
■2日目 5/01(土) 天気:曇り時々雨後晴れ
走行距離:438.5km
早朝福岡県新門司港に到着。高速で大分まで移動して、CP巡りをしながら阿蘇に入る。阿蘇の外輪山北側を西進し、再度南下して外輪山南側を東進した。そこから神話の里高千穂町まで行って、熊本県宇城市まで走った。
朝4:30頃起床。まだ流石に周囲は真っ暗だったが、港湾の明かりが見えたのでもう九州に入っているだろう。トイレ・洗顔・歯みがきを済ませて出発準備をする。

甲板に出ると、今まさにフェリーターミナルに着岸しようとしていた。明るくなってきたが、空はどんより曇り空で路面も少し濡れているが、雨は降っていない。雨雲レーダーを見ると、ちょうど雨雲の谷間に居るらしく、日本海側と大分県に雨雲が掛かっていたが、この北九州は降っていなかった。これはラッキーだ。

旅の出発は晴天に恵まれて欲しいが、雨が降っていないだけありがたい。路面が濡れているのが分かる。
これから車両固定を外すため、しばらく待てとの指示があったので待つ。割と時間が掛かるのを知っているため、甲板を回ったり、窓際の席でスマホを眺めて待つ。待っていたら車両甲板の入場許可が出たので早速向かう。

そこそこのバイクが乗船していた。速やかに出られるように、荷物をバイクに戻してヘルメット・スマホを準備して、係員の誘導に従い6:00前に九州の地に降り立った。
フェリーとの記念撮影は、天気も良くないし今日は距離を走るので今回もPass。まずは腹ごしらえをするべく、2019年にも訪れた小倉の資さんうどんを目指す。この店は朝早くから開店しているのでありがたい。

20分ほど走り、定番の肉ごぼ天うどんを美味しくいただく。相変わらずのグニュグニュ麺だが、ダシがとても美味い。朝食にするには、ラーメンよりうどんの方が良い気がするので、九州メシ一発目として良く使っている。
お腹も膨れたところで出発する。福岡県には用が無いので、さっさと大分県に移動する。小倉東ICが最寄りだったが、高速だと若干遠回りするので、苅田北九州空港ICを目指して進む。日中は混雑しそうな道だったが、早朝なので順調だ。
東九州道に入った。今回のGW、2020年と同様に感染拡大防止のため休日割は適用外となってしまった。個人的には、この対応で感染拡大防止になるとは到底思えないのだが、そう決まってしまったからには仕方がない。大分ICまで行くつもりだったが、少しでも高速代を節約するため、楽しそうな道が走れるだろう、安心院ICで降りるつもりだ。ちなみに、この地名は読めるだろうか。これで「あじむ」と読むのだが、全く読めない。
東九州道は行橋ICを過ぎた辺りから殆どが対面通行となる。普段なら、大体遅い車に引っかかってしまうことが多いのだが、この日は違った。何せ横風が非常に強くて、かなり煽られるのだ。Ninjaならまだマシだろうが、セローなので軽いから本当によく煽られてとても怖い思いをした。
2車線あればゆっくり走っても全く問題無いのだが、対面通行なのである程度は出さないと流れを私で止めてしまう。それだけは絶対したくないので、怖い思いをしながら何とか文句を言われないだろう速度で走り、追越区間が来たらスピードを落として追い抜いてもらうようにした。やはりセローは高速走行には向かない・・・ 高速を走るのは今日と最終日くらいだろうからセローにしたが、これだけ走るだけでも大変だった。
そんな思いをしながら、何とか安心院ICで降りる。高速料金は割引無しなので高かった。それでも、フェリーさんふらわあで大分に着くよりも断然安いのだが。ここからの道は割と楽しいはずなので、高い高速に乗らずに下道を走ることにしよう。横風も怖いし。。。
まだ朝早いため、交通量の少ない国道500号を別府方面に進む。2020年末にも訪れたアフリカンサファリの周辺は、由布岳や鶴見岳が見えて、九州らしい山並みを見ながら楽しく走る。
途中大分道と並走しながら、別府湾が見えてきた。どこかで写真を撮ろうかと思っていたが、そうこうしている内に降りてきてしまったのが残念だ。こういう時は、前に詰まっていれば躊躇無く停まるのだが、快適に走っていると停まるチャンスを逃してしまいがちだ。
別府の国道10号まで降りてきた途端に交通量が激増して、3車線になった。途中のコンビニでコーヒー休憩をしてから出発。別府⇔大分間の国道10号は、交通量は多いながらも3車線確保されており、別府湾沿いであるので景色も良く割と走っていて気持ちが良い。
大分市に入った所でハイドラ巡りをする。まずは、公共建築CPの「大分県庁舎」の横を通過。大分県庁所在地のCPとかぶっていたので確認し難かったが、画面上で確認出来た。次に大分市南部の西寒多神社に向かうが、道が良く分からなかったのでとにかくハイドラ上で南に南に向かうように適当に行って、神社CPをGetした。
そこから国道210号・442号に入ってしばらく走ると、段々山の中に入っていく。交通量も減ったところで、道の駅「のつはる」に到着し、大分県道の駅CPを制覇することが出来た。
ここで休憩していると、空模様が段々怪しくなり今にも雨が降ってきそうな雲になってきた。雨雲レーダーを確認したところ、通り雨が降りそうだったのでタンクバッグにカバーだけかぶせておく。すると結構な勢いで雨が降ってきた。良いところで道の駅に居たもんだ、と胸をなでおろす。

