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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2017年05月03日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 5日目

■5日目 5/3(水) 天気:晴れ



走行距離:328.1km

 秋田県大館市から国道7号で本州最北端青森県に入り、弘前・岩木山周辺をウロウロしながら、ようやく目的地竜飛岬へ5日掛けて到着。そこから青森県五所川原市まで走った。

 朝5時頃起床・・・したが、前日の予報通り冷え込みが厳しくて、シュラフから出られずしばらくダラダラしてしまった。テントから出ると、5日目にして初めて夜露がびっしりとフライシートに付いていた。しかも裏面までビショ濡れだ。冷え込みが厳しいせいか、辺り1面は霧の中だった。太陽は出ているようなので、気温が上がってくればこの手の霧は晴れることだろう。

 こういう時に高い所に行けば雲海が見られるんだろうが、中々そういう機会に恵まれない。朝早い時間にバイクに乗る準備をするのが面倒だし、何より朝食を食べないと動けないタイプなので、キャンプ場で見れない限り難しそうだ。

 さて、洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。朝食を食べて、フライシートがビショ濡れだったのでそれを拭き取る。段々温度が上がってきて霧も薄くなってきたので、フライシートを外して周囲の垣根に干しておく。

 大体乾いたところで、撤収してキャンプ場を出発。夜露が降りていたので、ちょっと支度に手間取り8時前の出発になってしまった。このキャンプ場では受付をした時に、出発するときに使用報告書を出して欲しい、と言われて紙を貰ったのだが、どうやらどこに行ったか分からなくなってしまった。ボールペンも持参してきたはずなのにこちらも紛失してしまったようで、これでは使用報告書を書くことすら出来ない。

 なので、申し訳ながら使用報告書はスルーすることにした。まぁ受付時に個人情報は記載しているので、それで許してください。

 国道7号に出て、いよいよ本州最北端青森県へ向かう。大館からしばらく走ると、ついに青森県の標識が現れて、ここまで来たんだ~と感無量だ。道の駅「碇ヶ関」を通過して、「ひろさき」に立ち寄り休憩する。

 この日から、遂に世間一般もGWに入ってしまったので、まだ午前中なのだが道の駅駐車場が非常にクルマで混雑していた。こういう時でもバイクなら、適当な場所に置けるのでありがたい。

 混雑するのは分かっているが、弘前城のCPを取るべく弘前市街に近づく。意外にも城周辺以外はそこまで渋滞していたなかったのが幸いだ。まだ午前中のおかげかもしれない。弘前城に近づいたが、一度訪れたことはあるし、お堀の桜は完全に葉桜になっていたのでCPを取るだけにした。

 弘前城の用事も済んだので、今度は岩木山周辺に向かう。国盗りをしながら、今度は忘れずにメモしていたコロプラ土産もGet出来た。



 白神山地がよく見えた所があったので止まってみた。電線が低い位置にあったので、どうしても写真に写りこんでしまったのが残念。写真を撮ったあと、ここまで来る間に岩木山運動公園の南側に立派な桜並木があったので寄ってみた。



 これは素晴らしい桜並木だ。クルマを路駐して見学している人が多くて、写真的には少し微妙だがGWなので仕方ない。



 望遠圧縮で撮影。



 岩木山もとてもキレイに見えて、向こう側にも桜並木があり良い写真が撮れたと思う。



 バイクと桜並木。今年は、天気に恵まれなかったり野暮用があったりで、静岡の桜の時期にバイクで出掛けられなかったから、この時期に桜が見られてとても嬉しい。

 桜並木と岩木山の撮影も終えて出発。ハイドラをよく見ると、岩木神社がCPになっていたので最初は通過したが取得出来なかった。仕方なく引き返したが、駐車場に止めて徒歩で神社に近づいたところようやく取得出来た。

 ハイドラのCPは、こういう判定が場所によって辛かったりするのでたまにイラっとする。他のCPでも割と離れているのに、幹線道路を通れば取れるのもあれば、ホントに構内に入らないと取れない物もあったり、取得範囲にバラツキが大きい。全てを統一してくれれば良いのに、と感じる。私の中では、半径500m程度あると良い感じになりそうだ。そんくらいあれば、駅とかも全部寄ったりしても良いのだが。

 まぁ愚痴はこの程度にして、引続きツーリングを続ける。コロプラ土産が鰺ヶ沢の海の駅「わんど」あたりで取れそうということで、次沿岸を攻めた時に充分寄れそうな場所ではあるが、何となく欲しくなって行くことにした。昼食時になりそうだったので、海鮮丼かなんかが食べられるかも、と思いながら向かった。

 着いたところ、結構駐車場も埋まっており一抹の不安があるが、海産物を食べたかったのでおとなしく入ってみる。入ったところ、何かを食べられるというより市場みたいな感じで、魚介類を売る方に振っていそうだ。一応食堂があったので見てみたら、照り焼きチキン丼がオススメとあった。海鮮丼的な物は無かった。まぁお腹も空いていたし、照り焼きチキン丼にしてみたのだが、これが大失敗だった。

 なんと出てくるのに1時間も掛かったのだ。確かに張り紙には、週末・GWは時間が掛かります、とあったがせいぜい30分くらいだと思っていたので、とても心外だった。味自体はまぁまぁ美味しかったのが幸いだが、海産物は食べられないわ、貴重な昼間の時間を1時間も費やしてしまったので、若干ガッカリ感は否めない。

 まぁ仕方がないので、食事を済ませたところでツーリング再開。いよいよ竜飛岬に向かう。鰺ヶ沢は津軽半島の根元なので、一気に先端まで向かうべく広域農道から国道339号へ入り、バイクを走らせる。

 5年前にシルビアで竜飛岬に行ったことがあったが、その時は天気が良くなかった。これだけの快晴な天気を、幸運だと思いながらバイクを走らせる。下北半島まではいかないが、荒涼とした風景の中先端目指して進む。

 道の駅「十三湖高原」に立ち寄ってソフトクリームを食べた。ここは子供の遊び場みたいなのが充実しており、家族連れで賑わっていた。

 もう良い時間になっていたので、本日の宿を決めなければならない。竜飛岬にもキャンプ場があり、泊まってみようかと考えたが、周囲にお風呂が無くシャワーしかないのでポイントは下がる。竜飛岬に寄った後でも、もう少し走れる時間があると思うので、外ヶ浜町の蟹田にキャンプ場があり、開設期間は夏季限定だがそれ以外でも無料で使える、とあったのでそこにしようかと考えた。

