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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2021年07月17日 イイね!

2021年7月 奄美諸島巡り 3日目 奄美大島周遊


■3日目 7/17(土)

 朝イチでレンタカーを借りて、奄美大島を周った。

 朝6:00頃起床。朝風呂に入ってサッパリし、前日調達した朝食を食べる。出発準備を整え、レンタカーは8:00からだったので7:50頃宿を出発。

 名瀬の街を眺めながら10分程歩いて奄美レンタカーに到着。ここのレンタカーを選んだ理由としては、値段もあるが街中に店舗があることと、奄美空港に乗捨て出来ることだ。免許証を見せて早速手続きをする。レンタカーはコンパクトクラスにしたが、ヴィッツだった。

 これで足を手に入れたので自由に動ける。奄美大島でのノルマは、国盗りが2か所と道の駅・水族館・空港CPだ。これを達成するには概ね奄美大島を一周する必要がある。明日も時間があり、今日も名瀬に宿を取っているので、名瀬から西側を今日は周ることにしよう。

 まずは国道58号を西に向かう。コンビニがあったので、コーヒーを買うべく立ち寄った。名瀬の市街を抜けてからは交通量も減り、南国らしい雰囲気になってきた。30分程クルマを走らせると、道の駅「奄美大島住用」に到着。CPと国盗りをGet出来た。また、これで鹿児島県の道の駅CPを制覇したのでご満悦。

 折角なので館内を見たが、やはりカヌーやシーカヤックでマングローブ林に入るようなアクティビティが人気のようだ。そういうのにも興味はあるが、やはりソロで申し込むには敷居も高く、時間も限られているため断念する。

 とはいえ折角南国に居るので何かしらの観光はしたいので、古仁屋に水中観光船というのがあった。これに乗ってみようかと思う。1時間に1回出るみたいだ。

 早速古仁屋方面へ進むが、少し時間の余裕がありそうだ。ツーリングマップルを眺めたところ、高知山に展望台があるみたいなので行ってみる。

 少し道が狭かったが離合出来ない程ではなかったので、注意しながらどんどん標高を稼いでいく。



 道の駅から30分程走ったところで高知山の駐車場に到着。



 駐車場から遊歩道を登っていくと、螺旋状の展望台があった。



 展望台を上がると、そこには絶景が待ち構えていた。瀬戸内や天草のような、多島景観が大変良い。



 目の前には加計呂麻島があった。時間があればあの島にも行ってみたいところだが、今回は難しいだろう。



 眼前に古仁屋の街が広がっている。

 高知山の展望を楽しめた。すぐ隣の山にも展望台があるようだが、水中観光船の時間が近付いてきたので港に向かう。

 港ターミナルになっている、「せとうち海の駅」に到着。大きな街から離れているところなのだが、駐車場にゲートがありどうやら有料のようだ。恐らく、ここから鹿児島本土へ行くフェリーも出ているので、その長期駐車の対策のためだろうか。当然長居するつもりもないので、どこか適当に置こうかと一瞬考えたが、大した金額でも無いのでおとなしく駐車場に入れることにしよう。無いとは思うが、駐禁切られるのも馬鹿らしいし。



 早速せとうち海の駅内にあった窓口で、水中観光船せとの申し込みをした。想像していた受付と違って、旅行代理店のような感じだったので少し入りづらかったが、大きな幟があったのでまだマシだった。



 出港までに少し時間があったので、周囲を散策。瀬戸内町は、クロマグロ養殖日本一らしく、こんな大きなマグロのオブジェがあった。




 時間になったので乗船口に向かう。私の他には家族連れ1組だけ、と土曜の割には寂しい感じだ。



 水中観光船は定刻通り出港していった。南の島の夏らしく、青い空と白い雲が眩しい。



 素晴らしい景色を見ながら、観光船は沖に進んで行く。

 と言っても、この観光船の目玉は外の景色ではない。水中観光船の名の通り、この船は水中を見られるのだ。それを事前に知っていたので、適当な所で船の下の階に行ってみる。



 サンゴ礁の中に煌びやかな熱帯魚が優雅に泳いでいた。



 海中も真っ青でとてもキレイ。



 サンゴも色んな形のものがある。



 適当に撮っていたら、ホワイトバランス:WBに「水中」というのがあったので変えてみたら、中々ハッキリ映った。基本的には、目に映るものそのままに近い「太陽光」を主に使っているが、たまにはWBを弄ってみないといけないと思った。



 30分程度の水中散歩を楽しめた。船長から「そろそろ折り返す」とアナウンスがあったので船上に出てみた。潮風に吹かれながら、せとうち海の駅に戻る。良い時間になったので、ここで昼食にしよう。



 2Fにレストランがあった。先ほどのオブジェにもあったように、マグロを売りにしていたのでマグロ丼にしてみたが、中々美味しかった。

 お腹も満たしたところでドライブ再開。次はどこに行こうかツーリングマップルを眺めてみると、奄美大島最南端に近い所にホノホシ海岸というのがあるようなので、そこに行ってみよう。

 ホノホシ海岸に向かう途中に高台から湾を望む展望台があった。対向車線だったので帰りに寄ってみよう。



 海の駅から20分程度走ったところで、ホノホシ海岸の駐車場に到着。

 

 夏の雲がモクモクとありながら、飛行機雲が出てたので撮影。



 駐車場からしばらく歩いて海岸に到着。この海岸は玉石なので、引き潮の際の音が特徴的だった。しばらく座り込んで聞き入っていた。



 岩の感じと海の青さが美しい。



 中々良い海岸だった。

 ホノホシ海岸を後にし、先ほど気になっていた展望台に行ってみる。



 到着。ここはマネン崎という所らしい。



 南国らしい遠浅の真っ青な海に、釣り船かシュノーケルだろうか。船がいくつか出ていた。

 マネン崎を出発し、先ほどの古仁屋にコンビニがあったのでコーヒーを飲む。今度は奄美大島の北岸に向かうべく、県道79号・627号を進む。県道627号は一部離合困難な場所もあったが、大して対向車も居なかったから何とか進めた。

 この辺りで少し雲行きが怪しくなってきたな、と思っていたら雨が降りだした。夏の南国は、例え晴れ予報だったとしても、突如としてスコールが発生するので油断してはならない。



 と言っても、スコールなので通り雨だから割とすぐ止むことが多い。宇検村中心に近い所で、山と海が見える広場があったので、寄ってみた。



 先ほどまで雨を降らしていたであろう雲が山に掛かって、この光景も中々良かった。

 またどこかに展望台が無いかツーリングマップルを眺めてみると、特にコメントは無かったが山の中に展望台のマークがあった。Google Mapで見ると、公園があるようなので行ってみよう。道は少し狭かったものの、対向車も全く居なかった。



 崎田山園地というところに到着。



 中々良さそうな公園だったが、誰も居なかった。



 トイレも立派なものが整備されているが、人が居ないのはもったいない。



 高台にあるので、展望は中々良かった。



 キレイな緑の広場の光景が開放的で素晴らしい。



 立派な東屋もあり、他の観光客や家族連れも居らず、とても静かに過ごせてお気に入りの場所となった。

 崎田山園地を出発し、奄美大島の北側に抜けるがこの道も狭かったと思う。県道79号に戻ってきた。ここからは、奄美大島の北側を東に進む。



 道沿いにあった、大和村の大金久(おおがねく)集落の案内があり、顔出しパネルがあった。



 相変わらず海がキレイ。



 奄美大島もどこへ行っても絶景が広がっている。

 ここで1つ行ってみたい所があった。奄美野生生物保護センター、という環境省が母体になっている施設がある。入場も無料のようなので、こういうセンターを見るのも良いだろう。



 先ほどの看板の場所から少しクルマを走らせたところに保護センターがあった。中を見たところ、特に動物の展示とかは無かったが、奄美諸島の動植物の分布や、奄美固有種である「アマミノクロウサギ」の紹介等があり、中々楽しめた。

 30分くらいゆっくりセンターを見学して、奄美大島巡りに戻る。次はどこに行こうか。そろそろ水族館CPである奄美海洋展示館でも行ってみようか、と思っていた。

 そう思いながら県道79号を走っていたら、岬のところに「西郷どんのロケ地」という幟が立っている場所があった。全くのノーマークだったが西郷どんは見ていたこともあり、1回通り過ぎたがやはり見てみたいと思い直して引き返す。



 西郷どんのロケ地らしい、宮古崎の駐車場に到着。看板が小さいが、宮古崎まで1,470mとある。予想以上に遠かった。平坦なら訳ないが、アップダウンのある遊歩道だとしたら片道30分と言った所か。

 少し迷ったが、最悪水族館CPは近くに寄れれば良いので、宮古崎を進むことにした。

 
 