しばらく時間が掛かりそうだったので、ここで九州初のソフトクリームを美味しくいただく。
ソフトクリームを食べてもまだ時間が掛かりそうだったし、もう少しで11:00だったからいっそのこと昼食も済ませてしまおうかと考えたが、道の駅のレストランはあまり惹かれなかったのでそこは断念する。小雨になったり、少し青空が出たりと空模様が目まぐるしく変わっていた。
バイクの様子を見に戻ると、愕然とした。ヘルメットをホルダーにかけっぱなしにしまっていた。セローのヘルメットホルダーは、純正ではリアフェンダー辺りにあるのだが、ここは非常に汚れやすかったり掛けにくかったりするらしく、ハンドル横に移設するのが定番のようなので、私もそれに倣って移設している。
ただし、この位置に付けるとどうしてもヘルメットが下を向いて、内装が上向きになってしまう。という訳で、かなり雨に打たれてしまっており、しまった。と後悔するが遅い。

まだ止みそうになかったので、とりあえずヘルメットを上向きにしもうしばらく時間を潰す。晴れ間が見えるが、雨が降っている中々変な天気だった。結局なんだかんだで雨宿りに1時間も道の駅に滞在してしまった。この間もバイク乗りがカッパを着て出発したりしてたが、止む希望があれば出来るだけ待ちたい。
雨宿りに使わせてもらった道の駅を出発して、国道から県道412号へ向かう。ここでツーリングマップルにも載っていた、今市の石畳に寄ってみることにした。

小さな看板があったのですぐに分かった。道の中央に石畳が残っていた。

昔は街道になってて賑わっていたのだろう。今では訪れる人も少なく、ひっそりとしていた。バイクだから良いが、クルマだと石畳以外の場所を走るのは難しそうなので、振動がそこそこきそうだ。
石畳への寄り道を楽しみ、県道に戻る。途中に「一本くぬぎスピードウェイ」CPをGetした。どこにサーキットがあるか全く分からなかったが、沿線で取れて助かった。広域農道を越えて、炭酸泉で有名な長湯温泉を通過して、一路やまなみハイウェイへ向かう。この間の道は中々走ってて楽しかった。再度国道442号に合流した。雲は多いながらも阿蘇らしい風景が見渡せて、気分も良い。

とても伸びやかなS字カーブを見渡させるところがあったので、撮影開始。

周囲は牧歌的な風景が広がっており、北海道のようだった。

先ほどのS字カーブをバイクと一緒に。

ここで南側を見ると、明らかに雨が降っていそうな雲が広がっていた。撮影していると、軽くパラついてきたので雨雲レーダーを確認すると、結構キツイ色をした雨雲が向かってきているのが確認出来た。これはビショ濡れになるレベルだと思い、道の駅みたいな雨宿りが出来る所も無いので、ブーツカバーまで付けて完全防備で出発した。
すると予想外に全くと言っていいほど降らなかった。パラツキくらいはしたが、全くカッパは要らないレベルだった。いつもは大体路面を濡らすレベルまで降ってようやく、しゃーない着るか、となるが濃い雨雲に完全にビビった形になってしまった。まぁ降らないならそれはそれで良いし、暑い時期でもないので問題無い。
国道からやまなみハイウェイで一路阿蘇へ。いつも止まっているストレートを横目に、阿蘇の雄大な景色を眺める。しかし、所々にクルマやバイクは居るが、こんなに交通量が少ない阿蘇は初めてかもしれない。天気が大して良くないとは言え、やはりコロナ渦であるからだろうか。
やまなみハイウェイからミルクロードに入る。ここで交通量が少ないながらも、遅いクルマに引っ掛かってしまったので、周囲の景色を眺めながらのんびりと走った。
恐らく観光客だから、殆ど大観峰に入っていくはず。と思ったが、本当にそうなり先頭に立てた。私も大観峰はもう7年も行っていないので訪れても良かったのだが、天気も良くなかったし折角先頭に立てたので進んでしまった。
しかし、ミルクロードを東側から来たのが初めてで、道が良く分からなくなってしまった。前回の駐車時にスマホには防水カバーをし、カッパを着てレイングローブに変えていたので、触れなかった。