 道の駅「こどまり」は通過してCPだけを取得。海沿いを走る機会も増えて爽快感も半端じゃない。気持ち良く走っていると、シーサイドラインから低速コーナー連続のワインディングに入り、一気に高度を稼ぐ。ここまでは先導車が居らず気持ち良かったが、さすがにワインディングだと詰まってしまったので、程々に走る。



 途中に眺瞰台という名の展望台があったので立ち寄ってみた。



 強烈なヘアピンカーブが連続しているのがよく分かる。この国道339号は竜泊ラインと呼ばれており、海に山にと走る価値は充分にある。



 竜飛岬の灯台・風力発電群と、海の向こうに見えるのは北海道で素晴らしい景色が広がっている。毎年行ってはいるが、見えているのは道南なのであまり行く機会が少ない。前回は、霧の中だったのでここには寄らなかった記憶がある。

 景色を楽しんだ後、いよいよ竜飛岬を訪れる。



 既に見えていたので難なく到着。立派なモニュメントがあったので、そこにバイクを置いて記念撮影した。これで、下北半島・津軽半島の先端にバイクで訪れることが出来た。



 石川さゆりの有名な曲「津軽海峡冬景色」の2番に、「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと~」という歌詞があるので、その石碑が立っている。そして延々と津軽海峡冬景色が流れていて面白い。撮影もこの辺で、本当の竜飛岬に向かう。



 到着した。竜飛岬灯台もあり、最果てを感じる。もう大分夕暮れが迫っていたので、撮影もそこそこに切り上げることにした。すぐ横に、これも有名な階段国道もあり、標識と写真を撮ろうかと考えていたが、すぐ横にバイクが何台か並んでいたので、今回は諦めることにした。

 津軽半島の西側を北上したので、今度は東側に向かい南下する。

 道の駅「いまべつ」に立ち寄ったが、ここは北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」と一緒になっているみたい。ということは、ここは新幹線駅なのに駐車料金無料ということになるけど、調べてみたら1日7便程度みたい。まぁそうじゃなきゃ、こんな大盤振る舞いしないよな、と思う。

 そして、道の駅「たいらだて」に向かうためちょっとだけ戻り、国道280号に入った。この道も交通量が少なくて、とても楽しく走れた。対岸の下北半島も見えていて、景色も良い。

 ちょうど17時くらいに観瀾山公園海水浴場キャンプ場に到着した。到着したが、何と現地にはキャンプ禁止の張り紙があった。多分開設期間だけ営業するように変わってしまったのだろう。

 これは困ったが、すぐさま代替のキャンプ場を探す。最悪は、日が暮れてから適当なパーキングで張って、日の出と共に出れば良いが、まだ移動出来る。私はなるべく17時くらいにキャンプ場に着くように心掛けているのは、実績の無いキャンプ場だとこういうイレギュラーなことが発生する可能性があるから、ということもある。

 探してみたらここから40分程度のところに、乗入OK・温泉バイクなら近く・無料の「芦沢公園オートキャンプ場」があることが分かった。何とか日暮れまでには着けそうだったので、急いで出発する。出発しようとしたところに、ソロのチャリダーがやってきたがキャンプ禁止の表示を見て出発していった。バイクなら行動範囲が広いからまだ何とかなるが、彼はどこに行ったのだろう。

 そんなことを考えながら、急ぎキャンプ場に向かう。いつもより少しだけ飛ばして行ったが、何とか18時頃に芦沢公園オートキャンプ場に到着した。連休初日とあって、そこそこ混雑しているがまだ張れるスペースが残っていそうだ。炊事棟とトイレの位置を確認して、1周グルりと周って空いているスペースに張ろうとバイクを止めたら、バイク乗り2人組のおじさんの片方に手招きされてしまった。

 そこまでされたら行くしかないので、2台のバイクのそばに止めて軽く喋り設営開始。



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!オートキャンプ場とあるが、何故か無料でクルマ・バイク共に乗入自由。屋根付炊事場と水洗トイレと何でここが無料なんだろう、って思えるほどだ。バイク乗りもそこそこ来ていた。雰囲気も中々良く、展望はそうでも無いが池もあって良い感じに見える。

 ちょっとこの日は到着が遅かったので、夕飯の支度が出来たころは真っ暗になっていた。だが、この日は一緒に夕飯を共にする人が居るし、その人達がタープを張ってライトも付けてくれていたので、ありがたく便乗させてもらうことにした。

 急ぎで走ったこともありコンビニ等が見つけられず、この日は買い出しは出来なかったので、野菜とかが無いのが少し寂しい。炊飯してレトルトカレーで夕食を食べる。この間、おじさん達と話をしながら食べたが、1人はここからすぐ地元の人。もう1人は秋田県能代市から来ているようだ。能代の人がこのキャンプ場に来る、とFBにアップしたのを地元の人が見て、ここに来ることを決めたそうだ。折角なので、1人とFBで友達になっておいた。

 カレーを食べた後、おじさん達から鶏肉やら生エビやら結構色々ガッツリいただいた。更に、お酒までいただいて宴会になる。色々な話をしながら楽しい時間を過ごしていると、近くの風呂が20時までらしいのでもう閉まる時間になってしまった。酒も飲んでしまったし、汗も大してかいてないからこの日の風呂は諦めることにした。

 朝風呂でどこかに行こうかと考えたが、地元のおじさんが五所川原市内の「エルムの湯」というのを紹介してくれた。朝からやっているらしいので、一安心。

 宴会はしばらく続いた。私は下戸なのだが、いただいた酒がこれしか無いってことで、バーボンを貰った。飲んだことが無かったが、少々キツイが割と飲みやすかったので、度数はいくらかと見てみたら何と40%もあるではないか。それをロックで150mlくらい飲んだろうか。相当回ってしまい、立上ると足がおぼつかないくらいに酔っぱらってしまった。

 21時くらいに強烈な眠気に襲われたので、最後の気力を振り絞りコンタクトだけ外してケアをし、歯も磨かずにシュラフに入ってしまった。しばらく心臓がバッコンバッコン鳴っていたが、いつの間にか寝てしまっていた。

