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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年11月28日 イイね!

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 3日目(最終日) 伊豆大島~静岡


■3日目 11/28(日) 天気:晴れ
走行距離:114.6.km(熱海~静岡)

 朝一で宿周辺の伊豆大島北部で朝陽を楽しんだ。そして、三原山に登りお鉢巡りを楽しむ。麓に降りて昼食を取り、三原山を眺める温泉に入って、レンタルバイクを返して岡田港まで送ってもらった。熱海港へ高速船で移動し、バイクを置いてある熱海駅までバスに乗って、静岡まで帰った。

 5:10頃起床。折角早起き出来たので、伊豆大島の朝陽を見るため少し周辺をぶらついてみよう。

 洗顔やコンタクトを入れて出発準備をし、カメラや貴重品だけを持って、原付に乗る。朝陽なのでやはり東海岸に行くべきだと思い、大島一周道路に出て東に向かう。岡田港の交差点を通り過ぎて、海が見える所まで行ってみた。

 しかし、この時期だから朝陽がかなり南寄りから出るので、中々見えそうにない。大島公園近くまで行ったところでも見えなかった。これからは山道に入っていくので海は見えないのは、昨日走っているので確認済み。残念ながら引き返すことにした。



 結局岡田港近くの橋に停まってみた。海の向こうに富士山がそびえる。



 朝焼けはしっかり見えた。原付を歩道に乗入れて撮影。



 ほぼ真東が見えてるはずだが、やはり南寄りが明るくなっている。

 残念ながら朝陽は見れなかったが、朝焼けは見れたのでまぁよいだろう。宿まで戻るが、朝食までもう少し時間があるので、昨日行けなかった近くの野田浜にでも行ってみよう。



 6:30頃野田浜に到着。朝焼けに染まった富士山と大室山がよく見えた。



 原付と撮影。



 伊豆の山並みが朝焼けに染まって素晴らしい景色だ。



 早朝到着したであろう、東海汽船の大型船が通っているのが見えた。あれはこれから、北部伊豆諸島に寄港しながら、神津島まで行く。いつか、他の伊豆諸島にも訪れてみたいものだ。



 朝焼けの撮影を楽しみ宿に戻ってきた。7:00頃朝食をいただく。おひつでご飯が出てくるので、残すのは私の信念に反するから、2杯分朝からたらふくいただく。

 今日は、まず三原山に登ってお鉢巡りをする。そして昼食を食べて、15:30伊豆大島発熱海港行きの高速船に乗って、静岡まで帰ることになる。お鉢巡りは3時間くらいあればよいらしいが、時間が少し読めないので、それ次第での立ち回りとなるだろう。時間があれば温泉にでも入りたいものだ。

 お腹を満たしたところで、歯みがき等を済ませて出発準備を整える。お世話になった民宿の主人に挨拶をして、8:00頃出発した。

 大島空港の横を通って、大島一周道路に出る。合流してすぐ三原山の案内があったので、都道207号に入った。ここからひたすら登りなので、原付だとアクセル全開でギリギリ法定速度しか出ないが、後ろから全くクルマが来なかったので気を使わなくてもよかった。

 時折眺めが良い場所を見ながら標高を上げていく。大した標高ではないが、それでも登るので気温が心配だったが、そこまで寒くはなかった。

 8:30頃三原山駐車場に到着。これから登山を始めるので、トイレに行っておき装備を整える。



 先ほどの朝焼けから秋晴れになっており、見晴らしが最高だったのでまずは1枚。富士山・大室山はもちろん、冠雪したアルプスまで望めた。



 大島空港の滑走路もよく見えた。早速三原山に登って行こう。まずはルートを確認するが、登山道入り口が分かりづらく変な所に行ってしまった。よくよく見ると標識や看板があったが、やはりメジャー所とはいえ、未確認のまま行くのは無謀というのがよく分かった。

 ちゃんと地図で確認してとりあえず、メイン登山道で行くことにしよう。



 ススキの向こうにそびえる三原山。逆光気味だが、あの山まで行く。こう見るとすぐそこだが、歩いてみると中々大変。



 登山道が一直線に見える。ちなみに、メイン登山道はお鉢のところまでは舗装されていたので、非常に歩きやすい。



 れっきとした火山なので、緊急退避所だろうか。活火山にはよくこういうシェルターがある。

 先ほどの写真からも分かるかもしれないが、最初は勾配は緩やかだった。なので平然と進んでいくが、段々勾配がキツくなり息が切れだす。



 しかし、火山のためか視界を遮る木が無いので、見晴らしが最高だ。



 さらに、裏砂漠と同じように広大な砂漠が広がっており、海の向こうに富士山・伊豆半島・アルプスまで見えている。非常に開放的で、これこそが私が求めている登山だ。と思った。息は切れるが、非常に楽しかった。



 40分程度歩いてお鉢に到着。三原神社の鳥居があったので、参拝しておく。ここまで登れば、多少のアップダウンはあるものの、そこまで厳しい勾配は無い。



 鳥居の中に富士山を入れてみた。



 離島とは言え東京都なので、こういう案内は充実している。お鉢巡りは50分とのことだが、私の場合写真をたくさん撮るので、1時間程度と言ったところか。

 火口西展望台は、事前情報でそこまで火口が見えないらしい。行って戻る形になるので、今回は行かなかった。早速お鉢巡りをすることにしよう。



 島とは思えない、非日常の景色が広がっている。



 砂漠と海の向こうには、伊豆諸島が見える。手前の特徴的な三角錐の島が利島となる。



 利島・新島・神津島が一望出来る。



 富士山は本当に偉大な山だと思う。単独峰なので非常に目立つ。



 本当に見晴らしが良くて、キョロキョロしながらお鉢を巡る。



 れっきとした火山なので、岩肌が険しい。



 伊豆諸島の全島が見えた。右側には利島~神津島。左側には、三宅島と八丈島が見渡せる。



 少し歩くと景色が変わるので、歩くのが楽しい。



 海が見える反面、荒野が広がり島離れした光景。



 お鉢巡りの登山道はしっかり整備されているが、所々大きな岩があるので若干歩き辛い。富士登山を思い出した。



 昨日も訪れた裏砂漠を一望。



 火口展望台に到着。ただ、この時期のため太陽の角度が浅いから、火口の中まで陽が届いてなかった。



 拡大。これは写真では伝わらないと思うが、圧倒された。こういう景色を見ると、遠近感が狂うので面白い。



 こんな感じで道が見渡せる構図が好き。



 別の火口もあるが、メインと違って見下ろせられなかった。



 伊豆諸島を見渡すお鉢巡りの道。



 裏砂漠。今日ならピーカンだから再訪してもよいが、少し時間的には厳しそうかと思った。



 あの稜線上の頂上が、昨日も訪れた展望台だろう。



 やはりメインの火口のスケールが凄い。



 れっきとした活火山なので、噴煙も上がっていた。



 ただの海に見えるかもしれないが、拡大すると東京の高層ビル群まで見渡せた。100km近くあるはずだが、それだけ今日は空気が澄んでいるということだろう。



 横須賀がある三浦半島と裏砂漠。



 富士山を背景に登山道。



 ゴツゴツとした岩肌が荒々しい。



 遮るものが無いので、本当に素晴らしい山だと思った。



 これでお鉢を一周した。予想通り1時間くらいで一周出来た。この建物にトイレがあるので、そういう設備も整っている。ちゃんとしたシューズであれば十分周れることだろう。

 素晴らしいお鉢巡りを堪能できた。本当に見晴らしが良い中を歩ける。何度も思ったが、これが私が求めていた登山だと思った。森の中を歩くのも悪くはないが、こういう開放的な景色をずっと見ながら歩く方が私は好みだと思う。

 そろそろ下山に入るが、同じ道を戻るのも芸が無い。違うルートでも下山出来そうなので、表砂漠ルートというので下ってみよう。マイナーな登山道なのかあまり案内が無かった。



 多分ここだろう、という道に入ってみたが、かろうじて道だろうと思われる場所を下っていく。伊豆諸島を見下ろしながら歩く。



 どうやら先ほどまで見下ろしていた表砂漠内を突っ切る感じだ。これは良い道だと思う。



 砂漠の中に噴石が散らばっているが、活発な時に吹っ飛んでくるのだろうか。こんなのが当たった日には、相当な衝撃だろう。



 振り返るが、どこが道なのか全く分からない。下る方は見下ろすのでどこに行くべきか分かりやすいが、これをお鉢まで行くのは中々厳しいように感じた。慣れている人だろうか、何人かこの登山道から登っていく人が居た。



 ちょっとした祠があったので、参拝しておいた。



 ここだけ見ると、とても島とは思えない。日本離れした光景が広がっていた。



 開放的な場所も終わり、木々の間を歩く場所もあった。



 40分くらいで下山し、元のコースに合流した。朝と違って陽が上がっているので、逆光にならなかった。

 結局、登山を開始して3時間くらいで戻ってこれた。ゆっくり写真を撮りながらだが、この程度の時間でとても素晴らしい景色を堪能出来た。伊豆大島に来たなら、是非お鉢巡りはやってみてもらいたい。

 バイクに戻ってきて、そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。離島ながら伊豆大島最大の島なので、PayPayが使える店を探してみた。元町港周辺に行くため、御神火スカイラインを下る。かなり見晴らしの良い道で気持ち良かったが、散々お鉢巡りで景色を満喫していたので、特に止まらず元町港周辺に降りてきた。

 早速、目星を付けていた店に行くと、どうやらやっていなかった。それは残念。PayPayで支払うのは諦めて、周囲で評価が高そうな所へ行ってみよう。



 寿し光という店にしてみた。11:50頃到着し、島海鮮丼を美味しくいただく。

 お腹を満たしたところで、食後のデザートを食べたい。朝居た宿・大島空港の近くに、牧場直営の店があるみたいなので、そちらに行ってみよう。

 昨日も走った海沿い西海岸を北上するが、かなり気持ちのよい道だった。伊豆半島を眺めながら気持ちよく走る。



 大島空港近くで、富士山が見える場所があったので、今日も原付と写真を撮る。少し寄り道して、ソフトクリームを食べよう。



 ツーリングマップルにも載っている、ぶらっとハウスに12:30頃到着。ソフトクリームを富士山を見ながら、コーヒーと一緒に美味しくいただいた。

 食後のデザートまで満喫したところで、もう少し出港までに時間がある。何をしようか、2つの選択肢を考えていた。

1)火山博物館を見学
2)三原山を見渡せる温泉に入る

 この選択肢は非常に悩んだ。結局博物館も興味を惹かれる内容だったが、やはり自然の方を楽しみたいので、温泉を選択することにした。また来る機会があれば、是非博物館に行くことにしよう。

 昨日行った御神火温泉は露天風呂が無かった。これから行くのは別の所で、三原山登山道を登る途中にあるので、さっき通った道をまた登ることになる。なので、お鉢巡りを終わった後に行ければ効率がよかったのだが、確か午後からしか日帰り入浴をしてなかったので、こういう立ち回りをした。

 ぶらっとハウスを出発して、朝と全く同じルートで三原山登山道を登っていく。朝とは太陽の角度が違うから、少し印象は違った。目的としていた、大島温泉ホテルに13:10頃到着した。



 流石に露天風呂の写真は撮れなかったが、露天風呂からの三原山の眺めは最高だった。天気も良くて見晴らしも素晴らしいものだったので、ダラダラ入って温泉を楽しんだ。よくある、視界を遮る衝立も無くて、この写真にも記載されているが、樹海と三原山の大パノラマを一望出来た。覗き見られる恐れが無いから出来るのだろう。

 しかも、他の観光客が殆ど居なかったので、露天風呂をほぼ独り占め出来た。正直この温泉はかなりオススメ。中々ここまでの展望が見られる温泉は少ないから、ゆったり出来た。

 約1時間しっかり温まり、タイムアップとなった。レンタルバイクを返す前に給油しなければならないが、今日は日曜なので1か所しか空いてないとのことだった。そこに行ってみると、給油待ちの列が道路に出来ていた。と言っても2台くらいだったので大したことは無かったので、まだよかった。

