いておく。

 入ってみたら、スーパー銭湯なみにキレイなのにヌルスベの温泉で、サウナ・水風呂も完備しているのに390円と破格の値段だ(朝風呂価格)。東北はホントに風呂が安い。北海道でもここまで安くはないよな。

 いつもなら朝でもサウナに入るのだが、あまりゆっくりしていると明るい間に走れなくなるので、今回は自重しておく。その代わり露天風呂にじっくりつかり、水風呂で引き締めてからあがることにする。

 ここで風呂に入りながら1つのことを考えていた。今回津軽半島竜飛岬に行ったが、下北半島をどうしようか。旅に出る前からずっと頭にあったが、結構ウロウロしたため竜飛岬に来れたのが5日目なので残り旅程は4日しか無い。

 下北半島も結構大きくて、寄ってしまうと軽く1日は潰れてしまうだろう。大間まで行きたいとまでは思わなかったが、北東の尻屋崎には是非再訪したいと思っていた。翌日までは天気も恵まれそうだし。というのも、この岬は時間制限があって2回行って2回とも終了時間を過ぎて到着してしまい、奥に行くことが出来ていないのだ。

 尻屋崎に思いを寄せつつも、残り3泊しか出来ないし最終日はほぼ移動に費やすことになるかと思うので、下北に行ってしまうと実質2日で岩手・宮城を周らなければならなくなる。もう少し岩手・宮城も見たかったので、やはり今回は下北半島は諦めることにして、次回の楽しみにしておこう。

 そんなことを考えながら、エルムの湯を出て出発。前日の夜から野菜を採っていないので、コンビニに寄って飲むヨーグルト・野菜ジュースを飲む。

 この日は、弘前~青森の国盗り・CP巡りをまず進めようと考えた。次の来訪を踏まえて、国道101号沿いはまた来れるのでそれ以外の場所を巡る。道の駅「つるた」「なみおか」を巡って、青森空港に向かった。

 この青森空港、どこかに抜け道があるのかもしれないが、地図上で見ると青森空港有料道路を通らないと空港に辿り着けない。こんな空港は、埋め立て地である関空やセントレアくらいではないだろうか。こんな田舎の空港でこういう運用をしているのが信じられないが、CPがあるので仕方なく料金を払い、青森空港に寄っておいた。

 そして、また南下しCP巡りやコロプラ土産を取得しながら、道の駅「いなかだて」「虹の湖」に立ち寄る。



 道の駅「虹の湖」で良い時間になったので昼食にする。青森県黒石市では、つゆやきそばというのが有名らしくそれを食べることにした。つゆが入った焼きそばということで、想像が出来なかったが中々美味しかった。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。国道394号に入り、八甲田へ向かった。八甲田の山並みを眺めながら、青森市街へ向かう。



 途中岩木山展望台に立ち寄ってみた。



 岩木山がこの日もよく見える。展望を楽しんだ後、青森市街へ降りてきて国盗り・CP巡りをして、青森市のポイントはほぼ取得することが出来た。日本海側をメインで走ってきたので、国道7号とか13号を主に走ってきたが、ここからは東京が始点の4号がメインになる。

 この国道4号は日本最長の国道なので、ハイドラでは走破特典がある。途中にCPがいくつかあり道の駅「浅虫温泉」のCPも取得出来た。そして、夏泊半島に入ってみた。



 途中、下北半島と海が良く見えるポイントがあったので、止まって撮影してみる。こんなキレイな海岸線を眺めながら走ることが出来るので、さすがツーリングマップルオススメの道だ。

 夏泊半島の寄り道を楽しみ、野辺地までやってきた。ここは下北半島の玄関口になるところなので、ここから北へ向かえば下北半島に入るが、後ろ髪を引かれる思いで南下した。

 そろそろ、本日の宿を決めなければならない時間になってきたが、この日はあっさりと決まった。自分は海辺・湖畔のキャンプ場が好きなのだが、今回中々泊まることが出来ていない。三沢に小川原湖という中々大きな湖があるのだが、その湖畔に安くて風呂も近い「小川原湖畔キャンプ場」があるようなので、そこに泊まることに決めた。