宿泊地:青森県五所川原市 芦沢公園オートキャンプ場 無料
風呂:無し

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 4日目
Posted at 2017/06/12 23:11:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月02日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 4日目

■4日目 5/2(火) 天気:晴れ



走行距離:344.9km

 秋田県大仙市から秋田空港の方まで沿岸方面に進み、再度内陸に戻ってかなりウロウロしながら、大館市まで走った。

 朝5時頃起床。洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。この日も朝から良い天気だ。昨日空けたラーメンとスープ雑炊を引き続き食べる。


 今年のGWはまぁまぁ天候に恵まれているが、キャンプ場によっては東側に障害物があると朝陽が中々入ってこない。このキャンプ場では障害物が無かったので朝陽がよく照らしてくれたため、4日目だしマットとシュラフをしばらく干すことにした。朝早く出て夕方遅くまで走っていると、中々干す時間が無いのでこういう恵まれた時にやっておきたい。



 横沢公園も中々雰囲気が良い公園だった。花もあって、目を楽しませてくれる。

 夜露も無かったので楽だったが、色々やっていたら出発が7:30になってしまった。まずは、一番近くにあった道の駅「なかせん」に行くべくバイクを走らせる。CPを取得したところ、道の駅の隣にコインランドリーがあった。この日は4日目なので洗濯をしなければ、と思っていたので、早速立ち寄ることにした。

 話は逸れるが、基本的にバイクツーリングだと着替えは3日分持参している。なので、ロンツーだと2回は洗濯する必要がある。キャンプ場にコインランドリーが付いていれば夜とかでも出来るのだが、中々そう恵まれるとは限らない。考えてみれば今年は8泊9日の予定だったので、もう1日分増やしておけば途中の洗濯は1回で済むのだが、そこまで考えていなかった。

 自転車で北海道に行っている人の旅行記をよく見るのだが、その人は毎日キャンプ場で洗濯をして乾かしながら走っているらしい。自分も参考にしようと思い、手洗い洗濯袋みたいなのを買ってみたのだが、やはり面倒臭くて結局金と時間を掛けて、文明の利器を使う方が良いと考えるようになってきた。意外とコインランドリーもすぐ見つからないケースが多々あるし、スマホで検索しても微妙だったりするので、ある時にしとくのが一番だと考えている。走る時間が減ってしまうのがもったいないが、キャンプ場のマターリする時間も大事にしたいのでどっちを犠牲にするか、だけの選択だと思う。

 洗濯をしている間はヒマなので、国盗りのポイントを地図上に書き込む作業をしていた。これをしておくと、取りこぼす確率を下げることが出来る。今回は直前まで東西どちらに行くかを決めかねていたので、いつもなら事前準備を割としておくが今回はする時間が取れなかった。この作業のおかげで楽に周れる。

 そんなことをやっていたら乾燥まで終わったので、畳んで撤収。1時間くらい掛かってしまったが、その間も有効に使えたしずっと走り回っているのだから、休憩と思うことにする。この時間でこの日のルートを大体決めることが出来た。当初は青森まで行こうかと思っていたのだが、沿岸秋田市内陸部にもやはり国盗りが結構あるので、それを潰しこんでおこうかと考えた。なので、ある意味道の駅「なかせん」で洗濯が出来たのは良い方向に行った、と自己解釈している。

 ウロウロしながら秋田空港まで到達して、空港のCPも取得。空港への道は基本的に整備されているので、快適に楽しく走れた。そこから戻ろうかと思ったのだが、基本的に同じ道を通るのは嫌なので、違う道を通ろうかと思っていた。しかし、秋田市街方面に向かう道に入ったところ、高規格道路になっており中々降りれなくて大分行き過ぎてしまった。

 何とか内陸方面の国道13号から46号に戻り、道の駅「協和」に立ち寄る。ちょうどよい時間だったので昼食にする。道の駅周辺が公園になっており、桜が良い感じになっていたので、弁当でもあればそこら辺のベンチにでも座って食べようかと思ったが、良い弁当が売ってなかったので食堂で昼食にした。稲庭うどんと天ぷらのセットにしたが中々美味しかった。ここで何故か、両隣テーブルに外人が居てチョコをくれた。メニューについて軽く聞かれたので、たどたどしい英語で簡単に答えた。

 お腹も膨れたところでツーリング再開。国道46号を角館方面へ向かった。角館市街には寄るつもりが無かったが、ハイドラのCPがあったので寄ってみた。



 川沿いの桜並木がちょうど見ごろを迎えていた。素晴らしい並木にしばし写真を撮る。後ろに雪がかぶった山があるのが実に良い。



 強い風が吹くと桜が大量に散っていた。大きい写真で見ると、多少は分かると思います。

 撮影を楽しみ、引き続き北上する。国道105号を北秋田に向かって走る。途中、田沢湖への分岐までは交通量がそこそこあったが、それ以降は激減したため、楽しく走れた。この道は何度か走ったことがあるが、結構お気に入りな道の1つでもある。展望も良く交通量も少なければ、皆良い道だと思う。

 阿仁のコンビニで休憩して、国盗りをしながら大館能代空港へ向かった。能登空港とここは、珍しく道の駅と併設している空港だ。ということは駐車場代がタダなんだろうな~って思ったが、恐らく便数も周辺人口も少ないのだろう。CPを順調に取りつつ、道の駅「ふたつい」「たかのす」「ひない」も寄っておく。

 そうこうしてたら、本日の宿を決めなければならない時間になってきた。青森まで行ければなぁ~って思っていたが、やはり朝の洗濯が響いており、まだ回りたいところもあったため、青森県に入るのは少し厳しいと判断。調べてみると、大館に無料・乗入OK・徒歩圏温泉と完璧なキャンプ場があるようなので、この日のキャンプ場を「田代スポーツ公園キャンプ場」に決めた。

 宿も決まったことだし、引き続き走る。十和田湖の麓まで国盗りをしに行き、また大館に戻ってきてスーパーで買い出し。そして、田代スポーツ公園キャンプ場に到着した。最初にサイトに行って受付を探すが見当たらないので、スマホで見てみると道路を挟んで向こう側の体育館で受付をしているらしい。

