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だい 青BMアクセラと忍者650のブログ一覧

2020年06月20日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊


■3日目 6/20(土) 天気:晴れ
走行距離:287.7km

 新潟県佐渡島のキャンプ場から、主に佐渡島北部を周遊した。その後佐渡島北東部の姫埼を経由して、南岸のキャンプ場に戻ってきた。

 5:00前に起床。夏至の時期なので日の出が早いため、周囲が明るかったから目が覚めた。



 テントから出ると中々良い天気だった。佐渡島の山並みと日本海を望む、素晴らしいキャンプ場だ。



 5:00になっていないのに、もう太陽が水平線からあんなに上がっている。朝焼けを見るには、4:00過ぎには起きないといけないみたい。



 今度はバイクを番屋の前に乗り入れた。屋根付き炊事場とテーブルがたくさんあるので便利なキャンプ場だ。



 朝焼けに照らされたテントと灯台。

 

 朝っぱらからたっぷり撮影を楽しみ、朝食の準備をする。こんな雰囲気で食べるメシは美味しいに決まってる。非常に満足だ。

 食後に用を足しにトイレに行ったら、何とウォシュレット付きで驚いた。何て素晴らしいキャンプ場だ。ただ、紙の残量が少し怪しい。周囲を見渡しても置いてなかったので、今日補充してくれなければ終わってしまいそうだ。まぁウォシュレットがあるから、ポケットティッシュがあれば何とかなるだろう。

 今日はこのままテントを張りっぱなしで出発するので、食後の後片付け・歯磨きを済ませて7:00頃キャンプ場を出発した。

 ツーリングマップルを見ると、このキャンプ場から北へ少し行った所に、岩首の棚田というのがあるらしい。まずはそこへ行ってみよう。



 キャンプ場から10分強走って岩首昇竜棚田に到着。朝はあんなに天気が良かったのに、少し雲が出てきたのが残念。



 小さな展望台があった。駐車場が広くないし、道も結構狭いのでクルマだと大変だろう。



 東に向いているので朝だと少し逆行気味だった。正午くらいに来ると良いのかもしれない。それでも日本海に向かって流れ込んでいくように見える棚田は立派だった。



 バイクと一緒に撮りたかったが少し難しかった。

 岩首の棚田を見たところで、この近くに滝があるようなのでそちらにも行ってみる。



 養老の滝入口に到着。この名前だと、やはり先に浮かぶのは岐阜県の滝だが佐渡島にも養老の滝がある。キレイな新緑を見ながら遊歩道を歩く。



 5分くらい歩くと養老の滝があった。中々の落差がある滝だった。頑張って長秒撮影で撮影。



 今度は早いSSで水滴を止めて撮影。



 縦構図でも。



 結構遊歩道が崩落していた。ツーリングマップルでも「赤い橋とのコラボが絵になる」とコメントがあるのだが、橋が見当たらなかった。この崩落を見る限り、災害で流れてしまったのだろうか。

 岩首の棚田と養老の滝を楽しみ、ツーリング再開。一旦南方向のキャンプ場方面に進み、県道181号に入った。少し道は狭かった気がするが、交通量皆無で楽しく走る。小倉ダムCPを折角なのでGetしに行く。



 するとダム近くに小倉千枚田があったので停まってみた。ツーリングマップルにもコメントがあった。



 「斜面に小さな水田が整然と並ぶ」とコメントがあったが正にその通りだ。恐らくオーナー制で、各水田に名前の表示がされていた。管理は地元の人なんだろうけど。



 少し斜面を登ってみた。岩首の棚田もそうだが、まだ6月なのでそこまで稲が伸びていない。9月くらいになると黄金色に輝きそうなので、その時期にも見てみたいな。

 2連続で棚田を楽しみ、ツーリング再開。ここからは、佐渡広域農道沿いにダムCPがちょこちょこあったから、北上しながらGetしていく。国盗り新穂の空と、7個ほどダムCPをGetして、地図上に載っている道の駅「芸能とトキの里」に向かった。

 到着して道の駅CP・国盗り両津の空もGet出来たが、11年前に来た時とはかなり様子が違った。まず門や建屋はそのまま残っていたが、全く営業している感じはしなかった。記憶が曖昧だが、バリケードとかがあって入れないようになっていたと思う。後から分かったことだが、どうやら両津港近辺に移転工事をしていたらしくて、ここは廃業してしまったと思われる。

 まぁ来たこともあるし、道の駅CPがGet出来れば良い。少し休憩をして出発する。加茂湖の西側に位置する佐渡空港近くを通って空港CPをGetした。

 空港からは佐渡島唯一の国道350号に合流して、今度は大佐渡スカイラインに行ってみよう。国盗り金井の空をGetし、その前に途中にダムCPがあったのでそちらに向かった。そこから大佐渡スカイラインに抜けられそうなので適当に行ってみたが、これが中々の険しい道だった。空荷なので何とか抜ける。

 すると大佐渡スカイラインにようやく入った。名前は立派だが若干狭い。でも離合の不安はクルマでもあまり無いと思う。結構な山道を登っていくと、舗装がアスファルトからコンクリートになり衝撃が強くなり走りにくくなる。ここは防衛省管轄道路だったと思うので、重機が通るからコンクリート舗装なのだろうか。

 そこからはかなり急勾配の九十九折の道を登る。段々視界が広がり素晴らしい景色が広がってきた。11年前にここに来た時は完全に雲の中だったが、これは素晴らしい。



 道路の最高点峠にある、交流センター白雲台に到着。



 ここから素晴らしい景色を拝めた。少し黒い雲はあるが、開放感がたまらない。まずは西側方向を望む。



 そして中央。国中平野の向こうに小佐渡山地がそびえている。



 東海岸の両津港も良く見えた。海と繋がっているようにも見えるのが、先ほどまで居た加茂湖になる。砂嘴のようになっている所にも建物がたくさんある。津波が来たらどうするのだろうか、とか思うがこちらはまだ本州との間なので、よっぽど佐渡島と本州の間に震源地がピンポイントに来ない限り大丈夫なのだろうか。



