
■2日目 8/9(日) 天気:晴れ後曇り
走行距離:446.0km
小樽から定山渓温泉へ抜けて、中山峠を越えて羊蹄山の麓へ行き、支笏湖畔を通って千歳を抜けて、国道274号で日勝峠で日高山脈越え。そこから帯広近くの観光地を巡り、晩成温泉まで走った。
小樽港へ定刻の4:30に到着。小樽港フェリーターミナルと小樽の街が見えてきた。

2年前は、余裕の雨だったなぁ。と思いだしながら、今回はまぁまぁの空模様の様子。

2年前は雨だったし、去年は夜の出入港だったのでうまくフェリーとの北海道上陸記念写真が撮れなかったが、今回はようやく成功。

記念写真を撮ってこの日どうするか模索する。北海道はキャンプ道具さえ積んでいれば、格安極上キャンプ場が至るところにあるから、去年くらいから計画を全く立てないようになっていた。どうせ立てても、天気等ですぐ変わってしまうので全く意味が無いしw
とは言いつつ、当初はオロロンラインを通って道北へ向かう予定だったが、道北よりも帯広周辺の方が良い天気予報。というわけで、帯広方面に向かうことにしたが、それでもピーカン照りとまではいかなさそうだったので、こういう時にはハイドラのCP巡りだと考えて、中山峠の道の駅に向かうことに決めた。

まずは、朝里川温泉を超えて定山渓方面へ。ここに朝里ループ橋があり、頂上で朝里ダムの傍らに展望公園があったので寄ってみて撮影。途中のPAにはライダーがテントを張って休んでおり、早速北海道らしい光景を見られた。

雲が多いかと思ったが、すっかり良い天気になってきた。
定山渓までは殆ど交通量が無い道を快適に進む。北海道はこれだから良いんだよなw そして、定山渓に出て国道230号に合流し中山峠へ向かう。さすがに、札幌からニセコ・及び函館方面の最短路でもあることから交通量はそこそこあるが、それでも流れは本土と比べると段違い。何より道幅が広いので走るのがとても楽チン。

中山峠の道の駅「望羊中山」に到着したところ、羊蹄山が雲海というか低い雲に覆われて山頂だけピョコンと出てたので撮影。その後、麓に行ってみたら曇りだったので、本当に低い位置にだけ雲が出てたんでしょう。

愛車とも撮影。

早速初日から望遠レンズを取り出したいと思うような景色を見られたことに感謝感謝。
ここで写真を撮ってたら、「あの看板邪魔だよね~」ってクルマの旅行をされてる方が話しかけてきてくれて、またもや北海道に来ていることを実感する。
洞爺湖方面へ下っていき、晴れてたら羊蹄山周りをグルグルしても良いかと思っていたが、先ほど述べたように、羊蹄山近辺は完全な曇りで羊蹄山も完全に隠れていたので断念する。予定通り、帯広へ向かうことにして支笏湖畔へ抜けた。また晴れていたら絶対行かないような、千歳と恵庭の道の駅CPもGET。
しかし、この間は朝早いせいか気温は18℃程度であり、バイクで走っていると寒くて困った。8月にそこまで標高が高いところでも無いのに、寒いを経験出来る北海道はやはり面白いw 日本も狭いようで広いなぁ~って思った。
恵庭から北へ向かい、国道274号に合流して東へ向かう。途中日高のホクレンで黄色フラッグを手に入れようとしたが、日曜で閉店しており大ショック! ガソリンには余裕があったので良かったが、黄色は道南よりなので初日に手に入れないと結局ズルズル引きずる気がする・・・って思ってたら、案の定手に入れたのは最終日となってしまった。