 思勝湾を見渡しながら、暑いが気持ち良く歩く。思ったよりはアップダウンはそこまで多くないのでサクサク歩く。



 途中に展望台があったので、そこからの景色。良い感じの稜線が続いている。ここからでは、西郷どんの感じはあまり無かったので更に進む。



 この辺まで来ると、見覚えのある感じになってきた。西郷どんのオープニングで、この稜線を歩いていたのを俯瞰した映像や、岬の上で腕組みをしていた記憶が蘇ってきた。

 私は勘違いをしていた。あのオープニングは奄美大島がロケ地というのは知っていたが、あやまる岬だと思っていた。改めて調べてみると、宮古崎がオープニングのロケ地のようだ。



 岬は熊笹?背の高い木が無いので、見晴らしがとても良い。



 先端が2つあったが、流石に1つしか行かなかった。家族連れが前方の稜線を歩いているのが見えた。



 西郷どんを見ていた方なら聖地巡礼として楽しめるだろうし、そうではなくても景色が良いので宮古崎はオススメです。少し歩くが価値はあるだろう。

 キレイだった宮古崎を楽しみ駐車場に戻ってきた。撮影をしながらだから、往復で1時間程度だった。前述した奄美海洋展示館の営業時間にも間に合いそうなので、折角だから入ってみよう。

 宮古崎から県道79号を少し走ったところに、大浜海浜公園がある。その公園内に奄美海洋展示館があり、水族館CPをGetした。



 あまり大きな水族館ではなかったが、折角なので入場料を払い入ってみた。思ってた水族館とは少し違ったが、キレイな熱帯魚を見て癒される。



 ここの目玉は、ウミガメにエサをやれるところだ。指定時間になったので指定場所で待っていたが、他の客は居なかった。係員さんからキャベツを数切れ貰いやってみたが、噛みつかれる恐れがあるので直接手渡しという訳にはいかなかった。



 与論島でも野生のウミガメを見たが、水族館だけあってここまで寄れた。

 これで今日のノルマは終わった。後は夕暮れでも見られれば一番だが、現在奄美大島の真ん中の方に居り、今日の宿は名瀬にホテルを予約している。この時期かつ奄美なので夕暮れ時間はかなり遅い。夕暮れを待っていると、夕食等が遅くなってしまうため、今日は諦めることにした。

 大浜海浜公園から15分くらいで名瀬市街に戻ってきた。昨日宿泊した奄美ポートホテルを横目に、今日予約していた奄美サンプラザホテルに到着。同じ名瀬のホテルだから、同じホテルに連泊しても良かったのだが、値段や名瀬港入港の時間等を鑑みて、ホテルを変えてみた。奄美サンプラザホテルはほぼ名瀬のど真ん中にある割には、駐車場が無料だったので助かる。

 立体駐車場だったので係員さんにタワーを出してもらって入庫。立体駐車場の場合は出入りが面倒だが、朝まで出ないつもりなので問題無い。

 奄美サンプラザホテルに手指消毒をしてチェックインする。良い時間になったので夕食を食べに行くが、是非とも奄美郷土料理である鶏飯を食べてみたい。周辺を探してみると、すぐ近くにあるようなのでホテルを出て歩いて行く。



 鶏肉料理と、珍しく生を1本頼んでみた。



 そして鶏飯が来た。食べ方は分かるか聞かれたので、初めてなので教えてくださいと言った。



 ご飯を丼に盛り、具材を好みで掛けてお茶漬けのように汁を掛けていただく。バイキングの一部だったら鹿児島のホテルで食べたことはあったが、ちゃんとした所で食べるのは初めてだ。中々美味しかった。

 今回の場合、丼2杯分あったのでかなりのボリュームだ。調子に乗って鶏料理まで注文してしまったから、お腹がパンパンになってしまった。ご飯を残すのは私の信念に反するので、何とか完食。

 素泊まりの予約だったので、翌日の朝食をホテル目の前のコンビニで調達しておく。お酒も飲んでしまったので、ホテルに戻ってしばらくグダグダする。酔いも冷めお腹の具合も落ち着いた。このホテルは大浴場があったので、早速汗を流す。昨日に引き続き湯船に浸かれるのはありがたい。

 ゆっくり疲れを癒して出費管理をする。明日は、奄美大島東部を巡って、奄美空港から喜界島に飛ぶ。喜界島を周って、夕方喜界空港⇒鹿児島空港⇒羽田空港と大移動して、静岡まで帰る予定だ。

 天気予報を見たところ、明日の予報が少し悪い。天気が悪かったら景観が悪くなるので何をしようか調べてみたら、龍郷町に西郷さんの資料館があるらしい。そこにでも行ってみようか。天気が良ければ、奄美最北端とあやまる岬に行ってみよう。

 そんなことを考えながら、眠りにつく。

宿泊先:鹿児島県奄美市 奄美サンプラザホテル 3,900円風呂付

■関連ブログ

2021年7月 奄美諸島巡り 1日目 静岡~沖縄~与論島
2021年7月 奄美諸島巡り 2日目 与論島~奄美大島
2021年7月 奄美諸島巡り 4日目 奄美大島~喜界島~静岡帰還
Posted at 2022/03/06 23:55:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年07月16日 イイね!

2021年7月 奄美諸島巡り 2日目 与論島~奄美大島


■2日目 7/16(金)

 AMに与論島の北側を周り、鹿児島行きのフェリーに乗って奄美大島に渡った。

 起床し指定された時間に食堂に行き、朝食を美味しくいただいた。

 食事をしながら大変気さくな宿の主人が、与論に来たなら是非シュノーケルをしていったら?と提案してくれて、知り合いの業者がAMで対応可能だ、と既に連絡を取ってくれていた。

 折角なので便乗したいところだが、今日は12:10発の鹿児島港行きのフェリーに乗らなければならない。それでも出来ますか、と聞いたらそれは難しい、という回答だった。どうも、私が那覇から来たので、下り方面に行くと思っていたようなので、そこで認識違いがあったようだ。残念ながら今回は、シュノーケルは出来なかった。



 昨日撮影していなかったロッジの写真。隣にはBBQエリアもあって、原付を目の前に置けて便利だ。今日の予定は、前述したようにフェリーに乗るまでの時間で与論島をもう少し周ってみる。昨日南半分を周ったので、北半分を見てみよう。

 その前に、この宿近くに赤崎鍾乳洞というのがあるようなので、そこに行ってみよう。9:30受付開始のようなので、それまで宿でゆっくり過ごす

 時間になったので、お世話になった宿の主人に挨拶をする。荷物は大丈夫か、と言われたが原付は港で乗り捨てするし、また取りに戻るのも面倒なので「大丈夫」と言っておいた。



 宿からすぐなので、あっさりと赤崎鍾乳洞に到着。受付をし入場料を払うと、LEDライトを貸してもらえた。どうやら私が今日第一号の客のようだ。



 ライトを借りたが、鍾乳洞内は照明もあってあまり必要なさそうだ。



 年甲斐も無くワクワクさせる、良い感じの洞窟だ。



 やはり鍾乳洞内は涼しくて良い。



 確かに千枚田のような模様を造成していた。それよりこんな光も差さない所で、ライトの照明に向かって伸びる雑草の生命力に驚かされる。



 剣の間、と名付けられていたが冒頭の写真もそんな感じなので、どうしてここだけ強調されているのか良く分からない。



 大きくない鍾乳洞だったが、ゆっくり20分掛けて見て周った。出口で光が差す感じが、洞窟っぽい。出口に差し掛かった所で、新たな人が入ってきて入れ違いとなった。その人もゆっくり見ることが出来るだろう。



 赤崎鍾乳洞を楽しんだ所で出発。北側に向かう途中に、昨日も訪れた奄美十景の大金久海岸に再訪してみた。



 昨日よりは雲が多いが、遠浅の海と白い砂浜が美しい。

 さて次はどこに行こうか。適当に海岸線を走って寄りつつ、目ぼしい所を見つけてみよう。



 いくつかの海岸に寄りつつ、看板があった寺崎海岸に立ち寄る。



 映画「めがね」のロケ地だそうだが、残念ながらその映画を存じない。



 でも、この景色は確かにロケをするには良さそうだ。



 この右下の少し飛び出ているところが、先ほどの看板にあった龍だそうだ。



 この海の色と砂浜がたまらない。

 寺崎海岸の撮影をして、次のスポットに進む。キレイなので良いのだが、海ばかり見ているので趣向を変えて、高台から島を望めるような場所に行ってみたい。展望台が無いか探してみたら、ちょうど与論島の中心にありそうなので行ってみよう。



 あまり案内も無かったが、Google先生に何とか連れてきてもらった。立派な東屋と駐車場があったが、誰も居なかった。



 舵引き丘というのが正式名称で、地元の呼び方で「ハジピキパンタ」と呼ばれているのだろうか。



 島の中央で少し登るから、展望が広がるかと思ったがそうでもなかった。沖縄本島は見えたが、目の前に学校があったから、それ以上の展望が見られなかった。

 さて、そろそろ港に向かわなくてはならない。どこかで昼食を取りたかったが、あまり時間が無さそうだ。スーパーに寄って、何か食べる物でも買おうかと思ったが、パッとしたものが無かった。長距離フェリーなので、船内で何か食べられるだろうと思い、飲料だけ買って与論港に11:30に到着。フェリーが来る20分前だから全然問題無いと思っていたら、ちょうど係員さんが窓口を閉鎖しようとしていた。