なので、適当な場所に停めてみた。適当な場所の割には良い景色な所だったから、写真を撮る。

阿蘇の街並みを見下ろす。

やはり阿蘇の風景は素晴らしい。
再度雨雲レーダーを確認したところ、周囲には雨雲が一切無かったので、もうカッパを脱ぐことにした。そして地図で確認したが、道は合っていた。次にはかぶと岩展望台に寄ってみよう。

かぶと岩展望台に到着。人気の展望台なのでここにはそこそこのクルマが居た。

ここに、Pig flukという店があって、初めて自腹で九州に来た時に友人から推奨されたホットドッグを売りにしている。店内は、骨董品を置いてそうな中々オシャレな感じだ。ちょうど昼食の時間だったので、ホットドッグとチキンカツを注文してみた。こんな観光地で新しい建物でも無いのに、Edyが使えたのが助かった。

ホットドッグとチキンカツを美味しくいただく。お腹を満たしたところで展望台に行ってみる。

かぶと岩展望台からの眺め。こちらからも阿蘇の街を見下ろす。本当は阿蘇の山並みを見渡せるはずだが、雲の中のようだ。

あの飛び出ている所が大観峰だ。

阿蘇はカルデラだ、というのが良く分かる写真。北外輪山が連なっている。
ここで私は大きな勘違いをしていた。私はかぶと岩展望台から見る寝仏(阿蘇連山のこと、寝ている仏に見えることから)が一番だと思い込んでいたが、寝仏は隠れて全貌は見えなかった。雲があるにせよ、思っていたのと違った。
もちろんかぶと岩展望台の景色は素晴らしいのはもちろんだが、北山展望台のことだと勘違いしたのだろうか。
長年の勘違いを改めて記憶修正することにして出発する。しかし、ミルクロードは何度走っても良い道だ。次は、大津町のHSRサーキットCPを取りに行く。このままミルクロードから国道57号で行くと遠回りになりそうなので、二重峠から県道23号に入った。
この峠も思い出があって、初めて自腹で九州に来たのは冬だった。大津町からミルクロードで登っていくと段々雪が降り出してきた。まだ登るから、ってことで当時ノーマルタイヤしか持っていなかった私は、この峠でリタイヤし阿蘇市の中央部にクルマを置き去りにした。そしてスタッドレスを履いた友人のクルマに乗せてもらって観光した。
探してみたら、当時のフォトギャラが残っていた。あの頃のみんカラは文章の途中に写真を埋め込めなかった、出来たとしても先にフォトギャラを上げて写真のURLを埋め込むという作業が必要で、非常に面倒だった記憶がある。なのでフォトギャラで作成したのだろう。リンクを貼ろうかと思ったが、何せ13年も前の話で文面も若い(笑) ので恥ずかしいから、リンクは貼りません。見たい方は自力で探してみてください。
話はそれたが、 ミルクロードから県道23号に入ったが、これが中々狭い道だった。対向車も殆ど居らず抜けていき、県道202号から南下していくとHSRの敷地周辺道路に出た。東端の道路ではCPが取れなかったので、入り口方面に進んだところサーキットCPをGet出来た。このサーキットは、ホンダの熊本製作所すぐ横にある中々ユニークなサーキットだ。また、熊本製作所はホンダの二輪を主に製造しているので、里帰り。とか良く言っている。
私の所有しているNinja650はタイ製造だし、ヤマハは静岡だろうからどちらもあまり意味が無い/出来ないと言ったところだろう。しかし、これが無ければ大津町まで出てこなくても済んで、阿蘇市街からパノラマラインに行けたのだが仕方がない。そこは2019年も通っているので諦める。
HSR近くのコンビニで休憩して、先ほど阿蘇北外輪山の稜線を西進したが、今度は高千穂町に向かうべく、南外輪山を東進する。パッと思いついたのは、俵山峠を越えていくルートだ。ここでツーリングマップルを見ると、南阿蘇グリーンロードでも東進出来そうだ。ここは通ったことがないから行ってみようか、と思ったが若干遠回りになりそうだ。
晴れていれば未踏の地を優先で行っただろうが、今日は結構時間も押すことが予想されるし、曇っているのでやっぱり俵山経由で行くことにしよう。
国道57号を通過して俵山方面に向かうため南へ向かう。適当に走り、県道28号を曲がった。段々標高を稼いで眺めが良くなってきたところで、俵山峠への分岐を曲がる。このまま真っ直ぐ行ってトンネルを越えれば一瞬だが、展望のためには仕方がない。
旧道なので全く交通量が無い道を楽しく走る。この道は、熊本地震の時に一時期迂回路になっていたこともあり、途中までは無理矢理二車線に改修されているから、とても楽しく走れる。
やはりただトンネルで越えるだけではなく、展望が良い所を走る方が気持ちが良い。俵山峠の駐車場には何台かクルマが止まっていた。展望台からの景色も中々素晴らしいのだが、今回はPASSする。