 ちょっと距離があったので、バイクで行って受付完了。クルマも乗入可能な区画サイトがいくつかと、広めのフリーサイトが1ヶ所あったが、区画サイトが空いていたのでそちらに決めた。ここで積載している荷物を見たら愕然とした。買い出し時に購入した2Lペットボトルお茶が無くなっていた。固定ネットで覆うようにしているのだが、どうやら伸ばしているため格子部が大きくなってしまい、そこから落ちたようだ。空けてないのにショックだった。まぁペットボトルなので、バイクが猛スピードで踏まない限りは大きな問題にはならないだろう。



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!炊事棟は広くはないが屋根付きで、トイレは汲み取りだがそこまで強烈な匂いはしなかったので、無料なら必要十分だ。区画サイトが取れたら、1人には必要十分なスペースがあるので非常に快適にキャンプが出来るだろう。展望とか景色はあまり良くは無いかな。しかし、今回の旅では4泊でキャンプ料金を200円しか払っていない。貧乏旅行者にはとても東北はありがたい土地だ。

 この日の同士に3人組のバイク乗りも来ていて、その中に沼津ナンバーのバイクが居たのでちょっと話をしたところ、三島の方らしい。こんな東北の僻地で、同じ静岡の人と会うなんて奇遇なもんだ。

 炊飯してこの日も美味しくいただく。翌日は雑炊にするつもりだったので、米を1.75合ほど炊いた。この日は他にもキャンプ客がバイクが5台。クルマが2台居たが、あまり大騒ぎする人たちもいないので気にならない。



 後片付けをして温泉へ向かう。大体温泉徒歩圏と言っても、何だかんだで歩くと5分以上掛かることが多いのだが、ここは本当にすぐそこだ。3分も掛からないくらいだろうか。サイト自体が極端に大きくないからもあるだろうが、これだけ近いとありがたい。たしろ温泉ユップラへ行った。ここは350円と、一体東北の温泉は何故こんなに安いのだろうか。シャンプー等も付いてるし。

 残念ながらあまり温泉らしくは無かったが、サウナ・露天風呂も付いているし、やっぱり風呂に入ると非常に気持ちが良い。

 しっかり温まり、キャンプ場に戻ってきた。既に静かになっていたので、しばらくマターリしてから、寝ることにする。天気予報では、翌日は冷え込むらしいから、ヒートテック上下をしっかり着て寝ることにする。

宿泊地:秋田県大館市 田代スポーツ公園キャンプ場 無料
風呂:たしろ温泉ユップラ 350円

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目
Posted at 2017/06/11 23:53:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年05月01日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 3日目

■3日目 5/1(月) 天気:晴れ



走行距離:377.1km

 山形県寒河江市から東北内陸を北上して秋田県に入り、1回由利本荘の沿岸近くまで行ってまた内陸に戻り、大仙市まで走った。

 この日も朝5時頃起床。洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。この日は朝からラーメンを食べる。ちなみに、キャンプツーリングに持っていくラーメンは、ほぼマルタイラーメンだ。割と美味しいし、棒状なのでスペースを取らないため重宝している。ラーメンを食べた後は、前日のご飯の残りへスープをぶち込み、雑炊にして食べる。

 最近のキャンプ朝食のスタイルはこんな感じだ。ちなみに、雑炊のみの場合は前日のご飯を1.75合。ラーメンを食べる時は、1.25合くらいで炊いている。雑炊の素は個装されているが、ラーメンは2食SETなので、1度開けると連続で食べるようにしている。

 朝食も済ませ、片づけるためベンチにテントの中の物を全部出して片づける。ベンチやテーブルがあると、コレが出来るので非常に捗る。このキャンプ場は2013年にシルビアで来ていたのだが、その時は連休初日ということで見晴らしが良く便利な場所に張れなかったので、このキャンプ場の印象はあまり良くなかった。だが、今回は展望も良く便利な場所を確保出来たから、印象がすっかり変わってしまった。中々良いキャンプ場だと思う。

 片づけている途中に、昨日も話したおじさんが話しかけてきた。息子がまだ起きてこないので、ヒマしているみたいだからしばらく話をする。テント用品の話や、どこへ行っただなんだとかれこれ30分くらい話したろうか。昨晩に行かなかったので、若干の負い目を感じていたが、それも解消された。

 おじさんと話してたおかげで出発が7:30と若干遅くなってしまったが、まぁ一期一会も大事なので良いだろう。出発する際に手を振って、最後の挨拶だ。早速北に向かおうと思ったが、ハイドラを見ると南の国道沿いに何やらCPがある。ハイドラでは、訳の分からない通り沿いの溜め池とかにも無駄にCPにしていたりするので拡大して見たところ、何と道の駅「あさひまち」だった。自分が持っている地図が古いので危うく取り逃すところだった。あまり遠回りでも無いから、早速行くことにする。

 少し話が逸れるが、道の駅巡りスタンプラリーは2008年に始めたので、早いもので10年になろうとしている。昔は道の駅スタンプラリーが目的で出かけていたが、最近はとにかくバイクを走らせることが目的なので、段々と意欲が低下してきている。

 ここ2年では、新しく訪れる道の駅は年10件台にまで低下していた。夏休みを北海道固定にしているので、中々新規ポイントには行けないのが原因だろう。それに対して年に20件以上道の駅が増えていくので、多少周っているにせよ制覇率が毎年下がってしまうので中々モチベーションが保てない。

 道の駅スタンプラリーは中々大変だ。営業時間に縛りがあり、殆どの場所は営業時間内でしかスタンプを押せない。そして、毎年数が増えていくのでどんどんスタンプ帳も増えていく。クルマと違ってバイクだと積載に限りはあるし、雨も降るしで出来るだけ無駄な荷物は持っていきたくない。

 と言う訳で、折角ハイドラCPに道の駅もあることだし、このCP取得で寄ったことにしてしまおうかと考えるようになっている。これなら時間に制限されないし、全てに実際に立ち寄る必要も無い。ただ新規オープンの道の駅に関しては、追加がみんカラ事務局の気分次第なので、既にオープンしているけどCPに無い場合が多発するのでそれが問題だ。北海道みたいな何度も訪れるところなら別に良いが、去年の四国も帰った後にCPが追加されている所も存在する。



 話が若干逸れたが、出発が早いのでこの道の駅「あさひまち」も、スタンプは押せそうにないが諦めることにする。立ち寄ってCPを獲得し、写真だけは撮っておいた。

 さて、これでようやく北上出来る。河辺町にもCPがあったので立ち寄り国道13号を北上する。道の駅「むらやま」は通過して、「尾花沢」に立ち寄る。そして、国盗り・道の駅「とざわ」CPのため少々国道47号に寄り道。この道は幹線道路ではあるが、最上川沿いなので景色は中々良かった。