 慌てて声を掛けて大島まで行きたい旨を伝えたところ、予約について聞かれた。確かに乗船時間は長いフェリーだ。でもこんな平日の長期休暇中でも無いのに予約の必要は無いと思っていたが、つい先ほどまで満席だったそうだ。ちょうどキャンセルが出たから大丈夫、とのことだったが肝を冷やす。このフェリーに乗れないと全てが崩れてしまうので、心中穏やかではなかった。

 無事乗船券を購入できたので桟橋に向かう。この与論港は構造が中々面白く、待合所と乗船場所がかなり離れていた。バイクを借りた南国レンタカーさんからも、桟橋まで行って適当に置いてくれれば良い、と言われていたので良かったが、知らなかったら待合所に置いていたことだろう。雨の日なんかは大変そうだ。

 桟橋まで行くと、大きな屋根付きの待合所があり、結構な人で混雑していた。与論島から出る人も多いみたいだ。言われた通り、邪魔にならない所に原付を置いておく。キーは指示通り差しっぱだが、離島なので問題無いのだろう。



 しばらく待つと、マルエーフェリーあけぼのが入船してきた。これから奄美大島まで8時間と、そこそこの船旅だ。早速フェリーに入ると、コロナ禍のためか座席は指定制になっており、席番号の札を貰った。中に入ってみると、そこまで混雑は無かった。このフェリーは途中、沖永良部島と徳之島に寄港するのだが、そこで増えるのだろうか。もしかしたらコロナ禍のため、間隔を大きく取っているのでそれで満席になっているのかもしれない。

 フェリーは定刻から若干遅れて12:15に与論島を出発していった。昨日Getしたから与論空港には今日は寄らなかった。しばらくハイドラを起動していたが、航路からは空港CPはGet出来なかった。空港CPは甘いことが多いのだが、与論島に来ておいて良かった。本当は伊江島に行く予定だったのだから。

 まずは売店に行ってみると、弁当を売っていたので買って食べた。お腹を満たした所で初めて乗るフェリーだから船内を散策。先ほど満席未遂だったが、このフェリーは那覇~鹿児島を24時間掛けて結んでいる。そのような長距離フェリーだから、寝台もあるので最悪そちらにすれば問題無いと思っていた。

 少し覗こうと思ったら、鍵が掛かっていた。昼間はわざわざ寝台にする人も少ないだろうし、予約が無いと開放していないのだろうか。それだったら、もし本当に2等が満席だったらどうなるのだろうか疑問に思った。客席があるのだから、要求があれば解放するような気もするが。



 そんなことを思っていたら、沖永良部島伊延港に到着した。時刻表では和泊港だったが、風向きとかによって寄港地が変わるのだろうか。忘れずに和泊町の国盗りをGetしておく。このためだけに、わざわざ時間の掛かるフェリーでの移動を選択したのだから。空港CPがあるので、いずれは再訪はしてみたいところだ。沖永良部島は鍾乳洞が多いらしい。

 乗船時間は8時間、と前述したが各島で30分ずつ停泊するのでそれは時間が掛かる。物流を担っているので仕方が無いだろう。

 沖永良部島を出港したところで、少し座席で横になった。2等とは言えマットレスもあったから中々快適だ。横になっているといつの間にか寝ていたらしい。

 起きると今度は徳之島が近づいてきた。港がある場所とは違う、伊仙町の国盗りをするべく近づいた所で無事にGet出来た。恐らく大丈夫だと思っていたが、港とは違う場所なのでGet出来て良かった。



 その後すぐ徳之島亀徳港に入港した。徳之島は奄美諸島で2番目に大きな島だが、軽く調べた限りはこれと言った目玉が見当たらなかった。この島にも空港CPがあるのでいずれ来てみたいが、それまでにはどこに行こうか調べておこう。

 徳之島を出港し、次がいよいよ奄美大島だがまだ4時間くらい掛かる。しばらくゆっくりして、良い時間になったから今度は売店でカップ麺を購入し、夕食とした。奄美大島到着は20:30で流石に遅すぎるから仕方ない。



 お腹を満たしたところで18:30頃甲板に出てみたら、良い感じの夕暮れになっていた。



 長距離フェリーなので、甲板も広くアウトドアチェアを持ち込んでのんびりしている人達も居た。



 奄美大島が見えてきた。いよいよ初上陸も近くなり、非常に楽しみだ。



 時は進み19:20頃ようやく陽が沈んできた。



 島らしきものが見えたが、恐らくトカラ列島のどこかであろう。



 フェリーの軌跡と夕暮れの感じが素晴らしい。



 雲が多くて水平線に沈む夕陽は見れなかったが、雲の色が良い。



 大好きなフェリーの排気塔。何故かかなりカッコ良く見える。



 マジックアワーの雲の色の変化をずっと甲板に居ながら眺めていた。やはり船旅は好き。



 月がわずかに見えたので撮ってみた。

 夕暮れの景色を存分に楽しんでいると、そろそろ奄美大島名瀬港到着のアナウンスが流れた。座席に戻り出発準備を整える。真っ暗だったので写真は撮らなかったが、定刻通り名瀬港に到着した。

 下船口に行ってみると、殆どの乗客が降りていくような感じだった。やはり、奄美大島が奄美諸島の中心ということだろう。周りの話を聞いていたら、夏らしく色んなスポーツの大会があるようで、それで関係者も含めてこんなに人が乗っているみたいだ。離島の人は、大会をするにも移動が必須なので大変そうだ。

 フェリーから降りて、奄美大島の地を踏んで初上陸を果たした。といっても、本格的に動くのは明日からなのでさっさと宿に入ることにしよう。その前に、素泊まりで予約していたから朝食を調達するため、港の目の前にあったマツモトキヨシで買い出しをする。

 その隣が予約していた奄美ポートタワーホテルだった。手指消毒をしてチェックインする。このホテルは大浴場があったので、早速汗を流す。前日はシャワーだったのでやはり湯船に浸かれるのはありがたい。

 ゆっくり疲れを癒して出費管理をする。明日は名瀬の中心地まで歩いて行って、レンタカーを借りる。バイク、という選択肢もあるが、奄美大島は大きいしスコールが来る可能性が高いので無難にクルマにした。名瀬港は少し市街地から離れているが、中心まで徒歩10分程度なので近い方だろう。

 そんなことを考えながら、眠りにつく。

宿泊先:鹿児島県奄美市 奄美ポートタワーホテル 4,600円(風呂付)

■関連ブログ

2021年7月 奄美諸島巡り 1日目 静岡~沖縄~与論島
2021年7月 奄美諸島巡り 3日目 奄美大島周遊
2021年7月 奄美諸島巡り 4日目 奄美大島~喜界島~静岡帰還
Posted at 2022/03/05 23:56:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年07月15日 イイね!

2021年7月 奄美諸島巡り 1日目 静岡~沖縄~与論島

 2021年もコロナ渦ではあるが、夏に南の島へ行ってきたので、島旅の記録を綴る。

 2014年に高校の修学旅行以来の沖縄来訪で、改めて沖縄の良さを実感した。2015年はお休みをしたが、ほぼ毎年週末に有休をつけて、南の島である沖縄を巡っている。

2014年 本島をレンタカーで1周
2016年 宮古島をレンタカーで1周
2017年 石垣島をレンタカーで1周
2018年 日本最南端波照間島等八重山諸島巡り
2019年 日本最西端与那国島等離島巡り
2020年 大東諸島南大東島巡り

 2020年にて沖縄の国盗りが終わった。離島の空港CPはまだ少し残っているが、沖縄巡りは一時休止し、訪れたことが無かった奄美諸島へ行くことにした。

 まずは計画を立てる。今まで奄美諸島に全く行ったことがなかった理由の1つに、飛行機がJALグループしか飛んでいないからだ。沖縄のマイナー離島・奄美諸島はJALグループで独占されている。私は基本ANAを贔屓にしているので、ANAのマイルはよく貯まるから、ANA便を使えば旅費を節約出来る。しかし、JALだとそういう訳にはいかないので、主に費用面で中々行くことが出来なかった。

 2021年は国盗り全国制覇を達成する目標を立てたので、そうは言っても行かなければならない。今回は会社の同僚に無理を言って、2日有休を使い4連休を確保することが出来た。

 そうなるとどのように周るかを模索する。残りの国盗りポイントは以下の通り。

・喜界島
・奄美大島
・徳之島
・沖永良部島
・与論島

 出来るだけ、短時間でも観光を入れていきたいが、やはり3泊4日では限られた範囲でしか無理だろう。とりあえず、見た目上だけでも制覇したいため、どう回ったら一番効率が良く、かつ費用を抑えて回れるか模索する。公共交通機関のダイヤを考慮し、かつハイドラの空港CPと合わせて、以下のような計画を立てた。