俵山峠を越えた所で、阿蘇連山を今度は南側から眺める。また違う景色を見せてくれる阿蘇は最高だ。

バイクと一緒に。阿蘇にはバイクでは、2014年(Ninja400R)、2019年(Ninja650)と来ているが、全部違うバイクでの来訪となったのは面白い。

峠の途中から、今から降りていく道が見渡せたので停まってみる。

俵山峠からの眺めも中々良くてオススメだ。
麓まで降りて、再度県道28号に再合流した。ここから道の駅・高森町を通り過ぎて、国道265号に合流。再度標高を上げて南外輪山をトンネルで通過した。そこから国道325号方面に向かい高千穂方面へ向かう。
ここでトラックに引っ掛かってしまった。ここら辺なら殆ど追越可能だと思っていたが、意外と禁止区間が多くて往生した。ようやくトラックをPASSして、その後は順調に進む。天岩戸神社へ行こうとしていたが、このまま国道で行くと遠回りになりそうなので、途中農道を使ってショートカットする。この農道が見晴らしが良くてとても良かった。
観光地だけあってちゃんと標識も完備されており、天岩戸神社に到着した。駐車場が満車で1台駐車待ちしていた。コロナ渦じゃなかったら、結構並びそうだ。バイクならどこか置けないかな?って思っていたら、警備の方が案内してくれた。

こんな鳥居の前の一等地に置くよう指示された。これもバイクならではであろう。

高千穂町は神楽の町なので、このようなオブジェもある。

ご存じの方も多いと思うが、天岩戸神社の御祭神は天照皇大神だ。

まずは参拝しようと思ったが、天照大御神が隠れた岩戸を案内してくれるツアーが、予約不要無料で30分毎にあるみたいだ。あと数分だったので、参拝より先にこちらに行こうと想い、集合場所でしばし待つ。
待っていると神社の係員さんがやってきて、案内をされながら進んで行く。そして天の岩戸へ通じる扉のカギを開けてもらった。これから先は神域で撮影禁止だったので写真は無いが、実際は当然神話だし、こんな岩人力で動かせる訳ないじゃん、って思う岩戸を見させてもらった。しかし、雰囲気はたっぷりあって神聖な領域であることは感じることが出来た。神話の世界を感じることが出来てとてもよかった。
まぁ天岩戸神社はこんなもんか、って所で私は天安河原の方がもっと見てみたいと思ったので、そちらに向かう。

天岩戸神社の奥側からしばらく歩くと下っていく入口があった。
ここでいきなりそこそこの雨が降り出した。空はそんなに暗くもないので、恐らく通り雨だろう。少し屋根があるところで雨宿りすると、すぐ止んだのでありがたい。

しばらく歩いて行くと、とてもキレイな川に橋が架かっていた。これが雰囲気たっぷりで気に入ってしまった。

新緑が眩しいくらいで素晴らしい。

小川と新緑というマイナスイオン要素が詰まった落ち着く区間を歩いて行く。

すると、写真ではあまり伝わらないと思うが、神聖なオーラたっぷりの洞穴の中に鳥居があった。

これはやはり実物を見なければ伝わらない。

雰囲気が半端じゃない。ツーリングマップルにも「神々しい雰囲気」とコメントがあったが、天安河原は是非来てみて欲しい所だ。
想像以上だった天安河原を楽しみ、天岩戸神社を出発する。当然ながらここに来た理由の1つが神社CPなので、忘れずにGetを確認しておく。県道7号を南下していくと、すぐに高千穂市街に出た。ここで水族館CPが高千穂峡にあったから、ついでにもう何年も行っていないので、高千穂峡を歩いてみよう。