 給油を済ませてちょうど出港1時間前に、今回お世話になったモービルレンタカー大島に到着した。原付を返した後は、岡田港へ送迎してもらい14:40頃到着。出港まで50分あるので、周辺を少し周ってみよう。



 まず目に付いたのが、待合所と書かれた建物だったが、新しいものがすぐ横にあったので、これは昔のものなのだろう。今は使ってなさそうな雰囲気だった。



 このように新しくて立派な待合所とターミナルが出来ていた。どうやら津波の避難所にも使われるのを想定しているようなので、高さも必要なのだろう。一番上は結構な空間があった。



 ここまで「また来てね!」と言われたら、また来たい。そのくらい気軽に雄大な風景が見られる島だと思う。



 ターミナルを登ったところから撮影。土産物屋がいくつか並んでいた。



 本当にどこからでも富士山が見える。



 周る前に見ておきたかったが、大島のガイドマップ。動物園と博物館は寄れなかったな。



 ちなみにここは「おかた港」だそうだ。変換出来ないので「おかだ」と打っているが、地名は好きに読むのでローマ字が欠かせない。大島名物椿を推していた。毎年春先には椿祭りも開催されているらしいので、次来るなら季節変えて来てみたいな。



 写真を撮っていたら、これから乗る高速船がやってきた。



 いよいよ大島を離れる。熱海港から渡れるので、気軽に渡れる島ではあるだろう。なのに、島どころか日本離れした光景が見られるので、とても好きになった。三原山のお鉢巡りは、また季節を変えてやってみたいな、と思えるくらい開放感たっぷりの登山だと思う。

 そんなことを考えていたら、高速船は定刻通り15:30に出港した。フェリーと違って甲板に出られないので、窓から外を見ながら大島の余韻に浸っていた。帰りも行きと同様に全く揺れずに快適な船内を過ごせた。

 伊東港に寄港して、16:30頃熱海港に到着した。そういえば、4,000円分のクーポンを使わなければならない。最後の手段として、コンビニやドラッグストアでも使えるので生活費に充てることも出来るが、このクーポンの目的としてはそぐわない使い方だろう。なので、2,000円は土産に。もう2,000円は夕食に使うことにしよう。

 熱海港の売店でもクーポンを使えたので、まずは土産お菓子を購入した。夕食は熱海駅周辺なら何でもあるだろう。

 バス停に移動してしばらく待つと、熱海駅行きのバスがやってきたので乗車。行きとは違ったルートを通っていった。

 17:00頃熱海駅に到着。さて、何を食べようかとクーポンの使える店を検索すると、マグロ専門店があるらしい。そこなら2,000円贅沢に使えることだろう。



 その名の通り、駅前のビルにあった「まぐろや」でマグロ定食を美味しくいただいた。クーポンも使い切って満足した。

 さて、後は静岡に帰るだけ。下道だけでも21:00には帰れることだろう。熱海駅から駐輪場に歩いて行き、バイクの元に行く。屋根付きの場所に置けたのでありがたかった。出発準備を整えて、17:50頃出発。もう周囲は真っ暗なので、おとなしくGoogle先生に連れていってもらった。

 県道11号を通って行ったが、かなりの急勾配のワインディングで、真っ暗だから見通しは悪かったが、中々楽しく走れた。伊豆縦貫道に合流してハイドラを見ると、伊豆箱根鉄道の駅CPがちょくちょくあるのが見えた。

 セローだからUターンも楽なので、折角だから駅に寄りながら国道1号に向かう。途中のセブンイレブンに18:20頃寄り道して、コーヒーを飲んで一服休憩する。

 すぐ国道1号に入ったので、後は勝手知ったる道だ。国道1号をひた走り、途中で買い物を済ませて20:30頃自宅に到着。高尾山から伊豆大島にかけてのツーリングが終わった。

 今回の旅では、高尾山もよかったが、何と言っても伊豆大島の雄大さだろう。砂漠の景色に見晴らしの良さ。温泉もあるし、飯も美味いと素晴らしい島だった。何故か伊豆大島より先に小笠原諸島に行ってしまったが、他の伊豆諸島も是非巡ってみたいな。と強く思った。

 次に行くなら、三宅島と八丈島を巡ってみたい。1日休みを取り、仕事を定時であがって竹芝桟橋に向かい、夜発の東海汽船の船に乗る。翌朝三宅島に到着するので、三宅島を1日巡る。

 2日目の朝発東海汽船の船に乗って、八丈島に上陸。2~3日目にかけて八丈島を巡って飛行機で羽田に帰って来る。というのが一番かな、と思っている。他にも、静岡県下田港からフェリーが出ているので、セローに乗って神津島・新島を巡る。というのもやってみたいかな。これらの島はいずれも、ハイドラ空港CPがあるから優先順位は高く設定している。

 これらの計画が実行されるのはいつになるか分からないが、是非実現したいな。休みが取れなければ、土日で1島ずつでも何とかなるかな。ぼちぼち伊豆諸島を巡って行きたい。

温泉:大島温泉ホテル 800円 

■関連ブログ

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 1日目 静岡~高尾山~静岡県熱海市
2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 2日目 静岡県熱海市~伊豆大島
Posted at 2022/07/03 23:03:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年11月27日 イイね!

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 2日目 静岡県熱海市~伊豆大島

■2日目 11/27(土) 天気:晴れ時々曇り一時雨
走行距離:約60km



 熱海のホテルを出発し、熱海駅前駐輪場でバイクを置いて、バスで熱海港へ移動。



 東海汽船の高速船に乗って、伊豆大島に上陸。原付を借りて一周した。

 6:00前頃起床。ツインの広々とした部屋だからかよく眠れた。



 カーテンを開けると、空は雲が殆ど無く朝焼けに包まれていた。



 朝焼けの熱海城を望む。



 昨日と同じことを思った。あの島に今日上陸するんだ、と思うと胸が躍る。

 朝から撮影を楽しみ、朝風呂に入りに大浴場へ向かう。洗顔などを済ませて、しっかり朝から温まる。部屋に戻って出発準備を進める。



 秋なので7:00過ぎになったが、まだ朝焼け感がある。天気は良さそうだ。ただ、伊豆大島の天気予報を見ると、少し降水確率が高かった。明日は晴れマーク1つだったので中止にするほどではないが、雨が降らないとよいのだが。

 昨日の記録にも書いたが、今日は8:00頃出発する必要がある。9:10熱海港発の高速船に乗って、伊豆大島を巡る予定だ。朝食は7:30からだが、ゆっくりコーヒーまで楽しみたいので、部屋に戻って来る時間が無さそうだ。なので、最初から荷物を持って食堂に向かった。

 朝もバイキングだったので、好きな物を選び大変美味しくいただいた。朝のコーヒーも飲んでご満悦。そのまま部屋に戻らずにチェックアウトした。県民割の旅行券を使っているので、残金の清算は数百円レベルだった。電子マネーも使えたので、Edyでと伝える。

 フロントの方がタッチパネルの操作にあまり慣れてなさそうなので、それを押せば良いと思います、と言うと「お客さんの方が慣れてる」と苦笑いしていた。割とそういう細かいところを見ているので、何となく操作方法が分かるのが面白い。

 そんなことがありながら、8:00前にホテルを出発した。と言っても、ホテル自体がほぼ駅前なのですぐそこだ。日曜までホテルに置かせてくれれば一番だが、流石に言えなかったのでおとなしく駐輪場に置こう。

 直後に熱海駅前駐輪場に到着。事前情報で土日は混んでいるから青空駐車の2Fしか空いてない、と口コミを見たが1Fが普通に空いていた。立体なので屋根付きみたいなのものだから、気持ち的にもありがたい。青空駐車は嫌なので、わざわざバイクカバーを持ってきたのだが、必要無さそうだ。

 係員のおじさんに、料金は後で良いと言われたので、先にバイクを置いて出発準備をする。バイクウェアをトップケースにねじ込み、バックパックを背負う。また、今回は伊豆大島で原付を借りるため、このくらいの距離ならMyヘルメット・グローブを持って行こう。トートバッグにぶち込んだ。そして、係員さんに2日分の料金を支払う。と言っても400円なので大した金額ではない。

 商店街を通って熱海駅のバスターミナルに向かった。まだ早いので人はあまり多くはないが、やはり熱海は観光地感が半端じゃない。中々こういう所に来ないので、ある意味新鮮だった。

 熱海港へ行くには、熱海後楽園行きのバスに乗る必要がある。日中なら20分間隔で出ているので、そこそこある方だろう。バス停の場所を確認し、しばらく待つとバスがやってきたので乗車する。Suicaが使えたのでありがたい。

 バスは定刻通り8:20に出発した。事前情報では、土日は道路が混雑するので時間が掛かる場合がある、とあったから早めに動いたが、実に順調にバスは進み、8:30に熱海港に到着した。9:10出港だから、かなり時間に余裕が出来た。これだったら、もう一本後のバスでも余裕だった。まぁ、不測の事態が起きても何なので、先手で動いた方が良いと思う。

 早速窓口で手続きをする。記憶がうろ覚えだが、予約番号を伝えたような気がする。往復乗車券を購入したが、カードが使えたので助かった。



 あっという間に手続きが終わったので、乗船開始までヒマだから周囲を周る。東海汽船高速船の看板。最短は45分らしいが、土日の便は伊東港へ寄港するので、65分掛かってしまう。



 これから乗る高速船。この看板に日付が入っていると嬉しいのだが、平成のままだったので変えるつもりがないのであろう。中々派手な車体だと思う。

 熱海港からは、静岡県唯一の有人離島である初島へも行ける。国盗りポイントになっているが、対岸取りが出来てしまったので、訪れたことはない。行ってみたい気持ちもあるが、何となくリゾートの島かな、と思っているのであまり食指が動かない。島好きになってきたので、気が向いたら行ってみようか。



 一服したりしながら待っていると、ようやく乗船開始となった。確か、席番号は指定制だったと思う。窓側の席だったので良かった。そうか、伊豆大島は東京都なんだよな。「東京宝島」と書いていた。シートベルトを締めて出港を待つ。



 高速船は定刻通り9:10に出港した。海から熱海を望む。この感じが熱海っぽい。

 前述通り、この便は伊東港に寄るためか、あまり沖合を走っていない。30分弱で伊東港に到着した。あまり乗客が居るようには見えなかったが、どれだけの需要があるのだろうか。ちなみに事前調査では、伊東港もバイクを堂々と置けそうな環境では無さそうだった。なので、おとなしく熱海港から乗ることにしたのを付け加えておく。

 ここからはいよいよ高速船の本領発揮だ。高速モードに入る、とかアナウンスが流れたと思う。すると確かに船とは思えないくらい速い。どうやら最高速度80km/h出るようだ。船でそれだけ出したら揺れが凄そう、とか思うかもしれないが意外や意外。全く揺れることはなかった。どうやら動作原理として、海面から軽く浮いた状態になるらしいので、揺れが少ないらしい。これは中々味わえない経験だった。

 しばらく走ると速度を落とした。アナウンスがあったが、クジラ多発エリアらしいので速度を落とすらしい。そういえば、佐渡汽船だっただろうか。クジラに当たった事故があった気がする。クルマで言うと、シカやイノシシに激突するようなものか。それは凄い衝撃なことだろう。



 そんなことを思っていたら、高速船は定刻通り10:15に伊豆大島岡田港に到着した。流石伊豆諸島最大の島なので、巡り甲斐がありそうな島だと思った。



 着岸して下船案内があったので、桟橋を通って行く。事前に原付を予約した際に、桟橋出口に送迎車があるのでそこまで来てください、と言われていた。早速行くとすぐ分かったので、名前を告げて乗り込む。他にも2組くらいの人が居た。送迎車は出発して10分くらいで店舗に到着した。