 真野湾の弓なりになっている海岸線がキレイだった。




 素晴らしい大佐渡スカイラインの景色を堪能した。

 交流センター白雲台を出発して、佐渡金山方面に降りていく。途中いくつか展望台があり1つ寄ってみたが、白雲台に比べると劣っていたので、軽く撮影だけして降りていく。ツーリングマップルを見ると、乙和池というのが載っていた。少しダートを走ることになりそうだが、荷物も無いし行ってみよう。



 数百m程度のダートを越えて駐車場に到着。乙和池の浮草は天然記念物にも指定されているらしい。



 これがその浮草だ。どこか神秘的な雰囲気、とコメントがあったが正直こんなもんか、という印象だった。ダートを越えてまで訪れる価値があるかと言うと、個人的には微妙だった。鬱蒼として森の中なので、そういうのが好きな人にとっては良いかもしれない。

 乙和池を出発し、ダートを越えて大佐渡スカイラインに戻る。しばらく走ると史跡佐渡金山があった。他に行きたい所もあるし、行ったこともあるので今回はPassする。観光名所CPはGet出来た。



 佐渡奉行所跡も通過して、入場料の掛からない北沢浮遊選鉱場跡には寄ってみた。



 廃墟マニアではないが、こういう建造物は割と好きだったりする。



 金鉱物を取りだす施設だったようで、遺構の保存状態も良く、周囲の緑も相まって良い雰囲気。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしよう。これから人里離れた所へ行くので相川の集落に行ってみる。



 Google先生で調べてヒットした、持田家という所に来てみた。



 海鮮丼を美味しくいただく。カードも使えて助かった。

 お腹を満たしたところでツーリング再開。相川から時計周りで北端を目指す。11年前に遊覧船に乗った尖閣湾を横目に見ながら、今回は他の場所を訪れてみたいのでPassする。

 国盗り入崎の空をGetし、佐渡の素晴らしい外海府海岸の景色を見ながら走る。交通量も少なくてとても快適だ。しばらく快走路が続いたが、北端近くなるとバイクなら問題無いレベルだが道が狭くなった。



 展望の良い所に離合場所があったので停まってみる。



 日本海の荒波の向こうに大野亀を望む。国盗り大野亀の空もGetした。佐渡島の国盗りもあと1つだ。



 日本海らしい奇岩の風景が大変良い。



 大野亀を背景に望遠圧縮で撮影。

 今回寄りたい所の1つにこの大野亀を登ってみたいと思っていた。私のよく見ている旅行記の方が言うには、2019年夏時点では遊歩道が崩壊して通行できなかったそうだ。でも最新の情報だと特にそういう規制は出ていなかった。



 見えていたのであっさりと大野亀の駐車場に到着。




 大野亀の入口に鳥居があった。



 こんなアングルで撮影。近づいてみると分かったが、この鳥居は木製のようだ。



 鳥居抜きでも撮影。こう見るとそれなりの高さを登ることになりそうだな、っと気合いを入れる。



 少し登った時点でこの景色が素晴らしい。奥に二ツ亀が見える。



 右側の岩にトンネルがあり、先ほど写真を撮ったのはあの辺だろうか。海がキレイで透明度が抜群だ。



 高度を上げる毎に見晴らしが良くなり絶景が広がる。



 望遠でも撮影。



 右側に見えるのが大野亀ロッジで、食事も出来たみたいだ。



 ちなみに遊歩道はこんな感じで、中々の傾斜がある。あまり固くない部分もあったので、スニーカーでも少し辛いかもしれない。ちゃんとしたトレッキングシューズで来ることを推奨する。



 あともう少し・・・ 中々にしんどい道のりだった。これ以降は少し草の中を歩いたような気がする。



 頂上に到着した。少し息を整えて撮影開始。麓の遊歩道がハッキリと見える。



 先ほどの二ツ亀の写真と比べると高度を稼いだのが分かるだろうか。



 通ってきた道を見下ろす。こういうスカイライン感の道を走るのは気持ちが良い。

 絶景の大野亀を堪能した。ゆっくり気を付けて遊歩道を戻り、駐車場まで戻る。ツーリングマップルでは徒歩20分とあったが、ゆっくり写真を撮ったり休憩してちょうど1時間だった。



 大野亀を出発して、先ほどの展望台からも見えていた二ツ亀にも寄る。ここにはホテルも併設されていた。ここも麓まで行こうと思うと、中々の勾配を下らなくてはならなそうだ。



 看板と二ツ亀に近づいた。この角度だとあまり二つあるようには見えないが、大野亀からなら二つ見えたので、二つあるのは間違いない。



 たまに観光地にある、色んな場所への距離標があった。能登半島まで137kmというのは少し近く感じる。



 途中まで降りたところで、大野亀に行って疲れていたから、これ以上は行かなかった。ちょうど干潮時には二ツ亀に渡れるらしいが、これでは下まで降りたところで渡れそうにないからもう良い。と思ってしまった。

 二ツ亀も行く予定だったから、少し時間が余りそうだ。それだったら、もう1つの山の上にある展望を求めて、ドンデン山荘に行ってみよう。

 最北端の弾崎は11年前も来たので、今回はPass。今考えると、端っこマニアの私としては珍しい選択だったな、と思う。最北端は基本欠かすことが出来ない気がするが、この時は他の場所に行ってみたかったのだろう。