 再度国道13号に戻りようやく秋田県に入った。秋田県に入って最初の道の駅「おがち」に立ち寄る。ちょうどよい時間になったので昼食にする。秋田ということもあり、比内地鶏の親子丼にしてみたが、弾力があり噛み応えのある肉でとても美味しかった。また、カレーパンが揚げたてでオススメ、とあったのでそれも食べてみた。確かに外は揚げたてでアツアツだったが、冷凍を使っているみたいで中まで熱が通っていない部分が多々残っていたのが少し残念。

 お腹も膨らんだところでツーリング再開。ここから1回沿岸方面に向かうことにした。国盗りと、道の駅「清水の里・鳥海郷」「東由利」がちょうど内陸と沿岸の中間地点にあったので、次回沿岸に集中出来るように取りに行くことにした。

 道の駅「おがち」から一旦南に戻り国道108号に入ったが、この道が交通量が極少でとても走りやすい道で楽しかった。やっぱり東北・四国は交通密度が少なくて、走るのはとても楽しい。北海道はやはり次元が違うがワインディングは少ないので、そういう意味では楽しさでは東北・四国の方が上かもしれない。

 由利本荘の市街地近くまで走り、そこから少し北上して今度は国道107号でまた内陸に向かう。これで中途半端な場所にある、2つの道の駅CPを取得し、国盗りも完了出来た。約2時間の寄り道となってしまったが満足。

 ここでハイドラを眺めていると、国道沿いにCPを発見。調べてみたら、またもや新しい道の駅「うご」があった。地図には当然無かったのでまた取りこぼすところだった。危ない危ない。



 道の駅「うご」に立ち寄り写真を撮る。今度は営業時間内だったのでスタンプも押せる状況だったが、スタンプ帳も無いし買うのも何だかだったので、スタンプは押さなかった。もうキリがないのでスタンプにはこだわらないと決めた、2017年GWだった。

 とは言ってもCP取得のために走り回る。道の駅「十文字」「さんない」に寄り、横手市中心部にCPもいくつかあったので立ち寄った。

 さて、そろそろこの日の宿を決めなければならない。比較的近くに、「横沢公園キャンプ場」があった。無料でバイクならすぐ近くに温泉があるみたいなので、この日はあっさり決まった。すぐ行くと時間が早すぎると思ったので、大曲周辺の国盗り・CP巡りをいくつか実施してから向かうことにする。道の駅「雁の里 せんなん」にもちゃんと立ち寄っておく。

 美郷町のスーパーで買い出しをして、キャンプ場に向かった。ここは、ツーリングマップルではキャンプ場として扱われていないが、HATINOSUや旅風等のサイトでもここでキャンプ出来るということは確認出来ている。とりあえず現地へ向かったが、サイトは何となく分かったが、受付らしきところが分からなかったので再度サイトを確認。どうやら隣にある体育館で受付をするようだ。

 受付を済まして横沢公園キャンプ場に到着。今の所誰も居ない。カレンダー通りだとこの日はただの平日だからか、久しぶりの孤独キャンプになるかもしれない。まぁここは人里から離れていないので孤独感は全く無い。管理人さんが言うには、屋根付き炊事棟にテントを張っても良いし、バイクを入れても良いって言ってもらえた。

 確かに炊事棟に張れば、ペグも使わないから楽だし夜露の心配も無いので良いのだが、やっぱり雨でも無いのにそこまでするのは気が引ける。ここは乗り入れを黙認されているらしいので、通路に乗り入れてイス・テーブルが配置されている所に張ることにした。良い天気だから外に居たいしね。 



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!桜も残っているし、ちょっと先には大きな池もあったりと雰囲気は中々良い。トイレもまぁまぁキレイだし。ただ、トイレ・サイト・駐車場・炊事棟という並びになっており、駐車場が結構広いので、炊事棟まで行くのに若干遠いのが少し難点だ。しかし、無料なのだから文句を言ってはいけない。前述したが、炊事棟はバイクも余裕で入れられるくらいの巨大な物なので、雨の日でも逃げ込むことは出来ると思われる。


 
 この日も終わっていく感じが、この夕闇で感じられる。良い空だった。

 イス・テーブル完備なので、自前のは取り出さず炊飯してこの日も美味しくいただく。同士は結局誰も来なかったが、グラウンド方面からテニスか何かやっているのだろうか。声が聞こえていたし照明が付いていたので、孤独感は全く無かった。

 後片付けをして温泉へ向かう。バイクで5分くらいの、中里温泉へ行った。ここも300円と格安でシャンプー等も完備。東北の温泉はどこも安いなぁ。ここは2つ浴槽があるらしく、広い内湯のみの浴場と、狭いけどサウナ・露天風呂がある浴場があるらしい。もちろん露天が有る方が良かったのだが、ちょうど同時に入る人が3人くらいいたから広い方に向かってしまった。

 しかし後から見るだけみておけば良かった、と後悔した。確かに広くて良いだが、内湯だけだしあまり温泉らしく無い湯だったので、サウナと露天があった方が良かった。まぁキャンプ場も無料、温泉も300円なのだから文句は言ってはいけないか、と思うことにする。

 しっかり温まり、キャンプ場に戻ってきた。キャンプの恒例だがしばらくマターリしてから、寝ることにする。 

宿泊地:秋田県大仙市 横沢公園キャンプ場 無料
風呂:中里温泉 300円

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目
Posted at 2017/06/11 23:48:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年04月30日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 2日目

■2日目 4/30(日) 天気:晴れ



走行距離:344.8km

 福島県二本松市から、磐梯吾妻スカイラインを通ってから宮城県に入る。そこから蔵王エコーラインを通り山形県に抜け、国道13号を走り寒河江市まで走った。

 朝5時頃起床。やはりテント生活が始まると、明るくなってきたら起きてしまう。このキャンプ場は標高が高かったので、寒さがどうか懸念があったが、モンベルの#3(0℃対応)のシュラフなので普通に寝られた。