 今回借りた店舗はモービルレンタカー大島になる。送迎もしてくれてバイクも置いてあるから助かる。欲を言うなら、軽自動車が税込4,400円なら原付はもう少し安いと嬉しい。ちなみに原付は税込4,070円/24hとなる。これなら、よほどのバイク好きじゃなければ軽自動車を選ぶのではないだろうか。私はバカなので原付を選んだが。

 事前にカード決済は出来ない、とHPに書いてあったので覚悟はしていたが、何とPayPayなら使えた。これはありがたい。申込書に記載して早速原付を借りた。一緒に居た2組の内、1組は私と同じ原付を借りていた。店員さんも、今日は雨予報が出てますので、気を付けて。と言われたが、何とか持ってほしい。

 早速トートバッグからMyヘルメットを出して、トートバッグを畳んでバックパックに入れる。いよいよ伊豆大島ツーリングの開始だ。10:40にモービルレンタカーを出発した。

 まずはどこへ行こうか。何をしようか考えていたが、まずMustはハイドラの動物園CP・空港CPだ。後は一周と、月と砂漠ライン・三原山お鉢巡りくらいだろうか。あいにく今日の天気はそこまで悪くはないが、良くもないのでお鉢巡りは明日やるべきだろう。なので、まずは一周してみよう。島巡りの基本である時計回りで向かう。

 伊豆大島ツーリングの開始だ。岡田港の交差点を通り過ぎると、海沿いの気持ちの良い道に出た。原付なのでゆっくりのんびり風を受けながら走る。伊豆諸島を制覇しているバイク乗りのブログをよく見るのだが、それを参考にするとこの辺に切通しがあるという情報を見た。看板が見えたので、大島一周道路を外れる。



 最初は気付かずに通り過ぎてしまったが、タクシーの運転手さんが居て、「切通しなら通り過ぎたよ」と教えてもらった。10:50頃到着。中々雰囲気の良い切通しだと思う。



 観光客が1組居たが、居なくなるのを待って写真に撮る。さくっと切通しを見て再度原付に乗り、少し走ると大島公園に出た。



 ここを通ったことで、動物園CP「大島公園動物園」をGetした。これで動物園CPを制覇した。

 ここは入場料無料らしいので寄ってもよかったが、また時間がありそうなら再訪することにして先を急ぐ。この辺から内陸に入ったので、海は全く見えなくなった。結構な山道だったので、原付だから登りは全くスピードが出ない。ギリギリ法定速度が出るかどうかくらいだった。島あるあるの交通量が皆無に近いので、ゆっくり走っても気が引けないのはありがたい。

 大きなバイクだと楽しそうなワインディングだったが、のんびり走る。しばらく走ると、月と砂漠ラインの看板があったので脇道にそれる。クルマの離合は難しい程度の幅員しかなかったが、原付なのでその辺は非常に強い。しかし、こんな狭い道の分岐でもちゃんと案内があるのが嬉しい。かなり勾配がキツかった。



 11:20頃月と砂漠ライン駐車場に到着。ここから裏砂漠展望台まで徒歩20分くらいらしい。早速歩いてみよう。

 しばらくは木に囲まれた道が続いた。道は砂路がメインだったので若干歩きにくいが、10分も歩かないくらいから、凄い見晴らしが広がってきた。これはかなりテンションが上がり写真を撮りながら歩き続ける。



 10分少々歩いて、裏砂漠第一展望台に到着。海が見えるので島らしいが、一面の砂漠が広がっていた。



 もう少し行くと第2展望台だが、砂路を登っていく。



 青空は出ているが、雲が多くて陽が射したり曇ったりと写真を撮るのが難しかった。



 裏砂漠第2展望台に到着。



 ツーリングマップルにも「日本離れした砂漠の風景」とあるが、まさにその通りだ。



 海の向こうには熱海の街だろうか。雲があるので山頂まで見えなかったが、あの裾野は富士山だろう。




 砂漠の向こうに真っ青な海を見渡す。



 大きな岩がゴロゴロしている。噴石だろうか、こんなのが当たった日には命の危険を感じるだろう。



 あの特徴的な山は大室山だろう。この時点ではまだ行ってない。2022年の4月に県民割を使っていったが、中々良い山だった。



 今居るのは本当に島なのだろうか、本当にそう思わせてくれる。



 雲の変化が多くて、青空が出た瞬間を切り取る。



 スケールが半端じゃない。早速伊豆大島の魅力に取りつかれそうだ。この下まで歩いて行っている人が居た。流石に骨が折れるので、そこまでは行かなかった。



 光のバランスが好きな1枚。

 裏砂漠の景色をたっぷり堪能出来た。徒歩も含めて1時間程度散策したが、かなり楽しかった。島なのだが、島どころか日本離れした雄大な光景が印象に残った。

 駐車場に戻りツーリング再開。大島一周道路まで戻り引き続き南下する。ワインディングを抜けると海がまた見えてきた。



 道路上に筆島の展望台があったので寄ってみた。



 あのポツンとしてるので筆島らしい。「ふーん」って感じの所だが、ベンチもあるので休憩するには良いところだと思う。



 海の景色が中々良い。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。伊豆大島南部はあまり集落が無いので、北部まで行かないと無いかな?っと思っていたが、PayPayが使えるラーメン屋が見つかった。今晩の宿は2食付きの民宿で食事も期待出来そうだから、昼食は質素でもよいだろう。



 スマホを見れないから集落周辺を迷いながら、ようやく到着。「らぁ麺よりみち」という所だった。13:10頃に到着した。



 島のりラーメンを美味しくいただいた。

 食後に外で一服していたら、空模様が怪しくなってきた。雨雲レーダーを見ると、通り雨が降ってきそうな感じだった。

 やれやれどうしようか、と思って周囲を探してみたら、貝の博物館があるらしい。そこまで興味を惹かれるものではないが、こういう時は屋内だな、と思いそこに行ってみよう。



 13:30頃貝の博物館「ぱれ・らめーる」に到着。数え切れないほどの貝が展示されている。バックパックを背負っていたら、受付に置いてていいよ、と係員さんに言われたのでありがたかった。



 大き目な貝も展示されている。



 どでかいアンモナイト。九州天草御所浦島に行った時に化石を見たが、こんな大きい貝が海を泳いでいたらさぞかし驚くことだろう。

 ここを見ている途中に雨がそれなりに降り出した。屋内に避難していて正解だった。貝の展示自体は30分もあれば見終わったが、寛げるソファーもあった記憶があるので、のんびりスマホを見ながら雨宿りして休憩していた。ツーリングマップルにもあるが、この建物には東京一小さなボウリング場があって、時折ボールがピンに当たる音が聞こえてきた。流石に時間潰しとは言え、1人でボウリングをやるのもハードルが高いから、音だけ聞いておく。

 なんだかんだで1.5時間くらいゆっくりさせてもらった。そろそろ雨が止んできたので、出発しよう。15:10頃、ぱれ・らめーるを出発した。

 ところが大島南海岸を走っていると、突然雨が降り出した。しかもそれなりの強さだった。幸いちゃんとMyヘルメットを持ってきているので、フルフェイスだから大丈夫だ。上下もモンベルのトレッキングウェアだから、多少の雨なら浸み込まない。

 そうは言っても雨宿りしたい。出来るところを探していたら、中々屋根があるところが見つからなかった。ようやく道路沿いに大き目の木が立っているところがあったが、そこはもうツーリングマップルにも載っている「地層切断面」まで来ていた。折り畳み傘は一応持って来ていたので、傘を差しながらしばらく待つ。



 するとみるみる内に雲が晴れて陽が射してきた。雨が残っていたので、何と素晴らしい虹が出てきた。これは雨の中走った甲斐があった!と喜び、撮影モードに入る。



 しかも虹が二重に出ている。この地層模様は中々珍しいのかと思う。愛称はバウムクーヘンを呼ばれているらしいが、その相性も納得だ。



 陰になっているが、今回の相棒原付とも撮影。



 少し構図をズラすと青空が出ていたので、それも入れて撮影。



 段々晴れてきたので、虹も消えかかってきた。軽くウェアは濡れてしまったが、晴れてるなら走ってれば乾くので、こんな景色が見れたのでよかった。



 地層の背景に青空を。とは言え、やっぱりピーカンの晴天の方がバイクで走るには良い。



 そして海側を見ると、他の伊豆諸島がハッキリ見えた。雨が降ったので、澄み渡って見えてとても素晴らしい。手前の特徴的な三角錐の島は利島。左側の大きな島が新島。利島のさらに奥が神津島であろう。あれらの島もその内行ってみたい。

 元々バウムクーヘンには寄ろうと思っていたが、こんな形で訪れることになるとは思わなかった。雨が降り出したのは辛かったが、止んでくれれば虹も見れたのでこういうのも悪くない。

 良い気分になりながら、バウムクーヘンを出発。先ほどの写真からも分かるが夕暮れが迫っているので、あまり時間が無い。今日予約している民宿は、伊豆大島の北西部に位置するので、ほぼ一周を達成すればちょうど辿り着くことだろう。

 民宿のためか、浴場が無くシャワーのみとのことだった。ちょうど元町港近辺に温泉があるので、そこに入ってから行けばちょうど良いかな、と思う。

 大島一周道路を北上し、しばらく走ると元町市街に入った。この辺まで来ると雲は完全に晴れ渡り、展望が凄くよかった。どこかで写真が撮りたいな、と思い周辺をうろついてみた。



 元町港桟橋が海に飛び出ていたので、そちらに決めた。16:10頃到着したが、東側に三原山がよく見えた。



 原付と一緒に撮影。



 南側は太平洋の夕暮れに浮かぶ伊豆諸島。先ほどの場所とはやはりアングルが違う。



 原付と一緒に撮影。桟橋なので遮るものが無いから撮影が楽しいが、風が強くて大変だった。



 北側は海に浮かぶ富士山。何だこの桟橋。どっちを向いても絶景じゃないか。



 わざわざ原付を移動して、一緒に撮影。



 少しアオり気味に撮影。



 伊豆半島の山並みに夕暮れが進んで行く。



 桟橋なので釣り人が多かった。灯台に沈んでいく夕陽。



 先ほどから更に進んだ夕暮れ感。撮影が非常に楽しかった。夕陽が落ちるまで見届けたいところだが、前述したとおり宿に風呂が無いので、温泉に入っていきたい。あまり夜に出歩きたくないので、この辺で桟橋を離れることにした。

 元町港から御神火温泉はすぐそこなので、あっさり16:10頃到着。露天風呂は無く、そんなに温泉感は無かった気がするが、広い湯船に浸かれれば疲れが取れる。大したことない、と最初は思ったが、じっくり入っていると肌に良い気がした。露天風呂が無かったのが残念かな。すぐ近くに水着着用だが海を見渡す露天風呂があるみたい。でも体を洗いたかったし、水着など持ってきていないのでそちらは諦める。

 私としては早めに温泉を出る。17:00過ぎに温泉を出発したが、周囲はほぼ真っ暗になっていた。宿に向かわなくてはならないが、場所がよく分からないので、BluetoothイヤホンでGoogle先生に聞きながら向かった。

 しかし、原付のライトが非常に暗くて怖かった。セローのライトも暗いな、と思っていたがそんなの比べるまでもなく、原付の暗さはヤバイ。しかも、基本夜間は走らないからか、メータのバックライトが切れていたので、スピードが何km出ているのか分からなかった。まぁこんな状態では法定速度すら出すのが怖いくらいなので、ゆっくり安全に走る。

 海沿いの道をしばらく走ると、途中で曲がる。大島空港横を通ったので、後から見たら空港CPをGet出来ていた。これで伊豆大島のMustタスクは終わった。後は明日満喫するだけだろう。案内に従っていくと、何やら住宅街のような場所に入った。これは暗くなってからGoogle先生無しに辿り着くのは中々厳しいだろう。



 これは翌日撮った写真だが、17:15頃今日お世話になる宿「民宿三喜」に到着。お世辞にもキレイとは言えなかったが、ちゃんと清潔感は保たれているので気にならなかった。前述通り、湯船は無くてシャワーだけで、トイレは共同だ。それは民宿なら仕方ないだろう。