日勝峠は今まで何度か超えたが、晴れてたことが1度も無かった。しかし、この日は珍しく晴れてて初めて展望台へ行ってみることに。十勝平野が見渡せて、「あぁ、ここってこんな感じの景色だったんだ~」なんて思ったw そこでも老夫婦が話しかけてきて、「晴れた日勝峠は初めてです」みたいな会話をした。
日勝峠から広大な十勝平野の写真を撮り、帯広へ向かう。途中のホクレンで緑色フラッグを手に入れた。ここでは日高山脈を境に色が変わるみたい。良い時間になってきたので、3度の北海道で今まで食べたことが無かった、帯広で豚丼を食べようかと思った。どの店がオススメかよく分かんないので、Google先生に聞いてトップに出てきた店にした。 さすがの自分も街中の細かい所は厳しかったので、スマホナビを使い進む。すると、他の4台くらいのマスツー組の流れに入ってしまい、若干気まずい想いをしてしまったw どうやらこのマスツー組も同じ店を目指しているのかな?
店が見えてきたが、何と日曜定休日だった・・・orz 予想通り、マスツー組は路駐してどうするかを話している感じ。自分もとりあえず、すぐ近くのコンビニに止めて再検索。

もうどこでも良かったので、現在地から一番近そうなぶた八さんを目指したところ、ここはちゃんと空いていてくれた。

さて、どれにしようかな?やはり一番デカそうな一郎にすべきかなw

ってことで一郎にしてみた。

美味しそうに撮(ry
確かに大きかったが、想像以上ではなく普通に美味しくいただけました。ここは、食後のコーヒーがセルフサービスだったので非常にありがたい。コーヒーも飲めて満足満足!
次に、一度行ってみたかった旧広尾線の愛国・幸福駅に行くことに。ここは、廃線寸前の状態であったが、「愛の国から幸福行き」という切符が大人気となり、入場券がバカ売れしたところのようで、自分も惹かれるものがあり行ってみた。

まずは愛国駅。早速、キャッチフレーズが書かれたモニュメントがお出迎え。

でも、ここはSLが展示してあるくらいで、特に大したことはないかな?って思った。思いっきり周囲は住宅街だったしw こんなものかな?って思いながら、あまり期待せずに幸福駅にも到着。

するとここは、住宅街でも無く、隣には北海道らしい風景が広がっておりとてもキレイ!

今ではあまり見なくなったディーゼル電車と。駅内には切符がたくさん貼ってありました。
撮影を楽しんで、駐車場に戻るとライダーが居たのでしばし話し込む。さすがに北海道とは言え、帯広は暑い方だし3シーズンジャケットを着たままだったので、かなりの汗をかいてしまった。でも本土だったら、こんなことしてたら熱中症でぶっ倒れそうw
ライダーとの話も終わり、今晩の宿をどこにするか考えた。事前に何となく泊まってみたいキャンプ場を思い浮かべたところ、ここから太平洋側にある晩成温泉キャンプ場にしようと思った。ここは近くに商店はおろか民家すら無さそうだったので、忠類のコンビニで買い出しを済ませて向かう。
内陸は良い天気で暑かったが、海に近くなると海霧の影響か曇り出して一気に気温が下がって寒いとまではいかず、非常に快適な温度となる。幸福駅から忠類経由で1時間程度で晩成温泉に到着。
ここは、町営のキャンプ場自体は閉鎖されたとのことだが、温泉を利用すれば空き地にテントを張っても良いとの事前情報を入手していた。去年にクッチャロ湖・初山別のキャンプ場で一緒になった札幌のライダーからも、ここは泊まれる、と言っていたが行ってみたら普通に何人かテントを張っていた。コンビニ等はかなり遠いけど、温泉はすぐ横だし、太平洋も見渡せて中々良さそうなキャンプ場だ。トイレが仮設トイレしか無いのが微妙なところだが、海沿いで気温が上がらないためか匂いもキツくなく、芳香剤も置いてあったのであまり抵抗は無い。

テントを張って、本日は晩成温泉キャンプ場をキャンプ地とする! 食事をしてしばらくしてから温泉に行ったが、500円でフェイス・バスタオル付で、汚れ物も出ず大変素晴らしい!もちろん泉質も良く、暗くなってから行ったが、太平洋も見渡せて景観も良さそう。是非明るい内に入ってみたいなって思った。
フェリーが4時30分小樽着なので、3時過ぎには起きてたからこの日は21時過ぎに就寝。
宿泊地:北海道大樹町 晩成温泉キャンプ場 無料
温泉:晩成温泉 500円(キャンプ場すぐ横)
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