 洗顔して朝ご飯の支度に取り掛かる。前日多めにご飯を炊いていたので、それを使って雑炊にし美味しくいただく。



 朝のキャンプ風景。桜も咲いており、良い感じだ。

 片付けをして撤収に掛かるが、この日は夜露が全く付いておらず楽だったおかげか、7時過ぎにキャンプ場を出発した。

 この日は朝からよく晴れていたので、2年前と同じように磐梯吾妻スカイラインへ行くことにした。道の駅「つちゆ」の横を通り、国道115号線を走る。長大な土湯トンネルを抜けて、一旦猪苗代町に入り磐梯吾妻スカイラインの入口へ。朝早いためか、交通量は皆無でとても気持ちが良い。ただしキャンプ道具満載なので、ワインディングを快適に走れないのが少し残念だがまぁしょうがない。



 途中磐梯山が非常に良く見える駐車帯があったので、止まって撮影。



 バイクと一緒に。静岡に居ると、雪がかぶっている山を見れるのは富士山とアルプスくらいなので何となく嬉しい。

 写真を撮った後に出発。磐梯吾妻スカイラインは、浄土平より西側は強烈なワインディングと磐梯山の展望が望め、東側は火山帯で荒涼な景色と福島市街地の展望が望める。浄土平へ到着したが、2年前は駐車場を無料開放していたと思うが、今年は係員も待機しており有料になっている様子だ。駐車料金を払ってまで見たいところも無かったので、浄土平は通過した。

 浄土平を超えると、火山帯が始まる。この中を道が延びる所を写真に撮りたかったが、止まる場所をどうしようか考えていたら降りてきてしまい、折り返すのも面倒だったので進んでしまった。

 この一帯は火山性ガスが湧出しており、非常に強烈な硫黄の匂いがする。なので、この一帯は駐停車禁止となっている。「窓を開けるな」とか標識があるが、バイクは全く関係ないので思いっきりガスを吸ってしまう。まぁとりあえず大丈夫だった。

 福島市街を見下ろしながら行くが、この時間帯だと逆光になってしまうので、写真は撮らずに福島市街へ到着。国盗りのため、市内のあちこちをウロウロして、国道4号に出て北上した。そして桑折町から県道に入り、道の駅CPを取るため県境を越えて、宮城県七ヶ宿を目指した。

 もちろん七ヶ宿は来たことがあったが、記憶ではここが道の駅だったような・・・場所を通り過ぎてしまった。あれ、消滅したのか?と一瞬思ったら、どうやら道の駅が移転したようでしばらく米沢方面に走ると道の駅の標識があった。でも、ハイドラのCPは昔の場所のままだったのが面白い。

 CPは取れたので用は済んだのだが、折り返すのも面倒なので道の駅まで行くことにする。着いてみたら、どうやらどこかの公園だったかのような場所を大改築して、湖畔に物凄く広大な駐車場がある道の駅に生まれ変わっていた。これには少しばかりビックリ。昔の道の駅はショボかった記憶があったが、これならとてもキレイだ。写真を撮らなかったのが失敗だったが、湖畔に桜の木がたくさん植えられていて、ほぼ満開状態だった。

 ちょっと休憩して、今度は白石方面に降りる。ツーリングマップルに、白石では「うーめん」という食べ物が有名だと言うことで、時間も良いことだし食べに行くことにした。最初に検索した店にスマホナビで行ったが、営業しているような雰囲気に見えなかったので、もう1軒紹介されていたところへ向かった。



 これが白石のうーめんらしい。ぶっちゃけて言うと、素麺の暖かいにゅうめんのような感じだった。個人的な意見では、素麺を暖めて食べることに私は意味を見出せないので、特別うまいものでも無かったがまぁまぁ美味しかった。

 お腹を満たしたところでツーリングを再開する。道の駅「むらた」を経由して、蔵王エコーラインに向かった。2年前は雪解けが遅かったので、GWに冬季閉鎖が解除されなかったからバイクで行くのは初めてだ。



 楽しいワインディングを走り、お店がある広い駐車場があったので、少し周辺を散策してみる。



 かなりの険しい山姿が荒々しくて、若干感覚がおかしくなりそうな風景だった。写真では伝わらないとは思うが中々の景色だ。



 雪溶け水が滝のように落ちている。

 散策も終わり駐車場に戻ったところ、大きなBMWバイクに乗った人が駐車場内でUターンしようとしていた。この駐車場は結構な勾配が付いているし、動きも何か危なっかしかったので大丈夫か?と思い見てたら、案の定良い音を立てて盛大に立ちゴケしてしまった。

 助けなきゃ、と思い駆けつけようとしたところ、たまたま交通量が多くて道路を横断出来ずにいたら、何人か集まっていたのでじゃあ問題無いか、と思い行くのは止めておいた。一杯人が集まるのも本人は非常に恥ずかしい思いをすることだしね。

 自分も今のバイクは初年度に4回程倒している。

1回目:納車3日目に、近所の信号右折待ちでスルスルと進んだところ、交差点のド真ん中で倒す
2回目:GW初日に景色が良くて登り勾配の所にバイクを止めようとしたところ、スタンドの掛かりが悪くて倒す
3回目:山の中の県道で道を間違え、上り坂でUターンしようとしたところ、失敗して倒す
4回目:キャンプ場の手続きを終え、またがったまま下り勾配を下がろうとしたら、速度が付いてしまい倒す

 乗ったことが無い人は分からないかもしれないが、やはり人間失敗しないと中々学習しない。これらから学んだことは、

・勾配があるところに駐車する時はギアを入れてエンジンを切る
・Uターンは平坦な所でしかしない
・またがったまま下がる時は、常にフロントブレーキに手を添える

 等々。幸いこれ以降は、1回洗車中に倒しかけたことはあったが、倒してはいない。話が大分逸れたが、自分も気を付けなくてはと、気を引き締め進むことにした。

 お釜を見れる蔵王ハイラインは、有料道路だし行ったことがあるので通過する。ようやく山形県に入った。さすがに峠付近は雪壁が高くて、雪の回廊となっていたので、新鮮な気分で走る。

 平野部まで降りてきて、山形市の国盗りやCP巡りをして、道の駅「天童温泉」でこの日の宿をどうするか模索する。本当は、海沿いまで出て庄内空港が見渡せる庄内オートキャンプ場に行こうかと考えていたが、どうやら時間が少し足り無さそうだ。この2日間で思ったのが、国盗りやCPを取りこぼし無く行こうと思うと、思った以上に時間が掛かる。特に市街地は細かく分かれていたり、ひょんなところに神社があったりで寄り道していると、距離が伸びない。