 事前にじゃらんで決済は済ませておいたので、現金を使わなくて済むのでありがたい。早速中に入ると主人が出迎えてくれた。館内を案内してもらい、部屋に連れて行ってもらう。6畳間だったがソロなら必要十分だ。テレビもあるし、全く問題無い。

 夕食は18:30~とのことなので、早速コンタクト等を外してゆっくりする。風呂はもう済ませているので、特にやることもないからテレビを見ながら寛ぐ。



 時間になったので食堂に行ってみた。私の他にも男性2人組が居たが、お互い豪勢な料理に驚いていた。



 船盛りなんて、人生で何度食べたことがあるだろうか。この宿の評価がやたら高かったが、それも頷ける。この値段でこんな料理が出てくれば、ありがたい以上の何物でもない。刺身にアシタバの天ぷら。お肉と最高だ。刺身を色々ご主人が説明してくれたが、正直あまり覚えていない。中々本土じゃ食べられない魚だと言っていた。

 これだけの豪華な料理に加えて、こういう宿ならではのごはんがおひつに2杯分入っていた。食事を残すのは私のポリシーに反するので、何とか全てたいらげる。とても美味しかったが、お腹がパンパンになってしまった。

 食事中に星の見れるスポットを宿の主人に紹介してもらった。宿の近くだと、野田浜とか大島空港とか隣の学校跡とか言っていた。行きたいところだが、三脚は持ってきていないしお腹がパンパンなので、横になっていたら出る気が無くなってしまった。まぁこういう日もあってもよいだろう。

 今日は、伊豆大島に上陸しレンタルバイクを借りて、伊豆大島を一周した。月と砂漠ラインで裏砂漠を満喫し、貝の博物館を見て、雨に降られながらも虹のバウムクーヘンを見れた。温泉も入ったし、民宿で豪勢な食事を楽しめた。昨日もホテルのバイキングだったので、2日連続でグルメを楽しんだ。いつもの旅とは異なる感じだが、これもまた旅だろう。

 明日は、前述通りまず三原山に登ってお鉢巡りをする。そして昼食を食べて、15:30伊豆大島発熱海港行きの高速船に乗って、静岡まで帰ることになる。お鉢巡りは3時間くらいあればよいらしいが、時間が少し読めないので、それ次第での立ち回りとなるだろう。時間があれば温泉にでも入りたいものだ。

 楽しみにしながら、明日も早起きするため寝ることにする。

宿泊地:東京都大島町 民宿三喜 6,820円(二食付)
風呂:御神火温泉 710円

■関連ブログ

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 1日目 静岡~高尾山~静岡県熱海市
2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 3日目(最終日) 伊豆大島~静岡
Posted at 2022/07/02 23:28:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年11月26日 イイね!

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 1日目 静岡~高尾山~静岡県熱海市

 晩秋の高尾山と伊豆大島に行ってきた。伊豆大島は島旅となるので、記録に残しておく。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 11/26(金) 天気:晴れ
走行距離:約280km

 自宅からツーリングプランの関係で、沼津まで下道を走った。新東名長泉沼津ICに入り、圏央道を経由して高尾山へ登った。高尾山を楽しんだ後、再度高速に入って熱海市まで走った。

 2021年秋休み山陰ソロキャンプツーリングを楽しんだ後、友人達と恒例の志摩カキ食べ放題キャンプに行った。もう冬が迫る11月の最終週。天気予報はとても良かったので、シーズンオフになる前にどこか行こうかと考えた。

 色々検討した結果、伊豆大島に行こうかと思った。2021年に入って島旅に非常にハマっているので、近隣で行ける一番メジャーな島に是非行ってみたいとずっと考えていたが、中々行くことが出来なかったので、ようやく実行に移そうかと思う。

 一応今回は金曜有休を取ったので、3日間確保出来た。伊豆大島は1泊2日あれば良さそうなので、そのついでにハイドラCPをGetしに行くことにした。近隣で欲しかったのは、東京の観光名所CPの1つ、高尾山に訪れていなかった。観光地として、世界一登山客が多いこととしても有名だが、平日なら多少はトーンは下がるだろう。

 そして翌日土曜に、熱海港から伊豆大島に渡る高速船に乗るつもりだ。宿をどうするか悩んだが、その頃はコロナ感染者数も減少傾向にあったので、各地で県民割をしていた。その中でも、熱海市に限っては、夏に発生した土砂災害の復興応援ということで、5000円の旅行券を買えば1万の宿泊費+4000円のクーポンを貰え、何と2.8倍になるという美味しい状況だった。

 早速熱海のホテルを探してみると、1万ギリ超える程度で1泊2食付きの温泉宿が見つかった。温泉は露天も無く食事もバイキングだが、費用対効果は高そうなので予約した。

 次は伊豆大島の宿だが、伊豆大島ならネットでも予約出来る。探してみたら、やたら口コミの良い民宿が見つかった。1泊2食で8000円行かないくらいだったので、島だけに民宿も悪くないだろう。風呂がシャワーしかないが、伊豆大島は火山の島なので温泉もあるから問題無い。なので、民宿を予約した。

 次に、伊豆大島での足の確保をした。伊豆諸島最大の島だが、原付でも十分回れそうなので、原付を借りようかと思った。もう少し出せば軽自動車が借りれそうだったのでかなり悩んだが、自分の愛車ではないとは言え、折角だからバイクで走りたい。レンタカー屋にTELしたら無事確保出来た。港との送迎もちゃんとしてくれるようで助かる。

 最後に、高速船の確保をした。普通運賃だとそこそこの値段がするが、事前予約の往復切符なら中々オトクに渡れそうだったので、運航元の東海汽船にTELして無事Get出来た。

 後の課題は、熱海港にどう行くか。があった。てっきり私は、普通の港だと割と駐輪場が完備されているので、バイクで行けば何とかなるのかと思っていた。ところが、ネットで調べた限りでは、熱海港周辺にバイクを置くところは無いらしい。

 調べると、熱海駅の駐輪場がバイクも置けて1日200円と大した値段では無かった。熱海駅から熱海港のバスも割と出ているので、それだったら熱海駅にバイクを置いてバスで行くことにしよう。どうせ、岸壁のようなところがあったりしてそこら辺に停めても問題無さそうな気もするが、潮風が打ち付けるところに2日置くのも気が引ける。公式な置場ならまだ良いが、非公式な場所に夜を跨ぐのも気分的に良くないので、ちゃんとした駐輪場に置くことにしよう。

 最後に高尾山までどうやって行こうか、を考えたら、11月に入ってようやくツーリングプランが再開した。2日分だが、平日の割引が効かない状態だったら、高尾山まで往復して熱海程度でもツーリングプランを利用した方がオトクだったので、それを使おう。西の限度が沼津ICだったので、そこまで下道で行けば良さそうだ。高尾山を楽しんだ後、小田原厚木道路で小田原に出ればツーリングプラン範囲内なので、高速料金の追加も無い。伊豆大島を楽しんで、熱海に帰ってからは下道で帰れば良いだろう。

 これで全ての準備が整った。後は当日を楽しみにして待つ。天気予報も逐一チェックしていたが、中々の秋晴れに恵まれそうだ。


 いよいよ当日がやってきた。伊豆大島を色々見ていると、やはりやってみたいのが三原山のお鉢巡りだ。大して高くないとはいえ、高尾山も含めて今回は登山要素が強くなりそうなので、トレッキングポールとかを持っていきたい。またバックパックも必要だろう。

 バックパックなので背負ってバイクに乗っても良いが、長距離走るとやはり疲労が溜まってしまう。なので、荷台に括り付けよう。そのためにも今回は大した距離を走らないし、バックパックを固定するにはセローの方が良さそうだったので、セローで行くことにした。前日の夜にバックパックを固定出来るか試したら、問題無さそうだ。2泊分の装備を整えて就寝。

 当日は4:30頃起床。朝食を食べて、出発準備をし6:00頃自宅を出発した。流石11月末なので周囲は暗い。そこまで寒くはなかった気がする。国道1号をひた走る。平日の朝なので、清水周辺が若干混んだが何とか進む。

 引き続き国道1号を走り、富士で給油しておく。これで今回の旅では、帰るまで給油しなくて良いはずだ。バイクのお腹を満たしたところで出発したが、沼津に入ったくらいで流れがかなり悪くなってきた。この辺は端もあまり広くないので、あまりバイクの特権を生かせない。沼津から高速に入るつもりだったから、IC近くのセブンイレブンを目的地とし、Google先生に頼ることにした。

 一度も通ったことない内陸の道を良く分からないまま指示に従い進む。流石、あまり混雑していなかった。最後沼津ICに出るところが大渋滞を起こしていたが、幸いここだけ端が広かったから、抜けることが出来た。

 セブンイレブンに7:30頃立ち寄り、コーヒー休憩を取る。そして、おにぎり等山の中で食べられそうな食料を調達しておいた。

 セブンイレブンを出発し、長泉沼津ICから新東名に入った。高速に入ると快適そのもの。順調に進み、海老名JCTから圏央道に入る。ここは車線が減るので渋滞していたが、バイクの特権を生かして進んだ。

 圏央道厚木PAに8:50頃立ち寄り休憩して、圏央道高尾山ICを降りた。高尾山のバイク駐車場で検索すると、すぐ出てくる薬王院の駐車場を利用しようと思う。高速からあっさりと9:10頃駐車場に到着した。

 係員さんが出てきて、バイク置場を案内してもらった。料金は、バイクを置いた後でよい、と言ってくれたので先にバイクを置く。ジャケットを脱いでバイクに掛け、バックパックをバイクから外して背負う。バイクモードから登山モードに変更した。係員さんに駐車料金を支払い、高尾山を楽しもう。



 高尾山の入口に到着した。紅葉が絶好シーズンを迎えているように見える。



 高尾山リフト・ケーブル乗り場。大した高さの山ではないが、軟弱だしまだまだ旅を続けなければならないので、体のダメージを蓄積させないように、使える物は使うことにした。

 ケーブルカーとリフトがあるが、コロナ対策も含めてリフトに乗ることにした。券売機でチケットを買うが、Suicaが使えて助かった。



 リフトは1人乗りだしオープンエアーなのでとても気持ちが良い。



 紅葉を見ながらリフトを楽しむ。



 秋晴れの青空が透き通っている。

 リフト山上駅に到着して、早速歩く。山の中だが、舗装されているので非常に歩きやすい。



 少し歩くと展望が開けた場所があった。遠くに東京の高層ビル群を見ることが出来た。



 麓にも薬王院の名前があったが、高尾山中にも薬王院の門があった。



 灯篭が並ぶ雰囲気の良い参道を歩く。



 階段や登り坂は多々あるが、きちんと整備されている。



 標高が上がるにつれ、更に紅葉が色づいてきた。



 色んな所に門があって雰囲気が良い。



 さっきの向きは逆光だったので、順光でも撮影。



 朱色の厄除開運門。運が向上してくれるといいな。



 鳥居と紅葉。



 しかし、平日にも関わらずそこそこの人が居る。流石、世界一の登山者が居る山だ。



 10:30頃高尾山頂に到着。標高は約600mのようだ。まぁ登山というよりハイキングかな。全路面舗装されているので、非常に歩きやすかった。観光名所CP「高尾山」をGetしたので、東京都の観光名所CPを制覇出来た。



 山頂は広場になっており、淵に座れるようになっていたので、ここで座って少し早めの食事を取る。秋晴れの中、紅葉を見ながら食べるおにぎりはとても美味しかった。



 山頂からは、東京とは思えない山並みが広がっており、奥には冠雪した富士山が見えた。



 望遠でも撮影。富士山がくっきりと見える。



 観光名所CPをGetしたので目的は果たした。でも、今日は後は熱海のホテルに行くだけなので、折角なのでもう少し散策してみよう。登山コースマップを確認したが、もみじ台というのがにあるらしいので、とりあえずそこに行ってみよう。