 今度は内海府海岸を見ながら走る。こちらだと本州を見ながら走ることになるが、やはり佐渡特有の景色ならば外海府の方が良いような気がする。

 県道45号佐渡一周線を両津市街近くまで走り、県道81号佐渡縦貫線に入る。この道もそこまで広い道では無かったが、バイクなので問題無い。



 山道を登り切り、ドンデン山荘の駐車場に到着。



 ここはキャンプ場もあるが、小さいテントが何個かある程度だった。



 両津市街と加茂湖を、白雲台とは違う角度で見られた。



 大野亀とかはあんなに良い天気なのに、大佐渡山地の南側には雲が多いみたいだ。これは少し悔しいが、大野亀等でピーカンに恵まれたのでこれ以上望むのは贅沢だろう。

 山荘なので軽食もあり、ソフトクリームのマークもあった。そういえば食べてなかったので注文しようとするが、やはりというかスジャータタイプだったのでガッカリする。たまにはスジャータでガマンするか、と思い食べた。味はまぁ良いのだが、スジャータだとソフトクリームと違って柔らかくないのでソフトクリームと思って食べるとえらい違いがある。

 それでも甘い物を食べられて満足。ドンデン山荘を降りる。これからは、姫埼灯台を通ってキャンプ場に戻るつもりだ。そうなると街らしい街が全く無いので、両津市街で買い出しをしておこう。

 A-CORPで買い出しを済ませる。両津市街を通過し、小さな市街を抜けると快走路が始まった。



 快適な道を走り、姫埼灯台入口に到着。これで国盗り姫埼灯台をGetし、佐渡島の国盗りを制覇・・・出来るはずだった。過去形にしたのは理由があり、それは後日談として最終日にでも記載する。

 もう少し行ったところにもキャンプ出来る場所があるのだが、少し荷運びが大変そうだ。HATINOSUとかの口コミでは、小排気量バイクなら乗入して設営している方も居るらしい。大型バイクだと少し勇気が居る車止めだが、セローなら何とかなりそうだな、とか思ってしまった。




 姫埼灯台は鉄造りの灯台としては、日本最古の灯台でもあるらしい。



 姫埼灯台を横目に進む。



 前もこのアングルで撮影した気がする。



 キャンプサイトがあったがバリケードで閉鎖されていた。ただ、とっくに5/31は過ぎているのだが、いつ開放するのだろうか。

 灯台資料館とかもあったが、いずれの建物も閉鎖されており時の流れを感じさせられた。11年前も建物はあったが中に入れなかったような気がする。

 これで今日はもう良いだろう。姫埼灯台を楽しみ、そろそろキャンプ場に戻ることにしよう。既に買い出しも終わらせているので、のんびり県道45号を走る。これでほぼ佐渡島一周が出来た。姫埼からキャンプ場までは、そこそこ狭い道も多かったが、バイクなので問題無い。



 17:00過ぎにキャンプ場に戻ってきた。流石土曜だけあって、昨日よりはテントがいくつか増えていた。でも全然余裕な状況だ。米を水に浸けてしばらくゆっくりする。キャンプではこの時間がたまらない。



 今回買い出ししてきた肉を焼く。



 ご飯も炊いて大変美味しくいただいた。



 食後に佐渡牛乳を飲んでみた。この独特なパッケージにそそられる。佐渡であれば色んなところで売っているが、中々美味しい牛乳だった。

 食後の一服を楽しみ、しばらく夜風に吹かれてゆっくりする。そして昨日と同じ温泉に行く。まだ日が出てたのでどこか夕陽が見れないかうろついてみたが、東海岸に居るため夕陽は全く見れなかった。意外と今日距離を走ったので、明日に備えて少し値段が高いが給油をしておく。

 夕陽は諦めて19:00過ぎにサンライズ城ヶ浜に到着。サウナ・水風呂もあって整える。温泉から出たら流石に真っ暗になっていたが、もう場所は周知なので暗い中でも問題無い。テントに戻り着替えて、昨日に続き薪を持参してきたので焚火をする。



 途中は撮らなかったが、燃え尽きた薪を撮影。今日も楽しく焚火が出来た。

 焚火を楽しんで空を見上げたところ、昨日より雲が少なく星空が広がっていた。折角三脚も持ってきているので夜景を撮影する。



 まずはキャンプ場の光景。昨日よりはテントが多い。



 今日は賑やかだ。でもうるさい訳でも無いので全く問題無い。



 本州側の街の光の上に、キレイな天の川を拝むことが出来た。

 佐渡島はキャンプ場も良くて、景色も道も良くて凄く気に入った。昼も夜も満喫して、佐渡島がお気に入りの島になった。11年前来た時はほぼ1日中雨だったし、約一周して戻ってしまったが、今回初めて佐渡島をゆっくり堪能することが出来た。

 22:00過ぎまで星空撮影を楽しみ、テントに入る。結構夜更かししてしまったので、もう寝よう。

 明日はPMに出港するフェリーに乗って、佐渡島を離れる。撤収含めても数時間あるだろうから、何をしようか。佐渡島を色々周ったところ、やはりコロナ禍のためかあまり観光客は多くはない。それだったら、ソロではあるがたらい舟にでも乗ってみようか。

 そんなことを考えながら眠りについた。

宿泊地:新潟県佐渡市 松ヶ崎ヒストリーパーク 無料
温泉:サンライズ城ヶ浜 400円

■関連ブログ

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目 佐渡島~静岡
Posted at 2022/02/13 23:11:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2020年06月19日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊

■2日目 6/19(金) 天気:曇り後晴れ
走行距離:148.7km



 新潟県上越市のホテルから、直江津港まで走る。佐渡汽船佐渡島小木港行きのフェリーに乗り、佐渡島上陸。



 その後佐渡島南側を周って、南岸のキャンプ場に泊まった。

 起床し、ホテルなので朝シャンを浴びて、前日調達した朝食を食べる。今日は、9:30発の直江津港佐渡島小木港行きのフェリーに乗る。ホテルから直江津港まで10分程度だと思われるので、8:00過ぎに出発すれば十分だろう。



 ホテルの窓から外を眺めると、分厚い雲に覆われていた。すぐそこに直江津駅があるので電車が見えた。少し路面が濡れていたので夜に雨でも降ったのだろう。屋根付きの場所に置けて助かった。



 雨雲レーダーを見ると、日本海沿岸から南側は広範囲で雨が降っているようだった。逆に言えば、私の周りだけ雨が降っていない。これは大変素晴らしい。

 準備を整えて、8:20にホテルを出発。途中に名橋CP「直江津橋」の近くを通りCPをGetした。直江津港に向かっていると、ほんの僅かだが雨がパラつきだした。港はすぐそこなので、何とか乗り切ろう。