 ちなみに、ハイドラCPではダムと駅のコンプリートはほぼ諦めている。ツーリング中に駅に1つ1つ寄るのは結構なストレスになるし、ダムなんかは数が多過ぎる。バイク・車が入れないような奥地にまでCPがあったりするので、登山にでもはまらない限りコンプリートは不可能だ。

 今回で東北をあらかた制覇するつもりだったが、どうやらさすがに夢のまた夢に終わりそうだ。それだったら、なるべく次に繋がるように。次に一筆書きくらいで回れるようにしておこうと考え、今回の山形・秋田は主に内陸側を抑えていこうと考えた。こうすれば、次は沿岸を進めば良くなるしね。

 という訳で、この日の宿は泊まったことがある、「寒河江いこいの森キャンプ場」に決めた。200円と格安で、徒歩圏ではないが比較的近くに温泉もある良いキャンプ場だ。ここからなら、30分くらいだろうからまだ少し時間があるので、山形空港に寄ったりしてCPを稼いでおいた。

 一番最寄であろうコンビニで買い出しをして、キャンプ場に向かった。若干分かりにくい所にあるが、一度行ったことがあるので迷わずに寒河江いこいの森キャンプ場に到着。受付をして、管理人のおっちゃんが親切で色々教えてくれた。

 一番メインのサイトは、駐車場は近くて屋根付きの立派な炊事棟もあり、テーブル・イス等もたくさん置いてあったが、乗入不可。奥にも林間サイトもあり、そちらならバイク・車の乗り入れもOKだということだった。歩いて見に行ってみたが、雰囲気的にはそちらも良かったが、まずトイレが管理棟しか無いので2分くらい歩かなくてはならない。炊事場が無くて水飲み場があるだけ、と言った設備状況。

 さらに、このキャンプ場には風呂が無いので、近くの温泉に行かなければならない。自分は食事を済ませてから風呂に行きたいので、そのころには真っ暗になっているだろう。そんな中、未舗装の道を通ってテントまで戻るのは嫌だし、周りにも迷惑が掛かってしまう。

 この日はまだ連休に入ってない人も多いのか、全然人は居なかった。メインサイトには父子の2人組が1張り。奥の林間サイトにはクルマとバイクが1組ずつ程度でどこでも張り放題だ。結局メインサイトが1番と考えたが、ちょうど駐車場すぐ横にベンチが完備されているし眺めも高台になっているので良かった。一応管理人さんにここに張って良いか聞きに行ったが、問題無しということで駐車場すぐ横に張ることにした。



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!バイクは舗装路ですぐ横に置けるし、ベンチはあるし雪をかぶった月山?は見えるし言うことは無い。



 ベンチが完備されているので、テーブルだけ出して炊飯したがこの日もうまく炊けた。美味しくいただいていると、もう1組居た父子のお父さんが話しかけてきた。すぐ近所だというおじさんは、目的地が竜飛岬ということ、静岡から2日で来たことにビックリしていた。色々話した後、「気が向いたら、ウチのテントに遊びにきてください」と言われたが、今から風呂に入りに行かなければならないので、帰ったら21時過ぎてしまうだろうし、折角の親子水入らずを邪魔するのも悪いと思って、この日は結局行かなかった。

 後片付けをして温泉へ向かう。バイクで10分掛からないくらいの、道の駅「おおえ」近くにある温泉「テルメ柏陵」へ行った。300円と格安でシャンプー等も完備。温泉も本物だし、とても気持ちが良い。

 しっかり温まり、キャンプ場に戻ってきた。さすがに夜になると冷え込んできたが、昨晩より標高が低いためかまだ外に居ても問題無い。しばらくマターリしてから、寝ることにする。 

宿泊地:山形県寒河江市 寒河江いこいの森キャンプ場 200円
風呂:テルメ柏陵(道の駅おおえ) 300円

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目
Posted at 2017/06/11 23:40:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記
2017年04月29日 イイね!

2017年GW東北ソロキャンプツーリング 1日目

 さて、楽しかったGWも終わり、通常稼働が始まっている。色々忙しくて(と言っても、遊んだり野球見てたりが多かったがw)ようやく、レポートが完成した。

 東海ではとっくに散った桜も各所で見ることが出来た、バイクでの東北ソロキャンプツーリングをた~っぷり満喫してきたので、今回もレポを頑張ります。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも見ていってください♪(と言っても、今回写真が少ないですが(汗)

■1日目 4/29(土) 天気:晴れ後一時雨後晴れ



走行距離:514.0km

 静岡から国道1・小田原厚木道路・東名・首都高・東北道・圏央道・国道4号等を通り、福島県二本松市まで走った。この日は移動日のため、写真は少な目です。

 2017年のGW。今年はどこに行こうか、と考えていた。夏休みは北海道固定なので、GWは東西を1年毎に変えながら出掛けている。

2013年 東北(シルビア)
2014年 九州
2015年 東北~北海道道南
2016年 紀伊半島~四国

 なので、今年は東の番なので東北地方にしようかと思っていた。当然のことながら、天気予報次第なところもあるが、幸いGWは天候に恵まれることが多いので、うまくローテーションが組めている。直前の週間天気予報では若干西の方が良さそうであったが、大きくは変わらなそうだ。なら、予定通り東北を攻めることにしよう。

 2年前の東北では、本州最北端下北半島大間崎まで行って、そこから北海道に渡って苫小牧からフェリーで敦賀まで帰ってきた。今年はひたすら陸路で東北を巡りたいと考えていたので、とりあえず津軽半島竜飛岬を目的地として東北をグルりと周ることにした。

 ちなみに、キャンプツーリングを始めてから4年になるが、最近は細かい計画というのを立てなくなってきた。というのも、主に天気次第で計画が変更になってしまうため、立ててもしょうがない、というのが正直な所。テントを積んでればキャンプ場さえあれば、どこでも泊まれるのだから柔軟に気分で回るようになってきた。その代わり、使えそうなキャンプ場だけは事前リサーチをしている。安くて良いところとか、バイク乗りに適したキャンプ場を一覧表にして旅に持参している。