 もみじ台に到着。山頂までは舗装されていたが、そこからは土の道だった。それでも整備されているので問題無い。その名の通り、紅葉が見事だ。お店があって、結構な人で賑わっていた。



 青空と真っ赤に染まった紅葉。



 光を透かして撮影するのも楽しい。



 もみじ台を満喫出来た。

 そろそろ下山しようと思うが、同じ道を戻るのも芸が無いので、吊橋があるコースがあるみたいだ。そちらで下山してみよう。



 吊橋を渡る。ただ、この周辺は紅葉が無かったのが残念。



 元の道に戻り、高尾山を満喫出来た。素晴らしい秋晴れだった。時間が経ったせいか、登った当時より観光客が増えてきた。気軽に自然を満喫できるところなので、人気があるのは当然だと思った。



 リフト乗り場に戻って下山する。



 やはり下りの方が見晴らしは良い。山と東京の街を見ながら降りた。



 ピントが合ってないが、リフト駅前でソフトクリームを美味しくいただく。

 高尾山を楽しみ、薬王院の駐車場に戻る。朝はガラガラだったのに、そこそこのクルマが停まっていた。バックパックを再びバイクに固定し、13:20頃出発した。

 圏央道高尾山ICから高速に入り、熱海へ向かう。最短距離で向かうなら、東名厚木ICから小田原厚木道路に入るのが良いと思うが、少し寄り道していこう。南足柄市に新しいハイドラ道の駅CPがあったので、そちらに行ってみよう。

 海老名JCTから東名に入って、大井松田ICで降りた。南足柄市の道の駅「足柄・金太郎のふるさと」を通過して、CPをGet。既に神奈川県の道の駅は制覇済だが、CPが増えるのは嬉しい。

 さて、折角今回は私としては珍しく、2食付き温泉宿でブルジョアにいく。豊臣秀吉の小田原攻めのために築かれた、石垣山一夜城にでも行こうかな、と思ったが、今回は山登りをして疲れているのもあるし、早めに宿に入ることにしよう。

 近くのセブンイレブンでコーヒー休憩を取り、小田原東ICから小田原厚木道路に入って、西湘バイパスを西に向かった。通常このくらいなら下道で行くが、ツーリングプランを申し込んでいるので、ブルジョアに高速を使う。

 東伊豆海岸を通る、国道135号を海を見ながら走る。交通量が多いので快適とは言えないが、伊豆らしい景色を見ながら走った。

 ツーリングプランの対象外なので、有料道路2つはケチって進む。途中真鶴岬への看板もあって惹かれたが、先を急いだ。

 やがて静岡県熱海市に入る。The観光地という雰囲気が立ち込めてきた。今回予約した宿は熱海駅近くなので、駅に向かって進んでみる。事前にGoogleストビューで大体見ておくから、何となく見覚えがある風景になったところで、今日の宿「伊東園ホテル熱海館」に15:40頃到着した。

 立体駐車場が満車だったのか、クルマが並んでいた。バイクは関係無いと思ったが、おとなしく待っていると係員さんに声を掛けられて、場所を案内してくれた。タワー式の駐車場の壁際に置くよう指示されたが、そこが屋根付きの場所だったのでありがたい。

 手指消毒してチェックインする。早い時間だが、フロントは長蛇の列が出来ていた。これが普通なのかな。私の場合は、基本的にホテルの場合暗くなってからチェックインすることが殆どなので、一般観光客はやはりさっさと入ってのんびりして食事、というのが普通か。

 私の番が回ってきて、早速手続きをする。県民割を使うので、事前にコンビニで発行した静岡元気旅のチケットを渡す。ここで食事の時間を聞かれたが、夕飯はもう遅い時間しか空いていないらしい。私は18:00くらいに食べたかったが、20:00くらいの時間になってしまった。

 それはまだ良い。朝食も8時台からしか空いてないと言うではないか。明日は熱海港9:10発伊豆大島行きの高速船に乗らなくてはならない。バイクで行くなら何とかなるが、バスを使っていくので8:00にはホテルを出なければならない。

 時間が合わないのなら仕方ない。朝食は結構です、と伝えると1人ならねじ込みます、と柔軟な対応を取って貰えた。それは大変ありがたい。7:30~に変えてくれた。これもあまり時間に余裕が無いが、荷物を持って朝食会場に行けば何とかなるだろう。

 そんな手続きをしてから部屋に入ると、何とツインの部屋だった。しかも海が見えて、大変眺めが良い。普段安宿しか泊まらないので、たまには贅沢するのも良いかと思った。



 そして、今回の目玉であるクーポン券を貰った。5,000円の出費で、4,000円のクーポンと10,000円の宿泊費が出るので、これは中々美味しい企画だろう。



 部屋からは、熱海の街並み・海・熱海城と伊豆大島が一望出来る。



 夕暮れの熱海城がよく見えた。



 明日私は、見えている伊豆大島に行く。と思うと気分が高まる。

 景色を楽しみ、温泉に入る。正直温泉は大したものではなかった。サウナもコロナの関係で開放されてなかったし、露天風呂も無いのは少し寂しい。それでもしっかり温まって、ストレッチもしっかりする。登山をしたので体を休めなくては。

 部屋に戻ってしばらくテレビを見ながら寛ぐ。宿に泊まる時は、ローカルCMや番組を見るのが楽しみの1つだが、考えてみれば熱海は同じ静岡県なので、いつも見てるCMや番組しか無かった。そういえば静岡県内の宿に泊まるのは初めてだ。それは違和感があるのも分かる。



 ようやく夕食の時間になったので、食事会場に向かった。普段は酒は飲まないが、フリードリンクだったので折角なのでビールを一杯飲む。バイキング形式なので、好きなものを適当に選ぶ。金目鯛の煮付けを追加して、ちょうど10,000円を僅かに超えたので、コスパの良い宿だろう。



 寿司に炊き込みご飯と、炭水化物だらけで締めた。普段摂生しているので、こういう時にはタガが外れてしまう。

 お腹一杯夕食を楽しみ、酔っぱらったのでしばらく部屋でダラダラする。酔いもお腹もこなれたところで、折角温泉宿でショボイとは言え、もう一度温泉に入った。今回はPCを持って来ていないので、出費管理は家に帰ってから行おう。

 今日は、ハイドラCPのために高尾山を登った。紅葉真っ盛りの山を楽しむことが出来た。県民割を使って、普段は味わえないブルジョアな食事を楽しみ、温泉に浸かってのんびり出来た。部屋からの熱海の眺めも良かった。

 明日は、熱海港に移動し伊豆大島行き9:10発の高速船に乗る。初めての伊豆大島だが、最近島好きになっているので非常に楽しみだ。

 楽しみにしながら、明日も早起きするため寝ることにする。

宿泊地:静岡県熱海市 伊東園ホテル熱海館 5,215円(県民割利用 二食温泉付)
風呂:ホテル内温泉

■関連ブログ

2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 2日目 静岡県熱海市~伊豆大島
2021年11月 高尾山・伊豆大島ソロツーリング 3日目(最終日) 伊豆大島~静岡
Posted at 2022/07/01 22:57:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年10月03日 イイね!

2021年10月 山形・飛島旅行 2日目(最終日) 山形県酒田市~飛島~静岡


■2日目 10/3(日) 天気:晴れ

 山形県酒田市のホテルを出発し、日和山公園を軽く見て酒田港に向かった。そこから酒田市沖の飛島に渡り巡る。日帰りで酒田港に戻り、山居倉庫・庄内米歴史資料館を見てから、庄内空港に戻ってきた。夕方の便で羽田空港に戻り、静岡まで帰ってきた。

 朝6:00頃起床。泊まったホテルは大浴場があったので、朝風呂に入り朝食を食べる。今日は、9:30酒田港発飛島行きの定期船に乗るので特に急ぐ必要は無いのだが、近くの都市公園CPにもなっている日和山公園に行ってみたい。なので、出発準備を整えて、ホテルを8:00頃出発した。



 近くだったのであっさり日和山公園に8:20頃到着。都市公園CP「日和山公園」もGet出来た。意外と広い公園のようなので、早速散策してみる。



 高台に位置するせいか灯台があった。



 ツーリングマップルにも千石船が展示されている、とあったが池に浮かんでいた。佐渡島にあったものと比べると1/2スケールと小さいが、中にも入れて中々良い。
  


 灯台と千石船を同じアングルに入れる。やはり公園なので、家族連れが目立った。




 公園内に神社もある。日枝神社と書いてある。



 こういう門の佇まいは好き。

 主には都市公園CPを取りに来ただけだったが、意外と色々あって楽しめた。出港の40分前になったので、酒田港に向かおう。



 8:50頃酒田港に到着。駐車場が無料なのは嬉しい。飛島は不思議アイランドと呼ばれていた。



 鳥海山と飛島の鳥瞰図。広大な庄内平野と、キレイな裾野を描く鳥海山が目を引く。



 その名の通り、飛島はトビシマカンゾウを売りにしている。多分初夏の6月頃に最盛期を迎えるのだろうが、その時期は梅雨なので狙っていくのは中々難しい。

 早速乗船手続きをする。予約番号を記載して、乗船申込書を書いたような記憶がある。支払いは電子マネー等が使えて嬉しい。



 乗船開始まで時間があったので、これから乗る定期船「とびしま」を撮影。

 一服休憩しながら待っていると乗船案内が始まった。中に入ったが、新しい船のようでとてもキレイだった。



 定期船は定刻通り、9:30に酒田港を出港した。すぐ戻っては来るが、しばらく本州を離れる。短い時間とは言え、船旅はやはりワクワクする。



 今日はとても良い天気で、鳥海山もとても美しく見えた。



 岸壁が無くなり、風車が立ち並ぶとてもキレイな景色を楽しむ。

 撮影を楽しんだところで座席に戻る。海を見ながらしばらくボーっとして過ごす。

 そうこうしていると、飛島が近付いてきた。まずは絶対忘れてはいけない、国盗りを実施する。



 国盗り「飛島」の空をGetした。当然、☆5のポイントだ。



 飛島に訪れたことで、ついに東北地方の国盗りを制覇した。ここに来るために、今回の弾丸を決行したのだから、感慨深い。

 そんな思いに浸っていたら、定期船は定刻通り飛島勝浦港に到着した。既に用事は済んだのだが、折り返しの定期船出発まで3時間あるので、折角だから島を周ってみよう。

 バイクを載せてくれば問題無いのだが、こうやって人だけが渡った時は、現地での足が無い。飛島の情報を調べたところ、どうやらレンタサイクルがあるようだ。しかも無料ということで、酒田市の懐の深さにはありがたい。

 事前情報は入手していたので、まずはレンタサイクルを借りるべく、HPに載ってあった場所に向かった。一番の心配は、無料と言うことで日曜だし、既に出払っていたらどうしようか、とは思っていた。



 レンタサイクルの場所に到着。これは帰りに撮った写真なのでたくさんあるが、借りた時は1台だけ残っていた。危ねぇ~~~と思ったが、何とか足の確保が出来そうだ。



 この箱の中に、情報を記入するように書いてあった。指示に従い、情報を記入する。自転車は、鍵も掛けておらず普通に置いてあったが、離島なので全く問題無いのだろう。

 早速自転車に乗って勝浦港を出発。しかし、自転車に乗るのは何年振りだろうか?前回いつ乗ったか全く記憶に無い。確実に乗ったのを覚えているのは、異動前の職場では自転車があったので、工場内の移動に乗ったくらいか。多分8~9年振りだと思う。それだけブランクがあっても、あっさり乗れるものだ。

 変速も無い自転車なので、ちょっとした坂になるとすぐ押さなければならないが、歩くよりはよっぽど速いし快適だ。たまには自転車旅も悪くない。



 早速絶景が飛び込んできた。勝浦港からヘアピンになって登っていく道路があったが、そこからの景色が良かった。どうやら飛島海水浴場のようだ。ここにはまた後で来ることにして、やはり端っこマニアとしては、飛島最北端に行ってみよう。

 先ほどの登りだけ降りた後は、平坦だったのでトコトコ自転車を漕ぐ。秋で気温も高くなく、自転車に乗るのは良い時期だと思う。



 11:10頃飛島最北端八幡崎の駐車場に到着。遊歩道を歩いて向かう。



 分岐案内は割と新しめなものがあったので助かる。展望スポットとあるが、まずは目的の八幡崎に向かう。



 森の中の遊歩道を歩く。



 あっさりと八幡崎展望台に到着・・・したが、ここが展望台?