 予想通り8:30に直江津港に到着した。



 まずは乗船受付をするためにターミナルに入る。中々年季を感じさせるが、こういう雰囲気も嫌いではない。

 窓口に行って受付しようと思ったが、記憶が曖昧ではあるが佐渡汽船では予約時にQRコードを発行してくれる。スマホで表示して、自動受付機で手続きが出来たような気がする。



 あっさりと手続きが終わったので係員の指示に従い、乗船レーンに並んだ。



 これから乗るフェリー「あかね」 双胴船と呼ばれるフェリーのようで、あまりこのようなタイプに乗ったことが無いが、日本ではあまり普及していないようだ。このフェリーはかなり高速出せるようで、新潟便より上越便の方が少し早く佐渡島に到着出来るらしい。

 余談だが、前回佐渡島に訪れたのは2009年の夏である。当時の家計簿を見てみると、ちょうど高速1,000円乗り放題の時期であった。佐渡島に行った大きな理由としては、当時は道の駅巡りをメインにしてて、佐渡島にも道の駅があるからである。確か、ちょうどその時高速1,000円に負けじと佐渡汽船フェリーも休日割でかなり破格なキャンペーンをしていたから、それに乗っかったという訳だ。

 今回は、国盗り・ハイドラ巡りが主な目的となるが、毎回何かしらの出掛ける目的を持って行っているのが良く分かる。2009年の7月くらいに当時のブログが残っていた。文面が若くて恥ずかしいのでリンクは貼りません。見たい方が居たら探してみてください。

 そのブログに、ちょうど14の倍数の歳に佐渡島に行っているようだ、と記録が残っていた。なので次回佐渡島に行くのは42歳の時か?なんて当時は書いてたが、それよりは早く再訪することになったが、似たような年齢にはなってしまった。当時はバイクに乗り出すなんて、微塵も思ってなかったなぁ。

 そんなことを思っていたら、乗船指示があったのでフェリーに入る。例によって、バイクは一番乗りのようだ。バイク専用っぽい場所があったので、そこに乗り付ける。



 飲料とカメラだけ持って客席に向かう。一番乗りで誰も乗客がまだ居なかったから、ここぞとばかりに船内を撮影して周った。



 こんな感じで、このフェリーはイス席がメインのようだ。確か、身障者 or 体調不良の方のための小さな座敷があった程度だと思った。ゴロゴロ出来ると思っていたが、そもそもこのイス席も指定席だった気がする。

 しばらく席に座ってゆっくりしていたが、乗ってくる人はまばらだった。やはりコロナ渦の平日ということで、人はあまり居ないようだ。

 そろそろ出港の時間になってきたので甲板に出てみた。事前調査でも分かっていたが、このフェリーは外で景色を眺めることが出来る場所が非常に少ない。外海に出るような普通のフェリーであれば、デッキがあってそこにベンチとかもあって海を眺めながらのんびり出来るのが大多数だ。

 ところがこのフェリー「あかね」は船体後方にほんのわずかなスペースがあるくらいで、横側とかも殆ど立ち入れない。人があまり居ないから良いが、普通の繁忙期だったりすると中々ゆっくり出港を見届けられないような気がした。



 係員の方々が手を振って見送ってくれている。



 ターミナルが離れていく。さらば本州!また帰る日まで、と言っても2日後には戻ってくるのだが。



 好きなフェリーの軌跡。妙高の山並みだろうか?雲が掛かっているので全容は見えなかった。



 それでも今から向かう佐渡島の北側は僅かながら青空が見えた。これは少しは期待出来そうだ。

 座席に戻ってしばらくゆっくり過ごす。相変わらず佐渡島でどこに行くかあまり決めていない。キャンプ場の候補地は佐渡島の南側なので、そこに連泊しようと思っている。Mustは国盗りとハイドラCPで、度津神社・道の駅・佐渡空港くらいだ。今日は南半分、明日は北半分を巡って、最終日はまた巡りの状況によって考えることにしよう。

 まず今日はどうしようか、小木港は佐渡島の南端なのでその周辺を巡ることにしよう。まずは、前に佐渡島に来た時にも行った沢崎鼻にでも行ってみようか。



 そんなことを考えていたら、佐渡島が見えてきた。雲はあるものの、青空も見えて十分な天気。昨日の予報だと曇りで夜から雨であったが、とりあえず当面は降りそうにない。雲を見ながらキャンプ場に行くことにしよう。何とか雨が降る前にテントを張りたいところだ。



 車両甲板に戻るようにアナウンスがあったので、準備を整えて甲板に降りてきた。このように、ここ一角はバイク専用の置場のようだ。



 時間があったので、周辺を見回すと日が差していた。客席にはあまり人が居なかったが、車両はそれなりに乗っていた。しばらく待ってようやく下船案内が出たので、11:20頃佐渡島にバイクで初めて降り立った。まずは国盗りをして、小木の空をGet出来た。

 まずは良い時間になっているので昼食を取りたい。周辺を検索してみる。



 「まつはま」という店があったので入ってみた。平日のためかお客さんはあまり居なかった。



 島ということで刺身定食にしたが、十分なボリュームがありとても美味しかった。

 お腹を満たしたところでいよいよ本番のツーリング再開。まずは最西端の沢崎鼻灯台に行ってみよう。ここで佐渡島に着いた時は雲が多かったが、次第にピーカンになってきた。天気予報は曇りだったが、素晴らしい方向で予報が外れてくれた。折角離島まで来ているのだから、やっぱり晴れてくれた方が嬉しいに決まってる。テンションも上がり佐渡の風景を見ながら走る。