■0日目 7/14(水)
静岡駅まで移動⇒深夜バスに乗る

■1日目 7/15(木)
YCAT経由で羽田空港⇒那覇空港(ANA)へ飛び、バスで沖縄本島北部本部港へ行く。本部港から伊江島にフェリーで渡り、伊江島観光・伊江島空港CP取得。伊江島宿泊。

■2日目 7/16(金)
伊江島朝一のフェリーで本部港に戻る。そのまま本部港9:20発奄美諸島経由鹿児島港行きフェリーに乗る。与論島・沖永良部島・徳之島に寄港するので国盗りをしつつ、20:30奄美大島名瀬港に到着。奄美大島宿泊。

■3日目 7/17(土)
レンタカーを借りて、奄美大島周遊。奄美大島宿泊。

■4日目 7/18(日)
奄美空港11:35発の喜界島行き飛行機に乗る(搭乗時間20分)。喜界島を観光して、喜界空港17:40発⇒鹿児島空港18:45着⇒鹿児島空港19:25発⇒羽田空港21:15着。新幹線で静岡に帰る。

 我ながら4泊4日のフル活用の計画となった。

 コロナの状況がどうなるか分からなかったので、飛行機だけは押さえておき、宿は奄美大島のホテルだけ確保した。伊江島はネット予約出来る宿が殆ど無いため、気軽にキャンセルすることが出来ない。なのでまた別途考えることにした。


 いよいよ当日が近づいてきた。が、コロナの状況はGWと比較にならない程酷い状況になっていた。感染力の高いデルタ株が猛威を奮って、かつ自粛疲れ・宣言慣れも相まって感染者数が増大していった。

 このような中で、東京と沖縄に緊急事態宣言が発令されてしまった。私が行こうとしていた伊江島は、離島ということで医療体制も貧弱のため、不要不急の来島はしないように呼びかけられていた。

 沖縄本島はとにかく、この状況だと伊江島に行くのは気が引ける。こんな県境で何か変わるとも思えないが、幸い奄美諸島は鹿児島県なので、そちらは緊急事態宣言やまん延防止処置は出ていなかった。なので、伊江島はとりあえず止めることにして、奄美諸島で訪れる島を1つ増やすことにした。

 国盗りを考えると、選択肢は与論島が良いように思えた。ダイヤを調べた所、那覇空港到着からしばらく待てば与論島へ行ける飛行機があるようだ。計画の修正をした結果、1日目と2日目をこのように変更した。

■1日目 7/15(木)
YCAT経由で羽田空港⇒那覇空港(ANA)へ飛び、那覇空港でトランジット待ち。与論空港行きの飛行機に乗り、レンタルバイクで与論島を巡る。与論島宿泊。

■2日目 7/16(金)
AMは与論島を巡り、正午に本部港から来る奄美諸島経由鹿児島港行きフェリーに乗る。沖永良部島・徳之島に寄港するので国盗りをしつつ、20:30奄美大島名瀬港に到着。奄美大島宿泊。

後は同じ工程。

 これしか無いだろう。与論港と与論空港は近いので、もしかしたら港で空港のCPが取れるかもしれない、くらいに思っていたがどうせなら確実に取りに行くのも悪くない。これで、緊急事態宣言の出ている沖縄県での行動は殆ど無くなる。

 最終旅程が決まったので、ようやく宿の確保に動く。与論島の宿は民宿的なのが多かったが、色々楽天トラベルで見た所、与論港・空港の送迎も可能な宿があったのでそこにしてみた。海岸すぐなので星空なんかも見れるかもしれない。レンタルバイクもネット予約が可能だったのでしておいた。どうやら与論港へ乗り捨てして行っても良いらしいので、非常に助かる。深夜バスも確保しておいた。

 これで全ての準備が整った。後は天気が良くなることを祈る。2019年2020年と違って東海地方は異常に早く5月に梅雨入りした。そのお陰もあってか、平年通りに東海も梅雨明けし、もちろん奄美諸島もちゃんと梅雨明けしてから行くことが出来そうだ。



■1日目 7/15(木)



 羽田空港から那覇空港に飛行機で飛ぶ。



 そのまま那覇空港から与論島に飛び、レンタルバイクで与論島を巡った。

 いつも通り前置きが長くなったが、いよいよ当日がやってきた。天気予報は木・金は良かったが、土日がそこまで良くなかった。この前の週は延々と晴れマークが並んでいただけに、少し悔しかった。でも台風が来ている訳では無いので、中止とかを考えるレベルではない。良いにこしたことはないが、こればっかりは仕方ないのでなるようになるだろう。

 仕事を終えて帰宅し、風呂・洗濯を済ませる。荷物は前日までにまとめておいたので、しばらく寛ぐ。時間になったので、最寄りの駅まで行き静岡駅へ電車で行った。しばらく待つと、バスがやってきた。この深夜バスは羽田空港朝一便に乗るのには非常に便利だ。深夜バスなので快適な睡眠とはいかないが、費用を節約するには有用である。

 距離が短いからか、ちゃんとしたJR系の深夜バスなのに4列シートなのが辛いところだ。でも、現状コロナ渦なので乗客も少ないと思っていたが、意外と居た。でも隣はやはり居なかったので、これなら快適だ。

 3~4時間くらいは寝れただろうか。USB充電も出来たので無駄にハイドラを動かしていたが、横浜町田ICから保土ヶ谷バイパスを越えた後は、バス会社も節約のためか首都高には入らなかった。早朝なので混雑することはまず無いだろうが。

 横浜駅YCATに定刻通りに到着した。まずはトイレに行って顔を洗ってコンタクトを入れる。コンビニがあったので朝食を調達する。YCATから羽田空港行きのリムジンバスに乗って車内で朝食を済ませた。

 横浜駅から羽田空港はすぐなので、6:00前頃羽田空港に到着した。元々6:00過ぎの朝一便を予約していたのだが、コロナの影響で欠航になってしまった。よって、次の7:25発ANA463便に変更になったため、少し時間がある。

 ラウンジが6:00にオープンするのを調べていたので、少しだけ時間を潰してラウンジに入った。コーヒー等を美味しくいただく。

 ラウンジでダラダラしていたが、時間になったので保安検査場を抜けておく。最近保安検査が厳しくなって、今回モンベルのクールパーカーを羽織っていたのだが、それを脱ぐよう指示された。下はインナーなので恥ずかしい思いをしてしまった。次に乗るときは、普通のTシャツにしておこう。

 保安検査を抜けて、搭乗口へ向かう。いつものように窓側の席を確保しているので、優先搭乗が終わってすぐの案内になる。席に着いてしばらく待つと、3列シートで流石に通路側には人が居たが、間には居なかったので楽だ。USB端子もあったので、飛行機内も快適に過ごせる。

 飛行機は定刻通りに羽田空港を離陸していった。いつもだと、すぐ海に向かって行くので沖縄への航路の景色はつまらないのだが、今回は意外としばらく陸地が見えた。それでもしばらく経てば、一面海しか見えない。スマホに入れていた音楽を聴いたり、動画を見たりして機内を過ごした。

 やがて沖縄が見えてきた。夏の沖縄は圧倒的に南風が多いため、南方面へ着陸するケースが大半だ。それを見越して、沖縄本島の景色を見るために左側の席を確保している。それがどうやら、今日は風向きが違うのか北向きに着陸するようだ。どうりで、いつもと景色が違う訳だ。サンゴ礁の遠浅の海は見れたが沖縄本島・那覇市街の景色は見れなかった。



 那覇空港に定刻通りに10:00頃着陸した。流石、沖縄はもう夏空が広がっている。次の飛行機は、13:00発RAC815便なので3時間弱のトランジット待ちだ。時間があるので、1回保安検査エリアから出る。

 少し時間があるが、沖縄は緊急事態宣言発出地域なのであまりうろつくのも宜しくないだろう。とは言え、1つだけどうしてもやりたいことがあった。セブンイレブンでの買い物だ。セブンイレブンは良く使うコンビニなので、アプリを入れている。その中に、都道府県スタンプがある。今後はいつ沖縄に来れるか分からないので、買い物をしておきたい。

 アプリで店舗を調べると、那覇空港からゆいレールで2駅の小禄駅前にあるようだ。ゆいレールの2駅なら歩けなくもないが、真夏の沖縄は暑いので、交通機関があるなら使って行こう。

 ゆいレールも、いつの間にやらSUICAが使えるようになったのでわざわざ切符を買わなくて良いからありがたい。2駅乗って、小禄駅で降りた。駅の目の前にセブンイレブンがあったので、沖縄県のスタンプを押すことが出来た。

 用事も終わったので、再度ゆいレールに乗って那覇空港に戻る。ギリギリ機内には持ち込める手荷物だったが、トランジットを待つ間に持ち歩くのが面倒だったので、手荷物を預けるためにJALのカウンターに向かった。手荷物を預けて昼食にはまだ早いので、ラウンジに行った。那覇空港のラウンジにはシークワーサージュースがあったはずだが、無かったので残念。のんびりラウンジで過ごす。