 木が成長してしまったのだろうか。全くと言っていいほど展望は無かった。これはガッカリだが、こういうことはよくあるので気にしてはならない。しかし、ツーリングマップルにも載ってるくらいだし、展望台の東屋は立派なのだから、もう少し展望を何とかしてもらいたいものだ。

 東屋で一服休憩だけして、意気消沈しながら先ほどの展望スポットに行ってみよう。



 渚の鐘、とあったがこちらはまだ展望が得られた。周りに誰も居なかったので、無駄に鐘を鳴らして遊ぶ。



 最北端では無いが、飛島の展望も良い。



 岩が見えるほど透明度が高い、ということだろう。

 最北端の展望は全く無かったが、引き続き飛島散策を続ける。パンフレット片手に周っていたが、時間の許す限りスポットには訪れてみよう。



 次に訪れたのは、源氏盛・平家盛に11:40頃到着。伯耆と言えば今の鳥取なのだが、そこから平家が山形の飛島まで来た、というのはにわかには信じられないな。色んな所に平家の落人伝説は残っており、面白い。そういえば、奄美諸島の喜界島にも平家上陸の地。というのがあったな。



 甲冑を埋めた所らしいが、まぁふーん。って感じのスポットだった。でも、ご丁寧にロープまで張って保護しているのだから、やはり何かがあるのだろう。

 ふーん、となった源氏盛・平家盛を後にし先ほど自転車で通った道の途中に展望台がありそうだ。メイン通りから未舗装路になっていたが、通れそうだったので自転車で入る。確か、ここの東屋に男性が2人休憩していたような気がしたので、挨拶をした。



 ここからの展望も中々良かった。



 島の景色はやっぱり海が良い。

 四谷展望台を後にし、次はどこに行こうか。先ほど寄った飛島海水浴場にでも行ってみよう。



 12:10頃到着。先ほどはあの橋の上から撮影したが、浜辺に降りてみた。ここに東屋があったので、前日調達したおにぎりを食べようとした。しかし、昨日冷蔵庫に入れていたせいか、ご飯がカチカチになってボロボロになってしまっていた。

 気を付けたつもりだが、半分くらいボロっと落ちてしまい、大変ショックを受ける。放っておいてもカラスか何かが平らげてくれるような気がしたが、出来る限り拾っておく。残りの半分は食べたが、カチカチなので美味しくなかったのが残念。



 そんなことがあったが、気を取り直して周ってみる。自転車なのでこんな所まで入れる。今回の旅の相棒共写真に撮った。



 どうやらこの先にも遊歩道がありそうだ。まだ時間もありそうなので先に進んでみる。


 
 こんな風景の中歩いて気持ちが良い。



 ジオパークだからか、この岩の出来かたが面白く感じる。



 写真だと分かりにくいが、この真ん中の岩の横がトンネルになってた。



 ここは南西端なので鳥海山は見えないはずだが、何故か海の向こうに見えた。これは不思議。



 海がとてもキレイ。



 点々と岩が点在し、消波ブロックで保護されている。



 看板が小さくて見辛いが、賽の河原と書いてあった。日本全国色んな所にあるな。



 絵になる岩の向こうに灯台を望む。



 灯台も中々良い感じ。



 海水浴場だと思って行ってみたら、とても面白い遊歩道があって楽しかった。

 自転車まで戻って、出航まであと1時間程度となった。なので、港の近くで何か無いか探してみたが、東端に展望台があるようだ。十分行けそうなので、そこに行ってみよう。



 12:50頃鼻戸崎展望台入口に到着。横の階段を登って行った。



 5分程度登ると展望台があった。しかしここからも、木が邪魔であまり景色は見えなかった。飛島の展望台はこういう所が多い気がする。



 それでも、展望台から少し行った所から日本海に浮かぶ鳥海山がとても素晴らしく見えた。



 入り江の海の透明度が高い。その後ろに鳥海山。



 玄関口の勝浦港方面を望む。この展望台は中々当たりだった。

 自転車の所に戻るが、もう少しだけ時間がありそうだ。この展望台に来る途中の岸壁に、鳥海山が見える場所があったので、そこで休憩して飛島を終わることにしよう。



 サクッと到着。鳥海山は富士山のような素晴らしい裾野を描いている。



 飛島のお供をしてくれた、自転車と一緒に撮影。



 この写真を友人のLINEグループに送ったら、「ちゃんと自転車と一緒に撮るんだ」と言われた。もちろん景色だけも撮影するが、折角の旅の相棒だから記念に撮影したい、と私は思う。



 飛島をほぼ一周し、十分楽しめた。出港まで30分くらいになったから、そろそろ勝浦港に向かおう。

 最初に借りた場所まで戻り、自転車を返す。3時間少々だったが、徒歩より早く楽に周れたので、感謝する。しかも無料なのがありがたかった。



 少し時間があったので、勝浦港周辺を少し周ってみた。勝浦港に停まる、定期船とびしま。



 ターミナルは現在改築中だったので、仮の窓口があった。



 改築中のとびしまマリンプラザ。キレイに生まれ変わるのだろう。



 帰る直前だが、歓迎の看板を撮る。

 これで本当にタイムアップだ。既に帰りの乗船券は貰っているので、定期船に向かう。席を確保してしばらく待つと、定刻通り13:45に出発した。

 海を見ながら、飛島の余韻に浸る。元々この飛島は、夏休みにとんぼ帰りをするつもりだった。夏の期間は繁忙期になるので、定期船が1日2便になる。その場合とんぼ帰りをしないと、丸1日使ってしまうからそのつもりだった。

 しかし、夏休みの記録にも書いたように、天候不良のため飛島へ渡ることが出来なかった。なので今回リベンジに来たが、3時間とは言え飛島を巡れたので、結果的には良かったのかな、とも思い始めた。

 この辺りから、バイクが持ち込めるような大きな島以外でも、徒歩や何かで島を巡るのもとても楽しいな、と思うようになってきた。ここから、今まで以上に島にハマっていったのかもしれない。

 そんなことを思っていたら、酒田港に15:00頃到着した。飛島でおにぎりが満足に食べられなかったので、お腹が空いている。既にかなり時間が過ぎているが、まだ食事が出来るか港の施設に入ってみた。流石に人は殆ど居なかったが、まだやっていたのでかなり遅めの昼食を取る。



 海鮮丼を美味しくいただいた。店の名前がとびしまだったから、多分何も言わなかったら、飛島で食べた。と言っても通じそうな気がした。

 お腹を満たしたところで、まだフライトまで2時間ある。庄内空港まで30分程度だと思うので、少し時間がある。ツーリングマップルを見ると、「庄内米歴史資料館は一見の価値あり」とコメントがあった。酒田市の紹介パンフレットによく使われている、山居倉庫に隣接しているみたいだし、すぐ近くなので行ってみよう。



 15:40頃山居倉庫に到着。これは確かに絵になる倉庫群だ。観光客もそこそこ居た。



 この木陰の雰囲気は中々良い。

 観光駐車場から見て一番端に庄内米歴史資料館があった。入館料も安かったので入ってみた。



 過去の山居倉庫のジオラマがあった。中々良い作りだと思う。昔の酒田港は日本海航路の拠点で、千石船が頻繁に出入りしていたそうだ。広大な庄内平野で生産された米を運んでいたのだろう。



 俵の重さ体験コーナーがあった。30kgと60kgがあったが、両方共に担ぐのは厳しかった。女性がこんなに背負えるのだろうか?

 そんなに大きな資料館ではなかったが、中々展示は面白かった。一見の価値はあると思う。



 外に出ると観光客が減っていたので、再度山居倉庫を写真に撮る。

 

 やはりこういう光景は望遠圧縮で撮影するのが好き。



 山居倉庫を楽しめた。さて、そろそろ庄内空港に向かう時間になった。レンタカーに戻り16:00頃出発。近くの公共建築CP「出羽遊心館」に近づきCPをGet。これで東北地方の主要CPを制覇出来た。国道112号を走って、途中のGSで給油しておく。



 今回の走行距離は495.7kmだった。今日は殆ど走っていないに等しいので、昨日かなり走り回ったことになる。

 しかし、安いクルマはスピードメータのみで飾りっ気が一切無い。職業柄こういうのはつい気にしてしまうが、やはりもう少しグレードの高いクルマに乗りたいものだ。

 日産レンタカーの店員さんに、庄内空港まで送迎してもらう。車内で「今年の新米は食べましたか?」と聞かれた。今朝のホテルバイキングでは、米は山形産と書かれていたと思うが、新米だったかどうかは分からない。

 また他にも「やり残したことはないですか?」とかも聞かれた。これは自信を持って「無いです、やり切りました」と答えた。Mustはもちろん、湯殿山神社を見たり、予想以上に良かった飛島の景色を楽しめた。1泊2日なのが少し惜しいが、その中でも満喫出来たと思う。

 そんなことを話していたら、16:20頃庄内空港に到着した。店員さんに感謝を伝えて、空港に入っていく。

 まずは土産物を見るためANA FESTAを物色する。何か現地の物が無いか探したが、オランダせんべいというのが見つかった。何だこの名前、長崎じゃあるまいし。と思って商品を見たが、ちゃんと山形の企業が製造しているもののようだ。

 名前の由来があったが、この地方では自分のことを「オラだ」と言うらしく、それをもじって、地域で愛されるように、とオランダせんべいと名付けたようだ。手頃な価格とサイズだったので、折角だから買ってみよう。それと山形にもゆべしがあったので、そちらも買ってみた。

 土産を調達したところで、少し時間がある。残念ながら庄内空港のラウンジはカード無料対象ではないようなので、今回はラウンジに入らなかった。



 なので展望デッキに出てみた。庄内空港のマスコットだろうか。まめ、はどうやらこの辺の名物だだちゃ豆から来ているらしい。



 夕暮れ感に包まれた庄内空港滑走路。前の山は月山だろうか。

 そんなことをしていたら、良い時間になったので保安検査場を抜ける。しばらく待つと搭乗案内が始まった。相変わらず窓際の席なので、早めの案内になる。



 飛行機は定刻通り庄内空港を出発した。18:00にもなっていないが、もうすっかり陽が沈んでいた。流石東北で東側だから、暗くなるのが早い。

 晴れていたので下界が良く見えたが、しばらくは真っ暗だったがすぐ関東に入っていったので、段々明るくなってくる。

 次第に東京の大都会の光景が見えてきたところで、飛行機は定刻通り羽田空港に着陸した。庄内便だからかターミナルへはバスで向かうとのことだった。ローカル線ではあるあるだが、これだと結構時間が掛かるのであまり嬉しくはない。

 バスでターミナルに運んでもらう。夕食の時間なので羽田空港で何か食べようかと思ったが、昼食が遅かったのであまりお腹が空いていない。昼食を豪勢に食べたので、静岡に帰る途中のコンビニで質素にしようかと思った。

 手荷物を預けていないので、真っ直ぐ駐車場に向かう。事前精算機で駐車料金を支払い、クルマに荷物を載せて羽田空港を19:40頃出発した。

 行きは時間に余裕もあるし深夜だったので首都高に乗らなかったが、流石に帰りは使う。湾岸環八ICから首都高湾岸線に入る。臨海の工業都市・横浜ベイブリッジの夜景を楽しみながら走り、狩場線・横浜新道は有料道路を通った。