 沢崎鼻灯台に到着。御覧の通り青空が広がっている。



 標識を撮影。地図の通り、佐渡島は"S"字の形をしているが、その南端になり端っこマニアとしては嬉しい限り。



 緑の芝生と青い海を背景に、白亜の灯台が絵になる。



 早速島らしい海の風景が素晴らしい。周辺をしばらく散策する。



 海がとても澄んでいる。



 広場があって、何だかここでもキャンプが出来そうな感じだ。炊事場が無いので少し厳しいが。



 沢崎鼻灯台を楽しめた。次に、ここから北側の海岸線を抜けれる道が、ツーリングマップルオススメルートになっていたので行ってみたが、通行止めになっていたので泣く泣く引き返す。



 引き返した道が少し登っていたので、先ほど居た沢崎鼻灯台を見下ろせたから停まって撮影。



 もう少し降りたところでバイクと背景に灯台を撮れそうな場所があったので、また停まってみる。



 人工物は風景には邪魔になるケースがあるが、灯台は個人的に景色にアクセントを加えてくれると思っているので好きな建造物の1つだ。

 海岸沿いを走れなかったので、小木港への道を戻る方向に向かう。ツーリングマップルで「散策がおすすめ」と書いてあった宿根木集落に行ってみようかと思った。



 バイクを駐車場に停めて、宿根木集落を散策。高台から集落を望む。



 味のありそうな公会堂があった。



 こんな感じの古い町並みを眺めながら散策してみる。



 木の壁が良い雰囲気。



 海沿いだからか、黒の塗料が塗ってある家もあった。



 集落を抜けると海岸に出た。平日のためか観光客は殆ど居なかった。



 少し小さいが、あの郵便局の看板がレトロで良い。



 先ほどの郵便局が移転しているのだろうか。ここが宿根木集落の観光駐車場になっていたが、郵便局もそれっぽい造りになっていた。

 最近は走ってばかりも何なので、こういった散策もよくしている。そのためにはバイク用のブーツだと歩きにくいので、トレッキングシューズが非常に役立つ。



 宿根木集落を散策後は、すぐ近くにある千石船が復元展示されているらしい、佐渡国小木民俗博物館を訪れる。コロナ対策で、連絡先などを書いた気がする。入館料500円払って入る。



 まずはミニチュアの千石船が展示されている。何故これを出したかというと、復元千石船は大きすぎて全容が分からないから、これも紹介しておく。



 早速これが目玉の千石船だ。かなり大きくて圧倒される。



 少し高い所から見れる渡り廊下が巡らされていた。ここも木製なので雰囲気がある。



 先ほどとは角度を変えて。ここも例に漏れず誰も居なかった。



 この千石船は「白山丸」と名付けられていた。てっきり千石米を積載出来るのかと思ったら、その半分くらいしか積めないらしい。



 天井が何となく気に入ったので撮影。天窓から日が差してシンメトリーで良い感じ。



 側だけでなく、中も忠実に再現されている。



 千石船を観察した後、博物館内を見て周った。千石船以外特にめぼしいものは無かったが、このレトロな雰囲気の館内が目を引いた。

 博物館を満喫して出発。最初は青空が広がっていたが、この辺りから雲が増え始めた。予報通り夜から雨が降る可能性があるので、そろそろ潮時かもしれない。なので、雨が降る前にテントを張るべくキャンプ場に行くことにしよう。

 小木港を通り過ぎて、県道45号佐渡一周線に入る。この県道は日本一長い県道だそうだ。その名の通り、佐渡島をほぼ一周しており佐渡島の大きさが良く分かる。本土四島と北方領土を除くと、沖縄本島の次に大きい。

 県道45号をしばらく走ると赤泊の集落についた。国盗りをGetして、ここにA-CORPやガソリンスタンド、日帰り温泉でもあるホテルも見つけた。赤泊から15分くらい走ると、鴻ノ瀬鼻があった。初めて訪れるキャンプ場なので、事前にGoogleストリートビューで予習していたから、すぐキャンプ場が分かった。14:00過ぎにキャンプ場に到着した。

 堤防沿いに通路がありそうだったので、そちらに行った方が荷運びが楽だと思ったので、そちらにバイクを乗り付ける。

 キャンプ場には1つだけテントが張られていた。日本海を見渡せる大変ロケーションの良いキャンプ場だ。炊事場とトイレの場所を確認して、便利で展望が良い場所を探す。サイトにはテーブルやイスもあって、荷物の一時置きも出来るし非常に便利そうだ。

 設営地を決めてテントを張る。連泊するのでタープも張る。



 新潟県佐渡市松ヶ崎ヒストリーパークをキャンプ地とする!クルマなら少し荷運びが遠いが、バイクなら車止めを抜けれるし、堤防沿いにも出れるから、荷運びも楽だ。日本海の展望も良く、トイレも水洗でウォシュレットまで付いてるし、東屋もあってこれで無料とは文句の付けようが無い。これで徒歩圏温泉なら100点満点だが、バイクで10分程度の場所にあるし、流石にそこまで求めるのは贅沢というものだろう。



 キャンプ場に灯台があるところは、珍しいのではなかろうか。



 堤防沿いにも通路があったので、今回はそちらに乗入れたのだが、今度は正面から入ってこれば良いだろう。

 HATINOSUで調べた限りでは、強制ではないが番所に料金箱が置いてあり、気持ちで良いので入れるように、と書いてる人が居たが、番所に鍵が掛かってて入れなかった。

 イスを出してキャンプ場でゆっくりする。やはりこの時間は至福の時だ。

 しばらくゆっくりしていたが、雲は多いものの雨は降りそうにない空だった。最新の天気予報を確認したところ、雨マークは消えて曇りの予報になっていた。

 これだったらまだ時間もあるし、少し周辺をうろついてみよう。15:30頃キャンプ場を出発する。

 赤泊の集落まで戻って県道65号に入って内陸に向かう。ハイドラを見たところ、所々にダムのCPがあった。折角佐渡島に来たし、天気もあまりよくないのでこういう時はCP巡りだ、ってことで少しだけ巡る。ダムCPを2つ取り、ツーリングマップルに載っていた太郎杉公園がすぐ近くだったので行ってみよう。