 前置きが長くなったが、いよいよGWの初日。遠足前症候群が心配されたが、普通に寝ることが出来た。5:10頃起床し、身の回りの支度を整え、前日までに準備していた荷物をバイクに積む。朝食も取らずにやった割には、何だかんだで出発が6:20になっていた。

 国道1号をひた走り、まずは由比のスマル亭(静岡ローカルチェーン)で朝食を取る。引っ越ししてから国道1号がすぐ近くになったので、非常にありがたい。

 そして、箱根を超えたところで小田原厚木道路に入る。2年前の時は、国道246号を走り大井松田から高速に入ったが、ハイドラで小田原厚木道路のCPが残っていたため、そっちを走ることにした。

 小田原厚木道路のCPを取りつつ東名厚木ICに入る。圏央道を利用し、首都高を通らずに東京を抜けようと思っていた。ただ、厚木ICから乗ったのが初めてで、圏央道の海老名JCTは厚木ICから東だと思っていたので東京方面に向かったが、もう1つ分岐があってそこを見逃してしまい、圏央道に入ることが出来なくなってしまった。

 さてどうしようかと思ったが、引き返すのも面倒なので高速代の節約のため横浜町田ICで降りて首都高に入ることにした。GW初日ということもあり、東京からの下りは渋滞が始まっていたが、上りはそこまで混雑は無かった。

 横浜町田ICで降りて保土ヶ谷BPで首都高方面に向かったが、ここは少々渋滞していた。何とか狩場ICから首都高に入ったが、今度は湾岸線が渋滞を起こしているようだった。意外と横羽線から都心環状線の渋滞が無さそうだったので、いつもは湾岸線を通るが今回はK1横羽線を使うことにした。

 順調に走り、久しぶりの都心環状線に入る。この道は渋滞さえ無ければビルの間を抜けていくので、結構楽しかったりする。目立った渋滞も無く、都心環状線⇒箱崎JCT⇒中央環状線⇒川口線と走って、東北道に合流し蓮田SAで休憩する。

 ここからの東北道は結構渋滞していた。交通集中かな?って思っていたら、事故による渋滞だった。GW初日から事故なんてしたくないねぇ。運転に気を付けていかなければ、と気の引き締まる出来事だった。

 東北道から圏央道に入り、五霞ICで降りる。ここが出来てから非常に便利になった。高速料金は基本的に払いたくないので、ここで降りると新4号BPに直結しているため、下道派にとっては使いやすい。



 ここからは国盗りのため、宇都宮手前で真岡方面に入る。途中で訪れたことが無い道の駅「サシバの里いちかい」に立ち寄ったりしながら北上する。

 この日の天気予報は、北関東周辺で午後から天気が崩れるかもしれない、という予報だった。これまでずっと晴天の中を走ることが出来たが、確かに段々上空が怪しくなってきた。道の駅「ばとう」辺りで少し降られ始めたので立ち寄ることにする。雨雲レーダーを見たところ、強い雨は10分程度で弱まる予報になっていたので、少々雨宿り。

 結構な雨が降っていたが、予報通りほぼ止んでしまった。ただ、路面は水たまりが出来ていたのでカッパの下だけ着用して走り出すことにした。しかし、然うは問屋が卸さずまた雨が降り出してしまったので、結局路肩に止めてカッパを上下着用しての走行となった。でも、意外と早めに1時間経たないくらいで止んでくれたので、その後はカッパを脱ぐことが出来た。

 色々巡りながら、ようやく東北福島県に入った。ここから東北ツーリングの第一歩となる。南端白河市に16時前くらいに到着した。ここで雨雲レーダーを見ると、また雨が降ってきそうな予報になっている。幸い17時過ぎくらいには止む予報なので、予定通りこの日は二本松の「あだたら高原野営場」に泊まろうかと考えていた。ちなみに、2年前もここに泊まっている。初日は出発が早いし、東京は高速を使うからここまでの距離がちょうど良いし、使い勝手が良いというのが大きい。

 しかし二本松まで60km近く残っており、郡山等のある程度の都市を通らなければならない。雨も降りそうなので、白河から二本松までは東北道に入ることにした。高速に入ると途中でカッパを着る訳にいかないので、最初からカッパを着て東北道に入る。

 途中まぁまぁの雨が降ったが、次第に空が明るくなってきてもう雨は降りそうにない空になってくれた。安達太良SAに立ち寄りカッパを脱いで再出発。二本松ICを降りて、IC近くのスーパーで買い出しをして無事あだたら高原野営場に到着した。

 相変わらずトイレは汲み取りで汚いが、無料・屋根つきの大きな炊事場有・バイク乗入OK・徒歩圏温泉とトイレ以外は完璧なキャンプ場だ。その割にはファミキャンが少なくライダーメインのキャンプ場なのだが、これはトイレが汚いからだろう。そう考えると、トイレはこのままでも良い気がする。



 テントを設営して、ここをキャンプ地とする!桜がまだ残っており、とても良い雰囲気だ。早速、自炊の準備に掛かる。去年の夏休み北海道からキャンプが出来なかったので、8か月ぶりの炊飯になったがうまく炊けた。この日のおかずは、スーパーで買った惣菜と、豚肉を焼く。外で食べるご飯は何でもウマイ。GWの時期は虫も発生していないので、テントを開けっ放しに出来るのも快適だ。

 食事を済ませ後片付けをして、隣にある温泉へ歩いていく。隣、と言っても割と歩くがまぁ大丈夫だ。確か2年前に来た時に、表示に従って歩いたら遠回りだった気がするなぁ~って思っていたが、案の定遠回りだった。体育館とかの横を通り過ぎて、ようやく受付に到着。

 スカイピアあだたらは、露天風呂は無いが浴槽は広くてサウナ・水風呂も完備なので良い。温泉と謳っているが、あまり温泉らしくないのがちょっと残念だが、キャンプ場から徒歩で来られるのだから贅沢は言えない。サウナにも入ったが、水風呂の温度が中々冷たくて長く入っていられなかった。



 温泉から上がり、夜風に当たりながらマターリしてたら、夜の撮影をちょっとして、22時くらいに寝ることにする。ここからキャンプ生活の始まりなので、早寝早起きの生活も始まる。

宿泊地:福島県二本松市 あだたら高原野営場 無料
風呂:スカイピアあだたら 510円
Posted at 2017/06/11 23:32:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東北2017 | 日記

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