 そこから行きと同じように、国道1号を走り藤沢からは湘南海岸に出る。西湘バイパスは使って箱根新道から箱根を越えると、静岡県に戻ってきた。

 三島のセブンイレブンに21:30頃到着し、初めての休憩。流石にクルマだと休憩を少なく出来る。コーヒーと軽食を購入し、遅めの軽い夕食とした。

 三島からは、ノンストップ下道で途中で買い物をし、23:20頃自宅に到着。翌日は仕事だが、在宅勤務なので何とかなるだろう。ちゃっと風呂入ってさっさと寝た。

 今回の旅では、夏休みに取りこぼした山形県酒田市沖の飛島来訪・山形県内陸の湯殿山神社、コロプラ土産巡り、新潟県道の駅をGetしに向かった。

 前述したが、結果的には飛島を満喫出来たので、前向きに捉えると夏休みに行けなかったのはむしろ良かったのかもしれない。夏休みにもし行けていたら、とんぼ帰りしていたはずなのだから。

 国盗り巡りも最終段階になってくると、凄く辺鄙な所しか残っていない。その中でも島がそれなりの比率を占めていた。

 島に行くには準備がそれなりに必要だ。まずは、当然ながら船で行かなければならないので、そのダイヤに旅程が左右される。またその先での交通手段をどうするか、とかが課題になる。

 そこまで調査しておいて、とんぼ帰りをするのはやはりもったいない。折角行くんだから、少しでも島の景色・文化に触れたいのは当然だ。ロングツーリングのついでに寄る、というのはやはり日程に左右されやすいので、今後は島目的で旅をしていくのも中々良さそうに思えた。

 2021年に入って例年以上の島に訪れているが、すっかり島の魅力にハマった感じがある。国盗りはもうすぐ終わりを迎えられそうだが、終わった後のモチベーション維持にも出来そうに思える。

 そんなことを思った、今回の東北飛島巡りも終わり。また翌週にもお出掛けを計画しているが、行楽の秋を楽しんでいきたい。

■関連ブログ

2021年10月 山形・飛島旅行 1日目 静岡~羽田・庄内~山形県酒田市
Posted at 2022/05/22 23:02:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年10月02日 イイね!

2021年10月 山形・飛島旅行 1日目 静岡~羽田・庄内~山形県酒田市

 夏休みの東北ツーリングでは、海上荒天で酒田沖の飛島へ行けなかった。それに付随して、山形内陸部もどうせまた来なくてはならないのだから、と夏休みは行かなかった。

 また、その際に新潟道の駅1つを取りこぼしてしまっている。これらを全て取り返すため、10月の頭に山形・新潟へ行くことにした。週末旅程度では基本旅の記録を書かないのだが、島旅はアップロードしていきたいな、と思い綴ってみる。

 備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 10/2(土) 天気:曇り時々晴れ一時雨

 前日の夜に、自宅からほぼ下道で羽田空港まで走った。羽田空港駐車場で車中泊し、朝一便に乗って山形庄内空港に飛んだ。空港でレンタカーを借りて、庄内空港からまず新潟県へ向かい、その後山形県まで戻って内陸を一周し、酒田市まで走った。湯殿山神社が圏外だったので、ハイドラマップが2つになった。

 2021年中に国盗り・ハイドラメインCP制覇の目標を掲げて、粛々と進めており、残りは以下となる。

・山形県飛島、山形内陸CP・新潟下越地方道の駅1件
・関東一部
・山陰/隠岐
・山陽島嶼部
・四国(主に愛媛南予地域)

 現況を簡単に示したところで、旅の話に戻る。夏休みの東北ツーリングを読んだ方は分かるかもしれないが、山形県酒田沖の飛島に悪天候のため行けなかったので、そのリベンジを図る。

 飛島に行けなかったから、山形県内陸部のハイドラ巡りをすっ飛ばしたので、そこも巡りたい。また、新潟県胎内市の道の駅CPを1つ取りこぼしてしまったので、折角山形に訪れるのでそこもついでに寄れるか検討する。

 まずは計画を立てる。今回は1泊2日で巡る予定だ。流石に山形1泊2日となると、バイクやクルマで行くのはしんどいので、飛行機で行くことを考えた。

 山形県には、内陸の山形空港と日本海側の庄内空港があり、羽田から1時間程度で到着するようだ。どうせ約一周する必要があるのでどちらの空港でも良かったのだが、マイルが使えるANAは庄内空港の便のみで山形空港はJALしか無かったから庄内空港の便を選択する。

 現地の足としては、折角なのでレンタカーでは無くレンタルバイクも考えたが、山形市内にしかレンタルバイクの取り扱いが無く、庄内空港近隣には無かったので諦めて、レンタカーしかないだろう。

 早速いつも通りANA特典航空券を探し、以下の便を予約した。

10/02(土) ANA393便 羽田6:55発 庄内7:55着
10/03(日) ANA400便 庄内17:45発 羽田18:50着

 1泊2日とは言え、週末をフルに使えそうだ。

 他の予約は少し後回しにして、天気予報を様子見する。特典航空券は、日程の変更手数料が空きさえあれば無料なので、最悪行く週末を変えてしまえば良い。前の週に台風が日本列島に近づいていたので気掛かりだった。しかし、逸れてくれたため天気予報も良い方向に変わってきた。これなら十分楽しめそうだ。

 次に決めたのは、一番の目的である飛島に土日のどちらに行くかだ。飛島と定期船の時刻表は以下の通り。

酒田港 9:30発 飛島10:45着
飛島 13:45発 酒田港15:00着

 飛行機は朝一便なので、土曜に行くことも出来る。ただし、内陸を周ったり新潟県まで行く必要があるので、そこがどのくらい時間が掛かるか少し読みにくい。なので、日曜に飛島に行く方が良いだろう。前日夜はホテルを取れば何時にチェックインしても良いので、融通が利きやすい。

 なので、日曜の往復で飛島航路を予約した。普通ならただの週末なので予約なんか必要無さそうだが、コロナ渦のせいなのか予約が必須とあった。でも市営の離島航路の割りには、オンライン予約が出来たので助かった。

 次は羽田空港へどうやって行くか。従来は羽田の朝一便に乗るのは深夜バスを使うことが多かったが、この深夜バスは4列シートで環境が少し悪い。前の琵琶湖竹生島の記録でも述べたが、在宅勤務が始まったので日曜は帰りが遅くなっても構わない。

 なので、ほぼ下道でクルマで行くのが一番安上がりと思われた。金曜夜に出発し、羽田空港の駐車場か、途中のPAで車中泊すれば、深夜バスよりも睡眠は確保出来ると思われる。2日間なら羽田空港の駐車料金も3,000円で済むので良い勝負になる。

 色々考えた結果、クルマで羽田空港まで行くことにした。予約等も必要無いし。羽田空港の駐車場の空き状況が気掛かりだが、遅くとも土曜の夜明け前の到着だから、長期連休中でも無いし大丈夫だろう。

 最後に後回しにしていたレンタカーとホテルを予約する。レンタカーは、庄内空港で借りて庄内空港に返す、最もオーソドックスな方法。ホテルは、酒田市内に大浴場・朝食付きで良い値段のホテルがあったので、無事確保出来た。


 これで全ての準備が整ったので、後は当日を待つ。天気予報も良いまま変わらず、業務をこなして10/1(金)定時に帰宅する。コロナの方は、幸いかなり感染者数が減少しており、引き続き感染対策は当然取らなければならないものの、状態は安定しているように見えた。

 帰宅しまずはクルマを車中泊仕様にする。後部座席を倒し、いつもキャンプで使っているモンベルのマットを敷いて、枕を取付け寝袋を用意した。私の身長(178cm)でギリギリ足を一杯に伸ばせるくらいだから、割と車中泊も快適だ。寝床を作った後は風呂に入ってしばらくゆっくりする。荷物は前日にまとめておいたので、20:30に自宅を出発した。

 国道1号をひたすら走った。もう通勤ラッシュは終わっており、全く渋滞も無く快適に走る。三島に1.5時間で着いたので中々のペースだ。セブンイレブンでコーヒー休憩を取り、箱根を越える。こちらも全く混雑していない。箱根峠から箱根新道に入り、西湘バイパスは安いのでここは使う。

 終点からは湘南海岸を走って藤沢市街に向かった。姉が藤沢に住んでいるので、ここら辺は何度か来ているので見覚えがある。藤沢から国道1号に入ったが、湘南海岸から国道1号までは信号も多くて1車線で実にかったるい。でも、箱根駅伝でよく出る遊行寺の坂があるので、それを見た時は若干テンションが上がる。

 国道1号に入ってからは、2車線あるので快適に走る。横浜市戸塚からは、こちらも費用対効果が高いから横浜新道を使って、一気に保土ヶ谷まで走る。ここから首都高はケチって下道で羽田空港まで向かったが、やはりこの辺まで来ると首都高を使う価値はありそうだ。中々かったるい道だった。

 何とか生麦のセブンイレブンで翌朝食を調達しておく。国道15号第一京浜を通って川崎駅前から羽田空港方面に向かい、多摩川を渡りようやく東京都に入った。

 乗るのはANA便なので、羽田空港第2ターミナル側駐車場に0:30頃到着した。やはり満車ということは無く助かる。車中泊をするのでなるべく暗めの所がありがたいが、どこも明るかったのでなるべく便利なエレベータ近くに駐車した。到着してフロントガラスに遮光シートだけ貼って早速寝る。

 車中泊だが爆睡して、5:30頃アラームで目が覚める。4時間程度だがグッスリ寝られた。早速エレベータ近くにあったトイレで洗顔・歯磨きを済ませてコンタクトを入れる。

 今回の手荷物は、持ち込み可能サイズのスーツケースにした。現地での移動はレンタカーなので、それだったらスーツケースの方が使い勝手が良い。手荷物として預けなくても良いので、すぐ入れるし出れるからありがたい。

 羽田空港に入って、6:00からラウンジがオープンするため折角のゴールドカードを有効利用する。ラウンジでコーヒーを飲みながら、前日調達した朝食を食べた。

 ラウンジから出て保安検査場を抜けて搭乗口に向かった。いつも通り窓側の席を確保しているので、早めの案内となった。



 飛行機は定刻通り、ボーディングブリッジを離れる。天気も良くて素晴らしい。



 最近の飛行機はエンタメが充実していて、USB充電コネクタがあったりディスプレイで前方視界が見えたりする。



 東京の高層ビル群に向かって離陸していく。



 羽田空港ターミナルを空から望む。



 羽田空港は4本も滑走路があって、その内の東西に繋がっている滑走路が良く見えた。



 東京の街並みの向こうには富士山がそびえる。この年は、確か9月に1回かなり早めに冠雪したのだが、その後気温が上昇して溶けてしまった。最低気温の基準があるらしく、その温度を上回ったから冠雪日が取り消しになったような記憶がある。



 レインボーブリッジとお台場・フジテレビも良く見えた。



 関東平野の広さは半端ない、といつも思う。

 ここからは特段面白い景色も無かったから、朝も早かったので少し目を瞑る。数十分は寝られただろうか。目が覚めると奥羽山脈を越えるくらいだったと思うが、少し雲が多かったと思う。



 外を見ると、庄内平野の田園地帯が広がっていた。流石関東と全く景観が違う。



 整然と整備された黄金色に輝く田んぼと、真っ直ぐ貫く道路。東京は東京で凄いな、と思うがやはり私はこっちの方が好みだ。

 飛行機は定刻通り庄内空港に着陸した。2015年にこの空港の近くのキャンプ場に泊まった際に、この空港は誘導路が無く端っこでUターンしていたのを見ていたが、その通りに飛行機は動いた。

 ボーディングブリッジに接続し、預け荷物も無いので庄内空港を出た。今回は日産レンタカーで予約していたが、どうやら各社共通の送迎車のようなので停まっていたクルマに乗る。

 営業所に案内してもらい手続きをした。毎回恒例のキズ確認でクルマを一周し、サインをして手続き完了。今回の相棒はマーチだった。コンパクトの一番安いクラスに大体するので、ヴィッツかマーチが殆どだな。1回だけデミオだったことがある。