 太郎杉公園に到着。日本一大きな杉の切り株があるらしい。



 新緑が美しい緑一杯の道を登って行く。



 すると何やら建物があった。切り株があるはずだが、建物があるとは思わなかった。中に入ってみると、この建物の理由が分かった。切り株の保存のためのようだ。



 写真では全く伝わらないと思うが、確かにこれは巨木の切り株だ。物凄く圧倒された。所詮切り株でしょ、と思っていたが、これは一見の価値はある。



 太郎杉の説明板。切り株保存のために建物まで建てさせるのだから、樹齢は2100年以上だったようだ。

 思った以上に楽しめた太郎杉公園を出発。またダムをちょこちょこ回りながら進む。1か所砂利道の先にCPがあったが、しばらく行っても取れなかったので諦めて引き返すことにした。セローで今度は来てみたいな。



 ダムを巡りながら、佐渡島の北岸に出たら真野宮の国盗りをGet。国道350号から県道456号から81号を走って度津神社に到着。神社CPをGet出来た。



 折角なので参拝しておく。羽茂の国盗りをGet出来た。

 これで今日はもう良いだろう。キャンプ場に戻って食事にしたいところだが、ここからだとキャンプ場へ戻る途中で温泉・スーパーがあるので、先に温泉に行こう。A-CORPの営業時間を調べると、やはり早く閉店してしまうので、先に買出しをする。そして島のガソリンは高いので、大して入らないだろうが給油
しておいた。これで、ガソリンを気にせずに本州へ戻れる可能性が出てくる。



 給油を済ませてサンライズ城ヶ浜に到着。ホテルだが日帰り温泉もあるので大変ありがたい。しかも400円と格安だった。露天風呂は無いが、内湯から日本海も見渡せて良い展望だった。サウナ・水風呂もあって整える。

 19:00過ぎにサンライズ城ヶ浜を出発。夏至の時期なのでまだ十分明るい。何とか真っ暗になる前にキャンプ場に戻れそうだ。キャンプ場までバイクで10分程走って戻ってきた。もう1つのテントの方も戻ってこられていた。



 ギリギリ夕暮れが見れたので写真を撮る。米を水に浸けていたので、早速夕食の準備をする。



 A-CORPで購入した肉を焼く。



 ご飯も炊いて美味しくいただいた。

 食後の一服を楽しみ、しばらく夜風に吹かれてゆっくりする。その後、薪を持参してきたので焚火をした。



 灯台を背景に焚火を撮影。そこまで寒くはないが、やはり焚火は楽しい。

 焚火を楽しんで空を見上げたところ、少し雲があるものの星空が広がっていた。曇っていたが、明日以降は晴れの予報だったので先に雲が晴れてくれたのだろうか。折角三脚も持ってきているので夜景を撮影する。



 まずはキャンプ場の光景。海の向こうは本州の街の光が見える。



 雲があるが、微妙に天の川も見えた。

 

 今度は北岸方向を撮影。 



 佐渡島方面はあまり街明かりが無い。

 22:00過ぎまで星空撮影を楽しみ、テントに入る。結構夜更かししてしまったので、もう寝よう。

 明日は、とりあえず佐渡島を一周したい。あまり決めてないが何となく目ぼしいところを見つけながら周って行こう。そんなことを考えながら眠りについた。

宿泊地:新潟県佐渡市 松ヶ崎ヒストリーパーク 無料
温泉:サンライズ城ヶ浜 400円

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Posted at 2022/02/12 22:27:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記
2020年06月18日 イイね!

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 1日目 静岡~新潟県上越市

 2020年の話だが、6月に休みが取れたので佐渡島へ行ってきた。当初は旅の記録をアップロードするつもりは無かったが、ここ最近島旅にハマっている。なので、島旅のブログカテゴリーを作ろうと思った。

 そうなると、この旅の記録は是非とも作りたい、と思った。年月が経っているので記憶も曖昧な所が多いが、タイムラインと写真の記録から作ってみたいと思う。

 いつも通り備忘録を兼ねているので無駄に長いです。時間の無い人は写真だけでも是非見てってください。



■1日目 6/18(木) 天気:曇り
走行距離:369.5km

 自宅から、山梨県韮崎・清里、長野県野辺山高原・佐久を通り、長野市に出て松代城を観光した。その後長野市を北上してハイドラCPを巡りながら、新潟県に入った。その後春日山城跡を観光して、All下道で新潟県上越市まで走った。

 2020年は全世界を新型コロナウイルスに侵略された。既に旅の記録をアップロードしていて何だが、GWは緊急事態宣言解除間近に四国へ出掛けた。その後も、会社の業績悪化のため休業日が月に何日か設けられた。

 もう社会人もそれなりにやってきてて、何度か不況になるイベントが発生している。2008年のリーマンショック。2011年の東日本大震災と、その度に休業が入ることがあった。

 その当時は当然給料も今より安くて、あまり貯金も無かったからかなりヒマな休みを過ごしていた。ただ、今はそれなりの立場になったこともあり、蓄えも少なからずある。休業してしまうと当然給料は下がってしまうが、堂々と休みを取れるのは大変良い。このような状況は次の不況が来るまで無い、と思ったから感染対策を十分した上で出掛けていた。

 5月に能登半島。6月頭には紀伊半島にそれぞれキャンプツーリングに行った。何だかんだで当時はコロナ患者も段々少なくなっており、いよいよ最後まで出ていた首都圏の緊急事態宣言も解除される見込みが出て、お出掛け解禁のムードが漂っていた。

 そんな中、6/18(木)の休業が決まった。我が社は6月で期が切り替わるので、恐らくそのためだと思うが6/19(金)は稼働日だった。ということは、ここを休めば4連休が確保出来る。という訳で休むことにした。

 4連休有ればそれなりの場所に行けるので、どうしようか検討したところ、佐渡島に行ってみたいな、と思い場所を決めた。まだ国盗り・ハイドラCP巡りが残っているので、ちょうど良い。