高千穂峡に到着。クルマだと駐車料金が掛かった記憶があるが、バイクだと無料で停められた。

大型の関東ナンバーのツーリング軍団が大量にバックで助け合いながら停めてたので、結構待たされた。こちとら軽量の250ccだからよっぽどの下り坂でない限り、どうやって停めても何とかなるので、1人で扱いきれるバイクにしなよ・・・って思ってしまった。
ここに着いた時点で水族館CP「高千穂峡淡水魚水族館」はGet出来たのは確認済。用は終わったが、折角なので高千穂峡を歩いてみる。

いきなりド定番の「真名井の滝」高千穂峡の写真は十中八九この滝の写真が使われる。複数で来たらボートとか乗って下から見上げてみたいが、ソロだと流石に躊躇ってしまう。根性で手すりにカメラを押し付けながら、SS1/4secで撮影。

奇岩と新緑を見ながら歩く。物凄く高さがあり圧倒される。前回来た高千穂峡は冬だったので、やはり新緑眩しい季節も良いものだ。この頃になるとようやく完全に晴天に恵まれた。最初からこうだったら良かったのにな。

駐車場まで戻ってきて逆側から真名井の滝を撮影。
この時点で17:00くらいになっていた。今日の宿は、熊本県宇城市のホテルを予約しているのでここから2時間くらい掛かるだろうか。途中で温泉にも入る予定なので、そろそろ出発することにしよう。
高千穂峡を出発して、国道218号に合流するべく進む。走り出して思い出したのが、水曜どうでしょうの絵はがきの旅でも出てきた「国見ヶ丘展望台」が近くにある。行ったことはあったが、再訪してみたいと思った。少し遅くなるが、ホテルなので別に良い。県道203号を登っていく。

国見ヶ丘展望台に到着。ここは雲海で有名のようだ。

素晴らしい眺めが広がっている。

すっかり青空だ。やはり旅はこうでないと。

神話の町らしく、このような銅像もある。

愛車を上から眺める。

それでも最後まで阿蘇方面は雲が多くて、寝仏の姿は見れなかった。
これで充分満足した。後は温泉に入って疲れを癒すことにしよう。
来た道を戻って国道218号に合流した。ここからはひたすら西へ向かう。交通量も少なくて、とても快適に走れた。途中、2014年に泊まった服掛松キャンプ場の案内や、2019年に訪れた通潤橋の案内を見ると懐かしさを感じた。

18:30頃、道の駅「佐俣の湯」に到着。何故かここの温泉には入ったことがあるつもりで居た。しかし、入館しても浴場に入場しても全く記憶が無かった。後から調べてみたが、道の駅なので寄ったことはあったが、温泉には入ったことは無かったようだ。
サウナ/水風呂もあり、内風呂も露天風呂もあって素晴らしい。しっかり温泉を満喫して整えることが出来た。
しかし流石九州、19:30でも若干まだ明るかった。やはりGWは気候も良くて、日も長くて本当に最高だ。
さて、夕食に何を食べようか考える。これから天草とか南九州がメインになるので、熊本本土はもう離れる見込みだ。そうなると、豚骨ラーメンである熊本ラーメンを食べておきたい。ついでにpaypayを使えるところだと嬉しいのでそれで検索を掛けたら、宇土市で見つかった。宇城市のホテルへの通り道なので、問題無いだろう。流石にもう暗いので、Google先生に連れていってもらう。

佐俣の湯から30分ほど走って、威風堂々というラーメン屋に到着。

マー油の入った熊本ラーメンを美味しくいただいた。
さてホテルに、と言いたいところだが、宇城市に名水CPが1つあるので明朝の時間を使わないようにするため、もう今晩の内に寄っておく。途中で給油して、無事名水CP「轟水源」をGetした。ここから予約してたホテルはすぐ近くだったので、21:10にようやく到着した。
事前情報通り、屋根付き駐輪が出来てありがたい。手指消毒をしてチェックインして、ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。
もう風呂には入らなくて良いので、PCで出費管理をする。今回はホテルメインなので、逐一管理出来そうだ。
ここで天気予報を確認すると、明日も天気は良さそうだ。明日は天草市でキャンプをする予定で、3日後までは天気も良さそうだから、ホテルも取らなくて良いだろう。3日後は甑島に上陸する予定で、一応そこのホテルを予約していたが、これがかなり高いホテルだ。島なのでどこかで野宿しようと思っているが、4日後から天気が崩れる予報になっているので、どうしようか悩む。
ホテルのキャンセルは明日まで可能なので、明日の天気予報を見てまた考えることにしよう。そんなことを考えながら眠りについた。
宿泊地:熊本県宇城市 ホテルベンデナート 6,400円朝食付
風呂:佐俣の湯 450円
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