 これで東北の足を入手したので早速出発する。クルマのシガーソケットに充電器を差して、ハイドラを起動する。と言ってもどう行くか、あまり詳細に詰めれてなかった。とりあえず国道7号に出て南下し、セブンイレブンでコーヒーを飲みながら考える。

 今日のMustポイントは、新潟の道の駅、湯殿山神社、内陸の尾花沢市・戸沢村のコロプラ土産くらいだ。最初はあまり深く考えておらず、最初に内陸をグルっと周って新潟に行こうと思っていた。理由としては、道の駅はCPのGetだけなので、夜になっても良いと思ったからだ。

 しかし、現在地からだと先に新潟に向かった方が効率的だと思う。先に内陸を周ると、出てくる先が今日の宿の酒田市になるので、そこから新潟に向かって戻ってくるのは骨が折れる。

 上述のMustポイントで、明るい内に行かなければならないのは湯殿山神社くらいなので、新潟の道の駅への所要時間を調べてみた。すると2時間くらいだった。朝一便のお蔭で現在8:30。それだったら、先に新潟に行けると考えたので計画変更しよう。

 そう決めたところでセブンイレブンを出発。国道7号を新潟方面に向かい、2ヶ月前にも通った日本海東北道鶴岡西ICに入る。トンネルばかりで景色は無いが、快適に走りあつみ温泉ICで降りる。

 標識通りに行くとかなり遠回りなのを2ヶ月前に知ったので、ショートカット出来そうな道を進んだ。少し狭かったものの、普通車で何とか離合出来る程度だったので、これだったらショートカットした方が良さそうだ。

 国道7号に出て引き続き南下し、新潟県に入った。ここで分岐があり、2ヶ月前は笹川流れのある国道345号を通ったが、今度は国道7号をそのまま通って帰りに笹川流れを通ることにしよう。

 国道7号は1桁国道らしく、交通量はそれなりにあるが流れは良い。また朝陽まほろばICから日本海東北道に入って、無料区間終点の荒川胎内ICで降りて、国道7号を走った。

 Google先生の通りに、ほぼ2時間で道の駅「加治川」に到着。無事に新潟県の道の駅を制覇することが出来た。道の駅「加治川」は改装中で、トイレしか使えなかったが、用を足しただけなので問題無い。

 道の駅加治川を出発し、また山形県方面へ向かうが、同じ道を戻るのも芸が無い。なので県道を通って、日本海側の国道113号に出た。ツーリングマップルオススメルートにもなっているが、そこそこ交通量があったのでそこまで快走は出来なかった。

 そろそろ良い時間になったので昼食としたい。周辺を探すと、岩船港に食堂がありそうだ。早速行ってみよう。



 11:00過ぎに到着。海沿いなので魚定食にしてみた。刺身は美味いのは当然ながら、この焼き魚がかなり脂がのっててとても美味かった。

 お腹を満たしたところでドライブ再開。2ヶ月前も通った村上市街から国道345号を北上する。日本海沿いをレンタカーながら、のんびりと快適に走る。笹川流れでも寄ろうかと思ったが、あまり時間も無いので通過した。

 先ほどの国道7号へ南下した分岐に着いて、流石に他の道は無いので引き続き国道7号を北上する。寄り道はする時間は無いが、多少の遠回りは出来そうだったので、今度は日本海東北道に入らずに行ってみた。

 県道44号で内陸に入って国道345号に入る。ツーリングマップルにも「R7とは対照的に山の世界を行く」とコメントがあるように、山を見ながらのドライブとなった。

 山形道を通過したところに、2ヶ月前にも寄ったセブンイレブンがあったので13:00過ぎにコーヒー休憩を取る。そして2ヶ月前と同じルートで県道349号を南下し、国道112号に入った。

 ここから月山方面に向かって月山道路に入る。この道は山形道を補間する自動車専用道路で片側一車線だが流れは良い。標識に従い、湯殿山神社方面に向かった。湯殿山道路は有料だったので、料金を支払って進んだ。

 14:00頃湯殿山レストハウスの駐車場に到着。ここから湯殿山神社まで徒歩で登るか、バスに乗ることになる。という訳で道はあるのだが、一般車両は通行止めだ。徒歩しかないのなら歩いても良いが、バスがあるならそれを使おう。

 バスの出発まで時間があったので、ソフトクリームを食べようとする。PayPayが使えたのでラッキーと思ったが、何とここが圏外だったからPayPayが使えなかった。特徴のあるソフトクリームでも無かったから、また道の駅にでも寄った時にでも食べよう。

 改めてハイドラを見ると、確かに近くまで来ているが湯殿山神社CPが取れていなかった。とりあえずここまで来たので現地まで行くが、最悪裏技を仕込むことにしよう。

 ちなみにバスは駐車場のレストハウスに窓口があるので、そこで乗車券を購入する。そしてバスに乗り込んだ。絶対離合出来ないような狭い道をバスが登って行く。



 ようやく湯殿山神社の入口に到着。ここでも驚愕の事実が発覚。カメラとスマホをBluetoothで通信出来るのだが、ちゃんと通信を切断しておかないと、カメラのバッテリーを異常に消費してしまうことがあった。それが起きてしまったのだろうか、カメラのバッテリーが無くなっていた。仕方がないので、スマホで撮影した。

 加えて、こちらも圏外だったので湯殿山神社CPがGet出来ていない。これから参拝するのに更に奥に行くから、もう無理だろう。位置的には十分近付いているので、ここで裏技を仕掛けた。



 天気はそこまで良くは無かった。麓は良かったのだが、山の中だから多少は仕方ないかな。



 湯殿山の説明看板。神社は殆ど金は取られないのだが、ここは御祓料が必要だった。

 この看板にも書いてあるが、これより先は撮影禁止だったので写真は無い。受付で御祓料を支払い、ちょっとした儀式をしてもらう。入口で靴を脱いで入って行った。確か、通路に温泉が湧いてるところを通る必要があるので、靴を脱いだような記憶がある。

 出口近い所に足湯があったのでしばらく温まる。持ってきたタオルで足を拭き、参拝を済ませた。

 バス乗り場に戻り、バスが来るのを待っていると軽くだが雨が降りだした。ちょっとした露店があり、屋根があったのでそこで待機していると、バスがやってきた。



 バスに乗って、15:00頃湯殿山レストハウスに戻ってきた。バスに乗っていたら全く気付かなかったが、物凄く大きな鳥居があった。



 湯殿山本宮、と書いてある。この頃には殆ど雨は止んでいたが、いつ降ってもおかしくなさそうな感じだ。



 こちらが登山道でかなり狭い道だ。バスの運転手は、よくあんな大きなバスでこんな道に入っていけるものだ。

 湯殿山神社を楽しみ、ドライブ再開。まずは電波が入る所に行く必要がある。月山道路まで行けば大丈夫だろう、と思っていたがここでも圏外だった。途中まではちゃんと通信していたので、仕方ないので少し戻る方向に進む。

 トンネル1つ越えると電波が復活したので、休憩スペースの広いとこに止まり、ハイドラを再開すると、無事湯殿山神社CPをGet出来た。そして、予想外に月山山頂にある月山神社CPもGet出来ていた。スキー場方向へしばらく行ったところでもGet出来る、という前情報はあったが湯殿山神社でOKなのはかなり甘めになっているように思える。

 何はともあれ、終わり良ければ全て良し。引き続き進むためUターンする。このまま月山道路を進めば楽に進めるのだが、名水CP「月山山麓湧水群」があるため、先ほどまで居た湯殿山神社方面に向かった。

 そして月山道路ではない国道112号線で寒河江方向に向かう。国道だが1.5車線の山道が延々と続いた。こういう道は他にもあり、例えば名阪国道も似たような感じだ。月山道路も自動車専用道路なので、原付のための現道指定なのだろうか。

 途中に少々強めの雨がパラついたが、クルマなので問題無し。こういう時はやはりクルマが快適だ。途中雄大な山の風景が広がり、景色を楽しみながら走る。

 県道114号の交差点付近で名水CP「月山山麓湧水群」をGet出来た。天気が良ければ月山山麓に行きたいところだが、あまり良くないので今回はスルーした。ここからは車線が広くなり、快適に走り月山道路と合流した。山から離れると天候が回復してきた。しばらく走ると、道の駅「にしかわ」があったので寄ってみる。



 16:00頃到着。面白いご当地ソフトがあったので、看板と一緒に撮影してみた。食べてみると、確かにビールの味がした。アルコールは入っていないらしいので、クルマの運転も問題無い。

 道の駅を出発し、国道112号を引き続き寒河江方面に走る。そこから国道287号・347号を北上していく。尾花沢市に入って、東北中央道尾花沢ICから北上する。ここは無料区間なのでありがたい。

 尾花沢市にコロプラ土産があるようなので、尾花沢ICから位置登録を何度か試みるがGet出来ない。そうこうしている内に舟形町まで来てしまい、これはおかしいと思い、東北中央道を降りて情報収集する。

 どこでGet出来るかまとめてくれているサイトを確認したが、有用な情報は無かった。最近のコロプラ追加土産は、市街の中心部で取れることが多い。尾花沢の名産のようなので、市役所方面に行ってみよう。

 東北中央道では柔軟な対応が出来ないので、尾花沢北ICで降りて国道13号を尾花沢方面へ向かう。予想通り、尾花沢市役所近くまで行くと、ようやくコロプラ土産をGet出来た。尾花沢ICからすぐ近くだったので、無駄に距離を走ってしまった。

 秋の東北なので日も短く、もう暗くなり始めていた。まぁクルマなのでこちらも問題無い。野黒沢ICから再度東北中央道に入って新庄ICまで走った。そこから酒田方面の標識に従い進むと、国道47号に入った。この道は松尾芭蕉で有名な最上川沿いを走るのだが、既に暗くなっているので展望は望めなかった。

 しばらく走ると道の駅「とざわ」に18:00頃到着。コロプラ土産をGetして、ようやく今日のノルマが終わった。この道の駅は韓国ナイズされた所で訪れたことがある。真っ暗なのであまり見えなかったが。

 そろそろ良い時間になったので、夕飯を何にしようか考える。PayPayが使える店を探してみたら、酒田市内にラーメン屋があった。昼を豪華に魚を食べたので、ラーメンで良いだろう。

 国道47号を走ると、道の駅「しょうない」を通過した。この辺は2ヶ月前に通ったところで、暗いながらも何となく見覚えがある。そのまま進むと国道だが高規格道路のように、信号が殆ど無い道で真っすぐ酒田市街へ向かう。

 日本海東北道酒田中央ICを通過すると、AMに通っていた国道7号に出た。目的のラーメン屋はこの道沿いなので18:50頃到着。入ってみたら家系のラーメンだった。いつも通り固め・濃いめ・油普通にして、美味しくいただく。

 ここから予約していたホテルはすぐ近くだったので、セブンイレブンで買い出し。おにぎりも買っておいた。翌日行く予定の飛島では、時間が限られている。昼食を取る時間が無いと思われたので、軽く食べられる物を買っておいた。

 そして「ホテルイン酒田」へ19:30頃到着した。ここは軒先にバイクが置けるみたいなので、何台かバイクが置いてあった。屋根付きで置けるホテルはありがたいので、使う機会もあるかもしれないから記録に残しておこう。

 手指消毒してチェックイン。ようやくリラックス出来た。このホテルは大浴場があったので、ゆっくり風呂に浸かって疲れを癒す。

 天気予報を確認したら、明日は天気が良さそうだ。離島の飛島に行くので天気は良い方がありがたい。前述した通り、明日は酒田港9:30発の定期船に乗るので急ぐ必要は無いが、折角なのでどこかに寄りたい。ちょうど都市公園CPになっている「日和山公園」に千石船の展示があるようなので、そこにでも行ってみようか。

 そんなことを考えながら、テレビを見ながらゆっくりして眠りに付く。

宿泊地:山形県酒田市 ホテルイン酒田 5,280円(朝食付)
風呂:ホテル内


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2021年10月 山形・飛島旅行 2日目(最終日) 山形県酒田市~飛島~静岡
Posted at 2022/05/21 00:07:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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