 野辺地から六戸、道の駅「おがわら湖」を経由して、三沢に入った。さすが米軍基地がある街なので、至るところにアメリカナイズされた店があったりした。キャンプ場周辺は買い出しをするような所は無いと判断して、三沢市街のスーパーに立ち寄り買い出しをする。

 そして三沢空港のCPを取得して、道の駅「みさわ」に立ち寄り小川原湖畔キャンプ場に到着した。管理棟で受付をしたところ、連休中のためそこそこ混雑しているようで、結構端っこになってしまった。このキャンプ場は料金体系が面白くて、サイト自体はフリーなのだが駐車枠は指定されるため、必然的にその枠近くの設営になるだろう。バイクの場合、3台くらいまで1台枠に入れられるが、1人でも1枠を占有出来る。(繁忙期は分からないが) これで1人550円なのだが、クルマの場合は1人でも2,000円オーバーになるみたいだ。クルマの1人旅なら使いたくはないが、バイクなら余裕で許容範囲内だろう。

 また駐車枠にポールが立ってて、通常は「空」となっているが、受付をすると「泊」の札をもらってポールに付ける仕組みになっている。


 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!このキャンプ場は小川原湖畔に沿っているので結構細長く、炊事棟・トイレは中央付近に2つある。トイレも炊事場もキレイであるが、前述したように結構端になってしまったので、トイレに行くのに2分くらい歩かなければならなくなってしまったのが、若干不便だ。でも、小川原湖をサイトから見ることが出来るので、景観はとても良い。西を向いているので、夕陽が見られそうだ。



 米を炊いて夕食にするが、この日寄ったスーパーで十和田バラ焼きというのがあって、面白そうだから買ってみた。やっぱりスーパーに行くと、その土地の風情が感じられてとても良い。北海道だと田舎に行くと、スーパーが中々見つからないのでセイコマで済ませてしまうが、セイコマの場合生肉なんかも売っているので、別にスーパーで無くても良いと思っている。十和田バラ焼きは結構美味しかった。



 ご飯を食べている間、夕陽はどんどん落ちて行ったので慌ててカメラを持って湖畔に向かう。



 素晴らしい夕陽だが、雲一つ無いので贅沢を言うともうちょっとあるとより良かったが、まぁ仕方ない。



 物凄い大きさの蚊柱が出来ていた。これから温度が下がるので活発には動いていなかったが、これは夏だと結構大変そうかもと感じた。カメラでバッチリ写るくらいなので、肉眼の迫力は中々のものだった。



 写真を撮っている子供のシルエットが良いアクセントになっている気がする。

 雲が無いからマジックアワーの変化が豊富にならないため、適当に切り上げて片付けをする。片付けが終わったら、朝も入ったが温泉に向かう。管理人のおじさんが言うには、バイクで3分くらいだと言っていたが、それは道路を通っていった場合のことで、歩いても行けるようだ。テントと炊事場の間くらいに遊歩道があり、照明もバッチリ付いていて徒歩5分と書いてあったので、バイクは動かさず歩いて向かう。

 温泉はサイトの裏が山になっており、そこに建っている。遊歩道を登ると若干息が切れたが充分歩ける距離だ。三沢市民の森温泉に到着し、中に入ってビックリしたが何と入浴料は三沢市民外で160円。三沢市民なら130円で、超破格なのだ。この値段だとシャンプー等は無いと思っていたが、普通にあった。

 露天風呂は無かったが、サウナ・水風呂もあったし何より温泉なのでとても気持ち良い。地元の人とキャンプ客で賑わっていたが、この値段ならそりゃ賑わうよなって思った。

 温泉から帰って、若干の月明かりに照らされた小川原湖を見ながらマターリして、寝ることにする。


宿泊地:青森県三沢市 小川原湖畔キャンプ場 550円
風呂:三沢市民の森温泉 160円

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