 まずは島に渡るフェリーを調べる。佐渡島へ行くカーフェリーは新潟県上越市と新潟市から出ている。静岡からは上越市の方が近いので、そこのフェリーのダイヤを調べた。新潟市からと比べて便数が少ないが、上越市からでも1日2便で出ていたので何とかなりそうだ。

 次に宿だが、行きの上越市からのフェリーはAM・PM便となる。例え高速を使ったとしても、PM便に乗船するのは何とかはなるが、平日で高い高速料金を掛けてまで乗る価値があるか、と言われると微妙だった。3日しかないのであれば時間をお金で買うが、今回は4日ある。それであれば、下道を使って上越まで行って泊まり、翌朝AM便を使った方が良いと考えた。なので、初日は上越周辺に泊まる必要がある。

 上越周辺を探してみたら、良さそうなキャンプ場が見つかった。しかし、このご時世のためか新潟県民以外の利用お断り。と出ていた。それなら仕方がないので、ホテルに泊まるしか無いだろう。

 本番の佐渡島だが、前にも色々調べたことがあったが、佐渡島はキャンプ場も豊富にあり、無料な場所もいくつかあった。特に県外者の利用制限情報も無かった。今回4日休みが確保出来たので、佐渡島に2泊出来る。それだったら初日はホテル泊になるが、2泊出来るならテントを持って行く意味が大いにあるので、佐渡島はキャンプで過ごすことにしよう。

 という訳で、色々考えた結果以下のような計画を立てた。

6/18(木) 静岡~新潟県上越市までAll下道で行き、ホテル泊
6/19(金) 朝一のフェリーで佐渡島に渡り、佐渡島南半分を巡り、キャンプ場泊
6/20(土) テントを張りっぱなしで佐渡島北半分を巡り、キャンプ場泊
6/21(日) テントを撤収し、PMのフェリーで上越市に戻り、高速で一気に静岡

 緊急事態宣言解除のため、ちょうどこの週末から高速道路休日割が再開する。最終日はなるべく早く帰りたいため、躊躇無く高速を使えるから大変ありがたい。

 一応今回会社稼働日がこのような状況だったので、皆も休みやすいかと思い、よくツーリングに行く友人を誘ってみた。しかし、1人は予定があり、もう1人は休養日が欲しいからキツイ。と断られた。私も本音で言えば休養日は欲しい。でも、休みが限られているからそんなことを言っていたら遠くに行けないため、休み明けの仕事を頑張っている。かなりしんどいのは事実ではあるが、そのために仕事をしているので割り切って頑張るしかない。

 計画は出来たが、後は天気予報がどうなるかだ。あまりにも悪いと中止したいので、ホテルもフェリーも予約は後で良いだろう。このコロナ渦だから、空きも十分ありそうだ。

 期日が近づいてきたが、6月下旬本州は梅雨真っ只中なので、本州側の天気予報は良くなかった。ただ、佐渡の予報だけは中々良かった。19日(金)佐渡島初日は曇り時々雨だったが、それ以降は晴れマークがあった。梅雨前線は南から北上するため、まだ日本海側はこれから本格的な梅雨と言ったところなのかもしれない。

 これなら勝負できる、と判断してホテルとフェリーの予約を済ませた。本州側は所詮移動なので、カッパを着て行けば良い。後は当日どうなるかに期待しよう。


 相変わらず前置きが長いが、準備段階の記録はしっかり残しておきたいので、ご了承願う。前日の仕事を終えて、キャンプ道具の準備をして寝た。

 4:30頃起きる。夏至の時期で1年で一番日が長い時期だから、少し明るくなり始めていた。朝食を済ませて洗濯をし、天気予報を確認したが何とか曇りになっていた。バイクをガレージから出してキャンプ道具を積む。

 6:30頃静岡の自宅を出発する。平日だし、今日は移動日なのでひたすら下道を走るつもりだ。国道1号をひたすら走って、静岡市興津から国道52号に入って北上。山梨県に入ったところで、富士川の対岸にある県道10号に進む。

 ここで1つ大変な忘れ物をしてしまったことに気付く。何とマスクを持ってくるのを忘れてしまった。これではどこにも入ることが出来ない。

 不幸中の幸いとして、この頃にはもうマスクは安定供給されていたので何とかなるだろう。5月くらいだったら、中々入手出来なかったから大変だった。コンビニでも良いが、沿線上にドラッグストアがあればそちらの方が安いだろうから、ドラッグストアを探す。

 出発したばっかりでまだ元気があるから、あえて特別にドラッグストアを探さず、交通量の少ない道を走る。無料である中部横断道 下部温泉早川IC~六郷ICまでは快適に移動。そこからいつも通っている広域農道を通って韮崎の国道20号から141号に入った。

 国道141号沿いにドラッグストアがあったので、無事にマスクを購入出来た。これで何とか屋内に入ることが出来る。今でこそ、密封出来るポリ袋にマスクを入れて、私が持ち歩くバッグ全てにマスクは入れているが、この当時はそこまでしていなかった。

 懸念も晴れたところでツーリング再開。国道141号を走り続けて清里の高原風景を見つつ、北上して長野県に入った。野辺山高原は少し寒かったが、6月ではあるものの佐渡も暑い予報は出てなかったので、3シーズンジャケットだったから問題無い。
 
 八ヶ岳を見ながら快適に走り、小梅のセブンイレブンでコーヒー休憩をする。八千穂高原ICからは無料の中部横断道に入って、上信越道の直前である佐久北ICまで快適に走る。そこからは浅間サンラインを西に走る。

 そろそろ良い時間になったので昼食にしたい。パッと思いついたのが、道の駅雷電くるみの里があるな、と思ったのでそこで昼食にしよう。



 11:20頃道の駅に到着。ざるそばを美味しくいただいた。

 お腹を満たしたところで一服休憩して、道の駅を出発。浅間サンラインから県道4号で真田までショートカット。そこからどうしようかと思ったが、天候も持ちそうだったのでハイドラCP巡りを進める。真田から県道35号を通って長野市へ向かった。途中サーキットCP「スポーツランド信州」の横を通ってCPをGetした。