 良い時間になったので、ラウンジから出て昼食を取る。朝食はコンビニで済ませたので、大したものは食べてないからお腹が空いた。那覇空港では、いつも1F到着口にあるソーキそば屋に行くが、時間もあるのでフードコートを見てみよう。結局なんだかんだで、別のソーキそば屋に入った。



 ソーキそば・ジューシー・もずくを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところで、保安検査を抜ける。羽田空港からはANAに乗ったが、今度はRACなのでJAL側の保安検査場に向かった。やはりここでも上着を脱ぐように指示されたので、若干の辱めを受ける。まぁ仕方ない。

 RAC便なので当然プロペラ機だから、バスでの案内だった。那覇空港のバス搭乗口は1Fにあるのは、もう何度も利用しているので良く知っている。搭乗口に向かったら、隣は北大東島行きだった。2020年はこの飛行機で、北大東島経由で南大東島に向かったな、と思うと懐かしく思える。

 しばらく待つと案内が始まったので、バスに乗り込んで飛行機に案内された。ボンバルディアのプロペラ機だ。この飛行機は4列シートだし、前後の間隔を大きく取られているので、正直今まで乗った飛行機の中でも快適度はNo.1と言っても良い。機内Wi-Fiとかの最先端設備とかは無いが、ゆったり座れて足を割りと伸ばせるから気に入っている。コロナ渦ということもあり、やはり隣には乗客は居なかった。

 飛行機は定刻通り13:00に那覇空港を離陸していった。羽田空港から来た時と同様に、北側に向かって離陸していった。これは、2014年から沖縄に来ているが、初めての経験だった。夏の沖縄でも、南風以外があるんだな。



 沖縄本島北部名護市近くの古宇利島上空を通過。サンゴ礁の海が大変美しい。



 沖縄県最北端の離島「伊平屋島・伊是名島」も良く見えた。飛行機の上からオフラインモードで国盗りは出来たが、島好きとしては一度は行ってみたいな、と思っている島だ。



 与論島が見えてきた。



 与論空港が真下に見える。



 与論島もサンゴ礁の島なので海が美しい。サービスではないだろうが、与論島を一周周って与論空港に定刻通りに着陸した。



 ローカル空港なので、当然タラップから降りてターミナルには歩いて向かう。



 こういう飛行機の写真が簡単に撮れるから、離島空港も悪くない。

 最近は手荷物を預けないからすぐ出ることが多いが、今回は預けたのでしばらく待つ。残念ながら早めに預けたせいか、一番最後に近いタイミングでようやく受領出来た。

 まずはハイドラを起動して、与論空港のCPをGetした。与論空港から出ると、今日予約しているビーチランドロッジの看板を持っていた宿のお父さんに声を掛ける。とても気を配ってくれる方で、色々聞かれた。南国レンタカーって所でレンタルバイクを予約しており、宿に届けてくれるように連絡していたが、そんな時間はもったいないということで、直接南国レンタカーに連れて行ってくれることになった。

 送迎のクルマに乗せてもらい、与論島内を走る。そこまで大きな島ではないが、流石に歩いて回るには厳しいのでレンタルバイクを借りた。南国レンタカーにあっさり到着し、貸出手続きをする。宿への配達は+500円くらい掛かるのだが、直接来たのでその分マケてもらった。返却はガソリン満タンで、港への乗り捨てだが、カギは付けたままで良いと言われた。離島ならではだな、と微笑ましい。

 この時散々「一時停止には気を付けろ」と言われた。結構与論島の警察は厳しいらしい。もちろん、安全には気を付けるが、ここまで言われるくらいならより一層注意することにしよう。

 これで足を確保出来た。リュックは必要な物だけ出してショルダーバッグに移し、後は宿のお父さんが持って行ってくれるというのでお願いした。色々やってくれるのでありがたい。

 早速与論島ツーリングの開始だ、原付だけど。与論島を少し調べた時に、絶対行きたいと思ったのが百合ヶ浜だ。ここは、与論島の沖合に一定の条件を満たした時だけ現れる浜のようで、与論島を代表する景観のようだ。観光協会の方でも出現カレンダーが出ていて、ちょうど今日の15:00から現れると記載されていた。明日からは見れないらしい。

 となると明日も多少の時間はあるが、今日行くしかない。時間は少し早いが、行ってみることにしよう。大して大きな島ではないので、とにかく東に向かえば分かると思い、適当に向かう。案内も結構あったので迷うことなく百合ヶ浜に到着。



 駐車場にバイクを置いて歩いて行くと、とても素晴らしい海が広がっていた。



 なんで海がこんな色をしているのか訳が分からないが、白い砂浜と青い海・空と南国ムードは満天だ。

 百合ヶ浜は沖合にあるので、船で連れて行ってもらわなくてはならない。業者がいくつかあるが、この手は大体組合みたいなのがあるので、どこも料金は殆ど同じだ。なので、大体商魂たくましく最初に声を掛けてくれるところを利用することが多い。

 早速砂浜を歩いていると、声を掛けてきたおっちゃんが居たので乗ります、と答えた。前述通り少し早く到着したため、ビーチパラソルに寝そべられる所があったので、そこで休憩しててと言われた。言われた通りにすると、物凄いマッタリ感でたまらない。夏なので暑いが南国なので風もそこそこあり、ビーチパラソルで陰になっているので大変気持ちが良い。何か普通の旅行ってこんなのかもしれないな、何て思ったりした。私は基本的に動いてばっかりなので、たまにはこんな旅も悪くはない。

 しばらくボーっと海を見ながらゆっくりしたり、トイレに行ったりして時間を潰していると、ようやく船を出す時間になった。ぶっちゃけ何時何分ね、とか言われなかったので、ここら辺も島時間的なものなのだろう。島に来ているのだから、郷に入っては郷に従えで良い。

 乗船代金を払って船に乗り込む。どこも一緒だ、と思っていたがここの業者はグラスボートでは無かった。折角なのでグラスボートが良かったが、もう料金を支払ってしまったので仕方がない。



 早速出港。海から砂浜方向を撮影。このように、ビーチパラソルが並んでいて休ませてもらった。



 ここで、船頭さんがスピードを緩めた。どうやらウミガメが近くに居るようだ。何とかそれっぽい写真を撮る。



 一瞬だけ、息継ぎに顔を出した瞬間を撮れた・・・はず。野生のウミガメが見れるなんて素晴らしい環境だ。



 雲が完全に夏の空なので、本当に美しい。



 百合ヶ浜が見えてきた。ここでどうやら、結婚前なのか後なのか分からないが、カップルが写真撮影をしていた。当然ドレスの裾とかがジャバジャバ海水に浸かっていたが、多分それ用の少しどうでもよいヤツをレンタルとかしているのだろう。



 百合ヶ浜に降り立った。3組くらい船に乗っていたが、皆それぞれで撮影を楽しんでいる。水着を着ている人なんかは、ここで寝転がっていたりして少し羨ましく思った。



 完全に浜が出るのかと思っていたが、意外と深くてふくらはぎの下くらいまでの水深があった。



 それでもそんな深さの遠浅の砂浜が結構広がっているので、こんな景色が広がっている。

 夏雲の広がりが本当に美しい。もう少し時期が違えば完全に浜が出て、星砂とかもあるみたいだ。前述通り、ふくらはぎまで水深があったので、意外と歩き辛かった。

 百合ヶ浜を楽しみ、そろそろ戻るぞと船頭さんが言い出したので船に戻った。宿の方から夕食が18:30~らしいのでそれまでには戻ってくるように伝えられていた。現在16:00過ぎなので、引き続き与論島を周る。



 百合ヶ浜からすぐの所に、奄美十景の看板があったので停まってみる。



 皇后陛下も与論島に来られたのだろうか、石碑があった。与論島はこの形がエンゼルフィッシュに似ていると言われている。



 先ほどまでいた百合ヶ浜を望める。



 反対側も白い砂浜と青い海が素晴らしい。

 奄美十景の1つである大金久海岸を楽しめた。次はすぐ近くの赤埼海岸に、灯台があるようなので端っこマニアとしては外せない。



 到着した。このマークは与論島の至るところにあったから、与論島のシンボルなのだろうか。



 あまりこんな南の島に来て灯台を見に来る人も居ないのか、誰も居なかった。



 赤埼海岸も白い砂浜が広がっていた。

 次は、もちろん与論島のような離島に鉄道など無いのだが、与論空港近くにヨロン駅というのがあるのでそこに行ってみよう。今日は与論島の南半分を周り、明日のフェリー出港までに北側を巡ってみるつもりだ。