 そこから長野市に入って道を下って行くと、名城CP「松代城」へ向かった。折角なので見学して行こう。



 13:00前に松代城に到着。



 味のある橋を渡って城内に入って行く。



 石垣と堀の感じが中々良い。



 再建だろうが門の重厚感が堪能出来る。



 信長の野望とかをやっていると、松代城と言われてもピンと来ないが、海津城と言われるとハイハイ、となる。何となくは知っていたが、松代城の旧称は海津城のようだ。



 周囲は公園として整備されており、芝生の緑が目に優しい。



 あれは土塁だろうか、城らしい機構が残っているのか、再現なのかは分からない。



 石垣と門を合わせて撮影。



 信州の山並みが見渡せながら城の雰囲気を味わえる。



 入口に戻ってきた。天守等は無かったが、入場も無料で城の雰囲気を味わうことが出来た。

 松代城を巡ったところでツーリング再開。近くのGSで給油を済ませてバイクのお腹も満たしてやる。国道18号に出て千曲川を渡る。長野市北部に動物園CPがあったから、ついでに寄って行く。長野駅近くから線路を越え、善光寺近くを通りながら動物園CP「城山動物園」に少し入って折り返す。

 県道37号をひたすら北上して、再度国道18号に合流した。道の駅「しなの」で休憩し、ソフトクリームを食べる。

 休憩を済ませて、国道18号を進む。ようやく新潟県妙高市に入った。時間にも余裕がありそうなので、ツーリングマップルでオススメルートになっていた、赤倉温泉方面へ寄り道した。あまり記憶が無いが、天気も良くなかったから、特にめぼしい風景も無かったのだろう。どこにも寄らずに国道18号に戻った。

 妙高市から上越市に入ったところで国道18号は高架になり、高速のような流れになったので順調に進む。まだ十分時間がありそうなので、もう1つ寄り道するため名城CP「春日山城」に向かった。途中コンビニでコーヒー休憩をする。



 春日山神社駐車場に到着した。



 いきなり中々の階段が待ち構えていた。今回佐渡島でも歩けるように、トレッキングシューズを履いてきたので何とかなるだろう。



 若干息を切らしながら登り切ったところに春日山神社があった。



 新緑に包まれた神社境内を撮影。



 元上杉謙信の居城らしく、毘沙門天の頭文字のゼッケンを付けている。



 駐車場を見下ろす。雲が多いので展望は得られなかったが、上越の街が見えた。



 上杉謙信公の銅像。軍神と呼ばれた勇ましい姿だ。



 この道を上っていけば山頂に行けて本丸跡がある。以前佐渡に来た時にも春日山城に来て、本丸跡山頂まで行ったことがある。眺めは良いが、城跡なので特に何も無かった記憶がある。こんな天気だし、春日山城CPは既にGet出来ていることは確認済なので、本丸までは行かなかった。



 それでも春日山神社の厳かな雰囲気を楽しめた。

 春日山神社を後にする。近辺にいくつか博物館があったが、もう17:00近いので軒並み営業時間が終わっていた。後は、海沿いに上越市立水族博物館があるので、そこでノルマは終了。水族館CPをGetして、今日ホテルは素泊まりの予約にしていたからコンビニで翌日の朝食を調達して、本日の宿ホテルアルファーワン上越に到着した。



 事前にGoogleストリートビューでピロティにバイクを置けそうだな、って思っていたが、ホテルに入ってそこに置こうとすると、従業員の方が出てこられて誘導された。屋根付きの場所に置けるのは非常にありがたい。

 実はこのホテル、2015年に北陸新幹線の開業に伴い、北陸本線が第3セクター化される前に青春18きっぷで駅CP巡りをした際にも、泊ったことがあるホテルだ。前述のコンビニも、同じところで買出しをした記憶がある。

 手指消毒をしてチェックイン。ようやくバイクウェアを脱いでリラックス出来た。まずは夕食にするが、周辺に良い所が見当たらなかったので、ホテル併設の居酒屋に行くことにした。

 日本海側らしく魚を食べたいが、それに合う酒は日本酒だと思う。酒の肴、というのは正直私には全く分からないのだが、唯一分かるのが魚と日本酒だ。



 ただし、下戸なので1合も要らない。ここは珍しく1杯単位で注文できたから、日本酒でも飲んでみよう。



 刺身を肴に日本酒を美味しくいただいた。部屋に戻りしばらくゆっくりして酔いを醒ます。



 テレビを見ていたが、流石にローカル枠だと新潟県の予報が詳しく出ていた。午前中は何とか持ちそうだが、午後には雨が降りそうだ。佐渡は天気予報の傘マークが小さいので、何とか持って欲しい。

 酔いも醒めたところでどうやらホテルには無いが、歩いてすぐの所の大浴場を無料で利用できるらしい。2015年に泊った時には利用しなかったので、見落としたのか新しいサービスかは分からないが、ホテルの風呂は狭いから是非入りに行こう。



 浴場というより、地域のコミュニティセンターみたいな感じだった。ホテルのフロントで利用したい旨を告げて利用券を貰って無料で入れた。やはり足を伸ばせて風呂に入れる方が疲れも取れる。

 早速風呂に入って汗を流してサッパリ出来た。

 明日は、朝9:30に直江津港発佐渡島小木港行きのフェリーに乗る。ホテルから直江津港は10分くらいだろうから、買出しもしているし朝はゆっくり出来そうだ。

 今日は予報は悪かったが、結局雨は降らなかったので助かった。佐渡島に訪れることを楽しみにして、眠りについた。

宿泊地:新潟県新潟市 ホテルα-1新潟 4,750円

■関連ブログ

2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 2日目 新潟県上越市~佐渡島南部周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 3日目 佐渡島周遊
2020年6月 佐渡島ソロキャンプツーリング 4日目 佐渡島~静岡
Posted at 2022/02/11 22:21:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 島旅 | 日記

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