 小さな島なので、原付があればあっという間に到着。天の川銀河鉄道本線らしい。



 与論の隣は沖縄と鹿児島、だそうだ。この車輪は実際に使われていた列車から贈られたらしい。



 亜熱帯の雰囲気から沖縄本島が見えた。

 夕飯までにもう1つくらい周れそうだったから、次も南側の与論城跡に訪れてみる。



 結構な勾配の道を登っていくと頂上に神社があった。



 琴平神社というらしい。香川の琴平と関係はあるのだろうか。折角なのでお参りしておいた。



 与論の昔ながらの墓なのだろうか。石垣の上に建っていた。



 しばらく歩くと大展望が広がっていた。沖縄本島も良く見えた。



 サンゴが露出している部分があった。南西諸島はやはり、サンゴが隆起して出来た島だというのが良く分かる。



 違う方向では、伊平屋島・伊是名島も良く見えた。ここからの夕陽はキレイそうだな~って思ったが、宿の夕飯があるので戻らなくては。



 奥に見えるタワーはサザンクロスセンターというらしく、ここからの展望も良いようだが、入場料が掛かるので入らなかった。タワーの脇には土俵もあり、相撲大会とかでもあるのだろうか。

 これで良い時間になったので宿に行くことにした。途中にあったスーパーで飲み物を調達しておく。宿は少しわかりにくい所にあったので、Google先生に連れていってもらう。17:40に本日の宿「ビーチランドロッジ」に到着した。

 この宿は年季が入っているものの、ロッジが敷地内にいくつか建てられており、その名の通り部屋は全て離れになっていた。原付なので中に入って行って、適当な場所に停める。手指消毒をして管理棟に入ってチェックインした。

 荷物を預けていたので受取り、敷地内の案内をしてもらう。離れのロッジには風呂・トイレは無く、共用のようだ。ロッジの場所が分かったところで、原付をロッジ前に移動した。

 前述通り年季は入っているが、エアコンもあるし快適だ。まずは、裏手に砂浜があるようなので、明るい内に道を確認しておいた。謳い文句通り歩いてすぐだった。南に向けた砂浜なので、雲さえ無ければ天の川も見ることが出来るだろう。楽しみにしておこう。部屋に戻りテレビを見ながらしばらく寛ぎ、18:30になったので食堂に向かう。



 宿の食事らしく、ボリューム満点でとても美味しかった。

 食事をしていると、宿の主人から「食べ終わったら、まだ間に合うから与論城で夕陽を見ると良い」とオススメされた。先ほどまで居た場所だが、確かにここから夕陽を見たいと思っていたので、その提案に当然の如く快諾する。

 夕飯を美味しくいただき、部屋に戻って出発準備を整え再度与論城へ向かった。



 19:20に与論城に再訪。流石夏の西の果てなので、まだ十分明るい。



 同じ場所だが、時間が変わると印象が異なる。残念ながら夕陽自体はもう沈んでしまったようだ。



 しっかりと沖縄本島も見えている。



 夕陽は見れなかったが、夕暮れのマジックアワーを存分に楽しめた。2度目の与論城も満喫し、原付だから真っ暗になると宿に戻るのが大変なので、この辺で退散することにした。

 無事に宿に戻り、今度は星空を楽しみに夜が更けるのを待つ。十分真っ暗になったところでヘッドライトと三脚はちゃんと持ってきたから、完全装備で砂浜に歩いて向かう。

 街灯も無いので真っ暗だったが、何とか砂浜に到着した。ヘッドライトを消して暗闇に目を慣れさせると、満点の星空が広がっていた。いそいそと撮影準備をする。



 若干雲があったが、天の川が肉眼でもハッキリと見えた。



 北側も撮影。星がたくさん撮れすぎて、北斗七星が一瞬どれか分からなくなるくらいだ。



 やはり外周に近いほど、星が動いているのか点になってないのが少し失敗。でも、小さなG1X MarkⅢでここまで星空を撮れるのだから素晴らしい。



 滅多に使わない縦構図も使いたくなるほど天の川がキレイだった。

 初日から南の島にぞっこんだ。これだから旅は止められない。この星空を撮っているときに、たまにデジカメの液晶が光るのが見えたから、他にも写真を撮っている人が居たようだ。最初は1人だと思っていたので、人の気配がしたときに少し驚いた。それだけ真っ暗だということだ。

 星空撮影を満喫し、砂浜なので少し寝転んで星空を見上げたり非常に充実した時間を過ごせた。蚊とかも居ないので実に快適だった。満足したところで部屋に戻り、シャワーを浴びて歯磨きをし、明日を楽しみに眠りにつく。
 

宿泊先:鹿児島県与論町 ビーチランドロッジ 6,930円(2食付)


■関連ブログ

2021年7月 奄美諸島巡り 2日目 与論島~奄美大島
2021年7月 奄美諸島巡り 3日目 奄美大島周遊
2021年7月 奄美諸島巡り 4日目 奄美大島~喜界島~静岡帰還

Posted at 2022/03/04 23:48:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年04月12日 イイね!

2021年4月 宮城県金華山巡り 3日目(最終日) 宮城県多賀城市~静岡


■3日目 4/12(月) 天気:晴れ
 宮城県多賀城市から松島を観光。仙台に移動し、昼食を取って仙台空港から中部国際空港へ飛行機で飛び、名鉄・JRと乗り継いで静岡に帰った。

 朝6:00頃起床。昨日行った公衆浴場は朝風呂は出来なかったので、朝シャンを浴びる。

 今日はとりあえず、10:00の松島遊覧船を予約しているが、それ以外はノープランだ。適当に松島を周ってみようと思う。出発準備をして、6:40前にホテルを出発。まずは、近くの吉野家で朝食を取る。そして、多賀城駅まで歩いてセブンイレブンでコーヒーを飲んだ。

 多賀城駅から松島方面のホームで電車を待つ。仙台方面のホームは一杯居たが、松島方面は少なかった。

 電車の中は学生が多かったが何とか座る。平日の朝なので当たり前だが、そんな中遊びで移動するには優越感がある。たまに電車に乗るのも良いものだ。松島海岸駅に7:40頃到着した。

 まずは、松島海岸駅裏手にある「西行戻しの松公園」に向かった。裏手の山にあるのだが、徒歩で登る。



 松島海岸駅から20分程度歩いて到着。眺めが良い。



 桜と松島の景観が良い。



 公園にはたくさんの桜が植えられており、ちょうど見頃を迎えていた。



 こんな中散策するのも楽しい。静岡ではとうに葉桜になっているので、気候の違いを感じる。



 平日の早朝なので人も殆どおらず、ゆっくり公園を満喫できた。

 西行戻しの松公園を楽しみ、松島中心部に向かう。来た道を戻るのも芸が無いので、違う道で適当に向かってみた。再度20分程度歩いたが、行きと違って下りがメインなので、まだ楽だった。



 観光地っぽい雰囲気になってきた。この先に国宝でもある瑞巌寺があるようだ。ちょうど開館時間になったくらいだったので、時間もあるし行ってみよう。



 拝観料を払って瑞巌寺に入る。Suicaが使えたので助かった。



 瑞巌寺の中も桜が咲いていた。



 太い木が植えられていて、雰囲気が良い。



 こちらが本堂。中の写真が全く無かったので、撮影禁止だったのだろうか。なので、全くどんなのだったか覚えていない。



 雰囲気の良い参道だ。と思ったら、昔はもっと生えていたらしい。どうやら、東日本大震災での津波により、塩害でかなりの木が伐採されたらしい。それでもこの参道を真っ直ぐ行くと、そのまま海だったのが中々良い。




 瑞巌寺の参道を出て、海側にも瑞巌寺五大堂がある。本堂等は拝観料が掛かるが、ここだけなら無料で入れるので来たことがある。



 ここは変わった橋が架かっている。朱色の橋が中々映える。



 「すかし橋」というらしい。身も心も乱れを無くせただろうか。



 遊覧船乗り場が良く見えた。これからあの遊覧船に乗ることになる。



 五大堂にも参拝しておいた。



 五大堂を対岸から眺めた。やはり朱色の橋が良い。そろそろ、遊覧船の予約時間が近付いてきたので行ってみよう。



 乗船券販売所に近づくと、遊覧船はどうですか、と声掛けをしている人が居た。予約していることを伝えると、窓口へ案内された。記憶が曖昧だが、QRコードをスマホで見せたような気がする。PayPayで払えたから助かる。



 これから乗る遊覧船「仁王丸」2F建ての立派な遊覧船だが、2Fは追加料金が必要らしい。折角なので見晴らしの良い2Fに行こうかと思ったが、1Fでガマンしてしまった。平日だけあって、ガラガラとは言わないもののそんなに混雑していないのがありがたい。



 遊覧船は定刻通りに出港。早速五大堂を海側から眺める。城みたいのがあるが、あそこは展望台になっている。でも、確か臨時休業していたと思った。



 早速小島を海から眺める。



 松島は、日本三景にも選ばれており、瀬戸内のような多島景観が素晴らしい。小さな島がたくさんある。



 宮城も牡蠣の養殖が盛んなので、牡蠣イカダがたくさんあった。



 色々な島というか岩がある。殆どの島には名前が付けられている、と言っていた気がする。所々でゆっくりになり解説のアナウンスが流れていた。



 どうやったらこんな岩が出来るのだろうか。自然が作る造形美は不思議でキレイだ。



 松島からも雪が被った山々が見えた。昨日と同じ山だろうか。蔵王連峰辺りなのだろうか。



 海からの松島を遊覧船で堪能できた。日本三景に恥じぬ美しい光景だが、個人的に順位を付けるなら、贔屓目もあるが「宮島⇒天橋立⇒松島」になるかな。宮島は故郷だから、順位を下げる訳にはいかない。

 松島を満喫したところでそろそろ良い時間になったので昼食としたい。周辺は観光地なので店もいくらでもあるのだが、海に近いためか海鮮系が多かった気がする。

 昨日海鮮丼を食べたので、今度は肉系が良い。ということで仙台名物牛タンでも食べようかと思った。理由は覚えていないが、多分周辺で良いところが無かったのかな、この後仙台駅へ移動している。松島なら牛タンくらい食べれる気がするのだが。一応思いつくのは、食事に時間が掛かるケースもあるので、仙台駅に移動しておいた方が安全だと思ったのではないだろうか。



 松島海岸駅に戻ってきた。仙台駅行きに乗車して、40分くらいで仙台駅へ移動。東北第一の駅なので、食事ができる所もいくらでもある。牛タンが食べられる店を探してみた。



 利久という店に入ってみた。やはり仙台なので、楽天イーグルスを推している。私はカープファンなので、同じ系統色のユニホームの楽天はパリーグの中では応援している。楽天市場も愛用しているから、勝つとポイントも増えるしね。



 何となく10切れが真ん中の量だったと思うので注文したが、中々ボリュームがあって最後の方は美味しいけど若干辛かった。もう歳だな・・・ 牛タンには定番の、麦飯・テールスープも美味しくいただいた。

 食後は、ずんだソフトを食べた。初めてだと思うが、ずんだの味がしてとても美味しかった。友人が言うには、ずんだシェイクがオススメらしいが、その時はやっぱりソフト、ってことで飲まなかった。

 お腹を満たしところで仙台駅を出発する。仙台市営地下鉄の駅CPを取りつつ、2019年秋に東北を巡った時に取りこぼしていた、名水CP「広瀬川」をGetしに行く。こんなに街中にあるとは驚きだ。そこら辺を巡りながら、仙台空港に行けばちょうどよいだろう。

 地下鉄に乗って、河原町駅で降りた。流石にホームではGet出来なかったので、地上に出たら無事Get出来た。

 再度地下鉄に乗って、仙台市営地下鉄南北線の終点富沢まで行って、駅CPをGet出来た。折り返しの便に乗り、長町駅で降りる。JRの駅に移動し、仙台空港行きの電車に乗車した。

 ちょうどフライト1時間前の14:00に仙台空港に到着した。時間があるので、こういう時のためのゴールドカードだから、ラウンジに行ってゆっくりする。

 しばらく休憩した後に、保安検査場を抜けて搭乗口に向かった。相変わらず窓際の席を確保しているので、後ろ側が入った後の案内だったと思う。



 飛行機は定刻通りに離陸した。ご覧の通り、沿岸には建造物が無い。東日本大震災の被害の大きさを実感する。



 福島県相馬市松川浦も良く見えた。



 流石飛行機は早い。1時間少々で名古屋上空に着いた。こう見ると、名古屋も中々の都会だ。16:00過ぎに飛行機は無事中部国際空港に着陸した。預け荷物も無いので、一服休憩だけして時間に余裕もあるから、また鈍行で帰ることにしよう。

 行きと同じように、乗継ミューチケットを買って特別席で快適に。神宮前で乗り換えて、豊橋駅に到着。良い時間になったし、どうせ豊橋駅でJRに乗り換えるためSuicaの処理をしなければならないから、豊橋で夕食を食べることにした。

 豪勢に過ごしていたので、最後は若干ケチる。探すとはなまるうどんがあったから、うどんを美味しくいただいた。吉野家HDの株主優待券も使えるからありがたい。

 豊橋駅からはJRに乗り換えて、浜松駅を経由し自宅に20:00前に帰宅した。


 今回の旅では宮城県を周遊した。日本三景松島の景観は素晴らしいし、小さな島であったが金華山もシカや海がキレイで、とても良かった。ハイドラ等をやっていなかったら絶対行くことは無かった島だろう。

 お蔭で激レアな神社CPがGet出来たので嬉しい。また、桜の時期の東北とか中々行けないので、それも良かった。桜はあっという間に散ってしまうから、2021年は早く咲いたのもあってちょうど見頃の時期に巡れた。

 これで、次に東北を周る時は長期休暇で制覇が達成できる見込みが立った。2021年の夏休みは、本年中の完全制覇を目標に掲げたので、いつもの北海道ではなく東北に行くつもりだ。夏に東北に再訪することになるだろうから、また東北を楽しみたい。

■関連ブログ

2021年4月 宮城県金華山巡り 1日目 静岡~宮城県石巻市
2021年4月 宮城県金華山巡り 2日目 宮城県石巻市~金華山~宮城県多賀城市
Posted at 2022/02/27 23:21:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2021年04月11日 イイね!

2021年4月 宮城県金華山巡り 2日目 宮城県石巻市~金華山~宮城県多賀城市


■2日目 4/11(日) 天気:晴れ
 宮城県石巻市石巻港から網地島ラインの船に乗って、田代島・網地島を経由し、牡鹿半島鮎川港に行った。そこから金華山行きの定期船に乗って、金華山を徒歩で巡る。鮎川港に戻ってきて、バスで石巻駅まで移動。そこからJRで多賀城市に移動し、多賀城跡を巡って泊まった。

 朝6:00頃起床。ホテルなので朝シャンを浴びて、前日調達した朝食を食べる。出発準備をして、8:00前にホテルを出発。まずは、近くのセブンイレブンでコーヒーを飲んだ。

 網地島ラインの出港は9:00に石巻中央港となる。旅客なのでそんなに早めに行く必要は無いだろうから、15分前にでも着けば良いだろう。まずは、石ノ森漫画館が国盗り対象になっていたので歩いて行ってみた。



 周辺は橋や道路工事をしていた。石ノ森漫画館が一見変わった建物だったので、写真を撮る。国盗りもGet出来た。その名前の通り、漫画家石ノ森章太郎氏の博物館だ。正直名前は知っているが、あまりリアルタイムでアニメを見ていない。でもいつかは行ってみたいな、と思う。

 国盗りを済ませて、旧北上川の堤防沿いをのんびり歩く。石巻中央発着所の場所を確認した。まだ時間があるので、近くの日和山公園に行ってみよう。麓からは結構な勾配を登っていく。



 公園だけに桜が植えられていた。本当に満開で素晴らしい。



 たい平桜という一本の桜も見頃だった。



 その名の由来は、笑点に出ている林家たい平師匠のようだ。ネットで検索すると以下の通り。

「たい平師匠が大学四年になる春、落語家になろうか迷って東北を旅していたときに石巻の老人ホームでたくさんの笑顔をもらい、この桜のもとで落語家になると決心をした、思い出の桜。」

 

 麓の石ノ森漫画館を、たい平桜越しに見下ろす。左に船が停まっている場所があるが、網地島ラインの発着所になる。



 蔵王の山並みだろうか。もう4月なのにまだ雪が被っているのは流石東北。静岡に居ると冠雪した山は富士山とアルプスくらいなので、私にとっては珍しい。



 公園だけあって遊歩道も整備されており、桜並木も素晴らしい。



 神社があり、海が望めた。こちらの桜はあまり咲いてなかったが、これから訪れる田代島だろうか、島影が見えた。沿岸もだいぶ復興が進んできている。この公園は高台になっているので、ここに避難して助かった人も多かっただろう。2月の地震の際も、この日和山公園に避難している人も中継で放送されていた。

 日和山公園の桜と展望を楽しめた。そろそろ石巻中央発着所に向かう。予定通り、出発15分前の8:45に到着した。

 乗船券の自動販売機で鮎川港までの切符を購入。そして船に乗り込んだ。乗客はあまり多くなかったと思う。窓際を確保出来た。

 定期船は定刻通り石巻中央発着所を出港した。もう1つ門脇発着所に立ち寄ってから田代島方面に向かう。石巻中央が駅から近いので、公共交通機関利用向け。門脇には無料駐車場があるので、自家用車向けのようだ。

 門脇には、そこそこの人が待っていた。やはりクルマで来る人が多いということだろう。それでも混雑と言うほどでも無かった。

 写真が全く残っていないので、甲板に居れるような船では無かったのだろう。まず田代島に到着したので、コロプラ位置登録をして土産をGet。そして網地島に到着。乗客の殆どは田代島で降りたと思う。ここは猫の島として有名らしい。私は犬派なので、そこまで興味は引かれなかった。

 ここで少し焦り始めた。船が結構遅れていた。昨日の記録にも記載したが、次の金華山行きの定期船の乗継時間が定刻通りでも20分しか無い。そうなると、金華山行きに乗れなかったらどうしよう、と焦っていた。そんなに大きな船ではないだろうが、ここに行くのが最大の目的なので、行けないと中々辛い。

 結局船は15分遅れで鮎川港に到着した。「牡鹿半島」の国盗りをGet出来た。石巻港から約1.5時間掛かった。幸い、到着した桟橋のすぐ横の船が金華山行き定期船だった。もう他の乗客も乗船を開始していた。船に降りてすぐ、金華山観光のスタッフだろう人が私の名前を呼んでいた。

 その呼びかけに答えると、もう時間が無いのでここで受付します。とのことだ。これは助かった。何とか金華山に行くことが出来る。

 少し残念だったのは、当初は金華山に向かって、帰りは鮎川港ではなく女川港に向かうつもりでいた。しかし時間も無かったので、往復前提で話しかけられてたから、そのまま購入してしまった。これで女川に行けなくなってしまったが、まぁ仕方がない。とりあえず金華山に行けることを喜ぼう。



 時間が無かったので帰りに撮った写真だが、金華山にはこのような船で向かった。揺れそうな船だったが、天気も良かったので快適な船旅だった。



 鮎川港から20分程度で10:50頃金華山に到着。立派な休憩所が建てられていた。



 金華山の滞在時間は2時間弱で、12:30出港となる。じっくり島一周には時間が足りないが、黄金山神社に行って、周辺を少し散策するくらいは出来るだろう。島をのんびり周るには、船をチャーターしなければならないのかな。立派な鳥居をくぐる。



 早速少し登ると海が澄んでてとてもキレイ。



 金華山にはニホンジカが生息しており、それがこの島の売りにしているらしい。とりあえず、表参道を登ってみる。



 金華山も桜が咲いている。



 島全体が神域となっているのだろう、鳥居がまたあった。



 段々林が広がり、厳かな雰囲気になっていく。



 トイレがあったが、マークがシカだった。金華山はとてもシカを大事にしていると感じた。



 神社内の桜も見頃を迎えていて、春らしい陽気だ。



 歴史のありそうな門がある。この辺の細かい細工は、ホントに頭が下がる。



 桜と境内を撮影。



 この辺まで来て、ようやく黄金山神社CPをGetした。ここ数年でCPの取得範囲の見直しがされているので、金華山も牡鹿半島とかで取れないかな、とか甘い考えをしていた。でも、金華山の港でも取れなかったので、黄金山神社は現地訪問するしか無いと思われる。



 境内にシカも居た。人間に慣れているので、これだけ近付いても全く逃げない。



 黄金山神社のCPもGetして参拝したところで、港に戻りながら周辺を散策する。



 桜と船が見えた。あれは恐らく女川港から来た定期船だと思われる。本当はあれに帰りは乗る予定だったが、もう鮎川港行きの料金を払っているので乗ることは出来ない。



 気持ちの良い遊歩道と海の景色が素晴らしい。



 今から港に戻っても時間が余るので、港とは逆方向に歩いてみる。



 するとシカがたくさん居た。



 桜の下にも。これは絵になると思い、シャッターを切る。



 めっちゃこっちを見てる。シカは目が合うと、まさにこちらの様子を伺っている、って感じだ。



 この桜は葉桜になっていたので残念だ。1本だけ生えた大きな桜の背景に、澄んだ海、という構図としては好きなのだが。



 シカと草原と澄んだ海。



 崖と海の風景。



 そろそろ港に戻ろうか、という時間になった。金華山の景色は大変素晴らしかった。



 この辺は金華山も含めて、三陸復興国立公園とされていた。港に戻ってしばらく待つと、帰りの便の改札が始まった。



 12:30に金華山を出発し、12:50に鮎川港に帰ってきた。さて、石巻に帰らなくてはならないが、また船に乗って行くのも面白くない。調べてみると、石巻駅行きのバスがあるようだ。出発時間は14:00過ぎなので、時間はたっぷりある。なので昼食をとることにした。鮎川港に、観光センターのようなものがあって、食事処もいくつかあった。



 海鮮丼を美味しくいただく。

 お腹を満たしたところで、観光センターを軽く見学。バスの出発時間に近づいたのでバス停に行ったら、既に待機していた。終着点なので、バスで座って待てるのがありがたい。Suicaも使えたので助かる。

 石巻駅までは1.5時間くらい掛かるみたいだ。この後多賀城跡に行こうと思っているが、折角なのでJRを少し回り道をして向かおうかと思っていた。石巻からだと仙石線で行くのが最短距離だが、ハイドラ駅CPを稼ぐのと、国盗りをするために石巻線と東北本線を経由していきたい。

 仙石線は仙台と繋がっているので便数も豊富にあるが、石巻線は便数が少ない。ちょうどこのバスの定刻石巻駅着の5分後くらいのダイヤになっていた。バスは5分遅れくらい普通だから、難しいだろうな。と思っていた。

 途中で「渡波」の国盗りをGetして、時刻表を確認していたら、驚くほど定刻通りにバスは走っていた。牡鹿半島~石巻なんて混雑するような所ではないからであろうか、バスって定刻に走れるんだ、と驚いた。



 結局ダイヤ通りに石巻駅に到着。前述したように、石巻は石ノ森章太郎氏と関係が深いので、駅にアニメのキャラクターがたくさんあった。

 結局石巻線に間に合ったので小牛田駅行きのJRに乗った。途中の前谷地駅で国盗りをGetする。



 小牛田駅で東北本線に乗り換える。撮り鉄ではないが折角なので写真を撮ってみた。

 確か仙台行きだったと思うが、電車に乗った。途中塩釜駅で「鹽竈神社」の国盗りをGet。昨日現地に行ったのに、取り忘れてしまったがリカバリー出来た。

 国府多賀城駅で下車。ここから多賀城跡に徒歩で向かった。



 10分程度歩いて多賀城跡に到着。名城CPもGet出来た。



 城跡、と言っても石垣も無ければ天守も無かった。広場になっており、桜が植えられていた。国府だったそうだ。



 夕暮れの中の桜がまた美しい。



 今日も夕陽が落ちていく。



 桜の時期で良かった。言い方は悪いが、桜が無かったら「ふーん」で終わった可能性が高いかな、と言った印象だった。名城CPが取れたから満足だ。

 多賀城跡の桜を楽しみ、国府多賀城駅近くのセブンイレブンでコーヒーを飲む。そして国府多賀城駅に戻ってきた。今日予約しているホテルは多賀城市だが、ここ東北本線国府多賀城駅では無く、仙石線多賀城駅の方が近かった。この辺りは、東北本線と仙石線が並行して通っている。

 という訳で多賀城駅まで移動しなければならないが、歩くと少し時間が掛かってしまう。少し調べてみたら、ちょうど国府多賀城駅~多賀城駅方面に向かうバスが何本かあったので、バスに乗って行く。

 私は公共交通機関でもボチボチウロウロしているが、バスの路線図を調べるのは非常に大変だ。各バス会社HPの情報の出し方がバラバラで、時刻表・路線図が非常に分かりにくい。調べるには結構コツがいるような気がする。

 バスに乗り込んで多賀城駅へ向かう。国府多賀城駅からは殆ど乗客は居なかったが、多賀城駅からは何人か乗ってきた気がする。ホテルはもう少し乗ってた方が良さそうなので、駅から2区間くらい乗っていたら、ほぼホテルの目の前で降ろしてくれた。多賀城駅からはバスに乗るほどの距離ではないが、少しラクが出来た。

 手指消毒してホテルにチェックイン。ここは楽天で調べた時に驚いたくらい、素晴らしいホテルだ。コロナ禍なので来ないくらいなら安くしてまえ、精神なのか分からないが、まず一泊3,000円と破格。そして、隣が公衆浴場で露天風呂付の風呂を無料で入れる。かつ浴場の食事処の割引券までくれた。貧乏旅行者にとっては大変ありがたい。

 そんな状況なので、部屋に入り早速風呂に入りに行く。確か、ホテルから直結で外に出ずに行けたような気がする。サウナ・水風呂・露天風呂も完備されており、バッチリ整えた。

 風呂上りに食事処で夕食を食べた。写真が残っていないので何を食べたか全く覚えていないが、家計簿では500円と破格だった。

 部屋に戻り、テレビを見ながらゆったりしながら、明日何をしようか考える。天気予報はバッチリ晴れ。あとMustでやりたいことは、仙台地下鉄駅近くの名水CP「広瀬川」を取りに行くことくらいなので、十分時間はある。仙台空港に14:00くらいまでには行けば良いので、AMでどこか観光しよう。

 この辺と言えば、仙台か松島が有力候補だ。調べてみると、松島の遊覧船が前日までの予約でオトクに乗れるようだ。松島は言わずと知れた日本三景の1つなので、やはり松島に行ってみよう。

 この宿は素泊まりなので、明日の朝食は近くの吉野家に行こうかと思う。なるべく早朝に出発したいので、早めに起きよう。そんなことを思いながら、眠りについた。

宿泊地:宮城県多賀城市 サンホテル多賀城 3,000円

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2021年4月 宮城県金華山巡り 3日目 宮城県多賀城市~静岡
Posted at 2022/02/27 00:59:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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